From Paris/パリDAC通信第28号


2004年12月14日

DACシニアレベル会合(SLM)

12月8-9日、DACシニアレベル会合(SLM)が開催され、援助効果向上、ODA定義問題、2005年の開発関連のイベントに関する議論が行われました。

援助効果向上に関しては、来年3月のパリ・ハイレベルフォーラム(HLF)に向け、DACメンバーの援助効果向上に関する取組みの進捗状況に関して意見交換が行われ、DAC援助効果作業部会による作業等の様々な努力が進んでいるものの、その進度を速める必要があるとの意見が多く出されました。これに基づき、HLFではドナーと途上国がパリ宣言を採択し、モニタリングが可能で(数を絞った)指標付の行動計画を約することが確認されました。

2005年の開発関連のイベント(国連ミレニアム宣言レビュー会合等)については、DACだけでなくOECD内部の関連部局(農業、貿易、投資等関連の委員会)と協力して、OECD全体で貢献を行うことが確認されました。

なお、引き続く12月9−10日にはDACとTransparency International(NGO)との共催で、DACパートナーシップフォーラムが開催され、途上国における汚職に関する議論が行われました。援助関係者(援助実施機関や援助業界の企業を含む)による汚職の可能性、援助そのものによる汚職触発の可能性やその解決方法等につき議論が行われました。


(パリDAC通信担当 寺門雅代)


バックナンバー
2004年11月16日第27号「開発援助における評価の方向性
2004年10月29日第26回「ローマ調和化宣言」のその後−パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その4 調達キャパビル)−
2004年10月15日第25回『ニカラグア通信:現場から見た調和化・アラインメント
2004年10月1日第24回「DACアウトリーチ戦略−対外協力関係の今後−
2004年8月10日第23回「ローマ調和化宣言」のその後−パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その2 開発成果マネジメント)−」
2004年7月28日第22回「ローマ調和化宣言」のその後−パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その1)−」
2004年7月12日第21回「ODAでCO2排出権を買えるのか?」
2004年6月12日第20号MDGsへの貢献はどう図るべきか?
2004年5月30日第19号「対フランス援助審査」

2004年5月18日第18号「OECD閣僚理事会(5/13-14)」
2004年5月4日第17号 「援助量と援助効果の向上」

2004年4月18日16号「DACハイレベル会合 報告」
2004年4月6日15号「DACハイレベル会合(4/15-16)・予告編」

2004年3月14号


2003年12月13号
2003年10/11月12号
2003年7月21日11号

2003年7月7日10号
2003年6月22日9号
2003年6月9日8号
2003年5月5日7号
2003年4月28日第6号
2003年4月17日第5号
2003年4月7日第4号
2003年3月31日第3号
2003年3月24日第2号

2003年3月10日第1号

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