【dev-info】2014年12月23日号(第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議、2014年アフ リカ開発報告書、国連総会本会議・北朝鮮人権状況決議採択、アメリカとキューバの国交 正常化に向けて、他)

2014年12月23日発行        

                              http://www.devforum.jp/ 
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス 

          -(dev-info)- 

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。 
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック 
   「第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議」
   「2014年アフリカ開発報告書」
   「国連総会本会議で北朝鮮人権状況決議採択」
   「アメリカとキューバの国交正常化に向けて」他

【2】 ワシントンDC開発フォーラム:
   第28回ワークショップ
   「気候変動対応型農業(Climate Smart Agriculture)の現在と可能性」
   議事録公開のお知らせ

【3】 GRIPS開発フォーラム:
   ベトナム開発フォーラム&国民経済大学共編著書出版
   「An Approaching Middle Income Trap: How Vietnam can Escape It」

【4】 東京発~世界銀行からのお知らせ
   (1) 世界銀行グループ ミッドキャリア採用募集開始
   (2) セミナー・イベントのご案内

【5】 ワシントンDC開発フォーラム便り:
   タイトル: 「行き交う人もまた」
   執筆: 山中瑞樹 
       (DC開発フォーラム幹事/世界銀行勤務/ワシントンDC在住)

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘devinfo.mailmagazine@gmail.com までご連絡ください

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– 日本関連 –
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●日・ヨルダン首脳電話会談、日・パラオ首脳会談、日・インド首脳電話会談、日・米首脳電話会談、日・豪首脳電話会談、日・英首脳電話会談が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
 
●日本の科学技術外交のあり方に関する有識者懇談会第3回会合が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000063.html
 
●JICAは、12月4日にモルディブで発生したマレ水生産施設の火災とそれに伴う水供給の不安定化に対し、国際緊急援助隊専門家を派遣しました。
http://www.jica.go.jp/information/jdrt/2014/20141216.html
 
●ニジェール共和国との間で、供与額4億6,000万円の無償資金協力食糧援助に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001592.html
 
●UNDPニジェール事務所との間で、供与額2億200万円のニジェール共和国無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001583.html
 
●ソロモン諸島のとの間で、8,900万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「ククム幹線道路改善計画」(詳細設計)に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001590.html
 
●モンゴルとの間で、一般プロジェクト無償資金協力「日本モンゴル教育病院建設計画(詳細設計)」(1億4,100万円)及び、中小企業製品を活用したノン・プロジェクト無償資金協力(2億円)に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001586.html
 
●グルジアとの間で、日本の中小企業の製品を活用した供与額1億円のノン・プロジェクト無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001576.html
 
●モルディブ共和国との間で、日本の中小企業の製品を活用した供与額1億円のノン・プロジェクト無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001573.html
 
●タンザニアにおいて、日・タンザニア投資協定交渉第1回会合が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001571.html
 
●公益財団法人日本国際問題研究所発行の「国際問題」12月号で、特集「ODAの60年を振り返る」が組まれています。
http://www2.jiia.or.jp/BOOK/
 
●国際協力銀行広報12月号が閲覧できます。
http://www.jbic.go.jp/wp-content/uploads/today_ja/2014/12/33438/jtd_201412.pdf
 
●任期付外務省職員(貿易・投資分野における法律専門家、経理分野、弁護士、WTO紛争処理分野、北米諸国との経済連携分野、システム開発・運用分野、対OECD外交、公認会計士、英国担当、ドイツ国内の政策広報・戦略的発信分野、対パレスチナ支援に関する専門家、緊急・人道支援分野)、非常勤職員経済連携協定EPA専門員を臨時募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html
 
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– バイ・ドナー関連 –
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● USAID総裁は12月9日の国際反汚職政策デーを受けて、反汚職政策について述べています。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/dec-9-2014-statement-usaid-administrator-shah-international-anti-corruption-day

● 同じくUSAIDは、エボラ撲滅に向けて各機関から募っていた技術革新に係るプロポーザルのうち、ヘルスケアワーカー保護に関して支援対象とする技術革新プロポーザルを発表しました。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/dec-12-2014-united-states-announces-results-grand-challenge-fight-ebola

● 同じくUSAID総裁は、2015年2月中旬の辞任を12月17日付で発表しました。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/dec-17-2014-statement-usaid-administrator-shah

● ミレニアム挑戦公社(MCC: Millennium Challenge Corporation)は、12月10日の四半期会議において、3カ国(ネパール、モンゴル、フィリピン)向けの新規compact 準備、6カ国(ベナン、レソト、リベリア、モロッコ、ニジェール、タンザニア)向けのcompact準備継続、2カ国(シエラレオネ、コートジボワール)向けのthreshold programs準備につき合意しました。また、グアテマラ向けのthreshold programを承認しました。
http://www.mcc.gov/pages/press/release/release-12112014-readout-december-board

● 同じくMCCは、汚職撲滅努力を測る指標が著しく低下しているとして、タンザニアにおける汚職に引き続き警告を表明しています。
http://www.mcc.gov/pages/press/release/statement-121014-tanzania-selection

● DFIDは、2011~2016年を対象とした各国・地域・分野別の事業計画を更新し、発表しました。
https://www.gov.uk/government/collections/dfid-operational-plans-and-summaries-2014

● 12月16日、AFDによる写真コンテストの表彰式が行われ、ハイチの復興やガザ地区の様子を捉えた写真が受賞しました。
http://www.afd.fr/lang/en/home/presse-afd/communiques?actuCtnId=123236

● GIZは、ドイツ鉄道と協力し、鉄道や輸送関連のトレーニング事業を行っていくことを発表しました。
http://www.giz.de/en/mediacenter/28862.html

● フランス、ドイツ、オランダの開発金融機関は、アガ・カーン経済開発基金と提携し、総額1億8900万ドルの融資を行うことを発表しました。
http://www.proparco.fr/lang/en/Accueil_PROPARCO/Publications-Proparco/News_PROPARCO?actuCtnId=123217

● 12月2日、欧州委員会(EC) は公衆衛生の危機の予防や対策をテーマにしたハイレベル会合を開催しました。
http://ec.europa.eu/europeaid/sites/devco/files/web-release-bio-event-05122014_en.pdf

● 同じくECは、アフリカ全土を対象として地域統合を支援するプログラムを立ち上げ、まず12事業を承認しました。
http://ec.europa.eu/europeaid/sites/devco/files/press-release-aap1-panafrican-20141120_en.pdf

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– 国際機関関連 –
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●ペルーで開かれていた第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP20)は、すべての国が共通ルールに基づいて温暖化ガスの削減目標をつくる方針で一致し、合意文書を採択して閉幕しました。
http://unfccc.int/meetings/lima_dec_2014/meeting/8141.php
 
●国連総会本会議において、日本及びEUが共同提出した北朝鮮人権状況決議が、賛成116票で採択されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_001595.html
 
●ロンドンにおいて、アフガニスタンに関するロンドン会合が開催され、日本を含む61か国及び23機関等が参加しました。「変革の10年(2015年~2024年)」に向け、国際社会とのパートナーシップを新たにするためのコミュニケが承認されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/af/page3_001041.html
 
●スイスバーゼルにおいて、欧州安全保障協力機構(OSCE)外相理事会が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ep/page22_001698.html
 
●ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(Universal Health Coverage: UHC)デーにちなみ、500以上の団体・機関によるUHCを目指すグローバル連合が立ち上がりました。
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2014/12/12/500-organizations-global-coalition-accelerate-access-universal-health-coverage

●OECD DACは。ハイレベル会合で援助統計の新しい計算手法について合意しました。グラントや低利子の融資、また低所得国への援助が優先的にODAとしてカウントされるような仕組みになっています。
http://www.oecd.org/dac/OECD%20DAC%20HLM%20Communique.pdf

●OECDは、ワーキングペーパー「Trends in income inequality and its impact on economic growth」を発表し、所得格差が経済成長の足かせとなると指摘しています。
http://www.oecd.org/newsroom/inequality-hurts-economic-growth.htm
 
●国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)が発表したプレスリリースによれば、エボラ出血熱によりギニア、リベリア、シエラレオネで深刻な食糧安全保障の問題が起きています。
http://www.fao.org/news/story/en/item/272678/icode/
 
●国際労働機関(ILO)は、報告書「Is education the solution to decent work for youth in developing economies? 」を発表し、開発途上国において若者たちが安定した雇用を得るためには、高等教育を受けていることが必須条件となっていると論じています。
http://www.ilo.org/global/about-the-ilo/newsroom/news/WCMS_329108/lang–en/index.htm
 
●世界保健機関(WHO)はジュネーブで、エボラに関するハイレベル会合を開催し、エボラ感染の影響を受ける国々の保健衛生システムの強化支援の必要性を訴えました。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2014/health-systems-ebola/en/
 
●国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、資金拠出誓約会議を開催し、来年の活動に必要な資金として、総額62億3,000万ドルの拠出を呼びかけました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=49559

●国際通貨基金(IMF)は、次期の戦略的優先事項を示した新たなワークプログラムを発表しました。先進国・地域における金融の正常化の管理、公的支出の質の向上、金融の安定性の保護、及び生産性の向上と成長の強化のための構造計画の実施などの必要性を強調しています。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/survey/so/2014/pol121114a.htm
 
●第5回大メコン圏リーダーズサミットがタイで開催されました。アジア開発銀行総裁も参加し、同地域の重要性について論じました。
http://www.adb.org/news/adb-president-calls-greater-mekong-subregion-build-achievements
 
●アフリカ開発銀行は、2014年のアフリカ開発報告書「African Development Report “Regional integration at the service of inclusive growth”」を発表しました。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/african-development-report-2014-edition-now-available-13845/
 
●米州開発銀行(IDB)は、「Latin American Trade Trends Estimates 2014」を発表し、ラテンアメリカ地域からの輸出は2014年に1.4%下落したと指摘しています。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2014-12-16/drop-in-latin-american-exports,11025.html
 
●世界銀行グループミッドキャリア日本人採用ミッションの募集が始まっています。
http://www.worldbank.org/ja/news/feature/2014/12/17/world-bank-group-recruitment-mission-2015
 
●国際原子力機関(IAEA)の空席見込みポストに関する情報が公開されています。
http://www.mofa-irc.go.jp./vacancies/boshu_iaea.html
 
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● ウッドローウィルソンセンターは、アメリカとキューバの国交正常化に向けて12月19日に開催したThe U.S. and Cuba: The Way Forwardのセミナー音声を公開しています。
http://www.wilsoncenter.org/event/the-us-and-cuba-the-way-forward

● トランスペアレンシー・インターナショナルは、東南アジア諸国に対して、ASEAN Integrity Communityを創設するよう求めました。
http://www.transparency.org/news/pressrelease/transparency_international_calls_on_southeast_asian_governments_to_set_up_a

● セーブ・ザ・チルドレンは、中央アフリカ共和国において武装勢力に参加する18歳未満の少年少女の数が1万人に達し、2012年12月の内戦勃発から4倍になったと発表しました。
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/press.php?d=1814

● カーネギー国際平和基金は、the YEAR in CRISISと題した2014年の国際情勢及び2015年の見通しに係る特設サイトを開設しました。
http://carnegieendowment.org/specialprojects/YearinCrisis2014/?lang=en

● フリーダムハウスは、2014年の人権開発ベスト&ワーストを発表しました。
https://www.freedomhouse.org/blog/best-and-worst-human-rights-developments-2014

● 国際赤十字委員会は、武力紛争下の性暴力に関するニュースレターを発行しました。
http://jp.icrc.org/wp-content/uploads/sites/92/2014/06/SexualViolence.pdf

● 英シンクタンクODIは、ポスト2015年目標解決のための資金調達についてまとめた報告書を発表しました。
http://www.odi.org/publications/9097-financing-post-2015-sustainable-development-goals-rough-roadmap

● 同じくODIのブログで、上述のOECD DACによる新しい援助統計計算手法の解説記事が出ています。
http://www.odi.org/comment/9114-mark-lowcock-dfid-aid-concessionality-oecd-dac

● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)から、武器取引条約と開発についてのペーパーが発表されています。
http://www.chathamhouse.org/publication/how-joining-arms-trade-treaty-can-help-advance-development-goals

● 日本国際問題研究所は、『国際問題』12月号で「ODAの60年を振り返る」という特集を組んでいます。「日本のODA政策体系の過去と現在と未来」、「日本のODAと「人間の安全保障」」、「日本の対外援助政策と国益」、「青年海外協力隊の50年」、「国際援助潮流と日本のODA」などの記事が、ネットで閲覧可能です。
http://www2.jiia.or.jp/BOOK/

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【2】ワシントンDC開発フォーラム:

第28回ワークショップ
「気候変動対応型農業(Climate Smart Agriculture)の現在と可能性」の議事録公開のお知らせ
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ワシントンDC開発フォーラムでは、2014年11月13日(木)に春名聡子さん(国際食糧政策研究機関)をお迎えし、「気候変動対応型農業(Climate Smart Agriculture)の現在と可能性」のテーマで、第28回ワークショップが開催されました。
写真付きの記事・議事録、当フォーラムのウェブサイト
http://www.devforum.jp/events/workshops/0028-minutes)にアップされています。

 (ワシントンDC開発フォーラム: 荘所)

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【3】GRIPS開発フォーラム:

ベトナム開発フォーラム&国民経済大学共編著書出版
「An Approaching Middle Income Trap: How Vietnam can Escape It」
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●ベトナム開発フォーラム&国民経済大学共編著書出版
「An Approaching Middle Income Trap: How Vietnam can Escape It」

 ハノイのベトナム開発フォーラムは、国民経済大学との共編著で、「やってくる中所得
のわな:いかにベトナムは回避しうるか」(英語・ベトナム語)を発刊し、国民経済大学
とベトナム計画投資省で出版セミナーを開催しました。過去10年間のベトナム研究の
1つの集大成とも呼べる書です。

ご購入を希望される方はGRIPS開発フォーラムまでご相談ください。  

(GRIPS開発フォーラム: 飯塚美恵子)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【4】東京発~世界銀行からのお知らせ
 
(1) 世界銀行グループ ミッドキャリア採用募集開始
(2) セミナー・イベントのご案内
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(1) 世界銀行グループ ミッドキャリア採用募集開始
 
世界銀行グループの主要業務での日本人職員を募集中です。応募条件は、関連する分野で修士号または博士号を保有し、かつ最低5年以上の関連分野での実務経験を有し、英語で職務遂行可能な、日本国籍を持つ方です。
 
応募締め切りは、2015年1月21日(水)正午(日本時間)です。
 
募集職種、応募方法など詳細はこちら:http://bit.ly/1xDHf8o
 
 
 (2) セミナー・イベントのご案内
 
■第5回防災セミナーシリーズ「自然災害への強靭性強化における民間セクターの役割」
世界銀行東京事務所・世界銀行東京防災ハブ・日本防災プラットフォーム共催
 
日時:  
2015年1月13日(火) 午後4時30分から午後6時
場所:  
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC) http://bit.ly/1dZZrth
内容:  
企業は、雇用を創出し、商品やサービスを提供するという観点から、将来発生しうる自然災害からコミュニティを守り、復旧、復興の過程で重要な役割を果たしています。今回のセミナーでは、防災に携わる日本の民間企業の方々をパネリストに お迎えし、防災における、官民それぞれが果たす役割、官民のパートナーシップの可能性について議論します。
 言語: 
英語・日本語(同時通訳付)
 
詳細、参加お申込み:
http://bit.ly/1zo15VP
 
 (世界銀行東京事務所: 開裕香子)

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【5】ワシントンDC開発フォーラム便り:

タイトル: 「行き交う人もまた」
執筆: 山中瑞樹 
    (DC開発フォーラム幹事/世界銀行勤務/ワシントンDC在住)
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ワークショップ6回、BBL7回、キャリアセミナー1回、懇親会1回、dev-info発行24回。例年ワークショップやBBLは10回以上開いているので、今年は、数字上は、フォーラムの活動はさほど活発には見えなかったかもしれません。でも、数字で見えない部分では、例年より意義深い年だったと思います。メーリングリスト(ML)の移行、ホームページのリニューアル、幹事内のマニュアルのアップデート。そして、幹事の新陳代謝。

ワシントンDCは人の流れの早い街。幹事は毎年少なくとも3ー4人が、DCを離れたり、キャリアチェンジなどに伴い、交代します。今年は特に異動者が多く、フォーラム便りを立ち上げて守ってきた幹事、最新のテクノロジーを持ち込んで勉強会のITを一手に引き受けてくれていた幹事、いつも冷静で貴重なアドバイスと後方支援をくれた幹事、この一年先頭にたってイヴェントを盛り上げてくれた幹事、日本人の少ない国際機関の貴重な視点を持ち込んでくれた幹事、私をこの活動に引き入れてくれた大切な友人でもある幹事、いつも後方支援してくれる創立メンバー幹事…と、多くの人が幹事としての活動を一旦離れました。「一旦」と書いたのは、それぞれがフォーラムでの活動を楽しんで、今後もフォーラムを応援し、またDCに来たら、また必要な作業があれば、幹事としてお手伝いをしてくれるとのことだからです。一方で、この数カ月だけでも新たに4名が幹事として活動に参加することになりました。新ホームページでは、幹事の他に、サポーターという欄があります。今は具体的な作業からは離れているけれど、過去にフォーラムを支え、未来にもまた作業に復帰してくれるかもしれない方々。このボランティア活動の歴史を語る、ちょっと素敵なリストです。

幹事としての活動を離れた人たちも喜んで若い新しい幹事や新しいアイディアを後方支援してくれる、そんな良さがDC開発フォーラムにはあります。そんな良さを引き継ぎつつ、新しいテクノロジーやプラットフォームを生かして、新しいアイディアに取り組んでいける充実した一年となることを願っています。

皆様もぜひ良い新年をお迎えください。

山中瑞樹 (DC開発フォーラム幹事/世界銀行勤務/ワシントンDC在住)

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    ワシントンDC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
        「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムの開催する勉強会等の
イベント関連情報 (案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報
に加え、グローバルな途上国の開発関連情報と日本の取り組みに関する
最新の情報を、「DC開発フォーラム 情報サービスメールマガジン 
Dev-info」として、電子メールにて隔週で配信しています。
 
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2014年12月23日発行