11/2付

ワシントン DC開発フォーラムの皆様、

今回のご連絡(11/2付)は以下の14点です。

【1】開発フォーラム新着情報チェック:

「アジア・アフリカ貿易投資会議」
「国際協力事業評価検討会中間報告(保健医療分野)」
「2006年世界開発報告書“Equity and Development”オンライン・ディスカッション」
「ミレニアム・キャンペーンウェブサイト立ち上げ」
「ヨーロッパ連合報告書“EU Donor Atlas:Mapping Official Development Assistance” 」

【2】ニューヨーク国連フォーラム設立:メーリングリスト・ブログサイトのご案内

【3】DC開発フォーラムウェブサイト更新情報:『マクロ経済と保健』委員会での経験を通じて」他

【4】Japanese ODA at 50: An Assessment(ワシントンDC:11/4)

【5】『国際協力を志す人のためのキャリアフェア2004』 (東京:11/21)

【6】Friday World:10月29日「カンボジア」セッション報告

【7】地球に乾杯!NGO:インターン/マイクロファイナンスとは

【8】Good Education for All:教育セミナー(東京:11/4)(ワシントンDC:11/18)

【9】バングラデシュ・モデル(現地機能強化):制度・能力強化、現地政策協議、円借款協議など

【10】パリ通信:「ローマ調和化宣言」のその後− パリ・ハイレベルフォーラムに向けて

【11】GRIPS開発フォーラム:開発協調への取り組み、ベトナム・ストリートチルドレン・ワークショップ

【12】FASID国際開発研究センター最新情報:(NPO/NGOと国際協力、東アジアの競争
力、東アジアのイノベーション)

【13】開発質問箱:第14問
「難民ってどんな人たちですか?難民キャンプってどんなところですか?
難民の人たちはどうすれば幸せになるのですか?」

【14】日米センターNPOフェローシップ2005年度フェロー募集開始

[編集後記]  「変化をもたらすもの」

今回の担当は、紛争と開発ネットワークの里見 陽子さんです。

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【1】開発フォーラム新着情報チェック

Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を募集しています。
情報掲載を希望する場合は、info@developmentforum.org までご連絡ください。

−日本関連−

●TICADアジア・アフリカ貿易投資会議が11月1日、2日に日本政府、国連、
GCA(アフリカのためのグローバル連合)、UNDP、世銀の共催により東京で開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/index_asia_af.html

会議における小泉総理開会スピーチ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/16/ekoi_1101.html

●文化無償協力の評価がウェブ公開されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hyouka/report/bunka_musho.html (概要)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hyouka/kunibetu/gai/bunka2003/sk03_01_index.html (全文)

●厚生労働省によって開催されている国際協力事業評価検討会(保健医療分野)の中間報告の概要がウェブ公開されました。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/10/s1004-2.html

−開発銀行関連−

●2006年世界開発報告書「Equity and Development」のディスカッションが
世銀のMLで始まっています。
http://www.worldbank.or.jp/03agenda/01policy/consultation_top.html

●IMFの年次学会が11月4日からワシントンDCで始まります。今年の
テーマはPolicies, Institutions, and Instabilityとなっています。
http://www.imf.org/External/Pubs/FT/staffp/2004/00-00/arc.htm

●中央アジアの経済協力をテーマとしたアジア開発銀行主催の会議が開催されました。
http://www.adb.org/Documents/Events/2004/CAREC/3rd-Ministerial-Conference/default.asp

●開発銀行の信託基金の管理をテーマにした会合がチュニジアで開催されました。
http://www.afdb.org/knowledge/pressreleases2004/adb_mdb_secretaries_meeting_28oct2004e.htm

−バイ・ドナー関連−

●米国国務省のCoordinator for Reconstruction and Stabilization、Carlos Pascual
大使のスピーチが米国シンクタンクCSISでありました。
http://www.state.gov/s/crs/rls/rm/37430.htm

●英国援助省から貧困層を対象にした経済成長の研究報告書
“Operationalising pro-poor growth-Country case studies” が発表されました。
http://www.dfid.gov.uk/news/files/propoorgrowthcasestudies.asp

●OECD/開発委員会からオーストリアのピア・レビューが発表されました。
http://www.oecd.org/document/52/0,2340,en_2649_37413_33862964_1_1_1_37413,00.html

−国連関連−

●ミレニアム開発目標達成のために設立されたアドボカシーグループ、ミレニアム・キャンペーンのウェブサイトが立ち上げられました。
http://www.millenniumcampaign.org/

●国際連合人道問題調整事務所の報告書 “Implementation of the International
Strategy for Disaster Reduction” ダウンロードが可能です。(PDFファイル)
http://ods-dds-ny.un.org/doc/UNDOC/GEN/N04/456/66/PDF/N0445666.pdf?OpenElement

−ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−

●JICAから発行された開発課題に対する効果的アプローチ水資源ダウンロード可能です。
http://www.jica.go.jp/activities/report/field/200408_01.html

●先進国ドナーの援助動向を取りまとめた報告書 EU Donor Atlas
Mapping Official Development Assistance
がヨーロッパ連合のウェブサイトからダウンロードが可能です。(PDFファイル)
http://europa.eu.int/comm/development/body/tmp_docs/Donor_Atlas.pdf#zoom=100

●グローバル化と貧困層をテーマにした国連大学主催の会議が開催されました。
http://www.wider.unu.edu/research/2004-2005/2004-2005-9/2004-2005-9-contributions.htm

●英国シンクタンクODIからブリーフィング・ペーパー“Bridging Research and Policy in International
Development An Analytical and Practical Framework”
が発表されました。
http://www.odi.org.uk/publications/briefing/rapid/rapid_bp1_web.pdf (PDFファイル)

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【2】ニューヨーク国連フォーラム設立:メーリングリスト・ブログサイトのご案内

ニューヨークでは、10月24日国連デーに「ニューヨーク国連フォーラム」が立
ち上がりました。本フォーラムでは、DC開発フォーラムの活動を学びつつ、
BBLやメーリングリスト “nyunforum”、ブログサイトを通じて、活動を展開
していく予定です。

メーリングリストへの参加を希望される方は、下記アドレスまで、(1)氏
名、(2)所属、(3)電子メールアドレス、(4)問題関心、(4)NY国連フォーラム
への活動に期待することを書き、メールをお送りください。
nyunforum-owner@yahoogroups.jp

また、メーリングリストでの議論をトピックごとにまとめて、下記ブログサイ
トに順次掲載していく予定です。 ニューヨーク国連フォーラム、ブログサイト:
http://nyunforum.blogspot.com

ニューヨーク国連フォーラムについて

本フォーラムは、2004年10月24日、ニューヨークに在住する国連に興味を持つ有
志により設立されたフォーラムです。本フォーラムは、国連本部が所在するニュ
ーヨークという地の利を活かし、国連のことをもっと知りたい、国連の活動に参
加したいと考えている多くの日本の人々・実務者・研究者・学生・メディア関係
者など幅広い人々に、知識を得られる場、議論に参加できる場、具体的な活動に
参画するきっかけとなる場を提供し、さらに議論の深化と発信を通じて、関連す
る分野で具体的な結果を引き出すことを目標とします。

(NY国連フォーラム:粒良麻知子)

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【3】DC開発フォーラムウェブサイト更新情報

1. 2004年9月14日BBL「途上国の経済開発のための保健分野への支援
について−WHO『マクロ経済と保健』委員会での経験を通じて」
記録 http://www.developmentforum.org/records/040914health.doc 

2. 2004年9月9日ブラウンバッグランチ「米国の対外援助政策について〜
わが国ODAへのインプリケーションも考えながら」
資料 http://www.developmentforum.org/records/material/040909us.ppt
記録 http://www.developmentforum.org/records/040909us.pdf 

3. パリ通信第25号 『ニカラグア通信:現場から見た調和化・アラインメント』
http://www.developmentforum.org/paris/025.htm

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【4】Japanese ODA at 50: An Assessment (ワシントンDC:11/4)

The Woodrow Wilson International Center for Scholars Asa Program
and the World Bank

present:

JAPANESE ODA AT 50: AN ASSESSMENT

Speakers, in order of presentation:

SAORI KATADA
Associate Professor of International Relations
University of Southern California

SHIRO SADOSHIMA
Deputy Director-General
Economic Cooperation Bureau/Multilateral Cooperation Department
Japanese Ministry of Foreign Affairs

JUICHI INADA
Professor of Economics, Senshu University

YOSHIO OKUBO
Japan’s Executive Director, World Bank

Thursday, November 4, 9:00-11:00
6th Floor Auditorium
Woodrow Wilson International Center for Scholars
1300 Pennsylvania Ave

RSVP (acceptances only) to asia@WWIC.si.edu, or
call 202-691-4020.

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Since Japan began aiding Asia-Pacific countries in 1954, official
development assistance (ODA) has been the cornerstone of Japanese
foreign policy. According to the Japanese government, Japan has
provided $221 billion to 185 countries and regions and helped lift
countless people in Asia and other regions out of poverty. Yet, after
peaking in 1997, Japan’s ODA budget has fallen by 30 percent in seven
years, largely as a result of Japan’s difficult fiscal situation.

What have been the successes and failures of Japanese ODA, and what
will be the future? Once criticized for having a “self-serving” ODA
policy, the Japanese aid establishment still faces complaints that it
lacks transparency. Meanwhile, funding for Iraq’s reconstruction has
fueled controversy over how Japanese ODA can best contribute to world
peace. As Japan’s role in the international community continues to
evolve, how can Tokyo best build and improve on past successes?

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Please allow time for security procedures when you arrive at the
Wilson Center. A photo ID is required for entry. The Center is located
in the southeast wing of the Ronald Reagan Building. Please see our
website at http://www.wilsoncenter.org (“Map and directions”) for
complete information.. Parking is available in the Reagan Building
basement, but because of security delays we recommend coming by cab or
Metro. The closest Metro station is Federal Triangle on the blue or
orange line.

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【5】『国際協力を志す人のためのキャリアフェア2004』 (東京:11/21)

独立行政法人 国際協力機構(JICA)では、
国際協力の世界で活躍を目指す大学生・社会人の方を対象に、
『国際協力を志す人のためのキャリアフェア2004』を開催します。

援助機関・国際機関・NGO・開発コンサルタントなどによる講演や
パネルディスカッション、事業紹介セミナー、キャリアワークショプ、
個別相談コーナーなどが企画されております。

多くの国際協力機関・団体が手を携えて行う国内では初めての、総合的なキャ
リアフェアです。

将来にわたり国際協力の世界でプロとして仕事がしたいと考えている方は、
この機会に是非ご参加下さい。

URL:http://www.event-information.jp/partner/careerfair2004/

日時:平成16年11月21日(日)
場所:国際ファッションセンター(KFC)ビル(東京・両国)
参加費:無料(定員:1000名)

参加者の条件:
* 国際協力の枠組みやそれぞれの機能・役割について基本的な
 理解のある方
* 国際協力ボランティア、インターンなどの活動経験のある方
* 国際協力関係機関・団体に進みたいと考えている方
* プロとして国際協力関連業務に従事した経験のある方
なお、国際協力での具体的なキャリアパスを考えている方が対象
ですので、年齢層はおよそ20歳から35歳くらいの方としています。

主催:国際協力機構 (JICA)
後援:外務省
共催:国際協力銀行、国連開発計画東京事務所、世界銀行東京
事務所、(特活)国際協力NGOセンター、(社)海外コンサルティング
企業協会、(財)国際開発高等教育機構、(株)国際開発ジャーナル社

申込:事前エントリー制(先着順受付)。11月4日(木)12:00(正午)から
専用URL(http://www.event-information.jp/partner/carrerfair2004
にて申込登録を受け付ける予定です。

お問い合せ:
国際協力を志す人のためのキャリアフェア2004事務局
担当:アイ・シー・ネット株式会社 岡本、立山、新仏、藤本、田中
Email: careerfair2004@icnet.co.jp

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【6】Friday World:10月29日 「カンボジア」セッション報告

– 神戸とを結び、ビデオ・コンファレンス形式で -

10月29日(金)予定通り フライデー・セッション 国別研究 「カンボジア」
を開催しました。

40名ほどのみなさんの参加を得、カンボジアの概要、開発の諸問題を
概観したあと、開発課題として、教育、森林資源、ガバナンスをとりあげ、
カンボジアにおける取り組み状況と、それぞれの課題の主要論点の整理
をおこないました。

また、今回は、はじめて、神戸と接続し、ビデオ・コンファレンス形式で、
フライデー神戸のメンバー2人が、プレゼンテーションや、コメントに参加
遠隔ベースでのミーティング開催を実現しました。

ワシントンは午後6時、神戸は土曜の午前7時からと朝早くからにも
かかわらず、神戸から熱心な参加を得、特にカンボジア人留学生から
は活発なコメントが提供され、ややもすれば一面的になりかねない
議論に幅と深みをだすことができました。

これらの模様は、
http://www.fridayworld.org/0100Session/4X29Session/0000_Main_4X29Session.htm
で、また、左のタブ Presentations には、PPTとともに、写真も豊富にアップしていあります。
ぜひ、ご覧ください。

とりまとめにあたった幹事のみなさん、プレゼン・コメントを用意いただいたみなさん、
そして、夜遅くまで、議論に参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

なお、次回は、11月19日(金)午後6時(DC時間)から、国別研究第2回
中東から「イエメン」をとりあげます。 開発課題としては、エネルギー・地下資源、
自然災害・紛争予防、ジェンダーなどもとりあげる予定です。 

Friday World (Web 担当)
泉  泰 雄
Website: http://www.fridayworld.org
ML: http://groups.yahooco.jp/group/FridayWorld/

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【7】地球に乾杯!NGO:インターン/マイクロファイナンスとは

新たにジョージワシントン大学大学院生で教育フォーカルポイント
でもある利根川佳子さんが執筆者に加わりました。

また、次のコラムを掲載しています。

●11月1日/インターンの獲得:人とのつながりの大切さ
       (利根川 佳子)
→2004年5月〜7月の2ヵ月半、UNICEFエチオピアでインター
ンを行ったが、インターン獲得は人とのつながりと行動力によって
成し得たものである。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/

●10月25日/第6回:キーワード=「マイクロファイナンス」
        マイクロファイナンスとは?( 粟野 晴子) 
→マイクロファイナンスとは、貧困層や低所得層を対象とした小口
の融資や預金などの金融サービスを指し、都市および農村の零細事
業主や零細農や小農などを対象にしている。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/020710ha.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net
 http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/

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【8】Good Education for All:教育セミナー情報

●JICA国総研セミナー「途上国の教師教育−ジレンマと展望−アフリカ地域とア
フガ ニスタンの事例から」

英連邦事務局とアフガニスタンにおける教師教育の実務を統括をしているハヤッ
ト氏と、ザンビア出身でアフリカにおける教育問題の第一人者のカルバ氏を講師に招
き、途上国の教師教育について考えるセミナーを開催します。ホームページをご覧の
上、お申込みください(定員100名程度)。

当日のプログラムについては以下のサイトで見ることができます。
http://mpm002.mpub.ne.jp/jica/index2.j?key=MwMDhDeHh4Q3Y0OEgxeH&link=15

 日  時 11月4日(木)10:00〜12:00
 場  所 JICA国際協力総合研修所 国際会議場
 申込締切 11月2日(火)17:00まで

●“Bilingual Intercultural Education reinforcing Mayan languages &
cultureand improving school failure & education quality in rural Guatemala”(ワシントンDC)

Julio Ramirez, Project Director
Jose Angel Zapeta, Field Operation Coordinator
USAID-World Learning “Access to Intercultural Bilingual Education Project”

Date & time: Thursday, 18 November 2004, 3:00- 5:00 p.m.
Place: World Learning, Suite 750, 1015 15th St., NW (@ 15th & K Streets)

Please RSVP to Brenda Sinclair (202) 408-5420, ex. 135 or

GEFAのウェブサイトのURLは以下の通りです。
http://www.developmentforum.org/education/

ご意見ご感想お待ちしております。

GEFAフォーカルポイント 利根川佳子 (yoshikom55@yahoo.co.jp)

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【9】バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
制度・能力強化、現地政策協議、円借款協議など

●11月5日のFASID・外務省共催国際シンポジウム「日本のODA:課題と展望/
日本の新しい援助のあり方を求めて」に、バングラデシュからシディキ前ダッ
カ交通調整局長官が出席し、開発のための制度・能力強化についてプレゼン
テーションを行う予定です。同氏は地方インフラ分野で長年日本の援助に関わ
り卓越した成果を上げた伝説的な人物です。残念ながら出席受付は終了した由
ですが、資料等は追ってウェブに掲載予定です。
http://www.fasid.or.jp/kaisai/041105.html

●10月27日、対バングラデシュODAに関する定例(年2回)の現地政策協議が
開催されました。双方の関係者が一同に会する機会を定期的に持つことによ
り、時々の懸案が明確になり解決が促進される良い仕組みです。今回は、バン
グラデシュ国別援助計画の改定、洪水災害対策、債務救済無償見返り資金・債
務削減相当資金の活用などが取り上げられました。写真と大使冒頭挨拶をウェ
ブサイトに掲載しました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/41sphbiannual271004.htm

●10月13日、ダッカで円借款協議が開催されました。債務救済方式の変更等に
より、しばらく新規の円借款がありませんでしたが、バングラデシュ・モデル
を活用して、円借款関連でも更に政策対話を強化する予定です。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/40sphloans131004.htm

●日本・バングラデシュ交流メルマガ最新号では、国際下痢研究所と保健セク
ター改革、JICA参加型農村開発プロジェクトなどを紹介しています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine19.htm

●国別援助計画の改定作業がいよいよ本格的に始動しました。また、パリ通信
でも以前紹介されたバンコクでの調和化・援助効果向上アジア地域ワーク
ショップ(10/19-20)を受けて、バングラデシュでは政府とともに日本とUNDPが
調和化・援助効果向上プロセスをリードします。次号で進展をご紹介します。

(バングラデシュ・モデル運営委員会:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/

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【10】パリ通信:「ローマ調和化宣言」のその後

− パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その4 調達キャパビル)−

今回は、パリ・ハイレベルフォーラム関連の第4号として、調達キャパ
シティビルディングにつきご紹介いたします。

途上国の調達キャパビルは、援助効果向上アジェンダのうちの一つ
として、中でも(1)途上国政府の基礎能力強化→ドナーによる開発
援助の効果向上、結果の持続性確保、(2)途上国政府の基礎能力
強化→ドナー開発援助案件における途上国政府制度の利用(=調和化、
アラインメント)→開発援助全般の効果向上、との観点から途上国の
公共財政管理能力向上の一環として位置付けられ、広く議論されて
います。

DACとの関係では、2001年の「LDC向けODAアンタイド化勧告」
http://www.oecd.org/dataoecd/14/56/1885476.pdf )の中で「途上
国における調達能力強化」が謳われており、世銀と共催の「途上
国調達能力強化ラウンドテーブル」( http://webdomino1.oecd.org/COMNET/DCD/ProcurementCWS.nsf )や、
DAC下部機構援助効果作業部会の「調達ジョイントベンチャー」
http://www.oecd.org/department/0,2688,en_2649_19101395_1_1_1_1_1,00.html
にて、議論を行っています。

具体的には、?調達問題の主流化戦略、?良い調達システムを構成
するベンチマーク、及び調達システム改革の状況を把握するための
モニタリング、評価フレームワーク、?調達キャパシティディベロップ
メントに関する好事例集の作成準備が進んでいます。

これらの文書・フレームワークは、例えば、?については、ある国で
行う調達システムの制度改革の際にベンチマークのラインにそって
目指すべき制度の状態に関する話し合いが行われたり、制度改革
の過程で、目標の制度やその運営状態と現状を長期的に比較して、
改革の指針としていくなど、将来的に現場で実際に使われていくもの
となります(世銀等、その方向で現在議論中との話もあります)。

なお、これらの文書は、11月30日から12月2日までヨハネスブルグ
で開催予定の第三回DAC・世銀共催途上国調達能力強化ラウンドテー
ブルにて議論を行った後にエンドースされ、その後各途上国の開発現
場にて利用されるための議論が開始される予定です。ラウンドテーブル
の結果は、2005年パリ・ハイレベルフォーラムでも周知、議論され、今
後現場での展開に推進力が与えられる予定です。

以上

(パリ通信担当 寺門雅代)

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【11】 GRIPS開発フォーラム:開発協調への取り組み、ベトナム・ストリートチル
ドレン・ワークショップ

●10月1日にFASIDの第33回「国際開発援助動向研究会」会合において、GRIPS
チームが「開発協調への取り組み-援助モダリティ論と債権放棄が日本に投げか
ける課題-」と題した発表を行いました。その際の配布資料と議事録がFASIDの
ウェブに掲載されましたので是非ご覧下さい。
http://dakis.fasid.or.jp/report/minutes.html  
(FASIDのウェブサイト。第33回の欄をご参照)
 
●11月19日(金)の16時より、GRIPSにて「ベトナムのストリートチルドレン」
と題したワークショップを開催します。当フォーラムとベトナム国民経済大学
(NEU)が共同研究プロジェクトして立ち上げたハノイの研究拠点VDF(Vietnam
Development Forum)より若手研究員を招いて行ないます。奮ってご参加くださ
い。

日時:2004年11月19日(金) 16:00〜18:00
場所:政策研究大学院大学(GRIPS) 3階 会議室B
発表者:Ms. Duong Kim Hong (Vietnam Development Forum研究員)
タイトル:「Street Children in Vietnam: Interactions of Old and New
Causes under Economic Growth」
*詳細についてはこちらをご覧ください。
http://www.grips.ac.jp/vietnam/VDFTokyo/stchildWS19novJ.htm 
*参加ご希望の方は11月16日(火)までに vngripsnet@grips.ac.jp までご連絡く
ださい。

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【12】 FASID国際開発研究センター最新情報:(NPO/NGOと国際協力、東アジアの競争
力、東アジアのイノベーション)

●DAKIS課題別基礎情報に「NPO/NGOと国際協力」を新たに掲載しましたので、是
非ご覧ください。
http://dakis.fasid.or.jp/report/information/ngo.html (NPO/NGOと国際協力)

●DAKIS開発援助の新しい潮流:文献紹介に「No.44 Can East Asia Compete?
Innovation for Global Markets (2004)」、「No.45 Innovative East Asia: The
Future of Growth (2004)」を新たに掲載しましたので、是非ご覧ください。
http://dakis.fasid.or.jp/report/reference.html

(FASID国際開発研究センター 中村 玲)
http://www.fasid.or.jp/
http://dakis.fasid.or.jp/index.html

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【13】 開発質問箱:第14問
「難民ってどんな人たちですか?難民キャンプってどんなところですか?難民
の人たちはどうすれば幸せになるのですか?」

C-faの開発質問箱担当の野宮あす美です。

私たちC-faは、現在12月4日の土曜日に予定しておりますクリスマスチャリティー
コンサートに向けて準備を進めています。集まった募金は財・フォスタープランを
通し、東ティモールの教育支援にあてる予定です。日本にいらっしゃる方でお時間
がある方はぜひいらして下さい。詳細はこちらのサイトにのっております。
http://c-fa.main.jp/charit.html

開発質問箱:第14問
「難民ってどんな人たちですか?難民キャンプってどんなところですか?難民
の人たちはどうすれば幸せになるのですか?」

いつも開発質問箱への回答をいただきありがとうございます。慶応大学C-fa
(Chances for All)では、2004年4月、ワシントンDC開発フォーラムと連携し
て「開発質問箱」を立ち上げました。
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/
今回は「難民ってどんな人たちですか?難民キャンプってどんなところですか?
難民の人たちはどうすれば幸せになるのですか?」という質問です。
多くのご回答をお待ちしております。上記の開発質問箱ウェブサイトにある回答
フォームをご利用下さい。DC開発フォーラム参加者の方はフォーラム宛にご投稿
いただければ幸いです。

第13問は「私たちが途上国に援助をしても、途上国の人口を考えれば、大海の
ほんの一滴でしかないように思いますが、どのような意味があるのですか?」
というものでした。

大海の一滴のような援助でも、良く考えて、心をこめて実行すれば大きな成果と
希望を生むことが出来る、という回答、またまずは実行し続けること、そしてその中

で日々新たに考えて、大きな成果につながるように頭を使っていくことの大切さな
ど様々な回答をいただくことができました。
回答を下さったみなさま、本当にありがとうございます。

近日中に
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/q&a13.html
に回答がアップされるのでぜひご覧下さい。

これまでの質問・回答についてもぜひ開発質問箱をご覧下さい。
過去の質問に対する回答も大歓迎です。よろしくお願いします。

(開発質問箱:福島・野宮・六人部・紀谷・木村・中村)
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/

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【14】 日米センターNPOフェローシップ2005年度フェロー募集開始

「日米両国の共同による世界への貢献」及び「日米関係の緊密化」
を目指す非営利組織、日米センターのNPOフェローシップの募集が
開始されました。

このフェローシップは、日本の民間非営利セクターに従事し、将来も
長く同セクターの基盤強化と日米交流の推進に尽力する意欲のある
中堅層を対象として、米国のNPOでのマネジメントに関する研修を行
う機会を提供することを目的としています。

応募締切:2005年1月13日(木)

詳しい募集要項は以下のサイトからご覧になれます。

http://www.jpf.go.jp/j/cgp_j/gr/npofellow/apply/

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[編集後記] 変化をもたらすもの

1年4ヶ月にわたり従事してきたスリランカでの教育開発プロジェクトが
一区切りつき、ちょっとした達成感に浸っているところで、今この原稿を
書いている。ということ(言い訳)で、フォーラム幹事に名前を連ねてい
ただいておきながら普段何の貢献もないままでいるのを非常に恐縮し
つつも、手前味噌を少々ご容赦いただきたい。

振り返って、本当に忙しいプロジェクトだった。学校文化を変えよう、学
校を楽しく学べる場所・楽しく働ける場所にしようと、全国から選ばれた
25校を対象に様々な介入を行ってきた。学校でのモニタリング活動に、
島中を文字通り東奔西走した。

1年という限られた実施期間内で目に見える結果を出すのは容易なこ
とではない。それも、学校建設やインフラ整備のことではなく、学校文
化(スクール・カルチャー)や教員・生徒のモチベーションなどという無
形のものを言っているのだからなおさらである。変化には時間がかか
るのだからと自分に言い聞かせつつも、毎回現場を訪れる度に、活動
の進捗状況に一喜一憂してしまう。時には、我々日本人のペースでが
んがん物事を推し進めていくことにジレンマを感じることもあった。

それでも、最後には参加者のほぼ全員が笑顔で事業完遂の喜びをわ
かちあうことができ、本当に良かったと思う。手前味噌で重ねて恐縮だ
が、以下に、先日スリランカ人コンサルタントが報告してくれた、プロジェ
クト参加校の校長先生とのやりとりを紹介したい。

コンサルタント(C):「先生、さっきおっしゃった「変化」って、具体的
       に何のことですか。」

校長(P):「ほら、あれだよ、何て言うか、やらなきゃならないことがあ
ると人は変わるものでね。」
C: 「やらなきゃならないこと?」
P: 「そうそう。このプロジェクトで、あれやこれやといくつも提出
しなくちゃならないものがあったでしょう。それも、絶対できな
いような締め切りで。」
C: 「無理なことは無理だって言ったらよかったじゃないですか。」
P: 「いやいや、日本から来た人々が私たちよりももっと一生懸
命頑張っているというのに、どうしてそんなことが言えますか
ね。彼ら日本人はいつも約束の時間ぴったりに来て、暑いの
に、一分だって無駄にせず、私たちの学校のことを真剣に考
えて、これはどうだ、あれはどうだって、頭をひねってくれた。
この国で時間通りに物事が進むことなんて滅多にないけど、
彼らのおかげで私のスタッフや生徒たちは時間を守ることの
大切さを学んだんだ。」

この報告を受けて、いつも厳しい要求を出してばかりでごめんなさい!と
心の中で謝ったと同時に、とても嬉しかった。苦労が報われたと思った。
そして、まだまだ経験の浅い私だが、いやだからこそ、自らも汗を流して
その国の人々と共に「変化」に挑むという姿勢を持ち続けていきたいと思
った。(里見)

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編集担当:野口 泰
編集担当補佐:早川 元貴
編集後記:里見 陽子
発行:ワシントンDC開発フォーラム