2006年3月7日号(「欧諸国の援助はどこに向かうのか」、「航空税 」、他)


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 2006年3月7日発行
                     http://www.developmentforum.org/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:

     「海外経済協力に関する検討会」報告書
     「国際会議“Innovative Instruments for Financing Development”」
     「国連改革の報告書」
     「国際会議“Asia 2015-Promoting Growth, Ending Poverty”」
 
【2】  ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内:
    「欧州諸国の援助はどこに向かおうとしているのか」(3/9)
     「アフリカにおける援助協調の理論と実践」(3/14)
     「世界銀行 – 日本理事室で思うこと」(3/29)
 
【3】  地球に乾杯!NGO:アフリカ開銀の不良債権問題/子育てと開発

【4】  保健ネットワーク最新情報:
     世界基金事務局長退任、保健援助の航空税、栄養に関する世銀報告書

【5】  Good Education For All
     「Multi-Grade School Project in Ethiopia」 
    
【6】  環境ネットワーク:「NASA、温暖化研究の成果発表に圧力をかける」

【7】  パリ通信:OECDの開発に対する取組み強化(その2)
     ―投資分野での取組み―

【8】  国連フォーラム:
  「フィールド・エッセイ:FAOカンボジア事務所」
  「国連でインターン:UNFPA、ILO東京事務所」
  勉強会「紛争と開発」速報

【9】  バングラデシュ・モデル(現地機能強化)
     バングラデシュの貿易投資促進への日本の貢献(2/27)
     途上国の現場と日本を結ぶ開発セミナー(3/11)
     初等教育セクタープログラムを考える(3/16)

【10】 GRIPS開発フォーラム:FASID現地ODAタスクフォース遠隔セミナー

【11】 JICA広報誌『monthly Jica』2006年3月号のご案内
   特集 「砂漠化防止 忍び寄る砂の脅威」

【12】 国際開発ジャーナル社(IDJ)最新情報
    月刊『国際開発ジャーナル』2006年3月号発売中!
    特集「2006年ODA予算詳報」

[編集後記]  「ボルチモアからケニアへ−”I’m going there so when I
          grow up I gonna be somebody”」

今回は保健ネットワークの大野 尚子さんです。

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【1】  開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘info@developmentforum.org までご連絡ください。

┏━━━━━━━━━┓
  −日本関連−
┗━━━━━━━━━┛

●「海外経済協力に関する検討会」の報告書が発表されてい
ます。

概要(PDF)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/oda_2/gaiyou.pdf
報告書全文(PDF)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/oda_2/houkoku.pdf
「海外経済協力に関する検討会」サイト
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/oda_2/index.html

●国連改革に関するパブリックフォーラムの概要が発表され
ています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/event/public2_g.html

●塩崎外務副大臣のアフリカ訪問の概要が発表されていま
す。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/fuku/shiozaki/africa_06/gaiyo.html

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 −バイ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

●フランス政府主催の国際会議“Innovative Instruments
for Financing Development”がパリで開催されました。
http://www.diplomatie.gouv.fr/en/france-priorities_1/development_2108/innovative-ways-to-fund-development_2109/international-conference-on-solidarity-and-globalization-innovative-financing-for-development-and-against-pandemics-february-28-march-1-2006_3964.html

●今週、米国国務省から年次人権報告書が発表されます。
http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2006/62658.htm

● OECD/DACからジェンダー差別に関するデータベー
スが発表されました。
http://www.oecd.org/document/19/0,2340,en_2649_37413_36234003_1_1_1_37413,00.html

┏━━━━━━━━━━━┓
 −マルチ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

● アジ銀のジェンダー戦略が発表されています。
http://www.adb.org/

● 世銀グループのEnergy Weekが始まっています。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:20684128~menuPK:34482~pagePK:34370~piPK:34425~theSitePK:4607,00.html

● 欧州連合の援助効果に関する法案が可決されました。
http://europa.eu.int/comm/development/body/communications/aid_effectiveness_en.htm

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 −国連関連−
┗━━━━━━━━━━━┛

● WFPから世界初の人道的被害を対象にした保険プログラ
ムが発表されました。
http://www.wfp.org/english/?ModuleID=137&Key=2030

● 国連事務総長から国連改革の報告書“Investing in the
United Nations: for a stronger Organization worldwide”
が発表されました。
http://www.un.org/reform/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  −ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

●DfID,世銀、アジ銀共催の国際会議“Asia 2015-
Promoting Growth, Ending Poverty”がロンドンで開催され
ています。
http://www.asia2015conference.org/index.htm

●米国NGO BICが最近のIMF・世銀の改革に関する
報告書をまとめています。
http://www.bicusa.org/bicusa/issues/world_bank/2659.php

● 米国シンクタンクCGDの発表する「開発コミットメント
指標」がより使いやすくなったそうです(ランキング自体は
変わっていません)。
http://www.cgdev.org/content/article/detail/6436/

●米国シンクタンクCGDからワーキングペーパー“Back
to the Future for African Infrastructure? Why State-
Ownership Is No More Promising the Second Time Around”
が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/6352

●同じくCGDからワーキングペーパー“The Role of the
IMF in Well-Performing Low-Income Countries”が発表され
ています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/6350

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【2】  ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内:
   「欧州諸国の援助はどこに向かおうとしているのか」(3/9)
   「アフリカにおける援助協調の理論と実践」(3/14)
   「世界銀行 – 日本理事室で思うこと」(3/29)
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【3月9日(木)】

「欧州諸国の援助はどこに向かおうとしているのか
 −DFIDとEUを中心にした最近の援助動向ー」

キックオフ:岩間 敏之氏(JICA英国事務所次長)

【3月14日(火)】

アフリカにおける援助協調の理論と実践
  −現場事務所の経験からー

キックオフ:古川 光明氏(JICA国際協力客員専門員)

【3月29日(水)】

「世界銀行 – 日本理事室で思うこと」

キックオフ:大久保 良夫氏(世界銀行日本理事室理事)

――――――

上記BBLの開催要領及び出席方法は以下の通りです。

開催要領

時刻: 12:15〜14:00
 (次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
     12:30頃から キックオフ
     13:00頃から 自由討議(14:00終了)

出席方法: 会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本
フォーラムBBL担当(江尻)に出席を希望される方は氏名・所
属先をご連絡ください。yumiejiridev@aol.com

場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200

【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】

この度のDC区域の警戒レベルの引き上げに伴い、JICA米国
事務所が入っているビルの管理方針が変更になりました。

今後、事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リスト
を提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをして
もらうことが必要となります(エレベーターを動かすためには、
指定のカードキーが必要なため。)

以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。

1・事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の
次長中村に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号 202-293-2334)
3.上記もしくはを行われた方は、フロントに申し出てくだ
さい。当面、12:00〜12:30間は事務所のインターンをフロ
ントに配置しエレベーターまでエスコートします。遅れてこ
られた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡いただ
くこともあります(フロントの係員がエスコートすることも
ございます)。
念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に
ご連絡ください。フロントにインターンがいる場合には、申
し出てください。

尚、上記の管理方針変更については期限未定とのことです。
皆様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し
上げます。

〈BBL担当:江尻由美〉

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【3】  地球に乾杯!NGO:アフリカ開銀の不良債権問題/子育てと開発
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新着コラムは下記のとおりです。

●3月6日/国際機関が人員削減をしたとき(3)−不良債権問題ー
        (畑島 宏之)
→アフリカ開発銀行は94年、設立30周年の節目の年を迎えていたが、お祝い
ムードをかき消すような問題が噴出していた。銀行の存続を疑問視する先進国と

それに激しく反発する一部のアフリカ諸国が対立し、政治問題化していたのだ。

の原因の一つが銀行の不良債権問題である。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/060306hh.html (ウェブ)
http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_c4d0.html (ブログ)

●2月27日/子育てと開発援助の接点 (杉原 ひろみ)
→一見すると、子育てと開発援助は接点がないように思われる。しかし、実際に

さまざまな接点があり、開発援助実務や研究で考えていることを、子育てにも応

することが多い。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/060227hs.html (ウェブ)
http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_5b5c.html (ブログ)

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net
 http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/

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【4】  保健ネットワーク最新情報:
    世界基金事務局長退任、保健援助の航空税、栄養に関する世銀報告書
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以下の投稿がウェブサイトのBlogに掲載されています。

●先週、世界エイズ・結核・マラリア対策基金の事務局長リ
チャード・フィーチェム氏が退任するという発表がありまし
た。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=154#

●フランス政府主催の国際会議“Innovative Instruments
for Financing Development”がパリで開催されました。会議
の目玉は、やはりフランス政府の提唱する国際保健援助のた
めの航空税であったようです。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=153#

●世銀からレポート“Repositioning Nutrition as Central
to Development”が発行されました。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=152#

(保健ネットワーク担当:大野尚子・早川元貴・吉田友哉)
http://dev-health.jugem.jp/

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【5】  Good Education For All
     「Multi-Grade School Project in Ethiopia」
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エチオピアで開かれている教育勉強会において、昨年12月9日に
UNESCO International Institute for Capacity Building in Africa (IICBA)
のコンサルタント又地淳氏(現JICA専門員)により「Multi-Grade
School Project in Ethiopia」と題し、UNESCO-IICBA が実施支援を行っ
た複式学級パイロットプロジェクトに関するプレゼンテーションが行われ
ました。

プレゼンテーションおよび質疑応答の概要をGEFAウェブサイトにアッ
プしましたので、ぜひご覧ください。
http://www.developmentforum.org/education/seminar.htm

GEFAウェブサイト
http://www.developmentforum.org/education

(GEFAフォーカルポイント:利根川佳子)

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【6】  環境ネットワーク:「NASA、温暖化研究の成果発表に圧力をかける」
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下記の投稿が環境ネットのウェブサイトのBlogに掲載されました。

「NASA、温暖化研究の成果発表に圧力をかける」
ブッシュ政権が米国航空宇宙局 NASA の著名な気候科学者
ジェームズ・ハンセン博士に地球温暖化問題の成果を発表しないよう
圧力をかけたとされる騒動についてのエッセーが投稿されています。

全文は下記URLよりご覧下さい。
http://www.developmentforum.org/environment/

(環境ネットワーク担当:木村紗矢子)
http://www.developmentforum.org/environment/

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【7】  パリ通信:OECDの開発に対する取組み強化(その2)
     ―投資分野での取組み―
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今回のパリ通信は、前回に続いて、OECDの開発に対する取組
み強化の一環として「開発と投資」に関する取り組みをご紹
介します。
http://www.developmentforum.org/paris/047.htm

(パリ通信担当:寺門雅代)
http://www.developmentforum.org/paris/index.htm

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【8】  国連フォーラム:
   「フィールド・エッセイ:FAOカンボジア事務所」
  「国連でインターン:UNFPA、ILO東京事務所」
  勉強会「紛争と開発」速報
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●国連食料農業機関(FAO)カンボジア事務所での
経験に基づいた、フィールドにおける国連とNGOの
事業の比較、援助協調等についてのエッセイが
掲載されています。
http://unforum.org/field/fe4.html

●国連人口基金(UNFPA)東京事務所及び
国際労働機関(ILO)東京事務所でのインターンシップの
体験と、国際機関でのインターンシップを目指す人への
アドバイスが投稿されています。
http://unforum.org/intern/intern6.html

●2月24日に開催された勉強会「紛争と開発」
(講師:世界銀行紛争予防復興ユニット
黒田和秀上級社会開発専門家)についての
速報が投稿されています。
http://blog.unforum.org/archives/50425346.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/

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【9】  バングラデシュ・モデル(現地機能強化)
     バングラデシュの貿易投資促進への日本の貢献(2/27)
     途上国の現場と日本を結ぶ開発セミナー(3/11)
     初等教育セクタープログラムを考える(3/16)
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●2月27日、ダッカ商工会議所・日本バングラデシュ商工会議所共催で
セミナー「貿易と投資の促進:日本・バングラデシュ・イニシアティブ」
が開催されました。席上、堀口大使より、大使館・JICA・JBIC・JETROの
共同作業を踏まえて、「バングラデシュの貿易投資促進への日本の貢献」
と題する政策スピーチを行いました。日本のバングラデシュに対する
民間セクター開発支援の全体像を提示したものです。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/sp_dccijbcci270206.htm
セミナーの全資料もウェブサイトに掲載されています。
http://www.jetro.go.jp/bangladesh/eng/jbcci/index.html

●3月11日、途上国の現場と日本を結ぶ開発セミナー「途上国の人たち
とともに未来を創る!」を開催します。バングラデシュからは、
・現地ODAタスクフォースの概要(大使館・紀谷参事官)
・ダッカの都市環境を知ろうツアー♪(JICA・武士俣所員)
・水道公社の経営改善(JBIC・永井駐在員)
・ダッカのストリートチルドレン支援活動(シャプラニー
ル・藤岡事務所長)を発表予定です。お楽しみに! 
結果は追ってご報告します。
http://www.jica.go.jp/event/060311_01.html

●3月16日、教育セクター勉強会をJICAバングラデシュ事務所で開催
します。テーマは、「PEDP2(初等教育セクタープログラム)」です。
総額約18億ドル(ドナー負担6.5億ドル)という巨大プログラムが始
まってから2年が過ぎました。定期会合が開催され、会計マネジメント、
調達、年次活動計画、各種報告書等では調和化が進み、教室建設や教員
の新規採用の目処がつき、教科書配布も年初から実施されるなど、
ようやく軌道にのってきています。しかし、当初予定と比べて実際の
活動進捗は大幅に遅れており、現場レベルやドナーは危機感を抱いて
います。当日は、長岡康雅氏(JICA長期専門家・初等教育アドバイザー)
からの発表を受けて、議論を行う予定です。

(バングラデシュ・モデル担当:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/
http://www.kiya.net/

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【10】  GRIPS開発フォーラム:FASID現地ODAタスクフォース遠隔セミナー
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先月9日に、FASID主催の第7回現地ODAタスクフォース遠隔セミナー「国際的な援助潮
流と我が国の援助」が開催されました。ラオスのタスクフォースチームと東京在住の
実務関係者・研究者をつないでのセミナーで、当日はJICAラオス事務所企画調査員の
黒田孝伸氏、FASID国際開発研究センター参与の秋山孝允氏のプレゼンに続いて、
GRIPSの大野泉もガーナの経験を踏まえた国別援助計画と援助協調についてプレゼン
を行いました。当日の議事録と発表資料がFASIDのウェブサイトに掲載されています
ので、是非ご覧下さい。
http://www.fasid.or.jp/oda/index.html

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【11】  JICA広報誌『monthly Jica』2006年3月号のご案内
     特集 「砂漠化防止 忍び寄る砂の脅威」
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JICA広報誌『monthly Jica』3月号が発行されました。
特集は「砂漠化防止 忍び寄る砂の脅威」です。

また、2月号の記事がウェブサイトに掲載されています。
http://www.jica.go.jp/jicapark/monthly/index.html
特集は「感染症対策 身近な病との闘い」です。
ぜひご覧ください。

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【12】  国際開発ジャーナル社(IDJ)最新情報
    月刊『国際開発ジャーナル』2006年3月号発売中!
    特集「2006年ODA予算詳報」
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月刊『国際開発ジャーナル』2006年3月号が発売中です。
■特集 2006年ODA予算詳報
■荒木光弥の森羅万象
対外援助の「国益」と 「国際益」の谷間で
円借款協力と国際金融は分離すべきだ
詳細はウェブサイトをご覧ください。http://www.idj.co.jp/

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[編集後記] 「ボルチモアからケニアへ−”I’m going there so when I
         grow up I gonna be somebody”」
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アメリカに住んで早くも4年半が経ちますが、経済大国アメリ
カが、途上国とあまり変わらない社会問題を抱えていること
(例えば都市部の貧困、保健医療、教育、など)に気づきま
す。

メリーランド州ボルチモアは人口64万人(2004年)を擁する
米国10大都市の1つで、ワシントンDCから車で1時間程に位置
しています。私はボルチモアで1年間生活しましたが、インナ
ーシティ特有の犯罪や暴力、そして貧困を数多く目の当たり
にしました。例えば、人口の25%が貧困ライン以下での生活
を強いられ、また、アフリカ系アメリカ人男性の76%が高校
を卒業まで到達せずドロップアウトしています。

“The Boys of Baraka”は最近アメリカで公開されたドキュメ
ンタリーで、このボルチモアに住むアフリカ系アメリカ人の
10数人の男子中学生に、ケニアにある全寮制の学校で学ぶ機
会を与え、貧困や暴力にまみれた生活から抜け出す手助けを
しようというストーリーです。

生徒達は、服役中の父親、ドラック中毒の母親、ストリート
での日常的な犯罪、など想像も出来ないような過酷な環境に
育ちながらも、自分はこのままこの場所にいてはいけないと
危機感を強く持ち、ケニアでの学校生活への期待を膨らませ
ます。家族や周囲の人々もまたとない機会に大喜びします。
ケニアの草原地帯に位置するThe Baraka School ではジャン
クフードもソーダもゲームボーイもありません。ホームシッ
クになりながらも、生徒達は暴力に頼らず問題を解決する方
法を身につけ、また、小学校2年生レベルと判断された学習能
力を取り戻していきます。

しかし不幸なことに、ナイロビのアメリカ大使館爆破事件を
契機に、The Baraka Schoolは閉鎖され、生徒達の2年間の留
学が1年に短縮されてしまいました。今まで生活していたボル
チモアに帰ってきた子供達は、1年のケニアでの生活の後改め
てボルチモアの現実に触れ困惑しますが、どうやってもケニ
アに戻れない事を知り絶望します。ある子供は元のすさんだ
生活に戻っていき、またある子供は意を決して勉強を続け高
校へ進学します。

実は私が最も衝撃を受けたのは、ドキュメンタリー中のある
シーンの背景に見覚えがあったことです。それは私がボルチ
モアで毎日通学時に乗っていたバスから見ていた光景であ
り、彼らの生活の場、ドキュメンタリーの舞台は学校にまさ
に隣接したエリアだったのです。

こんな近くで別世界のような暮らしをしている人たちがいた
ことに、私はアメリカ社会の貧困の現実を見た思いがしまし
た。しかし、この映画のように、より良い生活を目指そうと
する人達に希望や機会を与えることが、アメリカであっても
途上国であっても求められる援助の本質だと私は信じていま
す。(大野)

(編集注):ドキュメンタリー”The Boys of Baraka”について
の詳細はこちらのサイトでご覧になれます。http://www.theboysofbaraka.com/

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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
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に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
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意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
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相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
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で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
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いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
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編集担当:早川 元貴
編集後記:大野 尚子
発行:ワシントンDC開発フォーラム