March 10: Terrorism(March 12), Dev Consultants, NGO, Env, Africa, Education, Paris, PRSP, Stiglitz, Human Security, Gender, ODA Council, BBL Schedule

ワシントン DC開発フォーラムの皆様

今回のご連絡(3/10付)は次の14点です。本文が長くなり申し訳ありません。
今後ウェブサイトを活用して簡潔にしていく所存です。

【1】 次回のBBLのご案内:マネーロンダリング・テロ資金対策 (3/12)
【2】 前回のBBLのご報告:開発コンサルタント(3/5)
【3】 地球に乾杯!NGO: 文化/日本のネットワークNGO
【4】 「環境ネットワーク」発足!
【5】 アフリカ・ネットワーク:イラク、NEPAD、AGOA他
【6】 GEFA:女子教育、日ユニセフ教育協力、GCEアクションウィーク
【7】 「パリ通信」開始!:ICTフォーラム(3/4-5)、アフリカ経済見通し、
    国際開発統計、援助効果と選択性セミナー(3/10)
【8】 GRIPS開発フォーラム:アジア型PRSPアプローチ、援助協調
【9】 日本の「声」をPRSPへ:ベトナムでの新しい試み
【10】 スティグリッツ教授講演会のご案内(3/13)
【11】 人間の安全保障シンポジウム・最終報告書(2/25)
【12】 JICA・第二次分野別ジェンダー・WID研究会
【13】 外務省開発関連情報:ODA戦略会議、アフリカ飢饉・投資
【14】 3〜4月のBBL日程(新規BBLが加わりました)
―――

【1】 次回のBBLのご案内:マネーロンダリング・テロ資金対策 (3/12)

3月12日(水)に、本フォーラムBBL「マネーロンダリング・テロ資金対策と途
上国支援の課題」を開催する予定です。冒頭キックオフを担当する佐々木清隆
氏は、9月11日テロ事件以降、マネーロンダリング・テロ資金対策に関する日
本の政策立案と対外調整のキーパーソンを財務本省で務め、昨年よりIMF特別
金融監督部エコノミストとして引き続き本問題に取り組んでおられます。今回
は、佐々木氏から最前線でのご経験を踏まえての問題提起をいただき、引き続
き出席者間で意見交換を行います。案内状は次のウェブサイトまたは本メール
末尾をご覧下さい。
http://www.developmentforum.org/invitation/030312.htm

もしお時間のある方は、次の参考資料を一読ください。
(IMF・世銀共同報告・昨年9月)
http://www.imf.org/external/np/mae/aml/2002/eng/092502.htm
(Aninat・IMF副専務理事他による「金融と開発」誌への寄稿・昨年9月)
http://www.imf.org/external/pubs/ft/fandd/2002/09/aninat.htm

出席される方は、11日(火)正午までに、本フォーラムBBL担当(江尻、
yumiejiridev@aol.com)に氏名・所属先をご連絡いただければ幸いです。
また、当地以外の方も含め、出席できない方におかれては、ご意見や問題提起
を電子メールでいただければ幸いです。
info@developmentforum.org

【2】 前回のBBLのご報告:開発コンサルタント(3/5)

3月5日(水)のBBL「日本の開発コンサルタントに期待するもの」では、世界
銀行東アジア太平洋局都市部門開発部首席業務統括官の鈴木博明氏(OECF、開
発コンサルタントを経て世銀に17年間勤務)をお招きし、約20名の出席を得
て、日米の開発コンサルタント比較、日本の開発コンサルタントの国際機関か
らの受注が低い理由、日本の開発コンサルタントの強み、日本の公的部門のア
セットの潜在性と権限委譲の重要性、昨今の開発問題をめぐる環境変化が日本
の開発コンサルタントに及ぼす影響、日本政府による開発コンサルタント支援
のあり方、NGOと開発コンサルタントの関係等につき幅広い意見交換が行われ
ました。席上の議論の概要は次の通りです。
http://www.developmentforum.org/records/summary030305.htm

席上配布された参考資料(世銀プロジェクトへの日本コンサルタントの参加を
促進するために・鈴木氏1997年寄稿)は次の通りです。
http://www.developmentforum.org/Articles/consultant.doc

現在メーリングリスト(devforum)で議論継続中です。是非ご意見等を
info@developmentforum.orgまでお寄せいただければ幸いです。

【3】 地球に乾杯!NGO: 文化/日本のネットワークNGO

「地球に乾杯!NGO」では、新たに次のコラムを掲載しています。
http://e-NGO.net

●3月10日/異文化間コミュニケーションを紐解く Vol.2
        −文化ってなあに?その2− (坂本 欣也)
→文化とはひとつの社会環境の中で培われて発展してきた有形無形、
 意識的無意識的ルールの集合体である。その社会に住む人々はその
 ルールに意識的無意識的に則してその許容範囲の中で自分の行動を
 選択し、周りの人間の行動を評価判断しながら生きている。
http://mywebpages.comcast.net/ngocolumn/030310ks.html
●3月7日/日本のネットワークNGOにはどんなものがありますか?
       (杉原 ひろみ)
→全国活動を行うNGO、地域に根ざしたNGO、対象国・地域別NGO、
 イッシュー別NGO、セクター別NGOをリストアップ。
http://e-NGO.net
●3月5日/日本のNGOをネットワークすること (下澤 嶽)
→日本のNGOのネットワーク化の歴史、動向、問題点について。
http://mywebpages.comcast.net/ngocolumn/030305ts.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)

(連絡担当・紀谷より:先週BBLで取り上げられた開発コンサルタントに関す
るメーリングリストの議論では、NGOの「市民参加」の論点は別として、開発
コンサルタントとNGOを峻別する必要はこれからどんどん薄れてくるとの意見
が出ています。双方を視野に入れてご検討頂ければ幸いです。)

【4】 「環境ネットワーク」発足!

この度、「環境ネットワーク」がワシントンDC開発フォーラムの分野別ネッ
トワークの1つとして発足しました。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3409/index.html

環境ネットワークでは、農業、エネルギー、自然資源などを含めた大きな意味
での環境を扱い、国際開発・環境分野で活躍する関係者のネットワーキングを
通じて、情報と知見の共有を推進し、開発問題への取り組みの改善に貢献する
ことを目指します。フォーカルポイントはジョージワシントン大学国際開発学
修士課程在籍の岡井純吾が務めさせていただきます。環境関連実務者、興味を
お持ちの方々からの参加をお待ちしています。よろしくお願い致します。

(環境ネットワーク・フォーカルポイント:岡井純吾)

【5】 アフリカ・ネットワーク:イラク、NEPAD、AGOA他

(1) アフリカ関連週刊新着情報を次のウェブサイトに掲載しました。
http://www.developmentforum.org/africa/Mar1-7_03.htm

今週、ジョンズ・ホプキンス大学SAISで行われたNEPADに関するセミナーで、
セネガルの外務上級大臣もイラクへの攻撃についてコメントしていましたが、
アフリカもイラクをめぐる世界情勢に対応しなければなりません。ウガンダと
ギニアの対応に関する記事を掲載しましたが、特に、国連安保理の非常任理事
国のギニアは、米国、英国からのプレッシャーと援助拡大の約束、旧宗主国の
フランスとの関係、国民の85%がイスラム教徒で同じムスリム国家のイラクへ
の攻撃には断固反対しているという状況から、非常に複雑な立場にあることが
わかります。

3月4日に米国のホワイトハウス、USAIDなどにより、新たに「デジタル・フ
リーダム・イニシアティブ(仮訳:Digital Freedom Initiative)」が打ち出
され、3月5日には、国連本部でアフリカにおける飢饉予防に関するG8会合が
開かれました。

NEPADの新着情報のページに、南ア、ナイジェリア、ガーナなどの新聞(2月
分)から、10以上の記事が一挙にアップデイトされました。当新着情報では全
てをカバーしきれませんので、詳しくはこちらのWebサイトをご覧いただけれ
ばと思います。
http://www.avmedia.at/nepad/indexgb.html

(2) その他、下記の情報をウェブサイトに掲載致しました。

米国のアフリカ成長機会法(AGOA)のリンク集と、AGOAIIと呼ばれるAGOA修正
法案の要旨
http://www.developmentforum.org/africa/AGOALinks.htm
http://www.developmentforum.org/africa/AGOAII.htm

米国政府の「アフリカ教育イニシアティブ」の要旨
http://www.developmentforum.org/africa/StrengtheningEducationAfrica.ht
m

英国の開発リサーチレポート、”id21News”の3月号の中から、アフリカ関連の
情報の抜粋(人道機関のスタッフの安全/地方分権化/ウガンダのフェア・ト
レード/南アのE-Commerce)
http://www.developmentforum.org/africa/id21News88_Mar03.htm

近日中に、先週ジョンズホプキンス大学SAISで行われたNEPADに関するセミ
ナーの要点も掲載する予定です。

(アフリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:粒良麻知子)
http://www.developmentforum.org/africa/

【6】 GEFA:女子教育、日ユニセフ教育協力、GCEアクションウィーク

関連情報を次の通りご連絡します。

(1) ユニセフは、ご存知のように2005年までに25カ国での性差をなくすイ
ニシアチブ”25by 2005″を行っています。今週、その25カ国のユニセフ代表と
地域教育アドバイザー、最高幹部職員などが集まって戦略会議をNY本部で開き
ました。現状分析や成功例の検証、教訓の理論化、事業資金の調達と国別予算
の優先順位の変更など、ユニセフの機関としての取り組みの具体化を急速に進
めています。ユニセフの知識、経験、人材と資金をこのイニシアチブに優先的
につぎ込み、2005年までに初等・中等教育における男女差をなくすというMDG
最初の関門を突破して2015年に弾みをつけるという戦略です。世銀のFTIと重
なる国もあり、ユニセフのイニシアチブの効果で差がでるのか楽しみです。
(ユニセフ・久木田氏より)
http://www.unicef.org/programme/girlseducation/25_2005/index.htm

(2) これと関連して、2月22日から25日まで日本・ユニセフ年次協議が外務
省経済協力局、国際社会協力部で開かれ、教育分野での協力を拡大していくこ
とが合意されました。昨年バングラデシュで教育の質の向上とアクセス、修学
を目的とした「IDEAL」プロジェクトに外務省の無償資金協力(約250万ドル)
が始めて出されました。ソフトを中心とした初等教育の成功モデルをユニセフ
と協力して進めています。このモデルはすでに、世銀を含めた多くのドナーの
資金援助を受けており、バングラデシュの64県のうち32県、全国の半分の小学
校がこのプロジェクトの対象となっています。2005年には、全ての小学校が対
象校になります。これほどのスケールで成功したモデルはあまりありません。
JICAの専門家や青年海外協力隊も二つの県で参加することになっており、この
モデルの大規模な展開で得た経験を他の国でも実践することを検討していま
す。このモデルは若手専門家の訓練のためにも使われます。(ユニセフ・久木
田氏より)

(3) 万人のための教育(EFA)のキャンペーンの一環としてGlobal Campaign
for Educationは4月6日から13日までをアクションウィークとして、さまざま
なイベントを世界各地で行うようです。4月9日には世界50カ国から子供・市民
参加するThe World’s Biggest Lessonなるイベントで世界記録を更新するとの
ことです。(AED・早川氏より)
http://www.campaignforeducation.org/_html/actionweek/welcome/frameset.
shtml

(GEFAフォーカルポイント:細谷祐子)
www.people.virginia.edu/~yfy2d/tdnet/top.htm

【7】 「パリ通信」開始!:ICTフォーラム(3/4-5)、アフリカ経済見通し、
    国際開発統計、援助効果と選択性セミナー(3/10)

(1) OECD/国連/世銀共催・ICTフォーラム(3/4-5)

3月4、5日、OECD・DACにおいて、世界社会情報サミット(WSIS)へのインプッ
トを視野に入れ、開発のためのICTの取り組みに関するこれまでの国際イニシ
アティブ(国連、世銀、ドットフォース等)、各ドナーの取り組み、被援助国
における取り組み等に関する経験、教訓を共有し、民間企業や市民社会の視点
も入れつつ、今後如何に開発のために効果的にICTを活用していくかという点
を議論するために、「知識経済に関するグローバル・フォーラム(ICTフォー
ラム)」が開催されました(OECD・DAC事務局の畝局長補佐官が担当)。

本フォーラムには、主要OECDメンバー国政府の他(日本政府からは、岡山総務
省国際政策課長、JICA、JICAプロジェクト等が参加)、世銀、UNDP、WSIS事務
局等のマルチ機関、途上国政府、民間企業等、総勢150名近くが参加。民間企
業が昼食をホストし、フォーラム会場隣にはインターネットブースが設置さ
れ、議論の模様はインターネットでも放映されるなど、DAC関連のフォーラム
としては異例の賑わいとなりました。

フォーラムでは、各ドナーや国際機関の他、被援助国政府からICTの取り組み
紹介があり、ルーマニアやタイなどある程度発展しいる国に加え、モザンビー
ク、タンザニア等の最貧国に分類される国からICT活用の取り組みが紹介され
たのが印象的でした。会合を通じては、ICTは、経済成長のエンジンとなり得
るが、目的はICTの導入ではなく、あくまで開発効果(MDGs)の向上、従っ
て、ICT単独の戦略を策定するのではなく、被援助国全体の開発計画及び貧困
削減戦略に適切に位置づけることが重要、ドナー・被援助国政府双方における
ICTのメインストリーム化が重要、サプライ・ドリブンではなく、被援助国の
既存のツール、リソースを重視し、被援助国政府及び企業の取り組みをサポー
トするデマンド・ドリブンであるべき、人材育成及び能力構築の重要性、ド
ナー、被援助国政府、民間、NGO等の協力した取り組みが必要、PPPはその重要
な一部といった点が多くの参加者の共通の認識として醸成されたと思います。

日本政府は、従来より、アンタイドや調和化等の手続き論に議論が偏りつつ
あったDACの傾向をより中身の議論にシフトさせるため、特に経済成長関連の
議論をDACの場で強く主張してきましたが、ICTはその一つ。今次フォーラムで
も、成功に導くために、政府・JICA共々、資金手当の他、事前の資料作成、プ
レゼンテーションの実施などの貢献を行いました。他方で、今後の課題として
は(ICTだけでなく我が国の援助全体に共通する課題でしょうが)、「ICT
はツールであり、目的は開発効果」、「インプットではなく、アウトプット」
と言われる中で、「沖縄協力策で150億ドルを表明し、これこれ実施した」と
言い続けるのではなく、実施から学んだ教訓やまた実施の効果に焦点を当てて
国際社会に発信することが不可欠であると改めて感じさせられたフォーラムで
した。
http://www.oecd.org/EN/document/0,,EN-document-15-nodirectorate-no-20-39082-15,00.html

(2) アフリカ経済見通し(3/3公表)

従来、アフリカ開発銀行が作成していたAfrican Development Reportが、昨年
より、OECD開発センターとアフリカ開発銀行が共同執筆する「アフリカ経済見
通し(African Economic Outlook)」に生まれ変わりました。以前のAfrican
Development Reportとの違いは、より国別の分析に焦点が当てられていること
で、今年は下記22カ国の経済・社会開発の現況が取り上げられています。OECD
エコノミストとアフリカ開銀の共同執筆により、OECDの持つ分析作業のノウハ
ウをアフリカ側に移転することが期待されています。(本件は欧州委員会(EC)
がNEPAD支援のために資金を拠出したものです。)
【対象国:アルジェリア・ボツワナ・ブルキナファソ・カメルーン・コートジ
ボワール・エジプト・エチオピア・ガボン・ガーナ・ケニア・マリ・モーリ
シャス・モロッコ・モザンビーク・ナイジェリア・セネガル・南アフリカ・タ
ンザニア・チュニジア・ウガンダ・ザンビア・ジンバブエ】
http://www.oecd.org/EN/document/0,,EN-document-15-nodirectorate-no-2-25290-15,00.html

(3) 国際開発統計(3/3公表)

DACでは例年、援助に関する統計を公表しています。先般、2003年度の国際開
発統計を取りまとめたCD-ROMが公表されました。途上国(180ヶ国)への援助
資金フローについて、ドナー毎、セクター、プロジェクト毎など、様々な角度
から検索できます。また、168ヶ国の対外債務統計も含まれています。
http://www.oecd.org/EN/document/0,,EN-document-15-nodirectorate-no-1-3264-15,00.html

(4) DAC/開発センター共催・援助効果と選択性セミナー(3/10)

3月10日、OECDにて、援助効果と選択性に関するセミナー「Aid Effectiveness
and Selectivity: Integrating Multiple Objectives into Aid
Allocations」が開催されます。途上国支援の基準として、援助効果のみに焦
点を当たると、紛争などで援助効果が低い国が切り捨てられるというトレード
・オフが生じます。このように、援助効果を重視しつつ、如何に脆弱な国家の
支援も併せて行っていくかについて、WIDER、米、蘭、英、世銀等のプレゼン
テーションを元に議論が行われる予定です。(案内状別添には援助効果を巡る
国際的な議論の経緯等が簡潔にまとめられています。)
http://www.oecd.org/pdf/M00039000/M00039253.pdf

(「パリ通信」担当:菅原卓也、上江州佐代子)

【8】 GRIPS開発フォーラム:アジア型PRSPアプローチ、援助協調

2月27日にGRIPS/FASIDセミナーが国連大学で開催されました。その際の大野泉
GRIPS教授のプレゼンテーション「Asian Approach to PRSP ? Diversity for
Strategic Alternatives, Institutions, and Aid Modalities」のアウトライ
ンとパワーポイント資料が次の通りウェブサイトに掲載されました。
http://www.grips.ac.jp/forum-e/pdf_e01/FASID03.2.pdf
http://www.grips.ac.jp/forum-e/slide/FASID03.2.ppt

なお、先日もご紹介しましたが、「援助協調への日本の取組み 〜『東アジア
型』と『サブサハラ・アフリカ型』モデルで参画を〜」は、援助協調に向けて
取り組みに向けた提案をGRIPSがまとめた包括的な冊子ですので、是非ご一読
頂ければ幸いです。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf02/enjo_kyocho.pdf

【9】 日本の「声」をPRSPへ:ベトナムでの新しい試み

国際開発ジャーナル3月号に、在ベトナム日本大使館公使・北野充氏と、財務
省国際局開発機関課長・石井菜穂子氏の共同執筆による「日本の『声』をPRSP
へ:ベトナムでの新しい試み」が掲載されました。ドキュメンタリータッチの
臨場感のある寄稿です。経済産業研究所の「外交再点検」のコーナーに全文が
掲載されています。
http://www.rieti.go.jp/users/foreign-policy/s001.html

【10】 スティグリッツ教授講演会のご案内(3/13)

2001年のノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ・コロンビア大学教授
が、昨年大きな論争となった著書「Globalization and Its Discontents」を
テーマに掲げ、ワシントンDCで講演を行います。日時は3月13日(木)午後6時
から7時半まで、場所はGrand Ballroom, Marvin Center (3rd Floor), George
Washington University, 800 21st Street, NWで、事前登録が必要ですが誰で
も参加可能です(出席の連絡はrsvpasia@gwu.eduまたは(202)994-4876ま
で)。

【11】 人間の安全保障シンポジウム・最終報告書(2/25)

2月25日に東京で開催された「人間の安全保障シンポジウム」の概要(緒方貞
子共同議長による総括とりまとめを含む)がウェブサイトに掲載されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hs/smp_030225g.html
人間の安全保障委員会・最終報告書の概要は次の通りです。
http://www.humansecurity-chs.org/doc/j-reportoutline.html
外務省が更に簡潔な要旨を作っています(公開資料)。
http://www.developmentforum.org/Articles/youshi.doc

【12】 JICA・第二次分野別ジェンダー・WID研究会

昨年12月より、JICAでは第二次分野別ジェンダー・WID研究会の作業を関係省
庁・実施機関・研究者等とともに進めているところ、議事録等の概要がウェブ
サイトに掲載されました。
http://www.jica.go.jp/global/genwid/study/index.html

【13】 外務省開発関連情報:ODA戦略会議、アフリカ飢饉・投資

上記の他、外務省ウェブサイトに掲載されている開発関係の主要新着情報は次
の通りです。

●ODA総合戦略会議第7回会合(1/27)議事録
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/seisaku_1/senryaku/7_gijiroku.html

●アフリカにおける飢饉予防に関するG8会合(3/5)概要
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/africa/g8_kiga.html

●アフリカ投資に関する東京会合(2/26)の関係文書
(議長のとりまとめによる提言や世銀等のプレゼンも掲載されています)
http://www.mofa.go.jp/region/africa/conf0302/index.html

【14】 3〜4月のBBL日程(新規BBLが加わりました)

当面の本フォーラムBBL日程は次の通りです。3月19日に環境と開発、24日に識
字問題が新たに加わりました。ご関心とお時間のある回に是非ご参加いただ
き、皆様のご意見を伺えれば幸いです。

3月12日(水)
「マネーロンダリング・テロ資金対策と途上国支援の課題」
キックオフ:佐々木清隆氏(IMF特別金融監督部上級エコノミスト)

3月19日(水)
「環境と開発−東アジア・南アジアでの経験から考える−」
キックオフ:牧野由佳氏(世界銀行南アジア環境社会部天然資源管理専門官)

3月24日(月)
「途上国の識字問題に如何に取り組むべきか
 −文書管理アプローチの視点から−」
キックオフ:
中村雄祐氏(東京大学大学院総合文化研究科超域科学専攻
      (文化人類学)助教授)
久松佳彰氏(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻助手)

3月26日(水)
「地球環境ファシリティ(GEF)を通じた地球環境保全への日本の協力」
キックオフ:中尾文子氏(地球環境ファシリティ(GEF)事務局生物多様性部
            山岳生態系プログラム管理官)

4月2日(水)
「ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けて民間投資を如何に促進すべきか
 −MIGAでの経験から考える−」
キックオフ:井川紀道氏(多数国間投資保証機関(MIGA)長官)

[開催要領(各回とも)]
時刻: 12:15-14:00
(次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
    12:30頃から キックオフ
    13:00頃から 自由討議(14:00終了)
場所: JICA米国事務所・会議室
    1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC, USA
    Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
出席方法:会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本フォーラムBBL担当
(江尻、yumiejiridev@aol.com)に出席を希望する回と氏名・所属先をご連
絡ください。

―――
このワシントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)では、ブラウン
バッグランチをはじめとする本フォーラムの活動情報や、より広く開発戦略と
日本の関わりについての主要情報を、週1回を目途に送付していきます。皆様
方におかれては、掲載すべき情報等ありましたらご示唆いただければ幸いで
す。本情報サービスをご希望の方は、下記連絡担当まで、氏名・所属・電子
メールアドレスをご連絡ください。

ワシントンDC開発フォーラム(連絡担当・紀谷)
www.developmentforum.org
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