2013年5月14日号(日本-ASEAN財務大臣・中央銀行総裁会議」「第46回アジア開発銀行(ADB)年次総会」他)

2013年5月14日発行
http://www.devforum.jp/
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ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
-(dev-info)-
皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック:
「日本-ASEAN財務大臣・中央銀行総裁会議」
「第46回アジア開発銀行(ADB)年次総会」他
【2】ワシントンDC開発フォーラム:
第19回ワークショップ・ブログ掲載のお知らせ
「留学ならぬ『留職』とは?企業による途上国への新たな貢献のあり方」
【3】 国連フォーラム:
UNHCR南スーダン事務所 池田直史さんからのフィールド・エッセイ
「BOPビジネス:企業価値の向上と貧困削減の両立」武藤康平さん
【4】FASID:
(1) FASIDセミナー:「インパクト・インベストメントのアフリカ開発
における可能性」(TICAD V サイドイベント)のお知らせ
(2)第17回「国際開発研究 大来賞」受賞候補作品募集のご案内(予告)
【5】GRIPS開発フォーラム:
(1)「中小企業の東南アジア進出に関する実践的研究
プロジェクト」2012年度報告書掲載のお知らせ
(2)第6回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ(リマインド)
【6】東京発~世界銀行からのお知らせ
セミナー・イベントのご案内
【7】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「複数の言語」
執筆:紀谷昌彦(フォーラム幹事/ブリュッセル在住)
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。
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– 日本関連 –
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● 日本-ASEAN財務大臣・中央銀行総裁会議が開催され、日本はASEAN各国との金融協力の強化について、その可能性を探っていくことをコミットしました。
http://www.mof.go.jp/international_policy/financial_cooperation_in_asia/bilateral_financial_cooperation/20130503_cover.htm
● チュニジアに対する供与額3億円のノン・プロジェクト無償資金協力「途上国等の要望を踏まえた工業用品等の供与」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/130502_1.html
● ガーナに対する供与限度額16億8,600万円の無償資金協力「配電設備整備計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/130506_1.html
● 英国のロンドンにおいて、特にアフリカにおける自発的な家族計画を含むリプロダクティブ・ヘルスの分野における外務省と国際家族計画連盟(IPPF)との間の長期的かつ安定した協力のための強固な基礎を築くものとして、「日本国外務省とIPPFとの間の戦略的パートナーシップに関する覚書」の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press6_000187.html
● JICAは、サウジアラビアやオマーンなど、ODA卒業国・卒業移行国であるアラビア半島の産油国を対象に、先方政府が一部コストを負担する「コストシェア技術協力(有償技術協力)」を拡大すると発表しました。
http://www.jica.go.jp/press/2013/20130507_01.html
● NGO海外スタディ・プログラム研修員を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/study_p.html
http://www.janic.org/news/ngo_longstudy.php
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– バイ・ドナー関連 –
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● DFIDは、南アフリカへの援助(direct aid)を2015年に打ち切り、今後は援助ではなく、技術協力や貿易を通じたパートナーシップを構築すると発表しました。南アフリカ政府は、援助打ち切りにあたって十分な協議が行われなかったと決定を批判しています。
https://www.gov.uk/government/news/uk-to-end-direct-financial-support-to-south-africa
http://www.bbc.co.uk/news/uk-22348326
● アフリカの農業インフラ整備支援のため、アメリカ国際開発庁(USAID)、アフリカ開発銀行、スウェーデン国際開発省が$25 millionの基金でAgriculture Fast Trackを立ち上げました。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/usaid-afdb-government-sweden-announce-agriculture-fast-track
● 2010年に始まったUSAIDの改革の経過と成果が報告されています。
http://www.usaid.gov/usaidforward
● USAIDは今後さらに食糧支援改革に取り組むとし、そのために$1.8 billionを2014会計年度の予算に計上しました。
http://www.usaid.gov/foodaidreform
● カナダ国際開発庁(CIDA)は、内乱が続くシリアからヨルダンへの避難民に対する追加人道支援を発表しました。
http://www.acdi-cida.gc.ca/acdi-cida/acdi-cida.nsf/eng/ANN-51395624-JCU
● CIDAは、スーダンのダルフール地域で起こっている紛争からの避難民に対する緊急支援を行っています。
http://www.acdi-cida.gc.ca/acdi-cida/acdi-cida.nsf/eng/ANN-513141155-PCH
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– 国際機関関連 –
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● 第46回アジア開発銀行(ADB)年次総会がインドで開催されました。中尾総裁は記者会見で、貧困削減には引き続きインフラ開発が重要であると強調し、途上国などの開発支援のためADBが実施している年100億ドルの融資額を今後も維持していく考えを示しました。
http://www.adb.org/news/participants-gather-adbs-46th-annual-meeting
● 南アフリカのケープタウンで第23回アフリカに関する世界経済フォーラムが開催され、それに合わせ、「Africa Competitiveness Report 2013」が発表されました。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/regional-integration-key-to-africas-future-competitiveness-11753/
● 米州開発銀行(IDB)は、「More than Revenue: Taxation as a Development Tool」を発表し、その中で、税と財政改革について議論しています。
http://www.iadb.org/en/news/announcements/2013-05-10/seminar-on-idb-report-on-taxation,10448.html
● ロンドンでソマリア支援会議が開催され、50を超える国や機関が参加しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=44847&Cr=somalia&Cr1=
https://www.gov.uk/government/news/somalia-conference-2013-communique
● ニューヨークで子どもと女性のためのサミット「Every Women Every Child Taking Action Summit」が開かれました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=44848&Cr=maternal+health&Cr1=
● 世界保健機構(WHO)は5月5日を「手指衛生の日」とし、手指衛生の遵守向上による患者安全の確立を呼びかけています。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2013/hand_hygiene_20130503/en/index.html
● コンゴ民主共和国に展開するMONUSCOと人権高等弁務官事務所で構成される国連合同人権事務所はレポートを発表し、その中で、同国の軍隊FARDCが2012年11月、反政府勢力M23の侵攻から逃亡する際、女性と女児200人以上をレイプしたと報告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=44854&Cr=democratic&Cr1=congo
● 世界銀行とアフガニスタン政府は、1億ドルの保健向上プログラム実施に署名しました。
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2013/05/06/government-of-afghanistan-signs–100-million-grant-with-world-bank-to-improve-afghans-health-outcomes
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– シンクタンク・NGO関連 –
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● ODIは、EUの対南アフリカ援助を分析した報告書を発表しました。
http://www.odi.org.uk/publications/7432-future-eu-development-cooperation-middle-income-countries-sian-herbert
● 同じくODIのブログが、政治と開発の関係を取り上げています。
http://www.odi.org.uk/opinion/7428-politics-smart-development-assistance-almost-revolution?utm_source=feedly&utm_medium=feed
● 英サセックス大学IDSが、ブリックス銀行設立の動きを分析しています。
http://www.ids.ac.uk/files/dmfile/Rapid3.pdf
● ハーバード大から、ビジネスと開発についての報告書が発表されています。
http://www.hks.harvard.edu/m-rcbg/CSRI/publications/report_51_Project%20Nurture.pdf
http://www.businessfightspoverty.org/profiles/blogs/jane-nelson-csr-initiative-harvard-kennedy-school-strengthening
● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD)よりポリシーペーパー「Four Changes to Trade Rules to Facilitate Climate Change Action」が発刊されています。
http://international.cgdev.org/publication/four-changes-trade-rules-facilitate-climate-change-action
● 同じくCGDから、報告書「Schooling Is Not Education! Using Assessment to Change the Politics of Non-Learning」が発表されています。報告書は、子供の就学率だけで教育支援の達成を測るのではなく、実際に就学した子供がどれだけの教育内容を習得しているかを見る必要があると説いています。
http://international.cgdev.org/publication/schooling-not-education-using-assessment-change-politics-non-learning
● ブルッキングス研究所の教育と開発のブログに、新記事「Why Global Education Financing Must Be Part of Europe’s Financial Transaction Tax Revenues for Development」がアップされています。
http://www.brookings.edu/blogs/education-plus-development/posts/2013/05/01-global-education-financing-europe-transaction-tax-winthrop
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【2】 ワシントンDC開発フォーラム:
第19回ワークショップ・ブログ掲載のお知らせ
「留学ならぬ『留職』とは?企業による途上国への新たな貢献のあり方」
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DC開発フォーラムでは、4月15日(月)に第19回ワークショップ「留学ならぬ『留職』とは?企業による途上国への新たな貢献のあり方」(スピーカー:小沼大地さん-NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事)を行いました。
プレゼンテーションと質疑応答の簡単な要約をブログにアップいたしましたので、ご参加になれなかった方もぜひご覧ください。
ブログエントリのリンク
http://dcdevforum.blog.fc2.com/blog-entry-75.html
(DC開発フォーラム企画担当:山中瑞樹)
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【3】 国連フォーラム:
UNHCR南スーダン事務所 池田直史さんからのフィールド・エッセイ
「BOPビジネス:企業価値の向上と貧困削減の両立」武藤康平さん
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●開発や人道支援のの現場でご活躍される人からの寄稿を紹介する
「フィールド・エッセイ」シリーズ第44回では、国連難民高等弁務官
事務所(UNHCR)南スーダン事務所の池田直史さんに、独立して
まだ2年の南スーダンでの難民支援について熱く語っていただきました。
http://www.unforum.org/field_essays/44.html
●「国連とビジネス」シリーズ第5回では、外資系証券会社に勤務される
武藤康平さんに、BOPビジネスとは何かについて、包括的に
論じていただきました。
http://www.unforum.org/business/gairon5.html
(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/index.html
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【4】FASID:
(1) FASIDセミナー:「インパクト・インベストメントのアフリカ開発
における可能性」(TICAD V サイドイベント)のお知らせ
(2)第17回「国際開発研究 大来賞」受賞候補作品募集のご案内(予告)
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(1) FASIDセミナー:「インパクト・インベストメントのアフリカ開発に
おける可能性」(TICAD V サイドイベント)のお知らせ
FASIDでは、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)公式サイドイベントとし
て、「インパクト・インベストメントのアフリカ開発における可能性」
と題したセミナーを開催します。
本セミナーではTICAD V主要テーマである「強固で持続可能な経済」実現
に向けた、インパクト・インベストメントの可能性と課題について議論し
ます。
第1部では「インパクト・インベストメントと国際開発」と題し、インパ
クト・インベストメントの概要を紹介した上で、 ARUN合同会社、大和証券、JICA
といった第一線でご活躍されている登壇者とともに日本発の取組みと課題、
そしてODAの役割について議論します。
第2部では、アフリカにてインパクト・インベストメントを行っている
Vital Capital Fundの代表による事例紹介を通じて、アフリカにおけるイ
ンパクト・インベストメントの成功要因と課題、展望について議論します。
【日 時】2013年5月31日(金)10:00-12:30
第1部 10:00-11:30、第2部 11:40-12:30
【会 場】パシフィコ横浜アネックスホール小会場
(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
【主 催】一般財団法人 国際開発機構(FASID)
【プログラム・登壇者】
下記ウェブサイトをご参照下さい。
http://www.fasid.or.jp/seminar_info/43_list_detail.html
【対 象】TICAD V関係者、援助機関勤務者、コンサルタント、
NGO関係者、研究者、学生(大学院生、大学生)、一般参加者
【言 語】英語
【参加費】無料
【定 員】150名
【申込方法】上記ウェブサイトのオンライン応募フォームからお申込み下さい。
【締め切り】5/29(水)正午(先着順のためお早目にお申込み下さい。)
【問合せ先】
FASID
人材開発事業部    藤田
国際開発研究センター 永井
Tel: +81-3-6809-1996 / Fax: +81-3-6809-1387
Email: ticad5@fasid.or.jp
(2)第17回「国際開発研究 大来賞」受賞候補作品募集のご案内(予告)
FASIDでは、国際開発分野の研究奨励と促進に資するため、今年度
も「国際開発研究 大来賞」を実施いたします。大来賞は、国際開発
の分野で大きな足跡を残された大来佐武郎氏(FASID初代評議員会会
長・元外務大臣)を記念して創設したもので、関係各位のご理解と
ご支援により今年度は第17回を迎えます。
受賞候補作品は、次の作品を対象としています。(自薦・他薦可)
受賞候補作品対象
(1)開発援助を含む国際開発の分野における課題を主たるテーマ
とする日本語の研究図書(翻訳、随筆、エッセイ、体験記、自伝、
紀行文、事業報告書などを除く)であって、国際開発の実践活動の
向上に資するもののうち、特に斬新性、普及性の点で顕著な業績、
貢献が認められるもの。
(2)個人又は団体が編者の場合、あるいは団体が著作者の場合は、
個人の執筆者名が明記されているもの。
(3)2012年4月1日から2013年3月31日までの間に初版が国内で市
販されたもの。
応募締切: 2013年6月30日(日)
皆さまからのご推薦・ご応募をお待ちしております。
(近日中に、FASIDホームページへ掲載致します。)
担当:
FASID国際開発研究センター (服部/房前)
TEL:+81-3-6809-1996
Email: okita@fasid.or.jp
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【5】GRIPS開発フォーラム:
(1)「中小企業の東南アジア進出に関する実践的研究
プロジェクト」2012年度報告書掲載のお知らせ
(2)第6回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ(リマインド)
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(1)「中小企業の東南アジア進出に関する実践的研究プロジェクト」
2012年度報告書掲載のお知らせ
GRIPS開発フォーラムの大野泉がリサーチリーダーとして進めて
いる、一般財団法人アジア太平洋研究所(APIR)の「中小企業の
東南アジア進出に関する実践的研究」プロジェクトの2012年度
研究成果を報告書としてとりまとめました。2012年度報告書は
「日本型ものづくりのアジア展開-ベトナムを事例とする戦略と
提言-」と題して、関西のものづくり中小企業のベトナム進出
支援に関わる諸問題に焦点を当てて分析・検討を行いました。
ぜひご一読ください。
報告書ダウンロードは以下
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/APIR_report.htm
(2)第6回「中小企業の海外展開」勉強会開催のお知らせ(リマインド)
来る5月28日火曜日、第6回「中小企業の海外展開」勉強会を
GRIPSにて開催します。今回は大阪を拠点とする(財)アジア太
平洋研究所(APIR)との共催企画です。「ものづくり中小企業の
海外展開支援の理論・実践・政策」をテーマに、(財)素形材センタ―
専務理事の板谷憲次氏にご登壇頂き 、コメンテーターには中小機構
国際化支援センター国際企画課課長の水野毅氏、JICA民間連携事務部
連携推進課課長の若林仁氏をお迎えする予定です。
ご関心のある皆様のお申し込みをお待ちしております。
勉強会の詳細、申し込みは以下のURLを参照ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/SME.htm
GRIPS開発フォーラム:飯塚美恵子
http://www.grips.ac.jp/forum/index.htm
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【6】東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内
■ 「駐日ガーナ大使とのコーヒーアワー」
TICAD V NGOコンタクトグループ・TICAD V 学生プロジェクト・世界銀行東京事務所共催 第4回コーヒーアワー
日時: 2013年5月16日(木)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Bt02
内容:
6月のTICAD Vに向け、アフリカを紹介するシリーズの第3回目は
ガーナ共和国がテーマです。
エドモンド・コフィ・アグベヌチェ・デー駐日ガーナ大使、
白木朋子さん(NPO法人ACE)、エヴァンス・マカさん(世銀奨学生)、
宮坂和憲さん(慶応大学学生)が、カカオ生産地での子ども支援プロジェクト、
経済やマイクロファイナンス、インターン経験など、それぞれの視点からガーナをご紹介します。
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/ZRrjdb
■ 【See-D 世界銀行共済コーヒーアワー】「日本の適正技術で世界を変える ~2013年度See-D Contest開催告知~」
See-D、世界銀行東京事務所 共催 コーヒーアワー
日時:
2013年5月17日(金)午後6時30分から午後8時
場所:
世界銀行情報センター(PIC東京) http://bit.ly/e348Bt02
内容:
水野花菜子さん(See-D)から、See-Dが推奨する適正技術、
また現在の取り組みについてお話しいただきます。
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/11ZJkbg
■ 【ZHNJメンバー活動紹介vol. 6】「『食べる』という視点からの食料確保の取り組みとは~緑のサヘル~」
ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン、世界銀行東京事務所共催コーヒーアワー
日時:
2013年5月20日(月)午後6時30分から午後8時
場所:
世界銀行情報センター(PIC東京) http://bit.ly/e348Bt02
内容:
岡本敏樹さん(緑のサヘル代表理事)から、
ブルキナファソの人々の生活や直面する課題を伝えていただきます。
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/ZSN23I
■  「国際金融公社(IFC)で働く~加納裕二・ダッカ事務所 シニア・インベストメント・オフィサー~ 」
世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ第56回
日時:
2013年5月22日(水)午後6時30分から午後8時
場所:
世界銀行情報センター(PIC東京) http://bit.ly/e348Bt02
内容:
途上国の民間セクターへの投融資を行う世界銀行グループ・
国際金融公社(IFC)の職員から、
日々の業務内容や世界銀行グループで働くことの意義、現地での経験をお話します。
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/17QNq9d
■ 「マイクロファイナンス・トレーナー・コース 9 (MFTOT 9)」
アジア開発銀行研究所(ADBI)、世界銀行東京開発ラーニングセンター共催
開催:
2013年7月~2013年11月
場所:
世界銀行東京開発ラーニングセンターhttp://www.jointokyo.org/ja/about/location/
内容:
マイクロファイナンスの実務家育成及びマイクロファイナンス機関の能力強化を目指す
ブレンデッド・ラーニング手法を取り入れた学習プログラム。
募集: 6月30日締切
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/ZY6WQo
(2) 最近の活動から
4月19日、 障害分野NGO連絡会(JANNET)、日本財団、世界銀行東京事務所共催
コーヒーアワー「障害と開発」シリーズ 第38回「アジアの途上国における
視覚障害教育の現状と取組みについて」を開催しました。
詳細: http://bit.ly/13meHPZ
(世界銀行東京事務所: 開裕香子)
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【7】ワシントンDC開発フォーラム便り
「複数の言語」
執筆:紀谷昌彦(フォーラム幹事/ブリュッセル在住)
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ベルギーに来て半年。長かった冬も終わり,花が一斉に咲き始めた。
夏時間への移行も手伝って,最近の日の入りは午後9時をゆうに回る。
当地の仕事や生活の中で感じるこの国の特色の一つは,複数の言語だ。
人口約1100万人のうち,北部のフランドル地域を中心に約6割が
オランダ語,南部のワロン地域を中心に約4割がフランス語を話す。
北部にあるブリュッセル首都圏地域はフランス語を話す人が多いが,
道路標識などは両言語併記だ。東端のごく一部にドイツ語圏もある。
ベルギー人であれば,フランス語とオランダ語の双方ともわかるのが
普通だ。
複数の言語からは,緊張や対立も生じている。1830年の独立後し
ばらくは,公の場ではフランス語が主流だったが,オランダ語の権利
獲得運動が徐々に進んだ。言語境界の確定や歴史ある大学の分割も行
われ,地域に加えて言語別の共同体の枠組みも作られた。一つの国で
あり続けるために,ベルギーは言語の違いを内に抱え,相当の苦労を
余儀なくされてきた。
しかし,この苦労は自らの力にもなっているように思える。両言語,
更には他言語の習得が容易になるといった話だけではない。ベルギー
国内の言語を巡る長年の経験は,欧州統合という新たな場で,様々な
形で活かされているように思う。更に言えば,国内の緊張や対立を
全体の中で相対化できるからこそ,欧州統合への強い意思につながっ
ているのかもしれない。
昨今の日本では,英語の社内公用語化や英語教育強化の動きがある。
ビジネスや文化をきっかけに中国語や韓国語への関心も高まっている。
言語習得はコミュニケ―ションと相互理解の基盤だ。複数の言語を操
るベルギー人を横目に(?),一層多くの日本人が言語習得のハード
ルを乗り越えて,アジアや世界で活躍するよう願っている。
紀谷昌彦(フォーラム幹事/ブリュッセル在住)
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DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報 (案内・レジュメ・
議事録)をはじめとする活動情報に加 え、グローバルな開発戦略と日本の
関わりに関する主要な情 報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー はこちらです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/
本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当( info@devforum.jp )まで
電子メールアドレスをご連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参加」を
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本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当 まで相談いただ
ければ幸いです。
また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の 他、より広くグロー
バルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、
「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する ため、本メー
リングリスト参加者は氏名・所属を明らかにするとともに、発言者の了承がない
限りメディア等での引用が されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへ
の 参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している 「devforum参加者の
共通理解」に目を通していただいた上で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子
メールアドレス・問題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm
dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ いてご意見・ご示唆
等ありましたら、お気軽に上記連絡担当 (info@devforum.jp)までお寄せいただ
ければ幸いです。
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編集担当:小林隼人/荘所真理/春木由美/杉原ひろみ
発行:ワシントンDC開発フォーラム
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