[Devforum] (リマインダ)DC開発フォーラム 第55回ワークショップのご案内:10月4日( 木)松永秀樹氏(世界銀行)「中東の紛争と東日本大震災からの復興における課題解決の アプローチ➖ブラック・スワンに如何に対応するか」

ワシントンDC開発フォーラムMLの皆さま
(リマインダ)

DC開発フォーラムでは、平日の夜を利用して、途上国の開発に関わる実務家や学生を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。今回のテーマとスピーカーは以下の通りです。関心のある方は奮ってご参加ください。

【テーマ】
2008年の金融危機発生時にブラック・スワンという言葉を耳にしたことがあるかもしれません。ブラック・スワン理論では、ありえないと思われていた事象が起き、壊滅的被害が起きるとされています。アラブの春、イスラム国の出現、東日本大震災、そういった事象もブラック・スワンと言えます。国外と日本国内、紛争と自然災害、一つ一つは全く異なる出来事ですが、どの事象からも多くの人々が被害を受け、多様、膨大かつ複雑な問題が発生し、現場の状況は過酷になります。そして時に政府が機能しなくなり、消滅することさえあります。そのような状況下で外部のアクターはどのように課題解決に携わる事ができるでしょうか?発表者は、2003年のイラク戦争後の復興、アラブの春後の中東の混迷への対応と世界銀行の戦略策定、イスラム国との戦闘終了後のイラク復興、そして日本における東日本大震災の緊急支援と復興に、世界銀行、国連、JICA、NGOといったさまざまな機関を通じて関与してきました。いくつかのブラック・スワン的ケースを紹介し、紛争および自然災害からの復興における課題解決のアプローチについて皆さんと議論したいと考えています。

【スピーカー】
松永 秀樹(まつなが ひでき)
世界銀行 中東・北アフリカ地域チーフエコノミスト・アドバイザー
国際協力機構(JICA)、国際協力銀行(JBIC)、国連開発計画(UNDP)といった機関を通じて、スリランカ、エジプト、ヨルダン、イラクといった国々で勤務し、20年以上に渡りさまざまな紛争対応・復興に携わる。2011年3月の東日本大震災の発災後は、NGOジャパン・プラットフォームの福島・岩手チームリーダーとして現場にて緊急支援、復興支援を担当。JICAエジプト事務所所長を経て2015年より現職。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院にて修士号取得。

【日時】
2018年10月4日(木) 18:30-19:45

【参加費】
当フォーラムのサーバー代等の活動維持費のため参加費1ドルを現金で徴収いたします。

【会場】
世界銀行本部 The World Bank, 1818 H Street, NW Washington DC 20433

入館方法や会議室の詳細などは、参加登録者に送付される会場案内にてお知らせ致します。会場案内をよくご確認の上ご来場ください。
 
【参加登録】 
参加ご希望の方は、下記登録フォームより10月3日(水)までに必ず参加登録をお願い致します。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDVmdGZjV2ZnQ2ctb1lUR1JhODBXZ3c6MQ#gid=0
 
登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までに会場案内のメールが届かない場合は、ワークショップ担当(dev.forum.workshop@gmail.com)まで、ご連絡ください。

過去のワークショップの内容はこちらでご覧いただけます。
http://www.devforum.jp/category/events/workshops
 
皆様のご参加をお待ちしております。
 
DC開発フォーラム・ワークショップ企画担当
真鍋
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