12/14付

ワシントン DC開発フォーラムの皆様、

今回のご連絡(12/14付)は以下の13点です。

【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

     「ODA中期政策(案)意見募集」
「政府開発援助(ODA)白書 2004年版」
     「JBIC・世銀業務協力協定−地球温暖化対策」
     「G8サミット開発政策の課題−英開発大臣スピーチ」
「アフリカのためのマーシャルプラン−英大蔵大臣スピーチ」
     「CGD報告書Millions Saved: Proven Success in Global Health」
     「Oxfam報告書Paying the Price」

【2】 DC開発フォーラムウェブ更新情報―「開発機関におけるジェンダー主流化」

【3】 フライデー・ワールド: NY/DC 開発協力研修旅行2005募集

【4】 地球に乾杯!NGO: ラテンアメリカの教育/エチオピア

【5】 ニューヨーク国連フォーラム:国連改革ハイレベル諮問委員会 他

【6】 アフリカ・ネットワーク:スーダン、アフリカ連合2005年予算 他

【7】 パリ通信:DACシニアレベル会合(SLM)

【8】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
    日英ハイレベル共同訪問、民間セクター開発、外交政策講演会、メルマガ小冊子

【9】 DFID通信:DFID E-Newsletterの配信開始!

【10】 GRIPS開発フォーラム:
     ODA総合戦略会議−中期政策、パキスタン、フィリピン
     ラオス、ウズベキスタン・カザフスタン

【11】 FASID国際開発研究センター最新情報
    (国際開発研究大来賞、IDAグラント・HIPC債務帳消し)

【12】 世銀東京事務所新着情報
     ディベロップメントマーケットプレイス2005
     借入国システムの世銀業務コメント募集中

【13】 JCAT (人身売買廃絶キャンペーン)フェロー募集のお知らせ

[編集後記]  「インターネット依存症」 

今回の担当は、教育ネットワークの武田 友希さんです。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック

Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を募集して
います。情報掲載を希望する場合は、
info@developmentforum.org までご連絡ください。

−日本関連−

●政府開発援助に関する中期政策(案)に関する意見募集が
始まりました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/chuuki/iken_boshu.html

●政府開発援助(ODA)白書 2004年版〜日本のODA50年の
成果と歩み〜がウェブ公開されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hakusyo/04_hakusho/index.htm

●JICAからキャパシティ・ディベロップメント・ハンドブッ
クがウェブ公開されました。
http://www.jica.go.jp/activities/report/etc/200403_b.html

●JBICと世界銀行が地球温暖化対策の分野で業務協力協定を
締結しました。
http://www.jbic.go.jp/autocontents/japanese/news/2004/000106/index.htm

−開発銀行関連−

●OECD/DACから2004 Development Co-operation Reportの統
計データがウェブ発表されました。
http://www.oecd.org/document/9/0,2340,en_2649_37413_1893129_1_1_1_37413,00.html

−バイ・ドナー関連−

●来年のG8サミットに向けた英国開発大臣の政策スピーチ
Building capable states in Africa – policy priorities
for the G8がウェブ公開されています。
http://www.dfid.gov.uk/news/files/speeches/capable-states.asp

●アフリカのためのマーシャルプランを呼びかけた英国大蔵
大臣の講演がウェブ公開されています。
http://www.cafod.org.uk/policy_and_analysis/commenteditorial/brown_2004_12_09

−国連関連−

●国際労働機関から年次報告書The ILO World Employment
Report 2004-2005 が発表されました。
http://www.ilo.org/public/english/bureau/inf/pr/2004/54.htm 〈プレスリリース〉
http://www.ilo.org/public/english/employment/strat/wer2004.htm (本文)

●国連事務総長のハイレベル・パネルから報告書A more
secure world: Our shared responsibilityが発表されました。
http://www.un.org/secureworld/

●ユニセフから年次報告書The State of the World’s
Children 2005 Childhood Under Threatが発表されました。
http://www.unicef.org/sowc05/english/index.html

●UNAIDSから年次報告書The AIDS Epidemic Updateが発表さ
れました。
http://www.unaids.org/WAD2004/report.html

−ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−

●米国シンクタンクCGDから国際保健協力の17の事例をまと
めた報告書Millions Saved: Proven Success in Global
Healthが発表されました。
http://www.cgdev.org/Publications/millionssaved/

●Oxfam International から先進国ドナーの援助システムと
を分析した報告書Paying the Price−Why rich countries
must invest now in a war on povertyが発表されました。
http://www.oxfam.co.uk/press/releases/mdgs_price061204.htm

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【2】 DC開発フォーラムウェブ更新情報

3月30日BBL「開発機関におけるジェンダー主流化
– 世界銀行、CIDA、JICAの事例から -」記録(レター・A4)
http://www.developmentforum.org/records/040330gender.doc
http://www.developmentforum.org/records/040330gender-A4.doc

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【3】 フライデー・ワールド: NY/DC 開発協力研修旅行2005募集

フライデーワールドは、開発協力分野への理解を一層深める
ため、また、将来にこの分野でのキャリア開発を目指してい
るかたがたを対象に、開発協力・研修旅行を企画しました。
時期は、2005年3月で、ただいま参加者を募集中です。

参加ご希望のかたは、以下の募集要項あるいは、フライデ
ー・ワールドのHP (  www.FridayWorld.org  ) を熟読の
上、フライデーワールド幹事(泉  泰 雄)
yasuo_izumi@hotmail.com まで、ご連絡ください。

参加申込書は、Websiteからも入手できます。あるいは、メー
ルを頂戴できれば、当方よりお送りします。

12月7日より募集を開始しました。現在の申し込みは募集
定員40名に対し、1週間で、20名強というところです。
ご興味のあるかたは、お早めに。

―――
Friday World NY/DC 開発協力研修旅行2005 概要

[研修目的]

1. 国際開発協力分野で活動している機関が、多くNY、DCに
集積しており、その代表的な先を直接訪問し、訪問先につい
て学ぶとともに、具体的な分野・課題での取り組み・活動・
成果について、当方からのプレゼンテーション等を行いつつ
理解を深めます。

2. また、参加者の多くは、将来開発協力分野での就職など
を考慮しているとの認識のもと、それぞれの訪問先のキャリ
ア開発について学び、今後の就職活動の参考となることをめ
ざします。

3. 加えて、訪問予定先職員、開発協力分野の現地留学生な
どとの交流と意見交換をおこないます。

[企画] Friday World ( www.FridayWorld.org )

[期間]  2005年3月9日(水)〜15日(火)(7日間)

[参加費] 日本円 20,000円 または、米ドル 200ドル

[人数] 40名

[研修プログラム内容]
この研修プログラムは、研修旅行が最もキーですが、事前研
修、事後報告・発表とでいったいとなして構成されていま
す。

[事前研修]
2004年12月から事前勉強会を開催します。「開発課題」グ
ループ、「開発機関」グループ、「地域研究」グループの3
つが生まれています。 開発課題の中から最低ひとつと、そ
れ以外この3つのうちからどれか、合計2つ以上のグループ
におはいりください。(グループ分けは、Websiteをご覧くだ
さい)

事前研修はもっぱらMLなどを通じておこないます。これは、
研修旅行中には、プレゼンテーション、議論を参加者側から
積極的にしかけていこうという 「参加型」形式をとってい
ます。 また、ミーティングは英語でおこなうことが多くあ
ることも予想されますので、プレゼンテーション・資料類は
英語でもおつくりいただきます。 なお、事前研修中の参加
が積極的でない場合には、参加型の趣旨にのっとり、研修旅
行参加をお断りすることもあります。

[日程](予定) 
3月9日(水)  (NY) 午後から
集合
オリエンテーション、
事前研修、交流会 

3月10(木)、11日(金)  (NY)

国連ツアー、 国際機関訪問・意見交換会(国連本部、国連日
本代表部、UNDP、UNICEF等) キャリア開発関連企画(国連職
員、その他開発関連分野の職員との意見交換会、交流)

3月12日(土)  移動日
3月13日(日)  (DC)

DC関係者との交流会、キャリアディベロップメント企画な
ど、ディスカッション、 Friday Session への参加

3月14日(月)15日(火)  (DC)

国際機関訪問(世界銀行、IDB、NGO、開発コンサルティング
会社)、 交流会、参加者同士のディスカッション

解散

*海外傷害旅行保険へのお申し込みは、各自でお願いします。
*現地集合・現地解散、宿泊は各自予約でお願いします。

[現地集合時刻 場所]
時刻:3月9日の昼 午後早くに集合と考えています。詳しく
は後ほどお知らせいたします。

場所:近日中に連絡いたします。UN周辺になる予定です。
詳しい研修旅行の募集要項、申し込み用紙などは下記のウェ
ブサイトをご覧下さい。
http://www.fridayworld.org/53NYDC_Tour/0100_Invitation/0100b_Introduction.htm

[事後報告・発表]
研修旅行終了後1ヶ月を目処に、NY,DC,そして日本で、研修
プログラムの報告・発表会を行います。 なお、環境保護・
ペーパーレスの方針にもとづき、ハードコピーでの出版は一
切おこないませんが、e-Publication として、専用の
Website Page を設けます。 大学や、就職活動にもお役立て
いただけます。

Friday World (Web 担当)
泉  泰 雄
yasuo_izumi@hotmail.com

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【4】 地球に乾杯!NGO: ラテンアメリカの教育/エチオピア

新たに、次のコラムを掲載しています。

●12月13日/第9回:キーワード「ラテンアメリカの教育」
コンピューターが先住民の子供たちに広げたマヤ文化の世界
(1)(上岡 直子)
→自身が行うグァテマラの二言語教育のプロジェクトでは、
コンピューターによるマヤの言語と文化教授を試みた。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/030825nk.html

●12月6日/私にとって身近なエチオピア、エチオピア人にと
って身近なDC (利根川 佳子)
→UNICEFでのインターン先にエチオピアに選んだのは、学部
時代にアフリカ政治ゼミに所属、米国の大学院でも、授業で
事例としてエチオピアが出てきたため、エチオピアが身近な
存在になっていたからだ。しかし、エチオピア人にとって、
出稼ぎ先をワシントンDCにするケースが多く、DCが一番身近
な都市になっている。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/041206kt.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net
 http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/

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【5】 ニューヨーク国連フォーラム:国連改革ハイレベル諮問委員会 他

●NY国連フォーラムでは、先月末に発表された国連事務総長
のハイレベル諮問委員会の報告書に関する議論が行われてい
ます。

ハイレベル諮問委員会報告書 “Report on the Secretary-
General’s High-Level Panel on Threats, Challenges and
Change”
http://www.un.org/secureworld/

ニューヨーク国連フォーラム
http://nyunforum.blogspot.com/

(NY国連フォーラム:粒良麻知子)

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【6】 アフリカ・ネットワーク:スーダン、アフリカ連合2005年予算 他

11月29日〜12月4日:スーダンの2005年ワークプランが発表さ
れ、人道・復興支援のために150億ドルの拠出が要請されまし
た。コンゴ(民)とルワンダ国境では、ルワンダ兵によるコ
ンゴ(民)への侵入により、緊張が高まっています。
http://www.developmentforum.org/africa/Weekly%20Updates/Nov29-Dec4_04.htm

12月6日〜11日:来年G8サミット議長となるイギリスの大蔵大
臣・国務大臣が、アフリカへの開発援助に関するスピーチを
行いました。また、アフリカ連合(AU)は、2005年予算を、
2004年の約4倍にあたる1億5800万ドルとすると決定しまし
た。ガーナでは、大統領選挙が行われ、現職クフォー氏が勝
利しました。
http://www.developmentforum.org/africa/Weekly%20Updates/Dec6-11_04.htm

(アフリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:粒良麻知子)
http://www.developmentforum.org/africa/

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【7】 パリ通信:DACシニアレベル会合(SLM)

12月8-9日、DACシニアレベル会合(SLM)が開催され、援助効
果向上、ODA定義問題、2005年の開発関連のイベントに関する
議論が行われました。

援助効果向上に関しては、来年3月のパリ・ハイレベルフォー
ラム(HLF)に向け、DACメンバーの援助効果向上に関する取組
みの進捗状況に関して意見交換が行われ、DAC援助効果作業部
会による作業等の様々な努力が進んでいるものの、その進度
を速める必要があるとの意見が多く出されました。これに基
づき、HLFではドナーと途上国がパリ宣言を採択し、モニタリ
ングが可能で(数を絞った)指標付の行動計画を約すること
が確認されました。

2005年の開発関連のイベント(国連ミレニアム宣言レビュー
会合等)については、DACだけでなくOECD内部の関連部局(農
業、貿易、投資等関連の委員会)と協力して、OECD全体で貢
献を行うことが確認されました。

なお、引き続く12月9−10日にはDACとTransparency
International(NGO)との共催で、DACパートナーシップフォー
ラムが開催され、途上国における汚職に関する議論が行われ
ました。援助関係者(援助実施機関や援助業界の企業を含
む)による汚職の可能性、援助そのものによる汚職触発の可
能性やその解決方法等につき議論が行われました
http://www.oecd.org/document/27/0,2340,en_2649_37413_33768987_1_1_1_37413,00.html)。

(パリ通信担当 寺門雅代)

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【8】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
    日英ハイレベル共同訪問、民間セクター開発、外交
    政策講演会、メルマガ小冊子

●12月12〜13日、開発分野の日英協力の一環として、チャク
ラバルティDFID次官と兒玉外務省経済協力局審議官が当地を
共同訪問しました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/48press_uk_jp031204.htm
日英ハイレベルのフィールド共同訪問は、昨年のベトナムに
続き今回が2回目です。13日夕刻の共同声明で、ガバナン
ス、PRSP、主要セクター等で協力を推進する旨を発表しまし
た。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/49press_j_uk131204.htm

●12月14〜15日には、世銀・DFID・CIDA・EC・日本が協力す
る民間セクター開発のセミナーが開催され、堀口大使が開会
セッションでスピーチを行いました。当地では、社会開発の
みならず成長関連でも幅広い援助協調が進展し、日本もその
コアメンバーに加わっています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/041214ambassador_horiguchi_speech.doc

●12月2日、堀口大使講演・意見交換会「わが国の対バング
ラデシュ外交の課題」が開催されました。開発関連では、国
別援助計画改定、効率的・効果的援助の実施と援助協調の推
進などに言及しています。開発援助に際しては、二国間関係
全体から考えることも重要と思います。
(講演)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/lecture041202.htm
(意見交換)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/views041202.htm
(席上資料)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/pawapos.pdf

●上記大使講演会の機会に日本・バングラデシュ交流メルマ
ガを小冊子にまとめました。開発関係の寄稿も多数含まれて
いますので、是非ご覧ください。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/sassi.pdf

(バングラデシュ・モデル運営委員会:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/

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【9】 DFID通信:DFID E-Newsletterの配信開始!

DFIDのウエブサイトでニュースレターの配信が始められまし
た。登録自体は前から受け付けていたのですが、ニュースレ
ター第1号は12月3日付けです。ご関心のある方は次のアド
レスからどうぞ。
http://www2.dfid.gov.uk/feedback/

第1号の内容から少しご紹介しますと、まずは12月1日の世
界エイズデーに際してのベン大臣のスピーチがあり、弱い立
場の女性を守る必要性(コンドーム使用の普及を含む)と援
助資金の増額の必要性(世界エイズ結核マラリア基金への供
出促進も含む)を強調しています。

次に先のDFID通信でも紹介したRough Guide社作成の無料冊子
「Better World」が、11月29日から英国内の郵便局で配布を
開始しました。PDF版が次のアドレスで入手可能ですので、興
味がある方はのぞいて見てください。NGOの連絡先,ウエブサ
イトのアドレスが大量に掲載されてますので、それだけでも
便利です。私個人の感想としては「Ethical」というキーワー
ドが印象的でした。
http://www.dfid.gov.uk/pubs/files/rough-guide/better-world.pdf

最後にニュースレターとは別ですが、英のアフリカ委員会の
サイト内にフランス語ページが出来ました。仏語圏アフリカ
への対策としてはちょっと遅いかもしれませんが、ご参考ま
で。
http://213.225.140.43/french/index.htm

(DFID通信担当:石橋幸子)
http://www.developmentforum.org/uk/dfid/

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【10】 GRIPS開発フォーラム:
     ODA総合戦略会議−中期政策、パキスタン、フィリ
     ピン、ラオス、ウズベキスタン・カザフスタン

去る12月3日に第19回ODA総合戦略会議が開催され、会議の一メンバーである大野
健一による議事録をウェブに掲載しましたので是非ご覧下さい。今回のODA総合
戦略会議ではODA中期戦略案に対し委員から質問が寄せられた他、現在作業中の
パキスタン国別援助計画の討議、そして新規に作成されるフィリピン、ラオス、
ウズベキスタン・カザフスタンの国別援助計画作業方針の説明が各主査からなさ
れました。
http://www.grips.ac.jp/forum/oda_strategy/oda_senryaku19.htm

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【11】 FASID国際開発研究センター最新情報(国際開発研
     究大来賞、IDAグラント・HIPC債務帳消し)

●FASID 第8回「国際開発研究 大来賞」の表彰式・記念講演及びレセプション
を平成16年12月20日(月)15時より当財団で開催致します。参加希望者は、
okita@fasid.or.jpまでご連絡ください。詳細はウェブサイトをご覧下さい。
http://www.fasid.or.jp/okita/index.html

●DAKIS開発援助の新しい潮流:文献紹介に「No.46 IDA Grants and HIPC Debt
Cancellation: Their Effectiveness and Impact on IDA Resources (2004)」を
新たに掲載しましたので、是非ご覧ください。
http://dakis.fasid.or.jp/report/reference.html

(FASID国際開発研究センター 中村 玲)
http://www.fasid.or.jp/
http://dakis.fasid.or.jp/index.html

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【12】 世銀東京事務所新着情報
      ディベロップメントマーケットプレイス2005  
      借入国システムの世銀業務コメント募集中

●開発アイデアの公開コンペ「ディベロップメント・マーケットプレイス2005」

開発プロジェクト・プロポーザルのコンペ「ディベロップメ
ント・マーケットプレイス2005」の全体テーマは「持続可能
な住環境のためのイノベーション(Innovation for
Livelihood in a Sustainable Environment)」です。

プロジェクト実行資金として授与される賞金の総額は300万米
ドル以上(1件あたりの最大額は15万米ドル)で、NGOなどの
シビルソサエティ団体、大学・研究機関、学生、公的機関、
民間企業(ただし公共目的の機関との連携が必要)など、開
発に携わる方々ならどなたでも参加できます。奮ってご応募
ください!

<プロポーザル募集期間> 
2004年11月19日〜2005年1月21日
応募(方法・詳細)は以下のウェブサイトを通じてお願いし
ます。
http://www.developmentmarketplace.org

<問合せ先>
Development Marketplace 2005: DMinfo@worldbank.org (英文メールにて)
または、世界銀行東京事務所 大森 
(電話03-3597-6650) komori@worldbank.org

●借入国システムの世銀業務における活用について、コメント募集中

世界銀行では、世界銀行の業務にあたって、財務マネジメン
ト(会計、財務報告、監査)、国内競争入札(NCB)調達につ
いて、借入国側のシステムを活用していますが、これを現
在、環境・社会セーフガード政策、国際競争入札(ICB)およ
びコンサルタントの国際的選定についても、借入国のシステ
ムを活用する可能性について検討しています。

これらについては、2004年10月8日に公表された課題文書「世
界銀行の業務における借入国システムの使用にあたっての課
題」(Issues in Using Country Systems in Bank
Operations)でまとめています。本課題文書の全文、および
同仮和訳は、以下のURLをご覧ください。
http://www.worldbank.org/countrysystems

2005年1月21日まで、本課題文書に関して皆様からのご意見を
お待ちしています。countrysystems@worldbank.org まで英文
にて、お送りくださいますようお願い申し上げます。

2004年12月3日、本課題文書に関するコンサルテーション会合
が東京で開催されました。今後のコンサルテーションの日程
については、以下をご覧ください。
http://www1.worldbank.org/operations/ucs/publicconsultations.pdf

(世界銀行東京事務所:大森功一)

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【13】 JCATフェロー募集のお知らせ

ポラリスプロジェクトのDCオフィスでは、JCAT(人身売買廃絶
キャンペーン)プログラムの活動に参加していただける春期
JCATフェローを募集しております。

ポラリスプロジェクトは、「現代の奴隷制」と呼ばれる、人
身売買という人権問題に取り組む国際非営利組織です。米国
ワシントンDCを拠点とし、人身売買行為に対する人権擁護活
動や地域レベルでの被害者アウトリーチ活動をはじめ、法執
行機関と連携し合い、被害者中心の保護、支援活動を行って
います。当団体の詳細は、www.PolarisProject.orgをご覧ください。

2004年秋、東京に事務所を開設した当団体は、人身売買廃絶
キャンペーン(JCAT)の更なる発展と、日本で包括的な人身売
買対策の強化に努めていきます。JCATプログラム活動につい
ての詳細は、ポラリスプロジェクトジャパンのウェブサイト
をご覧ください。
http://www.polarisproject.jp/polarisproject.jp/programs_p3/JCAT.htm

仕事内容:

ポラリスプロジェクトDCオフィスから、東京オフィスで業務
を遂行するプログラムオフィサーなどと共に、JCATプログラ
ムのコーディネートをしていただきます。日本の人身売買に
関するニュース・雑誌記事の収集、ドキュメントの翻訳(和
訳・英訳)、ポラリスポスト(日本版ニュースレター)の作
成、ビジネスレター作成、その他JCATプログラム事業関連業
務のサポートをしていただきます。

募集人数:

1名 (フルタイム)

応募資格・条件:

* 当団体の趣旨に賛同し、活動内容をよく理解し、地道に仕
事に取り組む根気と熱意がある方。
* 社会正義、人権問題そして女性の権利などに強い関心を持
っている方。
* この経験を通じ、日本での人身売買廃絶運動の分野で、被
害者支援活動や人権擁護活動を行いたいと考えている方。
* リーダーシップを発揮し、口頭および文書でのコミュニケ
ーション能力に優れ、さらには、多様な文化環境で業務が遂
行できる方。
* 日本語が母国語である方、または堪能である方。加えて、
英語での業務遂行に充分な語学力をお持ちの方。
* 協調性があり、チームの一員として自発的に仕事の出来る
方。
* 詳細指向であり、かつ、結果を重視する方。
* 計画的かつ、責任を持って物事に取り組める方。
* 基礎的なPCスキル(MSオフィスなど)
* 週5日(活動時間9:00〜17:00、月〜金)で、1月から5月
中旬まで活動が可能な方。

待遇:

原則無給。

応募方法:

応募希望者は、和文および英文のカバーレター(志望理由や自
己PRなどを含む)、和英両方の履歴書・職務経歴書(書式自
由)、エッセイ(日本語と英語、いずれも2〜3ページ程度)

SpringFellowship@PolarisProject.jpに送付してください。
送信する際は、件名に「2005 Spring JCAT Fellowship at
the DC Office」とご記入ください。

受け付けは、Eメールのみでお願いしております。書類選考の
上、該当者には順次面接の連絡を差し上げます。(採用担
当:デレック・エラーマン)

締め切り:

適任者が決まり次第締め切らせていただきます。

業務開始:

2005年1月10日より。

業務期間:

2005年1月10日から5月15日まで。

お問い合わせ:

お問い合わせは、デレック・エラーマンまで、Eメールでお願いいたします。
DEllerman@polarisproject.jp

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[編集後記] インターネット依存症

私事ですが、週末に私のパソコンが動かなくなってしまいま
した。今までも何度かあったのですが、ワードもエクセルも
使えない、最大の困った点はインターネット接続ができない
ということでした。

結局は朝方まで奮闘してリカバリーをするということで
直ったように見えていますが、今回のことを通じていかに私
がインターネットに依存しているかがわかりました。

大学のパソコンルームは土日は6時までしか開いておらず、
人との連絡はもちろん、ほとんどの情報をネット上でチェッ
クしている私としては本当に困りました。このことより、イ
ンターネットにアクセス出来ない事がいかに情報から遠ざか
るのかを実感し、また、この差はとても大きなものだと思い
ました。

アクセスできるとできないとの差は大きく広がっていってい
るのだろうと思いました。私には残念ながらこれに関する解
決策は思いつきませんでした。

技術の発展を抑制する権利も意味もない気がするからです。
また、インターネットの普及が促進すればとも思いますが、
アクセスがない発展途上国の人たちはインターネットの普及
よりも毎日の暮らしの向上を望んでいると思うからです。

インターネット接続による情報取得は簡単で便利です。イン
ターネットが無かった時代よりもたくさんの情報を早く手に
することができます。インターネット接続が無い人たちとあ
る人たちとの差がいかに大きいかを実感し、これらの情報に
アクセスできる大切さ、それに伴う格差を考えた週末でし
た。(武田)

***DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
「メーリングリスト(devforum)」***

ワシントンDC開発フォーラムのBBL関連情報(案内・レ
ジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、グローバ
ルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情報を、「ワシ
ントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)」と
して、電子メールにて2週間に1回を目途に送付しています。
本情報サービスに記事掲載をご希望の方は、ニュース・トピ
ック・人材募集などを簡潔にまとめ
info@developmentforum.org まで連絡いただければ幸いで
す。また、本サービスにご意見やご示唆等ありましたら、お
気軽に御連絡下さい。dev-infoバックナンバーはこちらで
す。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

また、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト
(devforum)」では、毎回のBBLについての意見交換の他、
以前取り上げたテーマを含め、より広くグローバルな開発戦
略と日本の関わりに関する意見交換や情報交換を行っており
ます。相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確
保するため、メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らか
にするとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引
用がされないようご配慮いただきます。本メーリングリスト
への加入をご希望の方は、info@developmentforum.org まで
御連絡下さい。

――――――――――――――――
編集担当:野口 泰
編集担当補佐:早川 元貴
編集後記:武田 友希
発行:ワシントンDC開発フォーラム