[Devforum] DC開発フォーラム第50回ワークショップのご案内:5月10日(木):逸見勉氏(在米国日本大使館)「カーボン ・プライシングをめぐるマクロのトレンドとミクロの政治」

DC開発フォーラムMLの皆様
 
DC開発フォーラムでは、平日の夜を利用して、途上国の開発に関わる若手を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。 

第50回となる今回は、DC開発フォーラムの幹事の一人でもある在米国日本大使館専門調査員の逸見氏から、気候変動対策において一つのトレンドとなっているカーボン・プライシングについて、排出量取引に関する政治学的なケース・スタディを交えつつ紹介いただきます。カーボン・プライシング導入の際に発生する政治の側面について知見を深める機会となりますので、関心のある方は奮ってご参加ください。

【テーマ】
「カーボン・プライシングをめぐるマクロのトレンドとミクロの政治」
気候変動の分野では、1997年の京都議定書に「柔軟性メカニズム」が盛り込まれて以来、排出量取引が温室効果削減のためのツールとして認識されるようになり、2005年にEUが本格的な域内排出量取引制度(EU ETS)を導入したのを皮切りに、現在では国、地域、自治体、企業等の様々なレベルで実施されるようになってきています。また炭素税も、欧州諸国を中心に、国や州のレベルで徐々に広がりを見せています。こうしたトレンドについては、世界銀行も2000年代前半からウォッチしてきており、2013年以降は報告書“State and Trends of Carbon Pricing”を毎年刊行しています。

報告者の逸見氏は、これまで特に排出量取引制度の導入過程を取り上げ、EUと日本のケースを中心に政治学的な研究を行ってきました。今回の報告では、主として世銀の報告書に基づいてカーボン・プライシングのトレンドを概観した上で、排出量取引に関するケース・スタディを紹介することで、カーボン・プライシングの導入・実施過程における諸論点について考察します。

【スピーカー】
逸見 勉
現在、在米国日本大使館専門調査員(経済担当)として、通商政策、開発協力、気候変動等の政策動向をウォッチ。2004年、上智大学大学院国際関係論専攻修士。2011年、東京都立大学(現・首都大学東京)大学院政治学専攻博士課程単位取得退学。同大学助教を経て、2014年から現職。専門は国際政治学/グローバル・ガバナンス論。環境・社会・ガバナンス(ESG)に対する配慮が、既存の経済・社会システムに統合されていく過程への関心を背景に、気候変動問題に政治学的なアプローチを行い、これまで日米EUにおける排出量取引の導入・実施過程をフォロー。博士課程・助教時代は専修大学で「環境政治論」の講義を担当した経験を持つ。

【日時】
2018年5月10日(木) 18:30-19:45

【参加費】
当フォーラムのサーバー代等の活動維持費のため参加費1ドルを現金で徴収いたします。

【会場】
世界銀行本部 The World Bank, 1818 H Street, NW Washington DC 20433

入館方法や会議室の詳細などは、参加登録者に送付される会場案内にてお知らせ致します。会場案内をよくご確認の上ご来場ください。
 
【参加登録】 
参加ご希望の方は、下記登録フォームより5月9日(水)までに必ず参加登録をお願い致します。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDVmdGZjV2ZnQ2ctb1lUR1JhODBXZ3c6MQ#gid=0
 
登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までに会場案内のメールが届かない場合は、ワークショップ担当(dev.forum.workshop@gmail.com)まで、ご連絡ください。

過去のワークショップの内容はこちらでご覧いただけます。
http://www.devforum.jp/category/events/workshops
 
皆様のご参加をお待ちしております。
 

DC開発フォーラム・ワークショップ企画担当
真鍋希代嗣