2005年9月20日号(国連総会首脳会合、IMF世銀総会、世界 開発報告書ほか)


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2005年9月20日発行
       http://www.developmentforum.org/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

「国連総会首脳会合開催」
「ほっとけないキャンペーンからのプレス・リリース」
「IMF・世銀秋総会開催」
「2006年世界開発報告書発表」
「CGDワーキング・ペーパー“Ghost of 0.7%”」
  「W. Easterly ワーキング・ペーパー“Reliving the ’50s”」

【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBL−
   「2005年IMF・世銀秋総会の評価と今後の課題」(9/27)

【3】 地球に乾杯!NGO:エイズ予防活動/米国政府とNGO

【4】 パリ通信:2010年におけるODA量のシミュレーション
と最近のDAC内外におけるホットトピック

【5】 ニューヨーク国連フォーラム:長谷川祐弘氏(東テ
ィモール国連事務総長特別代表)へのインタビュー、
MDGs、第60回国連総会速報

【6】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
途上国現地での開発援助勉強会、民間セクター開発への貢献

【7】 ラテンアメリカ・ネットワーク:
   日下部裕美子氏インタビュー  
  「国際開発機関による中南米の金融市場育成と輸出金融促進へ 
   の取り組み」

【8】 GRIPS開発フォーラム:英国援助情報ヘッドライン 8月号

【9】 世界銀行関連情報:
「世界開発報告2006:公正と開発」発表セミナー(9/27:東京)、他

【10】 FASID 国際開発研究センター最新情報(大学院レベルの実践的 
   講座受講生募集、援助と成長、世銀報告書)

[編集後記] 「村人の自信」

今回の担当は、セネガルで青年海外協力隊員として活躍して
おられる藤本 奈美さんです。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘info@developmentforum.org までご連絡ください。

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  −日本関連−
┗━━━━━━━━━┛
●国連総会首脳会合における小泉総理大臣の演説「言葉から行動へ」が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/17/ekoi_0915.html

●同会合における町村外務大臣の演説『新しい国連と日本』
が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/17/emc_0917.html

●同会合の開発資金に関する特別会合における町村外務大臣
のステートメントが発表されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/17/emc_0914.html

●ほっとけない世界のまずしさキャンペーンからプレス・リ
リースが発表されています。(PDFファイル)
http://hottokenai.jp/blog/archives/PressReleaseNo41_Japanese_.pdf

●外務省からミレニアム開発目標(MDGs)の目標8に関する報告書が発表されました。
http://www.mofa.go.jp/policy/oda/mdg/mdg8.pdf (本文:PDFファイル)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs/mdg8_j_gai.html (和文概要)

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 −マルチ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━━┛
●2005年IMF・世銀秋総会が24日から開催されます。
http://www.imf.org/external/am/2005/index.htm

●世銀から2006年世界開発報告書が発表されました。
http://econ.worldbank.org/wdr/

●IMFから2005年Global Financial Stability Reportが発表
されています。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/gfsr/2005/02/index.htm

●欧州復興銀行のチーフ・エコノミストにErik Berglof氏が
就任しました。
http://www.ebrd.com/new/pressrel/2005/116sep12.htm

●アフリカ開銀の平和構築・復興支援への取り組みが紹介さ
れています。
http://www.afdb.org/portal/page?_pageid=293,174339&_dad=portal&_schema=PORTAL&press_item=414481&press_lang=us

●DACNews9・10月号が発表されました。
http://www.oecd.org/dataoecd/45/23/35331893.htm

┏━━━━━━━━━┓
  −国連関連−
┗━━━━━━━━━┛
● 国連世界サミットが9月14日から開催されました。
http://www.un.org/summit2005/

● 2005年人間開発報告書が発表されました。
http://hdr.undp.org/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  −ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
●欧州のNGOネットワーク Eurodad から報告書“Open on
Impact? Slow progress in World Bank and IMF poverty
analysis” が発表されました。
http://www.eurodad.org/articles/default.aspx?id=650

●同じくEurodad から Poverty Social Impact Analysisに関す
る報告書が発表されました。
http://www.eurodad.org/articles/default.aspx?id=647

●欧州のNGO Bretton Woods Project から世銀のトラスト・
ファンドに関するブリーフィング“How much trust should
we put in the funds?” が発表されました。
http://www.brettonwoodsproject.org/article.shtml?cmd[126]=x-126-356108

●米国シンクタンク CGD からブリーフィング “What’s Wrong
with the Millennium Development Goals?” が発表されてい
ます。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/3940/

●同じくCGD からワーキング・ペーパー “Ghost of 0.7%:
Origins and Relevance of the International Aid Target”
が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/3822/

●同じくCGDから William Easterly のワーキング・ペーパー
“Reliving the ’50s: The Big Push, Poverty Traps, and
Takeoffs in Economic Development” が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/3486/

●米国シンクタンクブルッキングス研究所にてブリーフィン
グセミナー “A Preview of the United Nations General
Assembly” が開催されました。
http://www.brookings.edu/comm/events/20050913_un.htm

●米国シンクタンク CSIS からUSAID長官のスピーチ
“From the Front Lines: USAID Perspectives on Fragile
States” が発表されています。
http://www.csis.org/gsi/050908_eventsummary.pdf(イベント・サマリー:PDFファイル)
http://www.csis.org/features/050908_usaid.m3u(テープ録音)

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【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内
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【9月27日(火)】

「2005年IMF・世銀秋総会の評価と今後の課題」

ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内

ワシントンDCには、多数の経済協力関係者が、政府、実施機関、
世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタンク・大
学、メディア等で実務や研究に携わっています。その情報・知
見を活かして個人の資格で自由かつ率直な議論を行い開発戦略
に関する政策論議を深める(かつ出席者間の親睦を深める)と
ともに、記録を世界各地の関係者に発信して現実の政策立案・
実施に反映させるために、ブラウンバッグランチを開催してい
ます。標記のテーマについては次の要領で開催しますので、ご
関心とお時間のある方は是非お気軽に参加いただければ幸いで
す。

1.日時: 9月27日(火)午後12時30分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
      1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
      Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
3.テーマ: 2005年IMF・世銀秋総会の評価と今後の課題
4.キックオフ:大矢 俊雄氏(世界銀行日本理事室理事代理)
        三好 敏之氏(IMF日本理事室審議役)
5.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
      12:30頃から キックオフ
      13:15頃から 自由討議(14:00終了)
6.出席方法: 会場準備等の関係上、出席をご希望される
方は9月26日(月)正午までに本フォーラム
BBL担当(江尻:yumiejiridev@aol.com)へ
ご氏名・ご所属先をご連絡ください。

【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】

この度のDC区域の警戒レベルの引き上げに伴い、JICA米国事務
所が入っているビルの管理方針が変更になりました。

今後、事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リス
トを提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートを
してもらうことが必要となります(エレベーターを動かすため
には、指定のカードキーが必要なため。)

以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。

1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の中
村次長か村田宛に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号 202-293-2334)
3.上記1もしくは2を行われた方は、フロントに申し出てく
ださい。当面、12:00〜12:30間は事務所のインターンをフロ
ントに配置しエレベーターワでエスコートします。遅れてこら
れた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこ
ともあります(フロントの係員がエスコートすることもござい
ます)。
4.念のため、身分証明書をお持ちください。
5.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所にご
連絡ください。フロントにインターンがいる場合には、申し出
てください。

尚、上記の管理方針変更については期限未定とのことです。皆
様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し
上げます。

〈BBL担当:江尻由美〉
http://www.developmentforum.org

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【3】地球に乾杯!NGO:エイズ予防活動/米国政府とNGO
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新着コラムは下記のとおりです。

●9月19日/エイズ予防活動のその後 (位田 和美)
→青年海外協力隊村落開発普及員としてセネガルで活動中。
エイズ予防活動の一つとして紙芝居を小学校等で上映したと
ころ、予想以上に高い評価を得た。その理由として、複雑な
エイズの知識を子どもたちにわかりやすく伝えられること
や、電気設備がない地域でも上映が可能で、かつ持ち運びが
簡単な点が考えられる。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/050919ki.html

●9月12日/「米国政府とNGOの対北朝鮮人道援助」を研
究し始める訳 (杉原 ひろみ)
→「米国政府とNGOの対北朝鮮人道援助」の研究動機に、
私がこれまで暮らしてきたジンバブエとワシントンDCで感
じてきた「政府とNGOのパートナーシップ」について論理
的に理解したいこと、大学時代に専攻した朝鮮半島地域研究
と、これまでやってきた開発援助を融合させ、一つの論文を
仕上げたいことがある。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/050912hs.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net
 http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/

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【4】 パリ通信:2010年におけるODA量のシミュレーションと
          最近のDAC内外におけるホットトピック
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今回は、最新のDACニュース(http://www.oecd.org/dataoecd/45/23/35331893.htm
で取り上げられた、OECD/DAC事務局による「2010年ODA量のシ
ミュレーション」(http://www.oecd.org/dataoecd/57/30/35320618.pdf
と、本件に関連するDAC内外で関心が高まっている「援助の予
測性向上」に関するご紹介です。

http://www.developmentforum.org/paris/041.htm

(パリ通信担当:寺門雅代)
http://www.developmentforum.org/paris

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【5】 ニューヨーク国連フォーラム:
    長谷川祐弘氏(東ティモール国連事務総長特別代表)へのインタ 
    ビュー、MDGs、第60回国連総会速報
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1.第2回インタビュー・シリーズ

東ティモール担当としてご活躍中の長谷川祐弘国連事務総長
特別代表に、東ティモールでのお仕事の様子や東ティモール
の現状・今後の課題などを伺いました。
http://www.unforum.org/interview/int2.html

2.ブログ(blog)にMDGsに関するセッションの報告と第60
回国連総会速報が掲載されています。

(1)MDGとハリケーンKatrina:9月13日、コロンビア大学
SIPA が毎年国連総会開催時に併せ実施しているWorld
Leaders Forum の一環として開催された、ユドヨノ・インド
ネシア大 統領とジェフリー・サックス教授のセッションの報
告。
http://nyunforum.blogspot.com/2005/09/mdgkatrina.html

(2)MDG & UN Summit:6月13日、国連で行われたジェフ
リー・サックス教授の”The End of Poverty”の出版記念講演
の報告。
http://nyunforum.blogspot.com/2005/09/mdg-un-summit.html

(3)第60回国連総会速報:9月14〜16日、国連総会の特別
首脳会合についての速報。
http://nyunforum.blogspot.com/2005/09/604.html

(NY国連フォーラム担当:粒良麻知子)
http://www.unforum.org/

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【6】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
   途上国現地での開発援助勉強会、民間セクター開発への貢献
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●バングラデシュ現地ODAタスクフォース(バングラデシュ・モデル)では、
自由参加の勉強会を随時開催しています。例えば、9月22日(木)には、バン
グラデシュ開発援助勉強会 「ダッカのストリート・チルドレン問題を考える
−シャプラニールの経験から−」が開催されます。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/050922flyer.htm
9月29日(木)午前には、保健セクター勉強会 「必須医薬品って何?どのよ
うに製造されているの?−国営製薬会社Essential Drugs Co.見学−」が行わ
れます。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/050929hflyer.htm
同日夕刻には、教育セクター勉強会 「教育現場に理科実験を取り入れるため
に」が開催される予定です。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/050929eflyer.htm

●9月8日、ダッカでの日本トレードフェアの一環として、日本バングラデ
シュ・ビジネス・フォーラムが開催されました。
http://www.jetro.go.jp/bangladesh/eng/link_files/past_events.html
大使館からは、「対バングラデシュ貿易・投資を促進する日本のODA」との
テーマで発表を行いました。
http://www.jetro.go.jp/bangladesh/eng/ppt/oda.ppt
また、ダッカ商工会からは、「バングラデシュのビジネス環境改善に向けての
提言」を発表し、当地紙の社説等でも取り上げられました。
http://www.jetro.go.jp/bangladesh/eng/doc/SHOO-KOO-KAI-Suggestions.doc
開発実現に向けての大きな鍵の一つは、民間セクター開発です。日本は、ODA
のみならず貿易・投資を通じて、そして両者を組み合わせることにより、大き
く貢献できると思います。

(バングラデシュ・モデル運営委員会:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/
http://www.kiya.net/

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【7】 ラテンアメリカ・ネットワーク: 
    第10回 日下部裕美子氏インタビュー
    「国際開発機関による中南米の金融市場育成と輸出金融促進へ
     の取り組み」
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●2005年6月15日、米州開発銀行(IDB)の民間セクター部門で
働いている日下部裕美子氏にインタビューを行いました。中
南米の金融市場育成と輸出金融促進を目的としたプロジェク
トについて、大変興味深いお話を伺って参りました。

IDBが、民間の銀行や保険会社、ヘッジファンド、機関・個人投
資家と組んで、経済成長・開発を促進するために、証券化やスト
ラクチャード・ファイナンスを行うという斬新的な試みが語られて
います。

大変貴重なお話ですので、是非ご一読いただけましたら幸甚です。
http://www.developmentforum.org/latin/Interviews/members.htm

(ラテンアメリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:舩 串知恵・大島千枝)
http://www.developmentforum.org/latin/

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【8】 GRIPS開発フォーラム:英国援助情報ヘッドライン 8月号
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JICA英国事務所より、「英国援助情報ヘッドライン」8月号が
届きました。夏休みだったため大きな動きもなくニュースも
少ないですが、DFID情報だけはしっかりおさえられていま
す。是非ご覧下さい。

http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/JICAUK/Aug2005.pdf
(和文、pdfファイル、22KB)

http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/JICAUK/Aug2005en.pdf
(英文、pdfファイル、27KB)

(GRIPS開発フォーラム担当:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【9】世界銀行関連情報:
「世界開発報告2006:公正と開発」発表セミナー(9/27:東京)、他
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●世界銀行グループ アフリカ行動計画

この度、世界銀行理事会はアフリカ諸国による成長、貧困削
減、ミレニアム開発目標達成のための取り組みを支援する
「アフリカ行動計画」を議論しました。同計画は9月24〜25日
に開催予定の世界銀行・IMF年次総会開発委員会でさらに
議論される予定です。

アフリカ行動計画(Meeting the Challenge of Africa’s
Development: A World Bank Group Action Plan) の全文(英
文)は以下のURLをご覧ください。
http://siteresources.worldbank.org/INTAFRICA/Resources/aap_9_7_05.pdf

●新報告書「ビジネス環境の現状2006:雇用創出」発表

世界銀行グループはこの度、新報告書「ビジネス環境の現状
2006:雇用創出」(Doing Business 2006: Creating Jobs)
を発表しました。同報告書の概要版(英語、フランス語、ポ
ルトガル語、スペイン語)は以下のウェブサイトでダウンロ
ードしていただけます。
http://www.doingbusiness.org/

プレスリリース(和文)は以下のURLをご覧ください。
http://www.worldbank.or.jp/04data/07press/pdf_fy2005/20050913_000.pdf

●9月27日:「世界開発報告2006:公正と開発」発表セミナー

世界銀行は、年次刊行物である世界開発報告の2006年版の完
成に際して、9月27日(火)に新刊発表セミナー「世界開発報
告2006:公正と開発」を、世界銀行東京開発ラーニングセン
ターにて開催します。

このセミナーでは、同報告書執筆者の1人であるタマー・マニ
ュエラン・アティンク世界銀行東アジア・大洋州地域人間開
発局長代理によるプレゼンテーションの後、吉野直行慶應義
塾大学経済学部教授よりコメントを頂きます。さらに質疑応
答では、テレビ会議を通じて、神戸大学及び国内の他大学と
接続する予定です。

詳細、参加申し込み方法はこちら。
http://www.worldbank.or.jp/02event/01seminar/seminar_top.html

●10月3〜7日:東ティモール共同パネル展・コーヒーアワー

JANARD(農業・農村開発NGO協議会)/
PIC東京(世界銀行情報センター)共催

写真展
『独立から3年:東ティモールの現在』
2005年10月3日(月)〜7日(金) 午前10時〜午後6時

懇談会(コーヒーアワー)
『JANARDが見る東ティモールの将来 〜 今この国に求めら
れること』
2005年10月4日 (火) 午後6時30分〜午後8時

場所はいずれも世界銀行情報センター(PIC東京)です。

<スピーカー>
釜野徳明氏(JANARD東ティモール調査団長
特定非営利活動法人日本ケナフ開発機構 理事長)

詳細、参加申し込み方法はこちら。
http://www.worldbank.or.jp/02event/01seminar/seminar_top.html

(世界銀行東京事務所:大森功一)
http://www.worldbank.or.jp

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【10】FASID 国際開発研究センター最新情報(大学院レベルの実践的 
   講座受講生募集、援助と成長、世銀報告書)
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●大学院レベルの実践的講座
 FASID国際開発特別講座2005 受講生募集のご案内
 「持続的開発のためのアジア・太平洋イニシアティブ」
 (2005年9月30日(金)初回の講義を開講)
 FASIDでは慶應大学、国連大学、アジア・太平洋地域にある
 複数大学の協力を得て遠隔講座を行います。
 海外との同時開講のため平日昼間の開催ですが、
 皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
 詳しくは関連HPをご覧下さい:
 http://www.fasid.or.jp/daigakuin/sien/kaisetsu/boshu.html

●開発援助の新しい潮流:文献紹介掲載(2件)
 秋山孝允FASID参与による「援助と成長」に関するペーパー3件
 の文献紹介No.55を掲載しました。
 下記ウェブサイトをご覧下さい。
 http://dakis.fasid.or.jp/report/pdf/BriefingReviewNo55.pdf

 近藤正規準教授(国際基督教大学)による
Daniel Kaufmann, Aart Kraay, and Massimo Mastruzzi,The World Bank
“Governance Matters IV: Governance Indicators for 1996-2004”
の文献紹介No.56を掲載しました。下記ウェブサイトをご覧下さい。
 http://dakis.fasid.or.jp/report/pdf/BriefingReviewNo56.pdf

(FASID国際開発研究センター担当:今井あい)
http://www.fasid.or.jp/
http://dakis.fasid.or.jp/index.html

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[編集後記]  「村人の自信」
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私は、セネガル北部州で村落普及員として働いています。私
の活動村住民の中には、「自分たちはとても貧乏だ」「自分
たちには何もない」と言う人は少なくありません。しかし、
そう言う村人たちが「物質的貧困によりどうしようもない状
態」に陥っているかというと、1年近く村で過ごしてきた私
は、そうではないと考えます。

上記の発言には、開発関係者である私に対する村人の誇張も
含まれているかもしれませんし、他方で、私の洞察力不足か
ら村人の貧困が私には見えていない可能性もあります。しか
し、何れにしても、住民の中には、「物質的欠乏に焦点をお
きすぎて、自分たちの持っているものを見過ごしている人も
いる」と考えます。

そこで、私は村人たちに自分たちの持っているものに目を向
けてもらい、自分たちが開発、つまり「自分たちの幸福の実
現」の担い手であるということに前向きになってもらえるよ
う心がけています。少し長くなりますが、その取り組みの1例
をシェアさせてください。

私の活動村では、水の問題を抱えていました。そのため、1月
に村人たちとその問題について問題分析と導水プロジェクト
を行うための資金申請書作りをしました。

問題分析の中で、APPA chartという表を村の人たちと作りま
した。それは、?村のよいところ、?村の問題点(改善して
いきたい点)、?村の夢、?夢の実現へむけての活動を話し
合うものです。

以前私が教わったやり方では、?のよいところから始めるの
ですが、その時の状況では、村の人たちは問題に意識が行っ
ているので、村の人たちが豊富に考えを持っている?の問題
点(改善点)から始めました。予想したとおり、改善点につ
いては、「これがない」「あれがない」と活発に意見が出ま
す。しかし、?については、何も意見は出ず、しーんと静ま
りかえっています。

「何もないですか?」ともう1度聞くと、おばさんたちは、
「ここには何もないんだから、いいところなんてあるわけな
いじゃない!」とないの一点張りです。

そこで、「みんな村には何もない何もないって言うけど、例
えば、ここには大きなよい家族があるでしょう。日本だった
ら、こどもも1人か二人のところが多いし、おじいちゃんおば
あちゃんも離れて住んでることが多いのよ。こどもは大きく
なったら親からも遠くに離れていくことも多いし。

私の家は、姉弟が多くて、3人だけど、3人ともみんな家を離
れてばらばらに外国に住んでるのよ。だから、私はみんなが
大きなすてきな家族を持っているっていうことは、村のすば
らしいところだと思う。」と言いました。

そうすると、みんな異国日本の家族離散の状態に「しぇ
ー!」と驚き、同時に、そんな日本の状態に比較することで
自分達の家族のすばらしさに改めて気がついている様子でし
た。さっきの雰囲気からがらりと変わり、みんな楽しそうに
がやがやしだしました。「何もない」と攻撃的に主張する手
ごわいおばさんたちも、「もー、この子は!」と私に言いつ
つ嬉しそうでした。

しばらくして、1人の男の人が「ここの村には小さいけれど、
女性たちが経営する雑貨屋がある!」と言いました。それを
皮切りに、「みんな一生懸命働く」、「村人同士結束が固く
よい関係がありまとまりがある」という意見が出てきまし
た。

その後、?、?の項目も話し合ったのですが、村の住民と私
がこの「村のよいところ」エクササイズで、得ることが出来
たと思う点は、3点あります。まず、?自分たちの長所に目を
向けることができた、?物質的財産だけでなく精神的豊かさ
にも目を向けることができた、?問題分析の過程を楽しみ、
自分たちの開発について前向きになれたということです。

「住民の幸福を実現する」村落開発を進めていくには、中
央・地方行政の住民サポート体制の構築および強化、行政に
対する技術・資金支援など様々な側面があると認識します。
その中で、村人に自信を持ち楽しんで開発に取り組んでもら
えるよう働きかけることは、住民との直接協同という側面に
おいて重要なことと実感します。(藤本)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
  「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@developmentforum.org )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.developmentforum.org/mail/

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@developmentforum.org)までお寄せいただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集担当:早川 元貴
編集後記:藤本 奈美
発行:ワシントンDC開発フォーラム