2008年5月13日号(食糧危機への対応、アジ銀気候変動基金、他)

                      2008年5月13日発行
                     http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

「アフリカン・フェスタ2008」
「第11回国際エネルギー・フォーラムの概要と評価」
「世界食糧危機への対応」
「アジア開発銀行気候変動基金」

【2】 パリDAC通信:ハイレベル会合の議題

【3】 アフリカネットワーク: 「資源と環境からみるアフリカの可能性と課題Vol.1」

【4】 国連フォーラム:
    5月15日(木)ニューヨークでの勉強会「平和構築における
    人材育成の課題と展望」開催のお知らせ
   「国連職員NOW!」第72・73回

【5】 GRIPS開発フォーラム:
    第4回VDF-Tokyo ベトナム開発会議(Call for Papers
    および参加者募集)、第43回VDF-Tokyoワークショップのご案内、コラム「アメリカ
    援助事情」第8号、セミナー開催のご案内

【6】 平和構築フォーラム: 「国家建設における民軍関係」ほか

【7】  環境ネットワーク:
     環境・温暖化問題に関するセミナーシリーズ 「複眼でみる温暖化」
    「環境・気候変動」に関する図書の紹介

【8】 世界銀行東京事務所からのお知らせ

[編集後記]    自分の立場を活かす       

今週は連絡担当・平和構築フォーラムの紀谷 昌彦さんの担当です。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

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-日本関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

●洞爺湖サミットのホームページが新しくなりました。
http://www.g8summit.go.jp/

●「アフリカン・フェスタ2008」が、5月17日(土曜
日 )と18日(日曜日)の両日、横浜(赤レンガ倉庫イベント広
場)において、外務省主催、横浜市共催、在京アフリカ各国
大使館、神奈川県の後援により開催されます。
http://www.africanfesta2008.com/

●4月21~22日、イタリアのローマにおいて開催された、第11
回国際エネルギー・フォーラムの概要と評価が発表さ
れています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/energy/forum11_gh.html

┏━━━━━━━━━━━┓
-マルチ・ドナー関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

●ゼーリック世銀総裁がメキシコとコロンビアを訪ね、中所
得国への支援とパートナーシップについて協議しました。
http://go.worldbank.org/YI01UKBMT0

●IMFによる世界食糧危機への対策が公表されています。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/survey/so/2008/INT051308A.htm

●世界的インフレーションの可能性をIMFが警告しています。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/survey/so/2008/POL050808A.htm

●アジア開発銀行が世界食糧危機に対して資金援助していく
ことを発表しました。
http://www.adb.org/Media/Articles/2008/12483-asian-food-crisis/default.asp

●アジア開発銀行が気候変動基金を設立しました。
http://www.adb.org/Media/Articles/2008/12474-asian-climates-changes/default.asp

┏━━━━━━━━━━━┓
-国連関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

●ミャンマーにおけるサイクロン被害の二次災害に関する警
告を国連が出しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=26647&Cr=myanmar&Cr1=

●中国大地震被害に対する支援について国連が発表しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=26652&Cr=china&Cr1=earthquake

●国連によるとアフリカにおける情報技術市場の成長は世界
で最速を記録しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=26639&Cr=telecom&Cr1=

●東京財団「国連研究プロジェクト」(リーダー・北岡伸一東
大教授)からメールマガジン『国連ウォッチング』第9号が発行されました。
http://www.tkfd.or.jp/ml2/detail.php?id=10

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-シンクタンク関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

●米国シンクタンクCDGからエッセイUnwanted Rice in Japan Can Solve the Rice Crisis;If Washington and Tokyo Act が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/16028/

●米国シンクタンクCDGからエッセイThe Commitment to Development Index for Africa: How Much do the Richest Countries Help the Poorest Continent?
が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/16037/

●米国シンクタンクCDGからエッセイPrevention Failure: The Ballooning Entitlement Burden of U.S. Global AIDS
Treatment Spending and What to Do About Itが発表されて
います。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/15973/

●英国シンクタンクODIからエッセイIs CSR just
Corporates Saying the Right things?が発表されています。
http://www.odi.org.uk/publications/opinions/100_private_sector_karen_ellis_apr08.pdf

●同じくODIからポリシーペーパーCrisis in Kenya: land,
displacement and the search for ‘durable solutions’
が発表されています。
http://www.odi.org.uk/hpg/papers/hpgbrief31.pdf

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【2】 パリDAC通信:ハイレベル会合の議題
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5月21日に開催される今年のDACハイレベル会合の議題が出揃いました。
閣僚・長官級が集うハイレベル会合の議題には、現在のDACが最も関心ある
事項が反映されています。http://www.devforum.jp/paris/index.htm

(パリDAC通信担当:吉田 徹)

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【3】 アフリカネットワーク:「資源と環境からみるアフリカの可能性と課題Vol.1」
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今回は、世銀の環境分野でご活躍の小林隼人さんに、「資源と
環境からみるアフリカ」というテーマで寄稿していただきました。
折りしも、4月に行われた世銀の春総会を皮切りに、世界的な食料危機が
取り沙汰されており、また、今月末に控えたTICADIVや7月のG8でも、
環境問題はメインイシューのひとつとなりそうです。

多くのデータから裏づけされた、アフリカの現実と課題。イメージ先行ではなく、
客観的な議論が求められています。次稿では、解決策や先進国の役割について
課題提起していただきます。皆様からも幅広くご意見いただけると
幸いです。

小林さんのご寄稿は以下のリンクからご覧になれます。
http://blog.livedoor.jp/dev_africa_network/archives/51002934.html

(アフリカネットワーク担当:粒良麻知子、位田和美)

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【4】 国連フォーラム:
    5月15日(木)ニューヨークでの勉強会「平和構築における
    人材育成の課題と展望」開催のお知らせ
   「国連職員NOW!」第72・73回
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●5月15日(木)、ニューヨークにて、国連日本政府代表部と
国連フォーラムの共催で、平和構築分野における人材育成を
テーマにした勉強会を開催致します。講師には、広島大学
平和科学研究センター准教授、広島平和構築人材育成センター
事務局長を務めておられる篠田英朗さんをお招きします。
お申し込み方法等、詳細については以下のリンクから
ご覧ください。
http://unforum.org/lectures/top.html

●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第72回では、
ニューヨーク国連本部のダグ・ハマーショルド図書館に
お勤めの佐藤純子さんにお話を伺いました。
28年と4か月のあいだ国連に勤務され、この4月末に
退職されたばかりの佐藤さんに、ライブラリアンという
専門性の高い職業に就かれた経緯、国連の採用面接が
なんと日本語だったことなど、現在とは少し違う当時の
国連の様子について楽しくお話しいただきました。
http://unforum.org/unstaff/72.html

第73回では、国連事務局政務局の門田理江さんに
お話を伺いました。JETROのリサーチャー、外務省
専門調査員の職を経て、国連競争試験に合格され
国連職員となった門田さんに、ワーキングマザーとして
仕事と家事の両方をこなすご活躍の秘訣について
お話しいただきました。
http://unforum.org/unstaff/73.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html

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【5】 GRIPS開発フォーラム:
   第4回VDF-Tokyo ベトナム開発会議(Call for Papers
   および参加者募集)、第43回VDF-Tokyoワークショップのご案内、コラム「アメリカ
   援助事情」第8号、セミナー開催のご案内
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●ベトナム開発フォーラム東京事務所(VDF-Tokyo)は、ベトナム経済発展に関する
知見の交換と議論の促進を目的に2004年に設立されました。このほど、第4回年次会
合を開催する運びとなりました。大野健一教授(政策研究大学院大学)の進行のも
と、海外から専門家を招いての基調講演をはじめ、 国内外の研究者による発表およ
びディスカッションを予定しています。現在、発表者および参加者を募集しておりま
す。詳しくは、第4回VDF-Tokyoベトナム開発会議のWebサイトをご覧ください。
http://www.grips.ac.jp/vietnam/4thConference/Index.htm

日時: 2008年8月9日(土) 9:45-17:45
場所: 政策研究大学院大学(GRIPS) 東京・六本木
使用言語: 英語のみ
参加費: 無料
定員: 約60名
主催: VDF-Tokyo / 協力:VDF-Hanoi (GRIPS-NEU共同研究プロジェクト)

●ベトナム開発フォーラム東京事務所(VDF-Tokyo)の今月のマンスリーワークショッ
プのテーマは下記のとおりです。事前の予約は不要ですので、ご興味がありましたら
お気軽にご参加ください。

日時: 2008年5月24日(土) 14:00〜17:00
テーマ: “Improving Access to Finance for SMEs in Mongolia:
      International Experiences and Lessons for Mongolia”
発表者: Mr. Bataa Ganbold (Visiting Research Fellow, IDE/JETRO)
場所: 政策研究大学院大学(GRIPS) 教室G (5階)
地図: http://www.grips.ac.jp/vietnam/VDFTokyo/aboutus.html
使用言語: 英語のみ
参加費: 無料
関連Web:http://www.grips.ac.jp/vietnam/VDFTokyo/workshop.html

●JICA米国事務所長としてワシントンに滞在中の山本愛一郎氏より、『アメリカ援助
事情』についての現地リポートをお送りいただいています。今回のタイトルは「苦悩
するワシントンの国際金融機関」。国際通貨基金(IMF)、世界銀行、米州開発銀行
(IDB)などが集まるワシントンで、現在これら3銀行が共通して直面している問題が
「借り手離れ」。公的機関としての使命を全うしながら、銀行として収益をいかに確
保するかという難問が存在しています。最新号をぜひご一読ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/USA/No8.htm         

●来る5月22日(木)に、GRIPS開発フォーラムセミナー「途上国の真のオーナーシッ
プ育成のために―日本と北欧のアジアでの援助経験をもとに―」を開催致します。北
欧4カ国(デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン)と日本の開発援
助やアジア研究における専門家の参加を得て、途上国のオーナーシップについて多面
的な検討を行い、真のオーナーシップとは何を意味するのか、途上国のオーナーシッ
プを育成するために援助国・機関(ドナー)はどのような貢献ができるのか、何に留
意すべきかなどについて、議論を深めたいと思います。プログラム及びお申込み方法
については、下記案内状をご覧ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf08/program(0522).pdf(案内状、pdfファイル、
18KB)

(GRIPS開発フォーラム:岩橋美智子)
http://www.grips.ac.jp/forum/ 

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【6】 平和構築フォーラム: 「国家建設における民軍関係」ほか
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5月19日(月)、青山学院大学、日本紛争予防センター(JCCP)、
広島平和構築人材育成センター(HPC)の共催により、
第18回平和構築フォーラムセミナー「国家建設における民軍関係
−破綻国家再建の理論と実践をつなぐ」を開催します。

現代の平和構築における新しい課題として、民軍関係が注目を集めて
います。本セミナーでは、今月発売された上杉勇司・青井千由紀編
『国家建設における民軍関係ー破綻国家再建の理論と実践をつなぐ』
(国際書院)の執筆者を中心に、破綻国家再建の理論的枠組みを
提示するとともに、アフリカをはじめとする破綻国家再建の実践を
通じて浮かび上がってきた民軍関係の主要な論点に焦点を当てて
議論を行います。また、広島平和構築人材育成センター(HPC)
の本年度日本人研修員募集(研修は本年8月下旬〜来年3月予定、
募集締切は6月16日)についてのミニ説明会も併せ開催します。

日時:2008年5月19日(月)17:30〜19:30
場所:青山学院大学 総合研究ビル10階 第18会議室(定員:65名)

第一部 国家建設における民軍関係(17:30-19:00)
[報告]
青井千由紀(青山学院大学准教授)
中満泉(一橋大学客員教授)
瀬谷ルミ子(日本紛争予防センター事務局長)
今井千尋(東京外国語大学研究員)
上杉勇司(広島大学准教授、平和構築フォーラム事務局)
[コメント]
岸守一(UNHCR駐日副代表、平和構築フォーラム共同発起人)
濱田貴之(防衛省陸上幕僚監部副法務官)

第二部 HPC研修員募集ミニ説明会(19:00-19:30)
紀谷昌彦(外務省国際平和協力室長)
上杉勇司(HPCプログラムオフィサー)

参加費:無料
申込締切:5月18日(日)まで(先着順)
申込・問合せ先:「第18回平和構築フォーラム・セミナー参加申込」
(または問合せ)と件名に記入し、氏名、所属、電子メールアドレスを
info@peacebuilding.jp(担当:上杉)まで電子メールでお送りください。

5月12日に発行された平和構築フォーラム・ニュースレター
最新号では、このほか、平和構築関連の各種シンポジウム、
セミナーや就職情報、文献情報を多数掲載しています。
http://archive.mag2.com/0000203690/20080512160346000.html
登録はこちらです。
http://www.peacebuilding.jp/newsletter.htm

今後ともご支援・ご協力方よろしくお願いいたします。

(平和構築フォーラム・紀谷昌彦)
http://www.peacebuilding.jp/

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【7】  環境ネットワーク:
    環境・温暖化問題に関するセミナーシリーズ 「複眼でみる温暖化」
    「環境・気候変動」に関する図書の紹介
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●環境・温暖化問題に関するセミナーシリーズ 「複眼でみる温暖化」

【趣旨】

地球温暖化は環境問題であるだけでなく、社会問題であり、開発課題です。
バイオ燃料の消費の爆発的な増加、そして穀物の価格高騰に直撃される
アフリカの貧困層、この背後には温暖化があります。またいうまでもなく、
気候変動によって最も深刻な影響を受けるのは、農業に従事する、あるいは
低地のスラムに住む途上国の貧困層です。

連日メディアをにぎわす温暖化問題。 その報道が過熱する一方で、錯綜
する情報の中で何が重要なものかを判断するのは難しくなっています。
今回のセミナーシリーズは、各回ごとにテーマをしぼり、様々な視点
から温暖化を見ることで、非常に間口の広いこのテーマへの理解を深めることを
目的としたものです。

一ヶ月に一回、講師によるプレゼンテーション+Q&A、その後希望者による
懇親会 という形で、4回のセミナーを開催する予定です。

現時点での各回のプレゼンターおよびプレゼンテーマは以下を予定しております。
今回は、排出権取引をテーマとする第一回目のご案内です。
プレゼンターは矢部健太郎氏(世界銀行カーボンファイナンス部)を
予定しております(to be confirmed)。

【日時】
5月19日(月) 
6:15PM 開場
6:30−8:30PM プレゼンおよび意見交換
8:30− 希望者で懇親会(開場TBD)

【開場】
SAIS-Rome Building ( 1619 Massachusetts Ave. NW)
806教室(8階)

【参加方法】
参加をご希望される方は、5月16日までに、お名前とご所属先を、
までご連絡ください。

みなさまのご参加お待ちしております。

開発フォーラム環境シリーズ共同幹事
小林隼人・江尻由美

●「環境・気候変動」に関する図書の紹介

JICA図書館より「環境・気候変動」に関する図書の紹介です。
(JICA図書館より転送許可を頂きました。)

これらの図書はJICA図書館にも保有しております。
しかしJICA図書館ではJICA外の方への貸出は認めておらず、
一般の方は閲覧のみ可能となっておりますのでご留意下さい。

【図書】
○アジアにおける分権化と環境政策 / 寺尾忠能, 大塚健司編
日本貿易振興機構アジア経済研究所 2008

○アジア環境シミュレーター / 山下隆男[著]
広島大学大学院国際協力研究科 : 広島大学国際環境協力プロジェクト研究センター 2008

○Effective environmental management in developing countries
/ edited by Shuji Matsuoka. Palgrave Macmillan, 2007

○環境監査制度のインセンティブデザイン : 任意監査, 強制監査および責任分担 / 後藤大策[著] 
広島大学大学院国際協力研究科 : 広島大学国際環境協力プロジェクト研究センター 2008

○ヒマラヤと地球温暖化 : 消えゆく氷河 / 中尾正義編 昭和堂 2007

○環境政策学のすすめ / 松下和夫著 丸善 2007

○環境計画・政策研究の展開 : 持続可能な社会づくりへの合意形成
/ 原科幸彦編 岩波書店 2007

○さらに進む地球温暖化 / 住明正著 ウェッジ 2007

○サステイナブル社会と公共政策
/ サステイナブル社会と公共政策研究班[編] 関西大学経済・政治研究所 2007

○地球温暖化が農林水産業に与える影響と対策 
農林水産省農林水産技術会議事務局(編集・発行) 2007

○地球温暖化対策の最前線 : 市民・ビジネス・行政のパートナーシップ
/ 遠州尋美, 渡邉正英編著 法律文化社 2007

○地球温暖化防止と国際協調 : 効率性、衡平性、持続可能性
/ 羅星仁著 有斐閣 2006

○技術開発普及のための国際協力 : 事例分析と温暖化防止将来枠組みへの示唆
/ 電力中央研究所社会経済研究所編 ; 上野高弘, 杉山大志[著] 
電力中央研究所(編集・発行) 2006

○地球温暖化対策 : 排出権取引の制度設計 / 西條辰義編著 日本経済新聞社
2006

○「新」地球温暖化とその影響 : 生命の星と人類の明日のために
/ 内嶋善兵衛著 裳華房 2005

○地球温暖化をめぐる法政策 / 大塚直編著 昭和堂 2004

○地球温暖化問題の再検証 : ポスト京都議定書の交渉にどう臨むか
/ 澤昭裕, 関総一郎編著 東洋経済新報社 2004

○Analysing strategic environmental assessment : towards better decision-making
/ edited by Pietro Caratti, Holger Dalkmann, Rodrigo Jiliberto. Edward Elgar, c2004

○地球温暖化と東アジアの国際協調 : CDM事業化に向けた実証研究
/ 和気洋子, 早見均編著 慶應義塾大学出版会 2004

(環境ネットワーク担当;小川滋)
http://blog.livedoor.jp/environment_network/

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【8】 世界銀行東京事務所からのお知らせ
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第4回アフリカ開発会議(TICAD IV) 5月28日〜30日、横浜で開催されます。
http://www.worldbank.org/japan/jp/ticad-j

板垣真理子写真展&トークセッション アフリカン・ビューティー

日時: 写真展 5月7日(水)〜23日(金) 午前10時〜午後6時 土日閉館
トークセッション 5月20日(火) 午後6時30分〜
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) http://www.worldbank.org/ptokyo
内容: アフリカをはじめ世界各地の文化、音楽や人々の生活を撮影している
写真家・板垣真理子さんの写真展と、板垣さんご自身によるトークセッション。
言語: 日本語、日本手話、参加無料(コーヒー付)
詳細、参加申込み: http://go.worldbank.org/6OMC2D4RT0

パブリックセミナー 2008年春の開発委員会の成果
世界銀行・GRIPS開発フォーラム共催

日時: 5月26日(月)午後2時〜3時30分
場所: 世界銀行東京事務所・東京開発ラーニングセンター(TDLC) http://go.worldbank.org/6V3IDW6BV0
内容: 4月13日にワシントンDCで開催された世銀・IMF合同開発委員会のアジェンダ
設定、議長補佐、また、世銀総裁、IMF専務理事、各大臣の意見の取りまとめの
任にあたった小寺清・合同開発委員会事務局長が、開発委員会の成果、変わり
つつある開発援助環境について話します。また、第4回アフリカ開発会議(TICAD
IV)やサミットを控え、世銀と日本との協力についても議論します。
言語: 日本語、英語(同時通訳付)、参加無料
詳細、参加申込み: http://go.worldbank.org/FJANUPAD20

TICAD IVアフリカシンポジウム アフリカ・ビジネスの新潮流〜企業が変えるアフリカ
日本貿易振興機構(JETRO)、世界銀行グループ、経済産業省共催

日時: 5月29日(木) 午前9時20分〜午後4時45分
場所: パン・パシフィック横浜ベイホテル東急 http://pphy.co.jp/footer/access/
内容: 資源開発の進展をベースに経済の成長基調にある元気なアフリカにおいて、
近年ビジネスに新しい潮流が見られます。この新しい流れに精通したビジネス界の
要人を招きます。
言語: 日本語、英語、フランス語(同時通訳付)、参加無料
詳細、参加申込み: http://www.worldbank.org/japan/jp よりアフリカシンポジウムをクリック(PDF)

4月15日、コーヒーアワー「日本の医療の現実と今後」をシェアと共催しました。
http://go.worldbank.org/5A3DLD1O80

4月16日、鳥取県桜ヶ丘中学校の3年生6名が世界銀行東京事務所を訪問しました。
http://go.worldbank.org/VZO131G520

4月16日、岩手県一方井中学校の3年生7名が世界銀行東京事務所を訪問しました。
http://go.worldbank.org/XE6G0IYRV0

4月17日、中村照夫と仲間たち2 「芸術の力〜エイズ・アウェアネスということ」テレビ会議と
ジャズライブをレッド・シューズ・ファンデーションと共催しました。
http://go.worldbank.org/C77S7QZUV0

4月23日、コーヒーアワー「障害と観光・旅行」を障害分野NGO連絡会(JANNET)、
日本財団と共催しました。
http://go.worldbank.org/UEO072S2F0

4月25日、世界情報基盤委員会(GIIC)年次総会が世界銀行東京事務所・東京
開発ラーニングセンターで開催され、世界銀行も参加しました。
http://go.worldbank.org/Z5FSVJFDA0

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編集後記      自分の立場を活かす       
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開発や平和構築の問題に取り組んできて感じることは、
この問題に関わる一人ひとりが、独自の強みを持っていることだ。

ベテランも、中堅も、若手も、学生も。
途上国や先進国の前線にいる人も、日本にいる人も。
様々な組織に属している人も、個人として関わっている人も。

勉強を始めたばかりの学生でも、学生ならではの
視点を持ち、発信もできる。ユースのパワーは強力だ。
遠い途上国の現場にいる人は、その人しか知らないこと
ばかりが、周りで起こっている。あなたが一番の専門家。
大きな組織に属していると、外から見えない
いろいろな情報が回ってくる。

あなたの立場にいる人は、あなたしかいない。
その立場にいるからこそ、貢献ができる。
それを活かすきっかけを与えるのが、
「ご縁」であり、ネットワークだと思う。

一人ひとりが、どれだけ前向きに生き生きと取り組めるかで、
社会は変わってくる。
開発や平和構築をはじめ、世の中にある問題の数だけ、
取り組むべきフロンティアがある。
問題意識を持ち寄り、解決の方策を持ち寄って、
より良い社会にしていける。

それぞれの人たちの立場を活かすために、
私も自分の立場を最大限に活かしていきたい。(紀谷)
http://www.kiya.net/blog/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
         「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
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dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川 元貴/江尻 由美
編集後記:紀谷 昌彦
発行:ワシントンDC開発フォーラム