2013年1月8日号(非伝統的ドナーの拡大、2期目オバマ政権の対外援助実施体制に向けた動き、開発と科学分野の2012ハイライト、他)

  2013年1月8日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:
「非伝統的ドナーの急速拡大(ODIペーパー)」
「2期目オバマ政権の対外援助実施体制に向けた動き(CGDブログ)」
「開発と科学分野の2012ハイライト」
「ソーシャルメディアと開発」

【2】 国連フォーラム
新年を迎えて:国連フォーラム幹事一同より
【3】 GRIPS開発フォーラム:
第5回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ
【4】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1) 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)職員募集
(2) セミナー・イベントのご案内
【5】 IDDP(英国開発学勉強会)からのお知らせ:
2012年度第4回勉強会のご案内
「国際保健協力の現場から -バヌアツとタンザニアの保健システム強化プログラム-」
【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「新年のご挨拶:開発は、ダンスのように」
執筆者:高橋孝郎(国際金融公社、ワシントンDC在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください
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– 日本関連 –
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● 日本とブルキナファソは、無償資金協力「貧困農民支援」及び「第二次中央プラトー及び南部中央地方飲料水供給計画(詳細設計)」に関する書簡の交換を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121227_1.html
● 外務省任期付外務省職員の臨時募集を行っています(海外広報・交流分野、在マラウイ大使館経済協力分野、再生可能エネルギー担当、日米間の条約交渉分野)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
● 国際協力NGOセンター(JANIC)が(財)自治体国際化協会と共同運営し1月24日に実施する、第3回自治体とNGO/NPOの連携推進セミナー「日本と海外を結ぶ地域づくり~国際協力が地域にもたらす効果とは~」の参加者を募集しています。
http://www.janic.org/event/1243ngonpo.php
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– バイ・ドナー関連 –
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● DFIDは、昨年の援助の現場を撮った写真を “UK Aid in Pictures 2012” と題して flickr に公開しています
http://www.flickr.com/photos/dfid/sets/72157632272584717/
● 英国政府は政権の中間報告を発表しました。その中で、改めて2013年にGNIの0.7%を援助拠出すること及びそれを法で定めることを発表しています。
http://www.dfid.gov.uk/News/Latest-news/2013/Aid-commitments-britain-sets-out-pledges-for-UK-aid/
● 写真展、‘The Home of the Cocoa Bean –a global commodity with local roots’ が、
ドイツ国際協力公社(GIZ) のボン事務所で1月10日から開催されます。
http://www.giz.de/en/mediacenter/10282.html
● 欧州連合は、再生可能エネルギーを利用した海水淡水化施設をジブチに建設する計画を発表しました。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-12-1405_en.htm
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– 国際機関関連 –
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● アジア開発銀行は、サイクロンエヴァンによる被害を受けたサモアに対し、50万ドルの緊急支援を行いました。
http://www.adb.org/news/samoa/adb-provides-500000-samoa-cyclone-relief-efforts
● 国連とアラブ連盟の任命するブラヒミ共同特使は5日間にわたるシリア訪問を終え、シリアで選挙が実施されるまでの間、全権限を与えられた暫定政府が樹立される必要があるとの旨を述べました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43848&Cr=syria&Cr1=
● 国連はシリア内戦による死者数が推計で6万人を突破したと発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43866&Cr=Syria&Cr1=
● アフリカ連合ハイレベル履行委員会(AUHIP)の主導のもと、スーダン、南スーダン会談が行われ、両国間の諸問題についての話し合いが行われました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43876&Cr=sudan&Cr1=
● ユニセフは中央アフリカ共和国で武力勢力に拉致され搾取されている子供達について言及し、国際社会に対し、子供達を保護する必要性を訴えています。
http://www.unicef.org/media/media_67117.html
● WFPは食糧不足に見舞われるジンバブエで、食料を必要とする人が必要な時に必要なだけ地元の市場で購入できるよう、人々に対して食料の代わりに現金を配布しています。
http://blog.usaid.gov/2013/01/video-of-the-weekcash-and-carry-with-the-world-food-programme-in-zimbabwe/#more-18141
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● 英シンクタンクODIは、援助の動向をまとめたペーパーを発表しました。近年の動向として、例えば非伝統ドナーの貢献が急速に拡大(2000年:53億ドル→2009年:533億ドル)したことなどが挙げられています。
http://www.odi.org.uk/publications/7163-age-choice-developing-countries-new-aid-landscape
● 同じくODIより、企業と水の安全保障についてのペーパーが発表されています。
http://www.odi.org.uk/publications/6896-uncertain-frontiers-mapping-new-corporate-engagement-water-security
● 英サセックス大学IDSのブログで、南アフリカで開催された課税と開発の国際会議での議論をまとめ、投資を呼び込むのに税金に対する優遇措置などでは不十分であると論評しています。
http://www.ids.ac.uk/news/tax-incentives-and-exemptions-not-necessary-to-attract-investment
● CGDのブログで、二期目の米国オバマ政権での対外援助実施体制に向けた動きをまとめています。
http://blogs.cgdev.org/mca-monitor/2013/01/happy-foreign-aid-new-year-the-presidents-global-development-council-and-more.php
● JANICは、12月7日に開催した設立25周年記念イベントの報告をウェブに掲載しました。
http://www.janic.org/news/janic25_127.php
● SciDev.netが、開発と科学分野の2012のハイライトを発表しました。
http://www.scidev.net/en/climate-change-and-energy/news/science-and-development-highlights-of-2012.html
● 英ガーディアン紙に、ソーシャルメディアと開発についてのブログ記事が掲載されています。
http://www.guardian.co.uk/global-development/poverty-matters/2013/jan/04/saving-world-social-media-development-digital
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【2】 国連フォーラム
新年を迎えて:国連フォーラム幹事一同より
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● 設立から9年目となる国連フォーラムは、会員数が先月
6,000人を超えました。国連フォーラムをこれまで以上に参加者にとって
利用しやすく付加価値の高いものにするため、昨年末に東京と
ニューヨークにおいていた幹事会の事務局を統合してグローバルな
新事務局に改編強化し、各企画やサポート班のチーム制の強化を
はかるなど、新しい体制をスタートさせています。幹事のリクルートについても
今後を公募を含めた拾い人材確保をする予定です。これら改革についての
お知らせを含めた2013年年初ステートメントの全文を、下記リンクから
ご覧ください。
http://www.unforum.org/unforum/statements/13-01-01.html
(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/index.html
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【3】 GRIPS開発フォーラム:
第5回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ
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第5回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ
(2013.01.22(火)開催)
来る1月22日火曜日、第5回「中小企業の海外展開」勉強会を
GRIPSにて開催します。今回は、中小企業の国際化戦略の研究に
関して、精力的にご活躍されている若手研究者の山本聡氏(東京経済
大学専任講師)と山本篤民氏(日本大学商学部専任講師)の2名をお招
きし、中小企業の国際化に必要な戦略と能力に関して皆様と情報を共
有し、意見交換を行います。
■日時:
2013年1月22日(火)18時半~ (2時間程度)
■プログラム
テーマ:「中小企業の国際化戦略」について
・基調講演:「中小企業の国際化に必要な戦略と能力とは?」
東京経済大学経営学部 専任講師 山本聡 先生
・コメンテーター:日本大学商学部 専任講師 山本篤民 先生
・皆様との意見交換
■基調講演者プロフィール:山本 聡 氏
機械振興協会経済研究所を経て、2012年4月より、東京経済大学
経営学部 専任講師(担当 中小企業経営論)。
金型や部品加工など、素形材産業を主な対象としながら国内・海外の
中小企業の経営体制の変化を解明することを研究テーマとしており、
年間100社以上の中小企業の現場を自ら尋ね、生の情報を活かした
調査研究を行っている。学術論文や書籍に加え、経営者や技術者向けの
レポートを精力的に執筆する一方、国内外でさまざまなセミナーの講師も
務めている。著書に、額田春華・山本聡編 『中小企業の国際化戦略』
(2012年、同友館)等がある。
■会場:
政策研究大学院大学(GRIPS)1階 会議室1A&B
〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
a. 都営大江戸線 六本木駅 徒歩5分
b. 東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩10分
c. 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩6分
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/
■お申し込み方法:
御出席いただける方は、お名前、ご所属先、ご連絡先(メールアドレス)を
明記の上、1月18 日(金)までに、GRIPS開発フォーラム・津崎(t-tsuzaki@grips.ac.jp)
までご連絡ください。(車でお越しの際は、本学の駐車場の関係上、車種、
ナンバー及びお車の色を事前にご連絡ください)
過去の「中小企業の海外展開」勉強会の詳細は以下から確認できます
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/SME.htm
GRIPS開発フォーラム
飯塚美恵子
http://www.grips.ac.jp/forum/index.htm
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【4】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1) 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)職員募集
(2) セミナー・イベントのご案内
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(1) 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)職員募集
世銀における知的発信と共有のハブを担う東京開発ラーニングセンター(TDLC)では、
主に経理を担当するリソースマネジメント・アシスタント、ならびに
知識共有プログラムの開発と実施をリードする上級ナレッジ・マネジメント・オフィサーを募集中です。
担当業務概要や選考基準は、以下リンクよりご覧ください。
(詳細)
http://bit.ly/12Ti9Qu
(2) セミナー・イベントのご案内
■ 「アフリカ農業開発の今~(社)国際農林業協働協会(JAICAF)の調査活動から~」
ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン(ZHNJ)メンバー活動紹介vol.2
ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン、世界銀行東京事務所 共催 コーヒーアワー
日時: 2013年1月10日(木)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Bt02
内容: JAICAFが手がける数多くの調査活動のなかから、
「コートジボワールにおける食料安全保障と
小規模農業生産者の役割~JICA受託調査から~」
および「ウガンダにおける稲作振興の取り組み」を
ご紹介いただきます。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/UhzJvw
■ 「世界銀行で働く~金平直人・機構改革戦略局 戦略業務担当官~」
世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ第51回
日時: 2013年1月11日(金)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://go.worldbank.org/6V3IDW6BV0
内容: 世銀入行までのキャリアパスとともに、
新総裁の下で始まったダイナミックな組織改革をご紹介します。
言語:  日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/THsWg6
■ 「アジア太平洋地域の新たな時代を担うリーダー達が抱負を語る!」
世界銀行東京事務所、障害分野NGO連絡会(JANNET)、日本財団共催
コーヒーアワー「障害と開発」シリーズ 第37回
日時: 2013年1月16日(水)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Bt02
内容: 日本障害フォーラム幹事会議長の藤井克徳さんをお迎えし、
国連ESCAP(アジア経済社会委員会)のハイレベル政府間会合
の様子や採択されたインチョン戦略についてお話いただきます。
また、世界盲人連合総会期間中のアジア太平洋地域協議会で
同協議会会長に選出された田畑美智子さんからは、
モンゴルやラオスでの障害と開発での活動等についてお聞きします。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/TFOqWQ
■ 「2013年 東アジア大洋州地域 災害リスク管理(DRM)遠隔セミナーシリーズ
セッション1:コミュニティ防災(CBDRM):教訓と今後の課題」
日時: 2013年1月17日(火)午後4時から午後7時
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/zcruCt
内容: 本セッションでは、革新的なCBDRMの実施及び手法
(モニタリングと評価、リスク分析、資金調達等)
に焦点を当て、ベトナム、フィリピン及び
インドネシアの災害リスク削減の例から、
CBDRMの実施やコミュニティとの
連携のための教訓、また、その教訓を
他国へ拡大していくために可能なアプローチについて議論します。
言語: 英語のみ
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/TcqURD
■ 「東日本から世界へ:防災の主流化における日本との更なる協力」
世界銀行パブリックセミナー
主催:  世界銀行、独立行政法人国際協力機構 (予定)
日時: 2013年1月18日(金) 午後4時30分~午後6時30分
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/zcruCt
内容: 国際的な防災の取り組みについて課題や新しい動き、
日本との協力について、世銀職員ならびに
日本の専門家をお招きして議論します。
言語: 英語・日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/12KM5PC
■ 2013年 夏季インターンシップ説明会 in 関西
日時: 2013年1月24日(木)午後3時から午後4時30分
場所: 同志社大学 新町キャンパス臨光館301教室
http://bit.ly/10r8vG5
内容: 谷口和繁・世界銀行駐日特別代表が、
インターンシップの概要説明とともに、
CVの書き方や世銀で求められる専門性の身につけ方についてご説明します。
言語:  日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/TmSFbe
■  「環境・社会セーフガード政策見直しおよび改訂」
世界銀行パブリックコンサルテーション
日時: 2013年1月29日(火)午後4時から午後6時
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://go.worldbank.org/6V3IDW6BV0
内容: 世界銀行が現在行っているプロジェクトの
環境・社会的負荷などに関するセーフガード政策の
見直しおよび改訂方針をご説明し、ご意見を伺います。
言語:  英語・日本語(同時通訳付)
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/Ucg1Oh
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【5】 IDDP(英国開発学勉強会)からのお知らせ:
2012年度第4回勉強会のご案内
「国際保健協力の現場から -バヌアツとタンザニアの保健システム強化プログラム-」
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「国際保健協力の現場から – バヌアツとタンザニアの保健システム強化プログラム-」
-アフリカ・タンザニアと大洋州・バヌアツでの保健システム強化の取り組みの説明。
-援助機関・民間企業・市民社会等とのパートナーシップについて、2つの国を例に説明。
-グローバル・ヘルス領域にどのように貢献できるか、参加者を交えての議論を予定。
■講師:
西村恵美子氏(London School of Hygiene & Tropical Medicine,
MSc-Public Health in Developing Countries在籍)
JICA職員。2003年JICA入構。本部人間開発部にてアジア地域の
母子保健プロジェクトの立ち上げ・実施に関わったのち、2007年から2009年まで
米国国際開発庁(USAID)に出向、国際保健分野の日米連携促進に携わる。
2009年から2012年までJICAタンザニア事務所にて保健医療セクター担当として、
保健システム強化プログラム、プロジェクト管理、援助協調等を担当。2012年
9月よりLondon School of Hygiene & Tropical Medicine, MSc-Public Health
in Developing Countriesに在籍中。研究関心は、途上国の保健行政システム強化。
渡部明人氏(London School of Hygiene & Tropical Medicine/London
School of Economics & Political Science, MSc-Health Policy, Planning and Financing在籍)
北里大学医学部医学科卒業、医師。2008年より国立国際医療センター
(現:独立行政法人国立国際医療研究センター)総合診療科に勤務。
2011年よりバヌアツ共和国保健省にて、公衆衛生医師として保健政策策定・
プロジェクト立案(Primary Health Care, Health Promotion, Environmental Health等)
に従事。2012年よりLondon School of Hygiene & Tropical Medicine/London
School of Economics & Political Science, MSc-Health Policy, Planning and
Financingに在籍。研究関心は、低中所得国の保健システム強化、特にUniversal
Health Coverage (UHC)のためのHealth FinancingやPublic-Private Partnership(PPP)。
■ 日時: 2013年1月26日(土)14: 30-16:30(開場14:00)
講演後17:00より、講師を囲んでの懇親会を予定しております。
■会場:
<勉強会会場>:Institute of Education, University of London (Room S13 in Student Union)
20 Bedford Way, London WC1H 0AL
http://www.ioe.ac.uk/sitehelp/1128.html
◎最寄り駅: Russell Square
<懇親会会場> : 勉強会会場最寄りのパブ
◎当日スタッフがご案内します。
■ 形式: 講師の方によるプレゼンテーション、質疑応答
■ 言語: 日本語
■ 参加費: 無料 (寄付金として、お一人£2程度をお願いしております。
寄付金は印刷費や会場費など勉強会運営費などに使われます。)
■ お申し込み方法:
会場のセキュリティ上、事前の申し込みが必要です。
御参加を希望の方は2013 年1月23 日(水)までに下記URLよりお申し込み下さい。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?fromEmail=true&formkey=dEY4eS1wSl9ScWs2M0tpUzUza0dWVXc6MA
◎3日以内にIDDPより返信がなければ、大変お手数ですが再度ご連絡下さい。
◎会場の関係から、申し込みを制限させて頂く場合がございますので、御参加を
希望の方はお早めにお申し込みお願いいたします。
■定員: 60名(先着順)
■主催:英国開発学勉強会(IDDP)
皆様の御参加をスタッフ一同お待ちしております。
(英国開発学勉強会(IDDP)外部連携 日高将博)
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【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「新年のご挨拶:開発は、ダンスのように」
執筆者:高橋孝郎(国際金融公社、ワシントンDC在住)
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皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もDC開発フォーラムを通じて多様な議論が交わされ、さまざまな人脈が
築かれることを祈念しております。
私は昨年夏までブータン政府で1年間働く幸運に預かりました。
そのブータンをはじめとして南アジア各国のリーダーシップに詳しいのが、元世界
銀行副総裁の西水美恵子さん。 西水さんと糸井重里の対談(http://www.1101.com/nishimizu/ )が
非常に興味深く、開発に携わる私達にも深い示唆を与えてくれます。
二人が対談でたどり着くのは、「支援する側とされる側の関係とはダンスだ」ということ。
決して一方通行ではなく、双方が一緒に学んでいく。
向こうから「この人ダメだ」と思われたり、こっちが向こうを「ダメだ」と思うときもある。
お互いの関係でいろいろあっても、作りあげようとする芸術作品はいつでも「ひとつ」 。
そのときに大切なのは、「お互いが同じ音楽を聞いていること」 。
開発では、ともすれば「持つもの(援助側)」が「持たざるもの(被援助側)」へ
一方的に何かを与えるものと驕りがちです。
でも、実際に現場にいらっしゃった方は、こちらが学ばせてもらうことの方が大きい
という感覚を持つことが多いのではないでしょうか。
単純な解などないけれども、現地の人々と心を通わせる中で、お互いが向かう
方向性を探っていく。それは音楽を注意深く聴きながらステップを探るダンスに
似ている気がします。二人の呼吸が合ったときの達成感もまた然り。
色々な音楽が鳴り響き、人々が賑やかに踊りを交わすダンスホール。DC開発
フォーラムがそのような場になって行けば素敵ですね。
高橋孝郎(国際金融公社、ワシントンDC在住)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報 (案内・レジュメ・
議事録)をはじめとする活動情報に加 え、グローバルな開発戦略と日本の
関わりに関する主要な情 報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー はこちらです。
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本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当( info@devforum.jp )まで
電子メールアドレスをご 連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参加」を
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本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当 まで相談いただ
ければ幸いです。
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の 他、より広くグロー
バルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、
「ワシントンDC開発フォ ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する ため、本メー
リングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす るとともに、発言者の了承がない
限りメディア等での引用が されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへ
の 参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している 「devforum参加者の
共通理解」に目を通していただいた上で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子
メールアドレス・問題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm
dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ いてご意見・ご示唆
等ありましたら、お気軽に上記連絡担当 (info@devforum.jp)までお寄せいただ
ければ幸いです。
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編集担当:小林隼人/荘所真理/杉原ひろみ/春木由美
発行:ワシントンDC開発フォーラム
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