【dev-info】2014年10月28日号(「安倍総理、第10回アジア欧州会合首脳会合出席」 「ODA 大綱見直しに関する意見交換会議事録公開」 「西アフリカ・エボラ出血熱の流行に対す る各国ドナーや国際機関の対応」他)

2014年10月28日発行        

                              http://www.devforum.jp/ 
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス 

          -(dev-info)- 

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。 
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック 
「安倍総理、第10回アジア欧州会合首脳会合出席」
「ODA大綱見直しに関する意見交換会議事録公開」
「西アフリカ・エボラ出血熱の流行に対する各国ドナーや国際機関の対応」他

【2】ワシントンDC開発フォーラム
(1)10月30日(木)第27回ワークショップ「開発プロジェクトにおける環境社会影響と世銀セーフガードポリシー」
(2)11月5日(水)第244回BBL「東日本大震災大津波から3年半:壊滅したまちを世界に誇れる美しいまちへ 陸前高田市」
(3)11月6日(木)第245回BBL「開発協力大綱の策定及びTICADについて」

【3】 国連フォーラム
(1) 国連フォーラム設立10周年を迎えて
(2) 国連とビジネス「赤道原則-持続可能な金融に向けた取り組み」
柴土真季さん
(3) ミャンマー・スタディ・プログラムのご紹介
(4) 「防災と途上国開発」勉強会の議事録掲載
(5) フィールド・エッセイ UNDPジンバブエ事務所 益子萌さん

【4】東京発~世界銀行からのお知らせ
 セミナー・イベントのご案内

【5】ワシントンDC開発フォーラム便り:
タイトル:「スコットランドとショパン、おまけにジョージ」
執筆:小林隼人(ロンドン在住)

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください

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– 日本関連 –
┗━━━━━━━━━━━┛
● 11月17日東京で、国際協力60周年記念シンポジウム「成長と貧困撲滅〜日本のODAに期待される役割〜」が開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001376.html
 
● ファイナンシャル・レビュー平成25年5月号の特集「日本のアジア戦略」が財務省のHPで公開されています。
http://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/fr_list6/fr116.htm
 
● 安倍総理は第10回アジア欧州会合(ASEM)首脳会合に出席しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/aec/page18_000370.html
 
● 安倍総理はAEBFA(アジア欧州ビジネスフォーラム)クロージングセッションでスピーチを行いました。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/1016aebf_speech.html
 
● フィナンシャル・タイムズ紙(英国)による安倍総理の対面インタビューが外務省のHPにアップされています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ip/page4_000758.html
 
●「北アフリカ・サヘル地域におけるテロ対策のための刑事司法協力ワークショップ」及び「サヘル地域に関する日・アフリカ貿易・投資フォーラム」が11月11日‐13日に開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001373.html
 
● パレスチナ暫定自治政府との間で、供与額10億円のノン・プロジェクト無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001371.html
 
● ミャンマーとの間で、1億4,600万円を限度とする無償資金協力「マラリア対策機材整備計画」に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001361.html
 
● 外務省のHPに国際儀礼(プロトコール)伝統的な国家間のマナーがアップされています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol119/index.html
 
● ODA大綱見直しに関する意見交換会(名古屋9月19日開催)の議事録が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kaikaku/taikou_minaoshi/index.html#minaoshi_ikenkokankai
 
● JICAは、西アフリカ開発銀行(BOAD)と、西部アフリカ地域における経済社会開発を支援するため、業務協力協定を締結しました。
http://www.jica.go.jp/press/2014/20141017_02.html
 
● 同じくJICAは、西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行に対応するため、2名の専門家を派遣すると発表しました。
http://www.jica.go.jp/information/jdrt/2014/20141017.html
 
● 任期付外務省職員を臨時募集しています(NGO支援分野、海上安全保障分野、日米間の条約交渉分野)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
 
● 12月10日名古屋開催のNGO・外務省定期協議会「2014年度第2回連携推進委員会」の参加者を募集しています。
http://www.janic.org/event/20141210renkei.php
 
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– バイ・ドナー関連 –
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● 西アフリカで感染拡大が広がるエボラ出血熱に対し、アメリカ政府が人材・資金・知識を広く募集しています。
http://www.usaid.gov/ebola#help

● アメリカ政府は、貧困撲滅を目的と掲げ、基礎教育分野で新しい支援イニシアチブを発表しました。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/oct-20-2014-usaid-announces-new-efforts-fight-global-poverty-through-education

● アメリカ政府による医療チームの一員としてリベリアで働いている女性看護士の体験談が動画とともにアップされています。
http://blog.usaid.gov/2014/10/ive-never-had-a-job-like-this-life-inside-an-ebola-treatment-unit/

● 英国は、これまでシエラレオネのエボラ出血熱対策として1億2500万ポンドを支援しています。10月21日には、グニーニング国際開発大臣がシエラレオネ入りし、現地を視察しました。
https://www.gov.uk/government/news/justine-greening-and-british-army-medics-fly-to-sierra-leone

● AFDは、「アジア流の開発協力」をテーマに昨年開催したセミナーの記録を発表しました。中国やインド、韓国の国際協力について分析しています。
http://www.afd.fr/home/recherche/actualites-publications-rch?actuCtnId=120615

● ドイツ国際協力公社(GIZ)は、ドイツ農業協会との協力関係を強化し、農業・食糧分野の途上国支援の推進を目指しています。
http://www.giz.de/en/mediacenter/27641.html

● EUは、ネパールとブータンに対する開発支援を強化すると発表しました。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-1169_en.htm

● EUとFAOは、アフリカ、カリブ、太平洋地域の砂漠化対策に、4.5年間に4100万ユーロを拠出することを発表しました。
https://ec.europa.eu/europeaid/press-release-eu-and-fao-step-action-against-desertification-africa-caribbean-and-pacific_en

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– 国際機関関連 –
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● 世界保健機関(WHO)のエボラ緊急委員会は国連と国連システム全体のエボラ出血熱への対応を評価するため、3回目となる会合を開催しました。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2014/ebola-vaccines-production/en/
 
● 国連食糧農業機関(FAO)とナショナル・ジオグラフィック協会は、飢餓との闘いのため、食料、栄養関連の問題に関する認識向上をともに図るべく協力関係を結びました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=49106
 
● UNDPは、キャッシュトランスファーとHIV防止のための報告書を発表しました。
http://www.undp.org/content/undp/en/home/presscenter/pressreleases/2014/10/17/new-undp-report-highlights-the-role-that-cash-transfers-can-play-in-preventing-hiv/
 
● 10月24日は世界ポリオ・デーでした。ユニセフはプレスリリースを発表し、ポリオ根絶のための26年に及ぶ世界的活動によって、ポリオ感染が劇的に減少したことを指摘しました。
http://www.unicef.org/media/media_76424.html
 
● OECDが、Young Professional Programme 2015の応募を受け付けています(11月25日締切)。
http://www.oecd.org/careers/oecdyoungprofessionalsprogramme.htm
 
● 11月20日、21日東京でOECDキャリアセミナーが開催されます。

 
● 世界銀行は、WFP(世界食糧計画)を通して、シエラレオネのエボラ出血熱の対応強化に関する支援を行っています。
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2014/10/21/wfp-and-world-bank-scale-up-government-logistical-capacity-in-response-to-ebola
 
● アジア開発銀行(ADB)の中尾総裁は、中国が提唱している「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の設立についてコメントしました。
http://www.adb.org/news/statement-asian-development-bank-president-takehiko-nakao
 
● 同じくアジア開発銀行とアゼルバイジャン政府は国別支援戦略2014-2018を策定しました。
http://www.adb.org/news/azerbaijan/adb-azerbaijan-partnership-promote-new-economic-opportunities-and-inclusive-growth-jp
 
● アフリカ開発銀行、アフリカ連合委員会、国際連合アフリカ経済委員会は、関係各国と会談し、アフリカ地域でのエボラ出血熱撲滅のため協力していくことを確認しました。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/auc-afdb-and-eca-confident-that-countries-will-beat-ebola-virus-disease-13667/
 
● 11月1日からエチオピアでアフリカ経済フォーラムが開催されます。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/2014-african-economic-conference-to-focus-on-knowledge-and-innovation-13647/
 
● 米州開発銀行(IDB)は、Trade and Integration Monitor 2014を発表しました。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2014-10-22/trade-and-integration-monitor-2014,10950.html
 
● 同じくIDBは、ラテンアメリカのグローバルバリューチェーンの参加に関する報告書を発表しました。
http://www.iadb.org/en/news/announcements/2014-10-22/study-on-latin-america-and-global-value-chains,10955.html
 
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● 米シンクタンク、Center for Global Development (CGD)から報告書、"Why Forests? Why Now? A Preview of the Science, Economics, and Politics of Tropical Forests and Climate Change"が出版されています。
http://www.cgdev.org/publication/why-forests-why-now-preview-science-economics-politics-tropical-forests-climate-change

● CGDのブログに、記事 "What Can Donors Learn from HIV in Responding to Ebola?"がアップされています。
http://www.cgdev.org/blog/what-can-donors-learn-hiv-responding-ebola

● 同じくCGDのブログに、記事 "Six Reasons an Ebola Travel Ban Makes Us No Safer – and No Sense"がアップされています。
http://www.cgdev.org/blog/six-reasons-ebola-travel-ban-makes-us-no-safer-and-no-sense

● 10月24日に行われたボツワナの大統領選挙を受け、ブルッキングス研究所のブログに記事 "Africa in the News: Botswana Votes; Global African Investment Summit Held in London; Boko Haram Cease-fire Appears to Fold"がアップされています。
http://www.brookings.edu/blogs/africa-in-focus/posts/2014/10/24-botswana-votes-global-african-investment-summit-boko-haram-copley

● 英シンクタンクODIは、都市の貧困についてのペーパーを発表しました。
http://www.odi.org/publications/8823-monitoring-progress-urban-poverty-current-data-indicators-fit-purpose

● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、サブサハラ・アフリカ地域における韓国の活動を取り上げたペーパーを発表しました。
http://www.chathamhouse.org/publication/south-korea%E2%80%99s-engagement-sub-saharan-africa-fortune-fuel-and-frontier-markets

● ジェトロ・アジア経済研究所では開発途上国・地域の諸問題について、国際的な研究交流を推進することを目的に、海外の研究者、経済計画担当者などを招聘するプログラムを実施しています。現在、2015年度に研究活動を希望する海外客員研究員の募集を行っています。(申込受付2014年10月1日〜11月28日)
http://www.ide.go.jp/Japanese/Recruit/vrf.html

● ジェトロ・アジア経済研究所では、リサーチ・アソシエイト(非常勤嘱託員)の募集も行っています。(申込受付2014年11月28日まで)
http://www.ide.go.jp/Japanese/Recruit/RA.html

● セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、株式会社ディー・エヌ・エ—(DeNA) の支援を受け、ミャンマーのバゴー、ヤンゴン、マグウェイ地域で実施している母子保健事業の一環として、無電化地域で働く助産師にソーラーランタンを寄贈するプロジェクトを実施しています。
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=1729

● セーブ・ザ・チルドレンは、マララ・ユスフザイさんのノーベル平和賞受賞にあたり、コメントを発表しました。マララ基金とセーブ・ザ・チルドレンは、シリア人道危機にあたりパートナーシップを結んでいます。
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/press.php?d=1714

● WHOが、2014年10月23日にエボラ出血熱のワクチンの確保と資金援助についてのハイレベル会合を招集したことを受け、国境なき医師団(MSF)は、試験段階のワクチン・治療薬を最前線のスタッフへ届ける計画の速やかな実践を求めています。
http://www.msf.or.jp/news/detail/headline_1791.html

● MSFは、ギニアに自らが設置・運営しているエボラ治療センターのスタッフの一日に密着した動画を公開しています(日本語字幕付き)。
http://www.msf.or.jp/news/detail/video_1788.html

● 国際協力NGOセンター(JANIC)が、11月18日、11月19から21日に開始される、人道支援における「不測時対応計画(CP)」研修の参加者の募集を行っています。
http://www.janic.org/event/1118111921cp.php

● NPO法人 「国境なき子どもたち」では、バングラデシュ・プログラムコーディネーターを急募しています。
http://www.janic.org/janicboard/recruit/?itemid=15587

● NPO法人ADRA Japanのウェブサイトにて、ADRAシリア・レバノン支部の活動報告がアップされています。ADRAは現在、シリア内戦の影響を受けて避難をしているシリア人への支援を行っています。
http://blog.canpan.info/adrajapan/archive/1193

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【2】DC開発フォーラム:
(1)10月30日(木)第27回ワークショップ「開発プロジェクトにおける環境社会影響と世銀セーフガードポリシー」
(2)11月5日(水)第244回BBL「東日本大震災大津波から3年半:壊滅したまちを世界に誇れる美しいまちへ 陸前高田市」
(3)11月6日(木)第245回BBL「開発協力大綱の策定及びTICADについて」
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(1)10月30日(木) 第27回ワークショップ:「開発プロジェクトにおける環境社会影響と世銀セーフガードポリシー」
 
DC開発フォーラムでは、平日の夜を利用して、途上国の開発に関わる20代・30代の若手を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。(過去の議事録は http://www.devforum.jp/category/events/workshops をご覧ください)
 
第27回となる今回は、「開発プロジェクトにおける環境社会影響と世銀セーフガードポリシー」をテーマに、世界銀行業務政策・借入国サービス局業務リスク管理部環境社会基準アドバイザリーチームにて、環境専門家としてご活躍なさっている佐藤健明さんをプレゼンターに迎え、開発プロジェクトにおける環境・社会影響について考察、ディスカッションするとともに、世銀セーフガードポリシーの果たす役割と課題、今後の改訂の方向性についてお話いただきたいと思います。
 
【テーマ】
「開発プロジェクトにおける環境社会影響と世銀セーフガードポリシー」
世界銀行が支援する開発プロジェクトは、交通、エネルギー・資源、水、都市開発、環境、保健、教育等、多岐に渡りますが、その多くが多かれ少なかれ環境・社会になんらかの影響を及ぼしています。では実際、開発プロジェクトにおいてどのような環境・社会影響が生じるのでしょうか?またそれらの影響を未然に防止・緩和するために、世界銀行はどのようなルールや手続き、組織体制を確立しているのでしょうか?具体的な事例を通じて、開発プロジェクトにおける環境社会影響にどのように対処することができるのか、参加者の皆さんと考えてみたいと思います。また世界銀行のセーフガードポリシーやプロジェクトサイクルにおける環境社会配慮の仕組み、組織体制について概説いたします。
 
【略歴】
佐藤健明(さとう たけあき)
新潟県村上市出身。99 年立命館大学政策科学部卒業。日系環境コンサルティング会社にて地方自治体の環境計画や廃棄物処理計画の策定、廃棄物処分場の戦略的環境アセスメント業務等に従事。2005年ミシガン大学自然資源環境学大学院入学、2007年理学修士及び空間分析サーティフィケートを取得。卒業後、外資系環境コンサルティング会社にて開発途上国等の大規模インフラプロジェクトにおける環境社会配慮確認業務や戦略的環境アセスメント、工場等における環境・労働安全衛生順法監査、環境デュー・ディリジェンス業務、環境法規制調査等に従事。2013年、世界銀行中東北アフリカ地域総局セーフガード事務局に入行。借入国政府やタスクチームが作成する環境・社会セーフガード関連文書のレビュー、タスクチームに対する開発プロジェクトの環境・社会配慮に関する助言等を実施している。
 
【日時】
10月30 日 (木) 18:30-19:45
ワークショップ終了後、世銀会議室内でスナックを用意して交流の機会を提供する予定です。参加される方からは、当日、実費一人当たり2ドル程度を申し受ける予定です。詳しくは登録者に当日までに送付される会場案内をご覧ください。
 
【会場】
世界銀行本部 
The World Bank, 1818 H Street, NW Washington DC 20433
入館方法や会議室の詳細などは、参加登録者に送付される会場案内にてお知らせ致します。会場案内をよくご確認の上ご来場ください。
また、このワークショップの模様は以下のページにてWeb中継を行う予定です。

 
【参加登録】
参加ご希望の方は、下記登録フォームより10月28日(火)までに必ず参加登録をお願い致します。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDVmdGZjV2ZnQ2ctb1lUR1JhODBXZ3c6MQ#gid=0
 
登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までに会場案内のメールが届かない場合は、
ワークショップ担当(dev.forum.workshop@gmail.com)まで、ご連絡ください。
 
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(2)  11月5日(水)第244回BBL:「東日本大震災大津波から3年半:壊滅したまちを世界に誇れる美しいまちへ 陸前高田市」
 
ワシントンDCでは、多数の途上国開発援助関係者が、政府、実施機関、世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタンク・大学、メディア等で実務や研究に携わっています。DC開発フォーラムでは、その情報・知見を活かして個人の資格で自由かつ率直な議論を行い開発戦略に関する政策論議を深める(かつ出席者間の親睦を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に発信して現実の政策立案・ 実施に反映させるために、ブラウンバッグランチを開催しています。
過去のBBLについては、http://www.devforum.jp/bbl/ や http://www.devforum.jp/archives/bbl/ をご覧ください。
 
11月5日(水)、ワシントンDCにて、村上清氏(陸前高田市市政アドバイザー)をお迎えして「東日本大震災大津波から3年半:壊滅したまちを世界に誇れる美しいまちへ 陸前高田市」のテーマのもとBBLを開催致します。
 
2011年3月11日に発災した東日本大震災大津波から3年半が過ぎましたが、その中でも全市が廃墟状態になってしまった岩手県陸前高田市の救済・復旧・復興へと立ち向かい、そこからこれまで以上の「世界に誇れる美しいまち」をつくるべく「ノーマライゼーションという言葉のいらないまち」を目指している現状と挑戦について、村上氏をお迎えしてお話を伺います。貴重な機会となりますので、ぜひ奮ってご参加ください。
 
1.日時:11月5日(水)午後12時15分より

2.場所: JICA米国事務所・会議室
     1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC
     Tel: 202-293-2334

3.テーマ:「東日本大震災大津波から3年半:壊滅したまちを世界に誇れる美しいまちへ 陸前高田市」

4.ゲストスピーカー:
村上 清(むらかみ きよし)氏
 
在米日本国大使館、シティバンク、JPモルガン、メリルリンチ、ゴールドマン・サックス、ドイツ証券等の外資系金融人事部長、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR本部人事研修部長などを歴任。3・11東日本大震災以降、NPO法人陸前高田市支援連絡協議会AidTAKATAを立ち上げ、陸前高田市の復興支援に尽力している。現在、陸前高田市市政アドバイザー、岩手大学客員教授兼グローバルアファアーズ・アドバイザー

5.次第:
12:15頃から 食事 (各自持参) 、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:10頃から 自由討議 (13:45終了) 

6. 趣旨:2011年3月11日に発災した東日本大震災大津波から3年半が過ぎましたが、その中でも全市が廃墟状態になってしまった岩手県陸前高田市の救済・復旧・復興へと立ち向かい、そこからこれまで以上の「世界に誇れる美しいまち」をつくるべく「ノーマライゼーションという言葉のいらないまち」を目指している現状と挑戦を、参加される皆さまと共有し、ディスカッションを通して更なる知識・知見を頂戴して、復興から発展へと進めていきたいと思います。

7.参加登録: 下記URLの登録フォームよりご登録ください。会場準備等の都合により11月4日(火)までにご登録いただきますようお願い申し上げます。※DC開発フォーラムでは11月5日(水)及び11月6日(木)と、連続して異なるテーマのBBL開催を予定しています。それぞれ登録フォームのURLが異なりますので、お申し込みの際はご注意下さい。

https://docs.google.com/forms/d/17GoJ6iI9nhEILu_ZsfmaMen2odBiGG1dJK-RlxS33M8/viewform?c=0&w=1&usp=mail_form_link

ご不明の点は、<dev.forum.workshop@gmail.com>までお問い合わせ下さい。
 
【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】

JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リストを提出し、その上で
来客者はフロントの係員にエスコートをしてもらうことが必要となります (エレベーターを動かすためには、 指定のカードキーが必要なため) 。

以上を踏まえて、皆様には下記についてお願いいたします。

1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に連絡を入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.当日は、フロントに訪問先 (JICA事務所) を申し出てください。(フロントの係員がエレベーターを動かすための指定キーを持ってエレベーターまでエスコートします。)
なお、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります。また、念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記1または2を行われていない方は、必要に応じてフロントを通じて事務所に ご連絡ください。

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(3) 11月6日(木)第245回BBL:「開発協力大綱の策定及びTICADについて」
 
DC開発フォーラムでは来る11月6日(木)、ワシントンDCにて、西永知史氏(外務省国際協力局国別開発協力第三課長)をお迎えして「開発協力大綱の策定及びTICADについて」のテーマのもとBBLを開催致します。
 
国際社会の開発に関する議論の変化やODAに求められる役割の多様化を踏まえ、現在日本政府は2014年内の政府開発援助(ODA)大綱の改訂作業に取り組んでいます。また、中国や米国等がアフリカへのアプローチを強める中、これまで日本政府がリードしてきたアフリカ開発イニシアティブ「TICAD」は、今後どのように展開していくのでしょうか?ODA大綱(新名称は「開発協力大綱」?)そしてTICADの今後について、西永氏にお話をうかがいます。貴重な機会となりますので、ぜひ奮ってご参加ください。
 
1.日時: 11月6日(木)午後12時15分より
 
2.場所: JICA米国事務所・会議室
     1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
      Washington, DC
     Tel: 202-293-2334
 
3.テーマ: 「開発協力大綱の策定及びTICADについて」
 
4.ゲストスピーカー: 西永知史氏(外務省国際協力局国別開発協力第三課長)
1992年外務省入省
在エジプト日本国大使館勤務を経て,本省でアジア局,中東アフリカ局,国際協力局で勤務。
2008年から在米日本国大使館一等書記官及び参事官,在イラク日本国大使館公使参事官,総合外交政策局宇宙室長兼安全保障政策課国際安全保障担当交渉官を経て, 2014年1月より国際協力局国別開発協力第三課長。
        
5.次第:
12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:10頃から 自由討議(13:45終了)
 
6.参加登録: 下記URLの登録フォームよりご登録ください。会場準備等の都合により11月5日(水)までにご登録いただきますようお願い申し上げます。
※DC開発フォーラムでは11月5日(水)及び11月6日(木)と、連続して異なるテーマのBBL開催を予定しています。それぞれ登録フォームのURLが異なりますので、お申し込みの際はご注意下さい。
https://docs.google.com/forms/d/1sMwS3KKSxYPmO3VvnMsqjebwUAcWf7T7R7ZTEXjYW-Y/viewform?c=0&w=1&usp=mail_form_link
 
ご不明の点は、<dev.forum.workshop@gmail.com>までお問い合わせ下さい。
 
【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】
 
JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リストを提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをしてもらうことが必要となります (エレベーターを動かすためには、 指定のカードキーが必要なため) 。
 
以上を踏まえて、皆様には下記についてお願いいたします。
 
1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に連絡を入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.当日は、フロントに訪問先 (JICA事務所) を申し出てください。(フロントの係員がエレベーターを動かすための指定キーを持ってエレベーターまでエスコートします。)
なお、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります。また、念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記1または2を行われていない方は、必要に応じてフロントを通じて事務所に ご連絡ください。
 
以上、皆様のご参加をお待ちしております。
 
(DC開発フォーラム 企画担当:荘所)

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【3】 国連フォーラム
(1) 国連フォーラム設立10周年を迎えて
(2) 国連とビジネス「赤道原則-持続可能な金融に向けた取り組み」
柴土真季さん
(3) ミャンマー・スタディ・プログラムのご紹介
(4) 「防災と途上国開発」勉強会の議事録掲載
(5) フィールド・エッセイ UNDPジンバブエ事務所 益子萌さん
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● 国連フォーラムは、10月24日「国連の日」の今日、設立10周年という
節目を迎えました。今後の10年を見据えた新しい企画について、
下記リンクからご覧ください。
http://www.unforum.org/unforum/statements/14-10-24.html

● 「国連とビジネス」概論第7回は、柴土真季さんによる
赤道原則:持続可能な金融に向けた取り組み、という概論です。
世界の主要金融グループが採用する、自主的な環境社会リスク
マネジメントの枠組みである「赤道原則」についてご紹介します。
http://www.unforum.org/business/gairon7.html

● 国連フォーラムが主催する「ミャンマー・スタディ・プログラム」では、
参加者一人ひとりがプログラムの策定、国連機関との折衝、現地での
宿舎や車両の手配をはじめとする準備作業を担当し、「みんなでつくる」
プログラムを実現しています。また、事前の勉強会にも力が入ります。
11月中旬からの現地渡航を前に、どのような人たちがこのプログラムに
参加しているかをご紹介します。
http://www.unforum.org/project/mysp/participants/index.html

● 国連フォーラムでは、国連世界食糧計画(WFP)ペルー事務所
プログラム・オフィサーの由佐泰子さんを講師にお招きし、「防災と
途上国開発」をテーマにした勉強会を開催しました。災害分野の
節目の年となる2015年を目前に、今回はペルーでの災害対策及び
東日本大震災の緊急復興援助と、国内外における災害の
課題について議論が行われました。
http://www.unforum.org/lectures/83.html

● リレー・フィールド・エッセイ第2回は、UNDPジンバブエ事務所の
益子萌さんです。外務省委託平和構築人材育成事業の
海外研修制度の下、今年の4月から平和構築担当官として
民主ガバナンスに携わっておられます。
http://www.unforum.org/field_essays/48.html

 
(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/index.htm

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【4】東京発~世界銀行からのお知らせ
   セミナー・イベントのご案内
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セミナー・イベントのご案内

■「防災と社会リスク管理-災害による社会的・経済的リスク軽減に向けた備え」
世界銀行東京事務所・世界銀行東京防災ハブ共催パブリックセミナー
 
日時: 
2014年11月6日(木) 午後4時から午後6時
 
場所: 
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC) http://bit.ly/1dZZrth
 
内容:
近年、自然災害の被害を受けたトルコ、パキスタン、ホンジュラス、マダガスカルといった国々では、
現金給付、社会年金、公共事業プログラムなどが活用されています。
今回のセミナーでは、自然災害がもたらす影響から、社会的、経済的に弱い
立場にある人々をどのように保護するかに焦点を当てた議論を行います。
 
言語:
英語・日本語(同時通訳付)
 
詳細、参加お申込み:
http://bit.ly/1sXeI95
 
 
■「世界銀行調達政策見直しコンサルテーション会合」
 
日時: 
2014年11月7日(金) 午後2時から午後4時
 
場所: 
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC) http://bit.ly/1dZZrth
 
内容: 
政策案および調達手続き案を含む「世界銀行プロジェクト支援における新たな調達枠組み案」
での提案に対して、様々なステークホルダーの皆様からご意見を承るためのコンサルテーションを東京で開催します。
 
言語:
英語・日本語(同時通訳付)
 
詳細、参加お申込み:
http://bit.ly/1wtN5VG
 
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)

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【5】ワシントンDC開発フォーラム便り
タイトル:「スコットランドとショパン、おまけにジョージ」
執筆:小林隼人(ロンドン在住)
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イギリスでは、スコットランドの独立を問う住民投票が大きな話題となりました。
結果は英国残留となりましたが、「自分の国籍が、自分の意思にかかわらず
多数決の結果で変わる」というのは、なかなか想像がつかないことです。
国籍と民族としてのアイデンティティが一致するのは当たり前のことではない、
ということも、外国に暮らして改めて気が付かされたことの一つです。

自分が何者なのかという問いや悩みは、様々な文化や芸術を生んできました。
先週、ショパンのピアノ演奏を聞く機会があったのですが、ポロネーズのあの音色は
ポーランド愛国主義者としてフランスで暮らしたショパンだからこそ
生み出せたものだと感じます。ユダヤ人としてプラハで暮らしたカフカ、
西洋近代と日本の狭間で苦闘した夏目漱石。他者の中で生きることが、
彼らの作品をより深く、遠くまで届くものにしたのだろうと思います。

UNHCRによると、難民の数が第二次世界大戦後初めて5000万人を超えたそうです。
国と民族のアイデンティティは、これまで様々な暴力や悲劇を生んできました。
全てを一気に解決することは不可能ですが、こうした文化や芸術が体現する
他者への視線や理解は、こうした問題を解決する力になれるものだと信じています。

さて、夏目漱石の「後輩」としてロンドンに暮らす私の最近のアイデンティティ・
クライシスは、スターバックスで名前をきちんと呼んでもらえないことです。
違う人にコーヒーを渡さないための配慮として注文の際に名前を聞かれるのですが、
私の名前は一度ではなかなか通じません。仮初の名前としてGeorgeと名乗ることも
考えましたが、気恥ずかしさもあり未だ実現には至っていません。Georgeのモデルが、
「英国王のスピーチで」映画にもなったジョージ6世なのか、はたまた
絵本に出てくるおさるのジョージなのかは皆さんのご想像にお任せします。
(小林)

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