6/28付

ワシントン DC開発フォーラムの皆様、

今回のご連絡(6/28付)は以下の12点です。

皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。

【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

    「開発資金ハイレベル対話:国連総会における逢沢副大臣演説」
    「国連改革:日本の優先事項」
    「開発に関する8か国財務大臣の結論のポイント」
    「無償資金協力(5月31日閣議決定)の約4割をアフリカに」
    「国連創設60周年」
    「New DAC Policy Reference on Environmental Fiscal Reform」
    「米州開発銀行総裁選挙」
    「スマトラ沖地震・インド洋津波発生から半年」
    他

【2】 ワシントンDC開発フォーラムBBL−「新たな援助潮流への日本の
    貢献を目指して-JICAの課題と挑戦-」(7/6)

【3】 DC開発フォーラムHP新着情報−「米州開発銀行(IDB)沖縄総会に
    向けて – 日本が果たすべき役割は何か-」「第37回パリ通信」

【4】 地球に乾杯!NGO: ウェブサイトコラムを始めて3年

【5】 教育ネットワーク:GEFA

【6】 パリ通信: オバケODA」を退治せよ?

【7】 FASID 国際開発研究センター最新情報(研究フェロープログラム、
    JPO募集、BBL実施報告、IDA14、MCCの援助動向)

【8】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):留学生無償・ダッカ
    の風景

【9】 GRIPS開発フォーラム:英国援助情報ヘッドライン、発行誌情報

【10】 世界銀行ヤング・プロフェッショナル・プログラム募集要項

【11】 NEW!アイシーネット「CDN国際協力キャリア講座」2005年7月
     スタート!

【12】 中央大学総合政策学部 国際インターンシッププログラム

[編集後記]先進国にある現場

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【1】開発フォーラム新着情報チェック

Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を募集しています。
情報掲載を希望する場合は、info@developmentforum.org までご連絡ください。

– 日本関連 –

開発資金ハイレベル対話:国連総会における逢沢副大臣演説は以下の通りです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/17/ef_0627.html

開発に関する8か国財務大臣の結論のポイントが発表されました。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/su170611a.htm

国連改革:日本の優先事項が発表されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/un_kaikaku/j_yusen.html

無償資金協力(5月31日閣議決定)の約4割をアフリカに向ける事が決定されました。
http://www.apic.or.jp/plaza/oda/news/20050610-01.html

財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は6日、政府開発援助(ODA)
予算を含む06年度予算編成について基本的な方向を示す建議(意見書)
を谷垣禎一財務相に提出しました。
http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/tosin/zaiseia170606/zaiseia170606.htm

– マルチ・ドナー関連 –

●国際連合開発資金ハイレベル対話(閣僚級会合)は、6月27日(月曜日)
から28日(火曜日)まで、米国ニューヨークにおいて開催され、日本から
は逢沢一郎外務副大臣が出席します。
http://www.un.org/esa/ffd/HLD-2005.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/fuku/aisawa/highlevel_05/index.html

●G8HIPC債務削減提案(開発に関する8か国財務大臣における結論、
HIPC債務削減のための8か国提案)を受けての反響
世銀・ウォルフォウィッツ総裁
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:20537030~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html
アフリカ開銀・カバジ総裁(日本のイニシアティヴについても個別言及)
http://www.afdb.org/

●国際連合がサンフランシスコ会議において創設されてから、今年6月26日で60周年
を迎えます。
http://www.un.org/aboutun/sanfrancisco/

●OECDの報告書 New DAC Policy Reference on Environmental Fiscal
Reformが発表されました。
http://www.oecd.org/dataoecd/14/25/34996292.pdf

●アフリカ開銀総裁選挙が7月21・22日におこなわれます。
ADB 2005 Annual Meetings Ends: Election of New President on 21-22 July in Tunis
http://www.afdb.org/

●米州開発銀行総裁選挙が7月27日におこなわれます。
http://www.iadb.org/aboutus/iv/election_pre.cfm?language=english

– その他 –

●2004年12月26日のスマトラ沖地震・インド洋津波発生から今月
で半年、各ドナーからの報告・発表がなされています。

○世界銀行
THE TSUNAMI Six Months After the Storm
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:20553705~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html

○アジア開発銀行
Asian Tsunami Disaster: Six Months On
http://www.adb.org/media/Articles/2005/6620_test/default.asp?RegistrationID=guest

○国連
Six months after tsunami, Clinton, UN agencies say hardest work lies ahead
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=14730&Cr=tsunami&Cr1=

○JICA
スマトラ沖地震・インド洋津波への対応
http://www.jica.go.jp/sumatra.html

○DFID
Tsunami: Six months on
http://www.dfid.gov.uk/news/files/emergencies/tsunami-6months-intro.asp

○USAID
Six Months After Tsunami, USAID Administrator Natsios Details Relief and
Reconstruction Progress
http://www.usaid.gov/press/releases/2005/pr050623.html

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【2】ワシントンDC開発フォーラムBBLのご案内

【7月6日(水)】

「新たな援助潮流への日本の貢献を目指して -JICAの課題と挑戦-」

1.日時: 7月6日(水)12:15〜
2.場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
(Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200)
3.テーマ:「新たな援助潮流への日本の貢献を目指して-JICAの課題と挑戦-」
4.キックオフ:小島 誠二氏(JICA理事)
5.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
       13:15頃から 自由討議(14:00終了)
6.出席方法: 会場準備等の関係上、出席をご希望される
方は7月5日(火)正午までに本フォーラムBBL担当(江尻、
yumiejiridev@aol.com)へご氏名・ご所属先をご連絡ください。

7.趣旨:JICAは平成15年10月、独立行政法人化され、人間の
安全保障をJICA事業の中心に据え、緒方理事長の下でいわゆる
JICA改革を進めている。この改革を通じてJICAはどこに進もう
としているか。この改革は日本のODA全体にどのような貢献がで
きるか。JICAは新たな援助潮流の要請にどう答え、MDGsの達成
にどのように貢献しようとしているのか。さらに、JICAはこの
改革を通じて何を国際社会に発信しようとしているのか。この
ような点について情報共有していきたい。

――――――

上記BBLの開催要領及び出席方法は以下の通りです。

開催要領

時刻: 12:15〜14:00
 (次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
     12:30頃から キックオフ
     13:00頃から 自由討議(14:00終了)

出席方法: 会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本
フォーラムBBL担当(江尻)に出席を希望される方は氏名・所
属先をご連絡ください。yumiejiridev@aol.com

場所: JICA米国事務所・会議室
1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200

【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】

この度のDC区域の警戒レベルの引き上げに伴い、JICA米国
事務所が入っているビルの管理方針が変更になりました。

今後、事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リスト
を提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをして
もらうことが必要となります(エレベーターを動かすためには、
指定のカードキーが必要なため。)

以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。

1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の中村
次長か村田宛に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号 202-293-2334)
3.上記1もしくは2を行われた方は、フロントに申し出てくだ
さい。当面、12:00〜12:30間は事務所のインターンをフロ
ントに配置しエレベーターまでエスコートします。遅れてこ
られた方の場合は、フロントを通じて事務所にご連絡いただ
くこともあります(フロントの係員がエスコートすることも
ございます)。
4.念のため、身分証明書をお持ちください。
5.上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に
ご連絡ください。フロントにインターンがいる場合には、申
し出てください。

尚、上記の管理方針変更については期限未定とのことです。
皆様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し
上げます。

〈BBL担当 江尻由美〉

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【3】ホームページ更新情報

3月17日BBL「米州開発銀行(IDB)沖縄総会に向けて – 日本が果たすべき役割は何か-」

記録(レター)
http://www.developmentforum.org/records/050317_idb.doc
記録(A4)
http://www.developmentforum.org/records/050317_idb_A4.doc

第37回パリ通信:オバケODA」を退治せよ?
http://www.developmentforum.org/paris/037.htm

(ウェブ担当 灘本)

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【4】地球に乾杯!NGO: ウェブサイトコラムを始めて3年

新着コラムは下記のとおりです。

●6月20日/ウェブサイトコラムを始めて3年 (杉原 ひろみ)
→世界に散らばる仲間に声をかけ、NGOをはじめ、文化や言語、地域固
有の問題について、自らの体験や研究に基づくコラムを執筆し、ウェブ
サイトを通じて発信していくことを始めて3年が過ぎた。この一年の変
化として、コラム内で取り上げた地域が拡大したこと、新たな執筆者を
リクルートできたこと、当サイトをきっかけに仕事やネットワークに広
がりを持てたこと、などが挙げられる。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/050620hs.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net
 http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/

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【5】教育ネットワーク:GEFA

書物のご紹介です。

黒田 一雄、横関祐見子 編 [2005],『国際教育開発論
−理論と実践』 有斐閣

この本はさまざまな研究機関・実務機関の第一線で働かれている教育開
発研究者の方々の共著となっています。そのうちの多くの方がGEFA
のメンバーとして参加してくださっており大変光栄です。編者の黒田先
生、横関さんが書いておられるとおり、この本は、「教育開発研究の最
低限の知識のスタンダードを提示する概説書」として大変優れています。

こういった本は今までほとんどなく、私をはじめ教育開発を勉強する人
たちがこのような本の出現をまち望んでいました。この本を読むことに
より、教育開発の全体像を客観的な視点からみることができます。また、
教育開発のさまざまな立場・分野がわかることで、自分がどの分野に興
味があり、どの分野の研究を深めていけばいいのかがわかるようになっ
ています。

JICA事業評価Gが実施した調査案件「評価結果の総合分析(初中等教育/
理数科分野)」の報告書が、ホームページにPDFファイルで掲載されまし
た。
(→http://www.jica.go.jp/evaluation/after/theme.html

マラウイ大学とマラウイ教育省との3年間の研究プロジェクトに加え、神
戸大学ではイエメンとのプロジェクトもスタートさせました。
(→http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2005_06_21_01.htm

担当:GEFA フォーカルポイント 細谷祐子
http://www.developmentforum.org/education/

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【6】パリ通信:オバケODA」を退治せよ?

皆さんは「phantom aid」という言葉を耳にしたことはありますか?今回
は「phantom aid」(=実態の無いODA、ここではそのまま「オバケODA」)
と訳してしました)に対する批判とODA統計に関するトピックのご紹介です
(HPは現在更新中です)。「DAC統計で発表された2003年のDACドナー全体
のODA額は690億米ドル、GNI比にして0.24%とされている。しかしこれらの
60%は「オバケODA」であり、これを除外して残る「本当のODA」は、270億
米ドル、GNIではたったの0.1%でしかない。」これはActionAidというNGO
http://www.actionaid.org/)が発表した報告書「Real Aid」
http://www.actionaid.org/wps/content/documents/real_aid%20final.pdf
からの一節です。「また、アドボカシーNGOがcatchyな言葉を使ってドナー
批判をしているのか。」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんし、一
部の記述は断片的な情報もしくは事実誤認に基づく部分もあります。しか
しながら、よく内容を見てみると、彼らの主張には、ドナー側も素直に耳
を傾けていく必要もある問題意識に基づいているものもあります。

(パリ通信担当 寺門雅代)
http://www.developmentforum.org/paris/037.htm

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【7】FASID 国際開発研究センター最新情報(研究フェロープログラム、
JPO募集、BBL実施報告、IDA14、MCCの援助動向)

●FASID研究フェロープログラム【フィールドワーク調査助成】募集中
開発途上国でのフィールドワーク調査を助成します(期間1ヶ月、100万円程
度)。募集詳細は下記ウェブサイトをご覧下さい。
(応募締切 2005年7月27日(水)必着)
http://www.fasid.or.jp/chosa/jyosei/field_17.html

●2005年度ジュニア・プログラム・オフィサー(JPO)追加募集中
将来、国際開発分野で活躍することを希望する大学院生、及び大学院
修士課程修了者を対象に、ジュニア・プログラム・オフィサー(JPO)
を募集しています。募集詳細は、下記ウェブサイトをご覧下さい。
(応募締切 2005年7月12日(火)必着)
http://www.fasid.or.jp/kenshu/jpo/boshu.html

●BBL報告書掲載(2件)
第130回BBL(2005年4月27日開催)
「地域の知恵・経験を途上国に―国民参加の協力を目指して―」
(講師:国際協力銀行技術顧問 鹿野和子氏、笹川平和財団参与・
    国際協力機構国際協力客員専門員 河野善彦氏 )、

第131回BBL(2005年6月8日開催)
「国連改革―ミレニアム開発目標の達成に向けて―」
(講師:英国海外開発研究所(ODI)所長 Simon Maxwell氏)

の報告書、関連資料を掲載しましたので、下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/bbl_17.html

●最新開発援助動向レポート掲載(2件)
No.17「IDA第14次増資」
http://dakis.fasid.or.jp/report/pdf/report17.pdf

No.18「 MCC(Millennium Challenge Corporation)の援助動向」
http://dakis.fasid.or.jp/report/pdf/report18.pdf
を掲載しました。

(FASID国際開発研究センター 今井あい)
http://www.fasid.or.jp/
http://dakis.fasid.or.jp/index.html

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【8】バングラデシュ・モデル(現地機能強化):留学生無償・ダッカの風景

●留学生無償(人材育成奨学計画に対する無償資金協力)を強化すべく、
今般、留学予定者に将来の抱負を語ってもらう「コミットメント・ペー
パー」の英語メルマガ連載をはじめました。6月12日の第1回は、バン
グラデシュの警察官僚に、日本で地方行政を学ぶに先立って、バングラ
デシュの地方行政の課題について寄稿いただきました。バングラデシュ
人自身に「夢」を語ってもらうことで、本人のみならず、多くの人たち
に刺激を与えることを期待しています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/27e-bulletin120605.htm

6月9日に大使公邸で開催された留学生壮行会のプレスリリースと写真
です。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/pr_jds090605.htm
4月17日の留学生候補者発表式のプレスリリースと写真もあります。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/jds170405.htm
5月23日には、新年度に向けての交換公文署名式が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/17/rls_0523a.html
留学生無償のウェブサイトはこちらです。
http://www.jice.org/english/jds/index.html

●ダッカの風景を描写した西村邦人氏(ミネラル・ウォーター会社社長)
のエッセイが、日本語メルマガ(6月12日)に掲載されました。以下、
一部抜粋させていただきます。

「バングラデシュの首都・ダッカは日本の戦後60年間の事象が混在し、
表出している。PCを駆使した印刷技術があり、高度な縫製技術を持った
MBLやNFLのユニフォームのライセンス工場があるかと思えば、3〜40年
経った自動車のエンジンをオーバーホールして走らせる町工場があり、
拾い集めたような木っ端を材料に瞠目するような家具を作り上げる路傍
の店があり、職人がいる。まさに、50年間のものづくりの技術や慣習が
一時期に凝縮され、混在し選択することが出来ぬままに表出している。
竹材で作った吹けば飛ぶような住居というには余りに粗末な小屋の隣に
大理石の高層ビルが建ち、並びに日本のそれに酷似したスーパーマーケ
ットやアメリカンスタイルのファーストフード店が並ぶ。誠にバランス
の悪い街並みであり、発展の様ではあるが底辺の底上げが伴わぬ歪みは
どうやって是正されているのだろう。そんな不安を漠然と感じながらも
既に滞在6年を過ぎた今、確実に発展しているーそれもかなりのスピー
ドで、のは間違いない。」

全文はこちらです。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine35.htm

●日本・バングラデシュ交流メルマガ(日本語・英語/在バングラデシュ
日本大使館発行)をご希望の方は、こちらへご連絡ください。
mail@embjp.accesstel.net
日本語・英語のバックナンバーはこちらです。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mmbacknumber.htm
http://www.bd.emb-japan.go.jp/ebulletin.htm

(バングラデシュ・モデル運営委員会:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/

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【9】GRIPS開発フォーラム:英国援助情報ヘッドライン、発行誌情報

●今般、当フォーラムでは、JICA英国事務所が毎月発行することになっ
た『英国援助情報ヘッドライン』をウェブ上で紹介させていただくこと
になりました。ヘッドラインには、イギリス国内における開発に関する
政府要人によるスピーチ、プレス・リリース、ニュースがコンパクトに
まとめられていますので、お忙しい方に役立ちます。和文・英文の2ヶ国
語で発行されているのも見所です。

–3月/4月号、和文、pdfファイル、38KB
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/JICAUK/2005March.pdf
–3月/4月号、英文、pdfファイル、62KB
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/JICAUK/2005MarEn.pdf

–5月号、和文、pdfファイル、29KB
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/May2005.pdf
–5月号、英文、pdfファイル、48KB
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/May2005en.pdf

●今年4月に3冊のディスカッションペーパーと1冊のポリシーミニッツを
当フォーラムより発行しました。ウェブサイトからもダウンロード可能で
すので是非ご一読ください。

–No.11 ベトナムにおける日本の制度・政策への能動関与―現地ODAタス
クフォースが果たした役割― [島村真澄] (pdfファイル、387KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/DP11.pdf
–No.12 Development Coordination: A challenge to Japan’s development
assistance for poor countries [高橋基樹](pdfファイル、124KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/DP12jp.pdf
–No.13 Institution Building for Poverty Reduction and Local Governance:
The Cases of Tanzania, Ethiopia and Kenya [笹岡雄一] (pdfファイル、260KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/DP13jp.pdf

<ポリシー・ミニッツ>
–No.19  3月15日に開催したGRIPS-ODIセミナーの議事録 
(英文、pdfファイル、756KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/PM19.pdf

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【10】世界銀行ヤング・プロフェッショナル・プログラム募集要項

Young Professionals Program Accepting Applications

Applications for this program are being accepted until August
31. The program is designed as an opportunity for young people
who have the potential to become future leaders of the
institution. Applicants must be no older than 32 when entering
the program in September of 2006, be citizens of a Bank member
country, have a master’s degree or equivalent, and be fluent in
English. Successful candidates will specialize in a field
relevant to the Bank’s operations, such as Economics, Finance,
Education, Public Health, Social Sciences, Engineering, Urban
Planning or Natural Resource Management. They will also have
significant relevant professional experience or continued
academic study at the doctoral level. more

世銀ウィークリーニューズより
(“http://lnweb28.worldbank.org/hrs/careers.nsf/key/ypp”)

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【11】 NEW!アイシーネット「CDN国際協力キャリア講座」
     2005年7月スタート!
(CDN:Career Development Network. IC Netの国際協力人材ネットワーク)

★第1回「国際協力のキャリアパスを考える」 (水・金の夜/2日間)
―池上清子氏(UNFPA東京事務所長)のキャリアパス体験談― 7/27・7/29

★第2回「国際協力人材の需給ギャップ」 (水・金の夜/2日間)
―求められる6つの能力― 8/3・8/5

       あなたが国際協力でやりたいことを叶えるために・・・

「CDN国際協力キャリア講座」では国際協力を目指している方々を
応援するために、国際協力の第一線で活躍する講師がキャリアアドバ
イスをします。また、ワークショップ形式で具体的なキャリアビジョ
ンを設計する機会を提供します。

【プログラム】
◆7/27(水) キャリアパスの体験談
 [国連人口基金(UNFPA)東京事務所長 池上清子氏]
◆7/29(金) キャリア設計のためのワークショップ
◆8/3(水) 国際協力人材の需給ギャップ
◆8/5(金) 自己(SWOT)分析/キャリアワークショップ

詳細は弊社URL(http://www.icnetltd.com)より「CDN国際協力キャリ
ア講座」のページをご参照ください。

日時:◆第1回 7/27(水)19:00-21:00、7/29(金)19:30-21:30
◆第2回 8/3(水)19:00-21:00、8/5(金)19:30-21:30
対象:大学生・院生、青年海外協力隊OV、NGOスタッフ、社会人など
定員:各回30名(先着順)
講師:池上清子氏(UNFPA東京事務所長)、IC Netコンサルタント
参加費:一般 10,500円、社会人CDN会員 8,400円、学生CDN会員 7,350円
締切:2005年7月26日(火)
申込:URLより応募用紙をダウンロードし、メールまたは郵送で。
会場:◆水曜(7/27・8/3)住友不動産新宿オークタワー貸会議室
◆金曜(7/29・8/5)アイ・シー・ネット別館会議室

主催(担当):アイ・シー・ネット(株) 新規事業グループ 岡本・藤本
〒330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心4-1FSKビル3階
Tel:048-600-2500 Fax:048-600-2501
E-mail:registercdn@icnet.co.jp URL:http://www.icnetltd.com

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【12】中央大学総合政策学部 国際インターンシッププログラム

2004年度スリランカコース 活動報告会
「TO “BE SOMEBODY”*〜自分に何ができるだろう?〜」

「開発援助」「国際協力」って何?自分とどんな関わりがあるので
しょうか?「開発」の理論学習・事例研究・スリランカでのフィー
ルドスタディーズ・ふりかえり学習を経た本プログラムの履修生が、
1年間の学び・活動の内容、また自身も「国際開発」の課題を担う1人
だと気づき、責任感と主体性をもって行動を起こすに至った、その
軌跡を発表します!

「どこか遠くで起こっていること」と捉えられがちな「開発」。しか
し、開発の問題において必要なのは、1人ひとりが決して他人事とは
考えずに、可能なアクションを起こしていくことではないでしょうか。
日本に住む私たちが、途上国と呼ばれる国の人々とどんな関わりがあ
って、果たして何ができるのか、一緒に考えてみませんか?

* “Be somebody”とはフィールドスタディーズ前に在京スリランカ
大使館を訪れた際、カルナティラカ・アムヌガマ前特命全権大使が、
ディスカッションで積極的な発言ができずにいた私たちにかけてくだ
さった言葉。主体性を持って活動することの大切さを意識してはいた
ものの、なかなか実行できずにいたところを、この言葉に励まされ、
かつ勇気付けられた。「意思と主体性、責任をもって行動する『誰か
になる』こと」は私たちの目標であり、今回の報告会の参加者の方へ
のメッセージでもある。

■日時:2005年7月1日(金)
18:30〜19:50(開場18:00)、懇親会20:05〜20:55
■場所:中央大学総合政策学部(多摩キャンパス11号館4階) 
 11430教室 東京都八王子市東中野742-1
多摩モノレール「中央大学・明星大学駅」(学部棟まで徒歩5分)
多摩キャンパスへのアクセス
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_guid.html
*車椅子でおいでの方やサポートを必要とする方はiip@fps.chuo-u.ac.jp
までご連絡ください。
■参加費:無料
■参加申し込み方法:iip@fps.chuo-u.ac.jpまで、氏名、ふりがな、
所属・役職、メールアドレスを明記の上、お申し込み下さい。
■実施:中央大学総合政策学部
Action Learning Programs/国際インターンシッププログラム
http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~iip/
■主催:中央大学総合政策学部GP小委員会
■お問い合わせ:iip@fps.chuo-u.ac.jpまで

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[編集後記] 先進国にある現場

前回の編集後記「卒業旅行の新しい形」に続き、今回もボランティア話
です。先日、ワシントンDCのローカルコミュニティを拠点に活動する
NGOにて初ボランティアを経験してきました。

私がお手伝いをしたNGOの主な活動は、ワシントンDCエリアに住む
HIV/AIDSなどの病気と闘う人たちに、それぞれの症状に合わせた食事を
作って宅配する、というものです。クライアントは常時およそ1000
人、NGOスタッフだけでは間に合わないので、クッキング、パッキン
グ、デリバリーにボランティアを募っています。当日、仕事を終えた後
にNGOのビルへ赴き、簡単なオリエンテーションののちにすぐにキッ
チンへと案内されました。タスクは二つ、(1)すでに調理されたもの
をメニュが書かれた紙とともに流れ作業でバッグへと詰める、(2)サ
ラダの具となる野菜を切る、でした。NGOスタッフが気さくに会話を
促し、和気あいあいとした雰囲気のなかで作業が進んでいきます。就業
後という短い間のボランティアワークはあっという間に終わり、普段め
ったに足を踏み入れない南東地区を後にしつつ、次回はいつにしようか
と早くも考えていました。

当地に住んで早4年が過ぎようとしていますが、視線はいつも「国際」
方面へと向いており、自分が住む街のコミュニティに目を向けることは
ほぼ皆無であったことに気が付きます。HIV/AIDSは途上国のみならず、
同じくして先進国も抱える問題であるということ、そして自分の活動が
クライアントに直に届くという実感、など、普段の仕事を省みる良い機
会となりました。(江尻)

<追記>
今回と次回、早川さんに代わり私江尻がDev-info編集補佐を担当させて
いただいております。皆様に楽しんでいただければ幸いです。

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編集担当:野口 泰
編集担当補佐:江尻 由美
編集後記:江尻 由美
発行:ワシントンDC開発フォーラム