[Devforum] DC開発フォーラム第63回ワークショップのご案内:12月12日(木)竹本明生 氏(地球環境ファシリティ)「地球環境ファシリティの役割について」

DC開発フォーラムMLの皆様
 DC開発フォーラムでは、平日の夜を利用して、途上国の開発に関わる実務家や学生を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。   第63回となる今回は、竹本明生氏(地球環境ファシリティ上級環境専門官)を迎え、地球環境ファシリティの役割について発表していただきます。関心のある方は奮ってご参加ください。  【テーマ】 地球環境ファシリティ(Global Environment Facility, GEF)は1991年に設立された開発途上国の環境を保全するための国際機関である。GEFは世界の183か国が加盟し、各国政府、国連、国際金融機関、企業やCSOなど世界中のさまざまなステークホルダーとのパートナーシップの下で、開発途上国を対象に、気候変動、生物多様性、土地劣化、化学物質汚染など多岐に渡る環境問題に対処し地球環境益(Global Environmental Benefits)をもたらすための様々な活動を実施している。また、GEFは気候変動枠組条約、生物多様性条約など国際環境条約の資金メカニズムとしての機能を有しており、各種条約の締約国会合の決定に基づき、パリ協定の透明性強化など当該環境条約の実施に欠かせない能力開発支援等のプログラムを実施している。
今回のワークショップでは、環境省出身で現在GEFで勤務する竹本明生氏がGEFにおける途上国に対する最新の環境保全の取組の動向について気候変動分野に焦点を当てた解説を行う。竹本氏のこれまでの行政経験を踏まえ、日本が実施する環境国際協力とGEFを含む国際機関が実施する最新の国際協力を比較し、今後の日本の国際環境協力の方向性について議論を深めることとしたい。
【スピーカー】竹本明生(たけもと あきお);地球環境ファシリティ上級環境専門官
1992年に環境省(当時環境庁)入省。通商産業省工業技術院エネルギー技術研究開発課、外務省経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部一等書記官、環境省地球温暖化対策課、兵庫県、環境省総合環境政策局環境影響評価課、同地球環境局研究調査室長、同地球環境局国際担当参事官等を経て2018年1月から地球環境ファシリティ上級環境専門官として気候変動、化学物質・廃棄物分野の途上国支援プログラムを担当。環境省においては日本政府初の気候変動適応計画の策定(2015年閣議決定)、気候変動国際交渉、環境影響評価法改正の閣議決定(2010年)、家電エコポイント制度の創設(2009年)、海底下二酸化炭素回収貯留(CCS)の許認可制度に関する海洋汚染防止法改正(2007年)等を担当。福岡県出身。1992年北海道大学理学部で修士号取得(地球物理)、2010年茨城大学理工学研究科で博士号取得(工学博士:環境機能科学)。
 【日時】2019年12月12日(木) 18:30-19:45 【参加費】当フォーラムのサーバー代等の活動維持費のため参加費1ドルを現金で徴収いたします。 【会場】世界銀行本部 The World Bank, 1818 H Street, NW Washington DC 20433 入館方法や会議室の詳細などは、参加登録者に送付される会場案内にてお知らせ致します。会場案内をよくご確認の上ご来場ください。 【参加登録】参加ご希望の方は、下記登録フォームより12月11日(水)までに必ず参加登録をお願い致します。 https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDVmdGZjV2ZnQ2ctb1lUR1JhODBXZ3c6MQ#gid=0 登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までに会場案内のメールが届かない場合は、ワークショップ担当(dev.forum.workshop@gmail.com)まで、ご連絡ください。 過去のワークショップの内容はこちらでご覧いただけます。http://www.devforum.jp/category/events/workshops 皆様のご参加をお待ちしております。 DC開発フォーラム・勉強会担当(山田哲司)
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