Jan 20: Post-conflict, Trade&Investment, Water, NGO, MDI (Africa), Health, Gender, Human Security, ODA Council, East Asia, Kenya, JICA, BBL

ワシントン DC開発フォーラムの皆様

今回のご連絡(1/20付)は次の14点です。
【1】 今週のBBLのご案内:ポストコンフリクト(1/22)、貿易・投資(1/23)
【2】 先週のBBLのご報告:水分野でのパートナーシップの課題 (1/17)
【3】 地球に乾杯!NGO:アフリカ中小企業/柔軟な姿勢/キリスト教NGO
【4】 MDIモニター:第100回記念アフリカ特集/マヤ/ADB/世界経済
【5】 寄稿:NGOとドナーのパートナーシップ(USAIDの事例)
【6】 保健ネットワークの立ち上げ/参加者募集!
【7】 ジェンダーJネットワークの立ち上げ/参加者募集!
【8】 人間の安全保障シンポジウムの開催(2/25、於東京)
【9】 アフリカへの投資促進に関する賢人会合の開催(2/26、於東京)
【10】 ODA総合戦略会議:第5回会合(昨年11/26)議事録・資料
【11】 世銀新報告書「イノベーションと東アジア」(1/16)
【12】 在ケニア日本大使館専門調査員募集
【13】 JICA職員募集:平成16年度新卒者採用
【14】 1−2月のBBL日程
―――

【1】 今週のBBLのご案内:ポストコンフリクト(1/22)、貿易・投資(1/23)

1月22日(水)に、本フォーラムBBL「ポストコンフリクト復興委員会−最終報
告と実施に向けての課題−」を開催する予定です。USAID初代ポストコンフリ
クト部長や緒方貞子UNHCR時代の副UNHCRを務め、現在CSIS(当地シンクタン
ク)のポストコンフリクト復興プロジェクトをとりまとめているバートン氏よ
り、正式発表に先立って同プロジェクトの最終報告について説明いただき、引
き続き出席者間で意見交換を行います(今回は英語で行います)。案内状は次
のウェブサイトまたは本メール末尾をご覧下さい。
http://www.developmentforum.org/invitation/030117.htm
なお、CSISの本件プロジェクトのウェブサイトは次の通りです。
http://www.pcrproject.org/
出席される方は1月21日(火)正午までに本フォーラムBBL担当(江尻、
yumiejiridev@aol.com)に氏名・所属先をご連絡いただければ幸いです。

翌1月23日(木)には、本フォーラムBBL「貿易・投資を通じた経済発展を実
現するために−世界と日本の課題−」を開催する予定です。これまで世銀アジ
ア太平洋地域エネルギー局長や経済産業省貿易経済協力局審議官を務められ、
現在同省通商政策局審議官(地域協力担当)の鷲見良彦氏より、貿易・投資を
通じた経済発展の課題につき問題提起をいただき、引き続き出席者間で意見交
換を行います。案内状は次のウェブサイトまたは本メール末尾をご覧下さい。
http://www.developmentforum.org/invitation/030123.htm
席上参考資料(経済連携の推進)は次のウェブサイトに掲載しています。
http://www.developmentforum.org/records/material/030123.ppt
出席される方は1月22日(水)正午までに本フォーラムBBL担当(江尻、
yumiejiridev@aol.com)に氏名・所属先をご連絡いただければ幸いです。

【2】 先週のBBLのご報告:水分野でのパートナーシップの課題 (1/17)

1月17日のBBL「水分野でのパートナーシップの課題と日本に期待するもの−ワ
シントンDCの視点−」では、世界銀行中東・北アフリカ局上級水資源専門官の
上田悟氏をお招きし、約25名の出席を得て意見交換を行いました。概要は次の
通りです。
http://www.developmentforum.org/records/summary030117.htm
現在メーリングリスト(devforum)で議論を継続中です。ご意見等ありましたら
info@developmentforum.orgまでお寄せ下さい。

【3】 地球に乾杯!NGO:アフリカ中小企業/柔軟な姿勢/キリスト教NGO

「地球に乾杯!NGO」は次の新コラムを掲載しています。
http://MyWebPages.Comcast.Net/NGOcolumn/

●1月20日/マラウイ徒然−中小企業振興(2)−(小林由季)
→マラウイの零細・中小企業の問題点として、継続性のなさが挙げられる。
● 1月17日/国際協力でのキャリア・ビルディング(3)−柔軟な姿勢−
      (杉原ひろみ)
→世界的ネットワークを持つに至るNGOには、スタッフの年齢的若さと
 行動力、柔軟かつ中身で勝負する姿勢、資金調達能力の高さなどの特徴
 が見られる。
●1月15日/小規模キリスト教NGOの苦闘(湯川洋久)
→ワシントンDCの貧困層・移民の多い地区での小規模キリスト教NGOの
 活動。参加型の地域開発金融機関設立を意図してスタートしたが・・・

【4】 MDIモニター:第100回記念アフリカ特集/マヤ/ADB/世界経済

「MDIモニター」は、1月19日に第100号を発行しました。これを記念して、
次の通りアフリカ特集を組みました。これまでの所感や編集局紹介、そして特
別寄稿を含む7項目を一挙に掲載しています。
http://www.yasuoizumi.net/MDI%20Monitor/0100%20MDI%203118%20Africa.htm

その他、新たに次の情報を掲載しています。
http://www.yasuoizumi.net/MDI%20Monitor/ING%20MDI%200000%20Top.htm
● 1月17日/中米マヤ地方を観光で支援 (IDB)
● 1月14日/ADB貸出利率を引き下げ、リベートを引き上げ(ADB)
● 1月13日/世界銀行、2003年は景気の停滞を予測(世銀)

【5】 寄稿:NGOとドナーのパートナーシップ(USAIDの事例)

当地在住NGO研究者の杉原ひろみ氏(本フォーラム幹事の一人)が昨年12月の
国際開発学会第13 回全国大会で発表した、「NGO とドナーとのパートナー
シップ −米国国際開発援助庁(USAID)とNGO とのパートナーシップを事例に
−」の要旨(PDF 10KB)と全文(PDF 533KB )を、次のウェブサイトに新たに掲
載しました。
http://www.developmentforum.org/Articles/sugihara.PDF
http://www.developmentforum.org/Articles/NGO-Donor.pdf

【6】 保健ネットワークの立ち上げ/参加者募集!

保健ネットワークのウェブサイトが立ち上がりました。フォーカルポイントの
大野尚子さん(本フォーラム幹事の一人)から開発フォーラムの皆様へのメッ
セージは次の通りです。

「保健ネットワークを担当しております大野と申します。
まだ第一段階ではありますが、この度ウェブを立ち上げるに至りましたので、
ここにご紹介させて頂きます。まずは、保健セクターにおける国際協力につい
て簡単に整理し、また保健分野のリンク先を出来る限り多く掲載する事に主眼
を置きました。
www.developmentforum.org/health

現在私の知る範囲では、DCを拠点とし保健セクターで活動されていて、且つ日
本の開発援助にも関心を持たれる日本人は数少ない、というのが実感です。ま
た、保健セクターにおいては、途上国の保健医療活動に第一線で従事されてい
る方から、WHOや世銀などでポリシー策定をされている方まで、各人の興味や
関心事が多岐に亘ることも特徴のひとつだと考えます。そのため、今後各層か
らの参加者がネットワーク上での情報提供や意見交換に参加して頂くことで、
より多くのメリットを感じて頂けるようにするために、どのようにネットワー
クを運営していけば良いかが大きな課題だと思っております。

本分野にご関心をお持ちの方々の皆様に、本ネットワークにご参加をお願いす
ると共に、今後の進め方やウェブについてアイデアやご意見、専門家の方のご
紹介など頂けましたら幸甚です。

どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

ジョンズホプキンス公衆衛生大学院 大野尚子(nohno@jhsph.edu)」

【7】 ジェンダーJネットワークの立ち上げ/参加者募集!

ジェンダーJネットワークのウェブサイトが立ち上がりました。フォーカルポ
イントの灘本智子さん(本フォーラム幹事の一人、フォーラム・ウェブも担
当)から開発フォーラムの皆様へのメッセージは次の通りで
す。

「近年、開発におけるジェンダーの役割はますます大きくなりつつあります。
1995年の第4回世界女性会議で提唱された『実行のための北京プラットフォー
ム』を始めとし、2000年の国連ミレニアム・サミットで採択されたミレニアム
開発目標(MDGs)の重点分野の一つとしてもジェンダーはクローズアップさ
れています。しかし、アフリカを始め発展途上国における女性の就学率及び識
字率は依然低く、開発コミュニティにおけるジェンダーへの取り組みがさらに
望まれています。

この度、ワシントンDC開発フォーラム分野別ネットワークの一環として「ジェ
ンダー J ネットワーク」を立ち上げることになりました。
http://www.developmentforum.org/gender/
このホームページ及びネットワークが国内外でジェンダーに携わる専門家及び
学生の交流の場となり、日本の開発政策にジェンダーの視点がさらに導入され
るための機会となれば幸いです。

なお、現在ジェンダーJネットワークのメンバーを募集しております。日本国
内外でジェンダーに関わる仕事をされている方、女性学またはジェンダーを専
攻中の学生の方、また経験や勉強をしたことはないがジェンダーに興味がある
一般の方からの応募を受け付けています。もちろん、男性の方からの応募も大
歓迎です。お名前、所属先、連絡先(Eメール)、ジェンダーの中で専門とさ
れている(または、興味のある)分野を添えて、genderjnet@aol.com までご
連絡下さい。

ワシントンDC開発フォーラム/ジェンダー分野別ネットワーク担当
ジョージワシントン大学国際関係大学院
灘本 智子」

【8】 人間の安全保障シンポジウムの開催(2/25、於東京)

2月25日、東京(都内ホテル)で人間の安全保障シンポジウムが開催されま
す。緒方貞子氏/アマティア・セン氏が共同議長となっている人間の安全保障
委員会の最終報告が発表される予定です。シンポジウム概要は次の通りです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/event/hs.html

【9】 アフリカへの投資促進に関する賢人会合の開催(2/26、於東京)

2月26日、東京(三田共用会議所)でアフリカへの投資促進に関する賢人会合
が開催されます。アフリカ、アジア、国際機関(世銀を含む)からの参加が予
定されており、午前の部は一般参加も可能です。会合概要は次の通りです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/event/af_toushi.html

【10】 ODA総合戦略会議:第5回会合(昨年11/26)議事録・資料

昨年11月26日に開催されたODA総合戦略会議の議事録と配布資料が公開されま
した。スリランカ国別援助計画策定方針、ODA大綱見直し、国別援助計画新規
策定候補国に関する議事録や配布資料が次のウェブサイトに新たに掲載されて
います。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/seisaku_1/senryaku/index.html

【11】 世銀新報告書「イノベーションと東アジア」(1/16)

1月16日、世銀は東京で新報告書「イノベーションと東アジア:今後の成長の
行方」を発表しました(本報告書発表シンポジウムにはウォルフェンソン世銀
総裁が出席)。同報告書は日本政府の要請により開始された3年間に亘る研究
プロジェクトの成果で、東アジア各国がこの21世紀を乗り切るために取り組む
べき「10の政策提言」を行っています。概要を説明したプレスリリース(日本
語)は次の通りです。
http://www.worldbank.or.jp/04data/07press/pdf_fy2003/200301161_000.pdf
また、ウォルフェンソン総裁のDaily Yomiuriのop-edへの寄稿全文が1月17日
付世銀Feature Storyに掲載されています。
http://www.worldbank.org/developmentnews

【12】 在ケニア日本大使館専門調査員募集

外務省は在ケニア日本大使館の専門調査員を臨時募集しています。委嘱事項は
ケニア、エリトリア、セイシェル、ルワンダ、ブルンディにおける経済社会開
発と日本経済技術協力、派遣予定時期は本年4月以降、申し込み期限は1月30日
です。詳細は次のウェブサイトをご覧下さい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/senmon/kenya.html

【13】 JICA職員募集:平成16年度新卒者採用

JICA職員の平成16年度(2004年度)新卒者採用に関する情報が次のウェブ
サイトに公開されました。
http://www.jica.go.jp/recruit/shokuin/index.html
なお、平成15年度(2003年度)社会人採用については2月中旬にJICAウェブサ
イトにて公開予定です。

【14】 1−2月のBBL日程

当面の本フォーラムBBL日程は次の通りです。

1月22日(水)
「ポストコンフリクト復興委員会−最終報告と実施に向けての課題−」
キックオフ:Frederick D. Barton
Senior Adviser and Co-Director of the Post Conflict Reconstruction
Project at the Center for Strategic and International Studies (CSIS),
former Deputy UNHCR, former Director of the Office of Transition
Initiative, USAID
(注:この回は英語で行います)

1月23日(木)
「貿易・投資を通じた経済発展を実現するために
 −世界と日本の課題を考える−」
キックオフ:鷲見良彦氏(経済産業省通商政策局審議官(地域協力担当))

1月29日(水)
「開発問題における日本の役割」
キックオフ:小和田恒氏(日本国際問題研究所理事長、世銀総裁特別顧問、元
国連大使、元OECD大使)

2月6日(木)
「ラテンアメリカの開発における日本の役割
 −東アジア・ラテンアメリカ協力も視野に入れて−」
キックオフ:上田善久氏(米州開発銀行理事)

[開催要領(各回とも)]
時刻: 12:15-14:00
(次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
    12:30頃から キックオフ
    13:00頃から 自由討議(14:00終了)
場所: JICA米国事務所・会議室
    1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC, USA
    Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
出席方法:会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本フォーラムBBL担
当(江尻、yumiejiridev@aol.com)に出席を希望する回と氏名・所属先をご連
絡ください。

―――
このワシントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)では、ブラウン
バッグランチをはじめとする本フォーラムの活動情報や、より広く開発戦略と
日本の関わりについての主要情報を、週1回を目途に送付していきます。皆様
方におかれては、掲載すべき情報等ありましたらご示唆いただければ幸いで
す。本情報サービスをご希望の方は、下記連絡担当まで、氏名・所属・電子
メールアドレスをご連絡ください。

ワシントンDC開発フォーラム(連絡担当・紀谷)
www.developmentforum.org
info@developmentforum.org