8/10付

ワシントン DC開発フォーラムの皆様、

今回のご連絡(8/10付)は以下の11点です。

【1】開発フォーラム新着情報チェック:外務省の新組織体
制、ハンガーマップ、WTO一般理事会終結、イラク
の国民調査、他
【2】ワシントンDC開発フォーラムBBL(8月10日)のご
案内:国際開発協力サポートセンタープロジェクトに
よる大学支援活動の現状と今後
【3】情報通信と開発セミナー(8月23―9月1日:神奈
川県藤沢市)のご案内
【4】ワシントンDC開発フォーラムウェブ更新情報:「万人
のための教育(EFA)への挑戦」、「援助協調の実践
(実戦!?)−連携を通じた社会開発の試み−」、
「IMF・世銀春会合の評価」
【5】地球に乾杯!NGO:USAIDがCSRを強調する背景
【6】パリ通信:ローマ調和化宣言」のその後
−パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その2 開発
成果マネジメント)−
【7】アフリカ・ネットワーク:スーダン、他
【8】バングラデシュ・モデル(現地機能強化):当面の戦
略目標、洪水対策、砒素対策、現地機能強化提案
【9】GRIPS開発フォーラム:GRIPS開発フォーラム勉強会の
報告、英国通信
【10】FASID国際開発研究センター最新情報(女子教育)
【11】開発質問箱:第8問「貧しい国でエイズにかかると
どうなるの?世界からエイズをなくすにはどうしたら
いいの?」

[編集後記] 「和」の実感

今回の担当は、開発フォーラムBBL担当の江尻 由美さん
です。

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【1】開発フォーラム新着情報チェック

●8月1日より、外務省の新組織体制が実施されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/kai_genjo/index.html

●4月に発表された外務省無償資金協力審査ガイドライン
(暫定版)の改定版がウェブ公開されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/keitai/musho/guideline_k.html

●「国連強化対策本部」第1回会合が開催されました。(8月2日:東京)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/16/rls_0730a.html

●7月上旬に行われたアフリカ開発銀行主催の「水に関する
フォーラム」の報告書がウェブ公開されいます。
http://www.afdb.org/water/adb_water_week_summary_report_03jul2004e.doc (ワードファイル)  

●スーダン、バングラデッシュの最新情勢を取り扱った国連
人道問題調整局の広報誌OCHA News(8月6日付)がダウンロ
ード可能です。
http://ochaonline.un.org/DocView.asp?DocID=1637 (pdf ファイル)

●世界の栄養不足人口の割合を、5段階に色分けし、地図に示
したハンガーマップがWFP 国連世界食糧計画によって発表さ
れました。
http://www.wfp.or.jp

●11月30日から世界銀行主催による障害と開発の問題を
取り扱った会議がワシントンDCで開催されます。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/TOPICS/EXTSOCIALPROTECTION/EXTDISABILITY/0,,contentMDK:20233992~pageP
K:148956~piPK:216618~theSitePK:282699,00.html

●「万人のための教育」キャンペーンにおける大学の貢献を
議題にした会議がUNESCOの主催で11月に開催されます。
http://www.unesco.org/education/universitycommunity.pdf (pdf ファイル)

●国際先住民族の日(8月9日)に関連した様々なイベント
が開催されました。
http://www.un.org/esa/socdev/unpfii/news/news_internationalday2004-2.htm

●ジュネーブで開催されていた世界貿易機関(WTO)一般
理事会は、貿易自由化交渉新ラウンドの枠組み合意文書を採
択して終了しました。
http://www.wto.org/english/news_e/news04_e/dda_package_sum_31july04_e.htm

●官民イニシアティブUnited Nations and Global Security
によるディスカッション・ぺーパー“Post Conflict
Reconstruction: Rethinking UN Capacity”のダウンロード
が可能です。
http://www.un-globalsecurity.org/pdf/forman.pdf (pdf ファイル)

●ICGのコロンビアに関するレポート“Demobilising the
Paramilitaries in Colombia: An Achievable Goal?”が発表
されました。
http://www.crisisweb.org/home/index.cfm?l=1&id=2901

●米国シンクタンクCSISによるイラクの国民調査に関する報
告書が公表されました。
http://www.csis.org/isp/pcr/0407_Capturing_Iraqi_Voices.pdf (pdf ファイル)

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【2】ワシントンDC開発フォーラムBBL(8月10日)のご案内:

国際開発協力サポートセンタープロジェクト(SCP)による
大学支援活動の現状と今後

ワシントンDCには、多数の経済協力関係者が、政府、実施機
関、世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタン
ク・大学、メディア等で実務や研究に携わっています。その
情報・知見を活かして個人の資格で自由かつ率直な議論を行
い開発戦略に関する政策論議を深める(かつ出席者間の親睦
を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に発信して現
実の政策立案・実施に反映させるために、ブラウンバッグラ
ンチを開催しています。標記のテーマについては次の要領で
開催しますので、ご関心とお時間のある方は是非お気軽に参
加いただければ幸いです。

1.日時: 8月10日(火)午後12時30分より
2.場所: JICA米国事務所・会議室
      1776 Eye Street, N.W. Suite895, Washington,DC
      Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
3.テーマ: 国際開発協力サポートセンタープロジェクト(SCP)による
大学支援活動の現状と今後
4.キックオフ: 長瀬利雄氏(国際開発協力サポートセンタープロジェクトサブ・リーダー)
5.次第: 12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
      12:30頃から キックオフ
       13:15頃から 自由討議(14:00終了)
6.出席方法: 会場準備等の関係上、出席をご希望される方は
   8月9日(月)正午までに本フォーラムBBL担当
   (江尻、yumiejiridev@aol.com)へご氏名・ご所属
   先をご連絡ください。
7.趣旨: 昨年設立されたSCPが、大学による国際開発協力への参画を
支援すべく活動してきたこの1年を振り返るとともに、今後の取
り組みについてご紹介したいと思います。

【JICA米国事務所ビル管理方針の変更に伴うお願い】

この度のDC区域の警戒レベルの引き上げに伴い、JICA米国
事務所が入っているビルの管理方針が変更になりました。

今後、事務所は、予めビルのフロントに対して来客予定者リストを
提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをしてもらう
ことが必要となります(エレベーターを動かすためには、指定の
カードキーが必要なため。)

以上を踏まえて、皆様には次についてお願いいたします。

 事前登録を必ず行ってください。
 事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所の
   中村次長か村田宛に連絡を入れてください。
(事務所代表電話番号 202-293-2334)
 上記もしくはを行われた方は、フロントに申し出てください。
   当面、12:00〜12:30間は事務所のインターンをフロントに配置し
   エレベーターまでエスコートします。遅れてこられた方の場合は、
   フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります(フロントの
   係員がエスコートすることもございます)。
念のため、身分証明書をお持ちください。
 上記を行われていない方は、フロントを通じて事務所に
   ご連絡ください。フロントにインターンがいる場合には、申し出てください。

尚、上記の管理方針変更については期限未定とのことです。
皆様にはお手数をお掛けいたしますが、どうぞご協力お願い申し上げます。

DC開発フォーラム・BBL担当
江尻由美

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【3】情報通信と開発セミナー
(8月23―9月1日:神奈川県藤沢市)のご案内

欧州復興開発銀行(EBRD)は、JICA、IDRC(カ
ナダ)、慶応大学SFCと共催で、8月23日から10日間、情報
通信政策改革と農村通信インフラ整備に関する国際セミナー
を慶応大学湘南藤沢、および、三田キャンパスで行うことに
なりなした。本セミナーは、

A.貧困な途上国で如何にユニバーサル・アクセスを実現し、
遠隔な農村コミュニティーに情報通信技術(ICT)のメリ
ットを及ぼすか、

B.如何にICTの産業クラスターを途上国に形成し、貧困削
減のため雇用創出を図るか

という2つのテーマに焦点を当て、途上国、中央アジア・コー
カサスの貧困国、アフリカ、南アジアの政策担当者と、先進
国・途上国のICTと開発の研究者70名を集め、ICT開発
戦略づくりのアクション・ラーニングを行うものです。

スケジュール、開催場所(日によって場所が変わります)、
参加者についての詳しい情報は、セミナー・ウェッブサイ
ト:www.ictseminar.org をご覧下さい。なお、会場の収容人
員の制約があるため、参加は、先着順とさせていただきま
す。参加ご希望の方は、セミナーサイトの参加申込ページ:
http://www.ictseminar.org/ICTWorkshop_J/Register.asp 
からご希望の日を選びお申込下さい。結果については、直ち
に同サイトの一般参加者ページ:
http://www.ictseminar.org/ICTWorkshop_J/Members.asp で
分かります。

開発関係者、学生、教育研究者、NGO、政府関係者、コン
サルティング、民間会社の方でICTと開発にご関心のある
方のご参加をお待ちしています。

セミナー・コーディネーター:日下部元雄(EBRD)、金
安岩男(慶応大学湘南藤沢キャンパス)、山田浩司(JICA)
セミナー運営:芦田愛(JCIF)ai.ashida@jcif.or.jp 

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【4】ワシントンDC開発フォーラムウェブ更新情報

●7月29日(木)に行われたBBL 「万人のための教育(EFA)
への挑戦 〜日本のODAは何ができるのか〜」の資料・記録を
掲載しました。

資料http://www.developmentforum.org/records/material/040729efa.doc (ワードファイル)  
記録http://www.developmentforum.org/records/040729efa.doc (ワードファイル)  

●7月14日(水)に行われたBBL 「援助協調の実践(実
戦!?)−連携を通じた社会開発の試み−」の資料・記録を掲
載しました。

資料http://www.developmentforum.org/records/material/bangla.doc (ワードファイル)  
記録http://www.developmentforum.org/records/040714harmony.doc (ワードファイル)  

●5月12日(水)に行われたBBL「2004年 IMF・世銀春会合
の評価と今後の課題」の記録を掲載しました。
http://www.developmentforum.org/records/040512wbimf.doc (ワードファイル)  

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【5】地球に乾杯!NGO: USAIDがCSRを強調する背景

新たに次のコラムを掲載しています。

●8月9日/グァテマラでのNGO向けCSR(企業の社会的責任)にか
かるセミナー (上岡 直子)

→USAIDグァテマラが、地元のNGOと企業の積極的な連携促進を目的
にCSRにかかるセミナーを開催。USAIDがPublic-Private
Partnershipを強調し、Global Development Allaianceのプログラム
を設立したことが背景となっている。セミナーでは、企業の社会的
貢献の定義や、企業とNGOの連語の意義といった概念的なことが中
心で、具体性に欠けていた。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人: 杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net

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【6】パリ通信:ローマ調和化宣言」のその後
− パリ・ハイレベルフォーラムに向けて(その2 開発成
果マネジメント)−

2005年3月に開催予定のパリ・ハイレベルフォーラム(HLF)
では、前号でお知らせした「ローマ調和化宣言」のフォロー
アップに加え、調和化を超えた「援助効果向上」という広い
視点でのアジェンダの設定が検討されています。そのアジェ
ンダの一つに、開発成果マネジメントがあります。今回はこ
の開発成果マネジメントに関するDACの昨今の動きについてご
紹介します。
http://www.developmentforum.org/paris/index.htm

(パリ通信担当 寺門雅代)

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【7】アフリカ・ネットワーク:スーダン、他

7月26日〜31日:スーダンのダルフール地方に対する国連安保
理の動きがありました。米国が安保理に提出した決議案には
当初、30日以内に政府がダルフール地方のアラブ軍武装解除
を実施しなければ制裁を加える(take measures)と明記され
ていましたが、ロシアなどの反対があり、米国は、経済制裁
も含めた措置を考慮する(consider actions)と修正した決
議案を提出し、これが可決されました。また、アナン事務総
長は、英米の拠出額と比較しながら、ダルフール地方に対す
る日本のさらなる拠出を呼びかけています。
http://www.developmentforum.org/africa/Weekly%20Updates/Jul26-31_04.htm

8月2日〜7日:スーダンで、政府支持者らによる国連安保理で
の決議案に対する反発がある一方で、国連は空からの食糧援
助を開始し、アフリカ連合(AU)が平和維持軍を派遣するこ
とを発表しました。また、先月末コートジボワールについて
当事者間が合意に達したというニュースがありました。
http://www.developmentforum.org/africa/Weekly%20Updates/Aug2-7_04.htm

(アフリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:粒良麻知子)

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【8】バングラデシュ・モデル(現地機能強化):当面の戦略目標、
   洪水対策、砒素対策、現地機能強化提案

●7月14日、バングラデシュ・モデル運営委員会(大使館・JICA・JBIC・
JETRO)では、当面の戦略目標として「バングラデシュの開発効果の向上(特
にセクター毎)」と「日本の貢献に対する理解と評価の獲得」の2点を掲げま
した。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/kadai0407.htm

●最近の洪水被害に対する支援でも、バングラデシュ・モデルのメーリングリ
ストを活用して情報の共有を進めています。
(政府・JICAの支援/赤新月社・シャプラニールとも連携)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/16/rls_0806e.html
http://www.bd.emb-japan.go.jp/21pressflood060804.htm
(シャプラニール・緊急救援募金)
http://www.shaplaneer.org/campaign/flood04.htm
(AMDA・緊急救援活動)
http://www.amda.or.jp/bulletin/2004/bangladesh_flood/bangladesh_flood.htm
(国際保健人口研究所・所長アピール)
http://202.136.7.26/activity/index.jsp?activityObjectID=905

●日本・バングラデシュ交流メールマガジン(7月23日号・8月5日号)で
は、大使メッセージで砒素対策や洪水対策を取り上げています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mmbacknumber.htm

●7月25日、現地ODAタスクフォースに関する意見交換会(於東京)で、在バ
ングラ大・紀谷より「開発援助における現地機能強化を、なぜ、そしていかに
進めるべきか」につき問題提起・提案を行いました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/040722oda-tf.doc

●GRIPS開発フォーラムのバングラデシュ出張報告(本dev-infoに掲載)もぜ
ひご覧下さい!

(バングラデシュ・モデル運営委員会:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/

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【9】GRIPS開発フォーラム:GRIPS開発フォーラム勉強会の
報告、英国通信

●去る8月2日(月)にGRIPS開発フォーラム勉強会を開催しま
した。JICA専門調査員の横関祐見子氏に「教育セクター支援
の光と影−援助モダリティと教育開発ニーズ」というタイト
ルのもと、援助協調の国際的動向、教育セクターでの援助協
調の変遷、EFAにおける援助協調のもたらす意味、日本の貢献
のあり方について説明していただきました。その後、当日参
加されたJICA、JBIC、国連機関関連、研究者、NGO関係者を交
えて活発な議論が繰り広げられました。

http://www.grips.ac.jp/forum/gooddonorship/source/giji040802.pdf
(議事録、pdfファイル23KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/gooddonorship/source/Yokozeki.pdf
(横関氏 発表資料、pdfファイル52KB)

●英国通信をアップデートしました。30回目の今回は「英国
からみたイスラム教」と題し、イスラム教に対するイギリス
人の理解についてレポートしています。9.11以降、イスラム
教徒に対し比較的冷ややかな目を向けがちな欧米人の中にあ
ってイギリス人は異なる反応を示しているようです。
http://www.grips.ac.jp/forum/britain.html

●6月18日から27日にかけて行ったバングラデシュ出張の出張
報告および関連情報をウェブにアップしました。バングラデ
シュにおけるモダリティ議論の特徴、SWAp導入経験、財政管
理の現状等調査した内容をまとめました。また、バングラデ
シュ出張中に「バングラデシュ開発援助研究会」で行ったプ
レゼン内容もウェブで公開されていますので、是非ご覧下さ
い。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf04/bdmission0406.pdf
(出張報告、pdfファイル49KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf04/HiraobdPFM.pdf
(PFMメモ、pdfファイル46KB)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/040623minutes.htm
(バングラデシュ開発援助勉強会「グッド・ドナーシップと
援助モダリティ」での発表レジメと議事録)

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【10】FASID国際開発研究センター最新情報(女子教育)

●DAKIS課題別基礎情報に「女子教育と開発」を新たに掲載し
ましたので、是非ご覧ください。
http://dakis.fasid.or.jp/report/information/girledu.html

(FASID国際開発研究センター 中村 玲)
http://www.fasid.or.jp/
http://dakis.fasid.or.jp/index.html

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【11】開発質問箱:第8問「貧しい国でエイズにかかるとどうなるの?
         世界からエイズをなくすにはどうしたらいいの?」

いつも開発質問箱への回答をいただきありがとうございます。慶応大学C-fa
(Chances for All)では、本年4月、DC開発フォーラムと連携して「開発質
問箱」を立ち上げました。(今般、URLが少し変わりました。)
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/

第7問は、「なぜ戦争が起こるのですか?貧しい人がいるからですか?」とい
うものでした。戦争が起こるのには利害対立などが深く関わっており、その原
因も様々だということを感じました。今回もいろいろな回答を頂けまして、大
変嬉しく思っております。
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/q&a7.html

第8問は「貧しい国でエイズにかかるとどうなるの?世界からエイズをなくす
にはどうしたらいいの?」というものにさせて頂きました。今回も多くの方か
ら、devforum MLまたは当方まで回答を頂けると幸いです。

またこれまで以下のような質問について、回答を頂いてきました。上記の第7
問、第8問だけでなく以下の第1問〜第6問の回答も引き続き募集しておりま
すので、興味を持たれた質問がありましたら、ぜひ回答をお寄せください。よ
ろしくお願いします。

第1問「どのような職業につけば貧困問題の解決にかかわれるのですか?」
第2問「日本にいて募金以外に何ができるのですか?」
第3問「途上国にいる知らない人たちを助ける義務・必要があるのですか?」
第4問「NGOって何ですか?会社や政府とどこが違うのですか?どのように役
に立っているのですか?」
第5問「どうして僕と同じ年で働いている子どもがいるの?」
第6問「貧しい国にもお金持ちはいるの?なぜお金持ちは同じ国にいる貧しい
人を助けないの?」

(開発質問箱:野宮・福島・六人部・木村・紀谷)
http://www1.c3-net.ne.jp/ikuma/

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[編集後記] 

開発フォーラムの皆様におかれましては、如何夏をお過ごし
でしょうか。私は先日、平成中村座ワシントン公演へ歌舞伎
鑑賞にいってきました。演目は、『棒しばり』と『連獅
子』。歌舞伎鑑賞は初めての体験です。まさかアメリカで観
る機会があるとは思っておらず、数ヶ月前からチケットを予
約して心待ちにしていました。『棒しばり』では笑わせてく
れ、『連獅子』は、これぞ歌舞伎のイメージそのもの。アメ
リカ人、その他外国人の観客も見え、翻訳がないにもかかわ
らず、笑いのタイミングも絶妙でした。

ワシントンDCという、国際色豊かな土地に住み、様々な文
化圏の人達と触れながら生活していると、ある種の緊張感を
伴いながら自分が日本人であるということを日々再認識させ
られます。しかしこの度は、歌舞伎という日本独自の伝統芸
能に触れることにより、自分の内なるものとしての「和」を
実感し、それは非常に新鮮かつ感動的な経験でした。

皆様が休暇から戻られる頃、それぞれの夏の体験について話
に花を咲かせることを楽しみにしております。どうぞ良い季
節をお過ごし下さい。(江尻)

**DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(Devforum)」**

ワシントンDC開発フォーラムのBBL関連情報(案内・レ
ジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバ
ルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情報を、「ワシ
ントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)」と
して、電子メールにて2週間に1回を目途に送付しています。
本情報サービスに記事掲載をご希望の方は、ニュース・トピ
ック・人材募集などを簡潔にまとめ
info@developmentforum.org まで連絡いただければ幸いで
す。また、本サービスにご意見やご示唆等ありましたら、お
気軽に御連絡下さい。dev-infoバックナンバーはこちらで
す。http://www.developmentforum.org/mail/

また、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト
(devforum)」では、毎回のBBLについての意見交換の他、
以前取り上げたテーマを含め、より広くグローバルな開発戦
略と日本の関わりに関する意見交換や情報交換を行っており
ます。相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確
保するため、メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らか
にするとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引
用がされないようご配慮いただきます。本メーリングリスト
への加入をご希望の方は、info@developmentforum.org まで
御連絡下さい。

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編集担当:野口 泰
編集担当補佐:早川 元貴
編集後記:江尻 由美
発行:ワシントンDC開発フォーラム