Feb 22: Trade & Dev, Education, Dev Professionals, NGO, Africa, WTO, SWAp, ODA Council, BBL Schedule

Date: Saturday, February 22, 2003 11:41 AM

ワシントン DC開発フォーラムの皆様

今回のご連絡(2/22付)は次の8点です。

【1】 次回・次々回のBBLのご案内:貿易と開発(2/26)、教育(3/3)
【2】 前回のBBLのご報告:開発支援のための人材(2/19)
【3】 地球に乾杯!NGO:ボランタリーセクター/パートナーシップ事業/
英国シンクタンク
【4】 アフリカ・ネットワーク:フランス・アフリカ首脳会議他
【5】 T&D Net:WTO東京非公式閣僚会合、アジア・アフリカ貿易他
【6】 セクター・ワイド・アプローチ:JICAセミナー報告(2/4)
【7】 ODA総合戦略会議:第8回会合開催(2/26)
【8】 2〜4月のBBL日程(新規日程も掲載しています)
―――

【1】 次回・次々回のBBLのご案内:貿易と開発(2/26)、教育(3/3)

2月26日(水)に、本フォーラムBBL「貿易と開発を巡る最近の動向と日本に
とっての意味合い」を開催する予定です。世界銀行に最近創設された開発経済
局貿易チームの大槻恒裕氏と、ヴァージニア大学経済学部博士課程に所属し日
本政府や世銀等での実務経験もある吉野裕氏より、最新の動きを踏まえて問題
提起をいただき、引き続き出席者間で意見交換を行います。案内状は次のウェ
ブサイトまたは本メール末尾をご覧下さい。
http://www.developmentforum.org/invitation/030226.htm
なお、本フォーラムにおけるこれまでの貿易と開発関係の議論は、T&D Netに
掲載されています(吉野氏がフォーカルポイントを務めています)。今回の
BBL用レジュメも同サイトに事前にアップされる予定です。
http://www.people.virginia.edu/~yfy2d/tdnet/top.htm

また、急遽3月3日(月)に、本フォーラムBBL「日本の国際教育協力の課題を
考える−グローバルな取り組みとの連携を中心に」をアレンジさせていただき
ました。外務省経済協力局で日本の国際教育協力を担当し、最近の関連国際会
議等にも頻繁に出席している横林直樹氏が当地に出張される機会を捉えて問題
提起をいただき、引き続き出席者間で意見交換を行います。案内状は本メール
末尾をご覧下さい(追ってフォーラムのウェブサイトにも掲載致します)。
なお、本フォーラムにおけるこれまでの教育開発関係の議論は、GOOD
EDUCATION FOR ALLに掲載されています。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/6135/

出席される方は、それぞれの前日(2月25日(火)・3月2日(日))の正午ま
でに、本フォーラムBBL担当(江尻、yumiejiridev@aol.com)に氏名・所属先
をご連絡いただければ幸いです。

【2】 前回のBBLのご報告:開発支援のための人材(2/19)

2月19日のBBL「グローバル社会が開発支援のために必要としている人材を考え
る」では、世界銀行欧州・中央アジア局セクターマネージャーの泉泰雄氏をお
招きし、約20名の出席を得て意見交換を行いました。席上の議論の概要は次の
通りです。
http://www.developmentforum.org/records/summary030219.htm

また、席上配布された資料は次の通りです。関連する各種リンク先等も掲載さ
れています。
http://www.ypcollege.com/YPC%2001%20Prof/YPC%20Prof%203219%20HR%20for%20Dev.htm

現在メーリングリスト(devforum)で議論を継続中です。是非ご意見等を
info@developmentforum.orgまでお寄せいただければ幸いです。

【3】 地球に乾杯!NGO:ボランタリーセクター/パートナーシップ事業/
英国シンクタンク

「地球に乾杯!NGO」では、新たに次のコラムを掲載しています。
http://e-NGO.net

●2月24日/ボランタリーセクターの付加価値とは? (黒田 かをり)
→英国ボランタリー団体は、自分たちがサービスの提供やその他の活動に
どのような付加価値をつけることができるかについて、真剣に評価しよ
うとしている。
●2月21日/NGOにまつわるQ&A(4) (杉原 ひろみ)
→日本のODAにおいて、「NGOとのパートナーシップ事業」にはどんな
ものがあるか?
●2月19日/リサーチと開発政策 (鈴木 恵子)(初登場!)
→英国有数の独立シンクタンクOverseas Development Institute(ODI)は、
開発政策をアドボカシーではなくリサーチの立場から変えていくというア
プローチを採っている。

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)

【4】 アフリカ・ネットワーク:フランス・アフリカ首脳会議他

2月20日より、第22回フランス・アフリカ首脳会議が開催されています。フラ
ンスは今年6月のG8サミットの議長国でもあり、ヨーロッパの対アフリカ政策
の主導権を握り、影響力を拡大しようとしているとの見方もあります。今週の
新着情報には、今会議に関して、2月20・21日付けの世銀のプレス・レビュー
仮訳他を掲載いたしました。
http://www.developmentforum.org/africa/Feb15-21_03.htm

これ以外にも現在のフランスのアフリカに対する動向等について情報・ご意見
をお持ちの方がいらっしゃいましたら、フォーカルポイント(粒良、
tsubura@zae.ne.jp)までご連絡いただければ幸いです。

なお、2月28日に当地ウィルソンセンターでスーダン紛争に関するセミナーが
開催されます。
http://www.developmentforum.org/africa/SudaneseWarNubaPeople.htm

(アフリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:粒良麻知子)
http://www.developmentforum.org/africa/

【5】 T&D Net:WTO東京非公式閣僚会合、アジア・アフリカ貿易他

まもなく、関連ニュースのページで、WTOの貿易開発委の審議状況や、2月
14-16日の東京での非公式閣僚会合(ミニ閣僚会合)にて発表された日本政府
の貿易関連技術支援への取組等について紹介します。
http://www.people.virginia.edu/~yfy2d/tdnet/news.htm
また、TOPIC・貿易関連キャパシティー・ビルディングのページに、日本政府
の貿易関連技術協力支援についての取組についてのコラムを掲載します。
http://www.people.virginia.edu/~yfy2d/tdnet/capacity.htm

取り急ぎ、WTO東京非公式閣僚会合の概要と評価は次の通りです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/wto/wto_tky_gh.html
議長(川口外務大臣)による「印象」骨子と全文は次の通りです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/wto/wto_tky_ho.html
http://www.mofa.go.jp/policy/economy/wto/meet0302-c.html
同会合時に発表された日本政府の貿易関連技術支援内容は次の通りです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/wto/trta.html

更に、TOPIC・アフリカのページではアジア・アフリカ貿易の過去10年間の統
計上の推移について考察、アフリカ貿易における運送コストの問題についての
考察についてのエッセイを掲載する予定です。
http://www.people.virginia.edu/~yfy2d/tdnet/africa.htm

(T&D Net フォーカルポイント:吉野裕)
www.people.virginia.edu/~yfy2d/tdnet/top.htm

【6】 セクター・ワイド・アプローチ:JICAセミナー報告(2/4)

2月4日、JICA国際協力総合研究所にて同研究所セミナーとして、「プログラム
・アプローチの理論と実践」が開催され、セクター・ワイド・アプローチ
(SWAp)の理論的支柱ともいうべき存在である世銀スリ・ランカ局長(前ガーナ
事務所長)ピーター・ハロルド氏より、SWApの現状と課題が紹介されました。
GRIPS開発フォーラムのウェブサイトに、概要と所感(日本の援助に関する示
唆)が掲載されています。
http://www.grips.ac.jp/forum/harrold.htm

【7】 ODA総合戦略会議:第8回会合開催(2/26)

「ODA総合戦略会議」第8回会合が、2月26日(水)、東京で開催されます。会
議委員と緒方貞子「人間の安全保障委員会」共同議長が出席し、会議委員と緒
方議長との意見交換、政府開発援助大綱の見直しについての自由討議等が行わ
れる予定です。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/seisaku_1/senryaku/senryaku_8.html

【8】 2〜4月のBBL日程(新規日程も掲載しています)

当面の本フォーラムBBL日程は次の通りです。上記【1】の通り、3月3日に教
育開発のBBLを新たにアレンジさせていだきました。ご関心とお時間のある回
に是非ご参加いただき、皆様のご意見を伺えれば幸いです。

2月26日(水)
「貿易と開発を巡る最近の動向と日本にとっての意味合い」
キックオフ:
大槻恒裕氏(世界銀行開発経済局貿易チーム・アナリスト)
吉野裕氏(ヴァージニア大学経済学部博士候補)

3月3日(月)
「日本の国際教育協力の課題を考える
−グローバルな取り組みとの連携を中心に−」
キックオフ:横林直樹氏(外務省経済協力局調査計画課課長補佐)

3月5日(水)
「日本の開発コンサルタントに期待するもの」
キックオフ:鈴木博明氏(世界銀行東アジア太平洋局都市部門開発部
首席業務統括官)

3月12日(水)
「マネーロンダリング・テロ資金対策と途上国支援の課題」
キックオフ:佐々木清隆氏(IMF特別金融監督部上級エコノミスト)

3月26日(水)
「地球環境ファシリティ(GEF)を通じた地球環境保全への日本の協力」
キックオフ:中尾文子氏(地球環境ファシリティ(GEF)事務局生物多様性部
山岳生態系プログラム管理官)

4月2日(水)
「ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けて民間投資を如何に促進すべきか
−MIGAでの経験から考える−」
キックオフ:井川紀道氏(多数国間投資保証機関(MIGA)長官)

[開催要領(各回とも)]
時刻: 12:15-14:00
(次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:00頃から 自由討議(14:00終了)
場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC, USA
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
出席方法:会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本フォーラムBBL担
当(江尻、yumiejiridev@aol.com)に出席を希望する回と氏名・所属先をご連
絡ください。

―――
このワシントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)では、ブラウン
バッグランチをはじめとする本フォーラムの活動情報や、より広く開発戦略と
日本の関わりについての主要情報を、週1回を目途に送付していきます。皆様
方におかれては、掲載すべき情報等ありましたらご示唆いただければ幸いで
す。本情報サービスをご希望の方は、下記連絡担当まで、氏名・所属・電子
メールアドレスをご連絡ください。

ワシントンDC開発フォーラム(連絡担当・紀谷)
www.developmentforum.org
info@developmentforum.org