2011年8月9日号(アフリカ北東部の干ばつ、他)

2011年8月9日発行
                            http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:
    
「国連事務総長が来日」
「アフリカ北東部の干ばつによる飢饉」他

【2】  FASID 国際開発研究センター最新情報

【3】  GRIPS開発フォーラム:
 第15回「アフリカ産業戦略勉強会」開催のお知らせ

【4】  東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) 世界銀行東京事務所、広報担当官(ソーシャルメディア担当)募集
(2) セミナー・イベントのご案内
(3) 最近の活動から

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

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-日本関連-
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● 外務省より、日本の「人道支援方針」が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jindo/jindoushien2_1_1.html

● 8月7日(日曜日)から9日(火曜日)まで,潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が来日します。
http://unic.or.jp/unic/single_event/2312/

● 国際協力機構(JICA)が、世界最大級の国際NGOのBRACと、両機関の連携に向けた覚書に署名
しました。
http://www.jica.go.jp/press/2011/20110805_01.html

● 8月1日、JICA事務所が、イラクの首都バグダッドに設置されました。イラク戦争後の復興・
開発に向けた支援の更なる迅速化、円滑化を図ることを目的としています。
http://www.jica.go.jp/press/2011/20110804_01.html

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-マルチ・ドナー関連-
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● 「アフリカの角」諸国で現在深刻な干ばつ被害を及ぼしている事態に対し、アフリカ開発銀
行総裁ドナルド・カベルカ氏が行動を呼びかけています。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/afdb-calls-for-concrete-action-to-mitigate-famine-in-horn-of-africa-8315/

● 世界銀行が、アフリカ北東部の干ばつによる飢饉に緊急対応として5億ドル超を支援するこ
とを決めました。
http://go.worldbank.org/YJDK9GK200

● アジア開発銀行より、報告提言書「アジア2050−『アジアの世紀』は実現するか」が刊行さ
れました。
http://beta.adb.org/news/asia-must-take-bold-action-realize-full-potential-asia-2050-book
http://beta.adb.org/sites/default/files/nr2011-0802-asia2050-jp.pdf (日本語プレスリリース)

● 第8代国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)氏の就任以降(2007年1月1日〜)の取組が、
国連よりプレスリリースが発表されています。
http://unic.or.jp/unic/single_event/2314/

● 欧州委員会より、EU Donor Atlas 2011が発表されています。
http://ec.europa.eu/europeaid/how/ensure-aid-effectiveness/eu-donor-atlas_en.htm

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-シンクタンク関連-
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● 国際開発金融機関がアメリカの労働市場に及ぼす影響について、米国シンクタンクCenter
for Global Developmentの研究者Benjamin Leo氏によるスピーチが発表されています。
http://www.cgdev.org/files/1425335_file_MDB_and_US_Jobs_Hearing_Ben_Leo_Written_Testimony_7_27_2011_2_.pdf

● 英国シンクタンクOverseas Development Instituteよりワーキングペーパー「Taking
Responsibility for Complexity – When is a policy problem complex, why does it matter,
and how can it be tackled?が発表されています。
http://www.odi.org.uk/resources/download/5490.pdf

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【2】  FASID 国際開発研究センター最新情報
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●FASID/GRIPS国際開発プログラム(IDS)では毎年夏学期に海外からの招聘有識者による
開発の諸問題に関する集中講義を開講しており、公開形式のセミナーを2件、
今年度も開催します。

【テーマ】”Money, Prices and Wages in Northern China on the Eve of Opium War:
Evidences from Tong Taisheng Account Books (1800-1850)” (Tentative)
【講師】Dr. Debin Ma, Lecturer, Department of Economic History,
London School of Economics, LSE
【日時】平成23年8月19日(金)15:00〜16:30

【テーマ】”Evaluating the Impact of a Modification in a Conditional Cash Transfer Program
on Educational Outcomes: Evidence from Bangladesh” (Tentative)
【講師】Dr. Nazmul Chaudhury, Country Sector Coordinator, Human Development,
East Asia Pacific Human Development (EAPHD), World Bank
【日時】日時: 平成23年8月31(月) 13:20〜14:50

上記2件開催概要:
【会 場】政策研究大学院大学(GRIPS)内 レクチャールーム(港区六本木7-22-1)
【主 催】FASID/GRIPS 国際開発(IDS)プログラム
【言 語】英語 (通訳なし)    
【参加費】無料
【問合せ】連携高等教育部(服部)kouza@fasid.or.jp 
【申込み】以下ウェブサイト上の専用フォームからお申込み下さい。
*詳細 http://www.fasid.or.jp/ 

(FASID担当: 服部 洋子)
http://www.fasid.or.jp
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【3】 GRIPS開発フォーラム:
第15回「アフリカ産業戦略勉強会」開催のお知らせ
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●第15回「アフリカ産業戦略勉強会」 開催 のお知らせ

■ 日時:2011年9月6日(火)18:30〜20:30頃

■ テーマ:「BOPビジネスと青年海外協力隊:アフリカの事例を中心に」

BOPビジネスを具体化していく際に、途上国の現場を知り、柔軟な思考で貧困層の
ニーズや潜在力を理解し、さまざまなパートナーと関係を構築していく人材の重要性
が指摘されています。今回の勉強会では、「BOPビジネスと青年海外協力隊」をテー
マに、人材面から産官学によるアフリカ産業開発への取組みを考えたく、スピーカー
にJICA青年海外協力隊事務局の青晴海(あおはるみ)審議役を、そしてコメンテーター
に住友化学ベクターコントロール事業部の水野達男部長をお迎えしてお話を伺います。

まず青晴海氏から、BOPビジネスの推進における海外青年協力隊(JOCV)の役割、
アフリカを含む途上国でJOCVと企業が連携した具体的な事例を中心にお話いただき
ます。青晴海氏はJICA(及び旧JBIC)で長年、途上国支援に携わってこられ、最近は
日本版ギャップ・イヤーの立ち上げにも主導的な役割を果たしておられます。
続いて、アフリカをはじめとする途上国で防虫蚊帳「オリセットネット」の普及に尽力し
ておられる住友化学ベクターコントロール部の水野部長から、企業が途上国でビジネ
スを展開する際のポイント、人材面で同社がJOCV経験者を積極的に登用している
理由、今後の産官学への取組への示唆等についてコメントいだきます。
(*ベクター:病気をうつす虫のこと)

■ スピーカー: 青晴海氏 JICA青年海外協力隊事務局審議役

■ コメンテーター: 水野達男氏 住友化学株式会社 ベクターコントロール事業部長

■会場:
政策研究大学院大学1階 会議室1B&1C
〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
a. 都営大江戸線 六本木駅 徒歩5分
b. 東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩10分
c. 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩6分
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access.html

■前回(第1回〜第14回)までの勉強会資料・議事録等は下記の「アフリカ産業戦略勉強会」サイトからご覧になれます。
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/industrialstrategy.htm

ご出席いただける方は、9月2日(金)までに、GRIPS開発フォーラム飯塚・林田(forum@grips.ac.jp)までご連絡ください。
(車でお越しの際は、本学の駐車場の関係上、車種、ナンバー及びお車の色を事前にご連絡ください)

宜しくお願いいたします。

(GRIPS開発フォーラム:飯塚美恵子)
http://www.grips.ac.jp/forum/index.htm

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【4】  東京発〜世界銀行からのお知らせ
(1) 世界銀行東京事務所、広報担当官(ソーシャルメディア担当)募集
(2) セミナー・イベントのご案内
(3) 最近の活動から
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(1) 世界銀行東京事務所、広報担当官(ソーシャルメディア担当)募集

世界銀行東京事務所では、来年秋開催されるIMF/世銀東京総会に向けて、
世界銀行の開発に関する様々なテーマや世銀と日本のパートナーシップに
ついて、より幅広く効果的に情報発信するため、SNSなどのソーシャルメディア
に精通した広報担当官(コンサルタント)を募集します。

詳細は以下リンクよりご覧ください。
http://go.worldbank.org/MRP05EWMZ0

(2) セミナー・イベントのご案内

■  世界銀行パブリックコンサルテーション「社会的保護・労働戦略2012〜2022年回復力と機会の拡大」

日時: 2011年8月25日(木)午後4時から午後6時まで
場所: 世界銀行東京事務所・東京開発ラーニングセンター
http://go.worldbank.org/6V3IDW6BV0    
内容: 世界銀行が貧困削減と不平等緩和、人々の潜在能力を高める支援を
行なっていくために、社会的保護をどのように活用できるかを協議し、
今後10年間の戦略を策定するためのコンサルテーションを開催します。
アリエル・フィズバイン世界銀行人間開発ネットワーク担当
チーフ・エコノミストから概要をご説明し、参加者の皆様との
議論の場を設けます。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://go.worldbank.org/WCOE15EB10

(3) 最近の活動から

■ 7月19-20日、ジョナサン・ワズワース国際農業研究調査グループ(CGIAR)
基金担当事務局長が来日し、日本政府関係者と面談、またパブリックセミナーを
開催しました。
http://go.worldbank.org/YAEKSHV0K0

■ 7月25日、谷口和繁・世界銀行駐日特別代表が鎌倉女子大学で講義し、
多極化する世界の現状と将来の日本の役割について講義しました。
http://go.worldbank.org/UR7RU0FK50

■ 7月25-29日、サロージ・クマール・ジャー防災グローバル・ファシリティ(GFDRR)
プログラム・マネージャー兼世界銀行災害リスク管理専門家グローバル・チーム(DRM GET)
リーダーが来日し、被災地の訪問、日本政府関係者との防災に関する意見交換、
パブリックセミナーで講演しました。
http://go.worldbank.org/ZVXI4IF1L0

(世界銀行東京事務所: 開裕香子)

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    DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
         「メーリングリスト(devforum)」
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(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
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に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
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相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
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(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川 元貴/江尻 由美/小林 隼人
発行:ワシントンDC開発フォーラム