2008年4月1日号( TICAD IV閣僚級準備会議、IMF世銀の春 の年次総会、米州開発銀行の年次総会、他) 

2008年4月1日発行
                     http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:
    「TICAD IV閣僚級準備会議」
   「米州開発銀行の年次総会」
  「IMF世銀の春の年次総会」
  「報告書 Aid and accountability under the Paris framework」

【2】 3月10日BBL議事録掲載のお知らせ

【3】 FASID 国際開発研究センター最新情報:    
    「Journal Express:ジンバブエ、外資の株式保有制限 他」

【4】 GRIPS開発フォーラム:コラム「アメリカ援助事情」第6号

【5】 パリDAC通信第67号 「アクラHLFの採択文書はAAA」

【6】 国連フォーラム:
    「国連職員NOW!」第68回
 国連児童基金(UNICEF)戸田淳子さん

【7】 アフリカネットワーク:TICADへの考察

【8】 『国連ウォッチング』No.7発行のお知らせ

[編集後記] 「片足のドライバー」

今回は、早川元貴さんの担当です。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

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 −日本関連−
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●高村正彦外務大臣基調講演「平和構築の『担い手』を創るために」が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/20/ekmr_0324.html

●TICAD IV閣僚級準備会議共同記者会見が発表されています。http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_komura/ticad_iv_08/k_kaiken.html

●TICAD IV閣僚級準備会議の概要が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_komura/ticad_iv_08/gaiyo.html

●4月7日、8日に東京で「第10回アフリカ・パートナーシップ・フォーラム」が開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h20/4/1178756_906.html

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 −マルチ・ドナー関連−
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●4月4日からマイアミで米州開発銀行の年次総会が開催されます。
http://www.iadb.org/NEWS/articledetail.cfm?artid=4477&language=En
http://www.iadb.org/am/2008/

●2008年IMF世銀の春の年次総会が、4月12•13日にワシントンDCにて開催されます。
http://www.imf.org/external/spring/2008/

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 −国連関連−
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●国連平和構築委員会のウェブサイトが発表されています。
http://www.un.org/peace/peacebuilding/

●国連からウェブサイトTEN STORIES THE WORLD MAY WISH TO HEAR MORE ABOUT
が発表されています。
http://www.un.org/events/tenstories/07/index.shtml

●3月24日は世界結核の日でした。
http://www.stoptb.org/

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 −シンクタンク関連−
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●欧州NGOネットワークEuroDADから報告書Turning the Tables: Aid and accountability
under the Paris frameworkが発表されています。
http://www.eurodad.org/whatsnew/reports.aspx?id=2166

●米国シンクタンクCDGからエッセイPower and Roads for Africaが発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/15659

●英国シンクタンクODIからエッセイGlobal social justice as a new focus for development policy?
が発表されています。
http://www.odi.org.uk/publications/opinions/96_global_social_justice_mar08.pdf

●同じくODIからエッセイHumanitarian action in Iraq: putting the pieces together
が発表されています。
http://www.odi.org.uk/hpg/papers/hpgbrief30.pdf

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【2】 3月10日BBL議事録掲載のお知らせ
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3月10日(月)に高橋基樹氏(神戸大学大学院国際協力研究科
教授・研究科長)をお招きして開催したBBL「対アフリカ協力への
提言−アフリカが必要としていること、日本ができること−」の
議事録をウェブサイトに掲載致しました。

http://www.devforum.jp/records/20080310_02.pdf

(BBL担当:江尻由美)
www.devforum.jp
yumiejiridev@aol.com

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【3】FASID 国際開発研究センター最新情報:    
    「Journal Express:ジンバブエ、外資の株式保有制限 他」
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●Journal Express最近号のご紹介
Journal Expressは、最新の海外主要ニュースメディア・シンクタンク・雑誌情
報などを抜粋・編集した週刊国際開発情報誌(和要約付)で、2006年5月から
DAKIS(開発援助情報システム)に加わったサービスです。ここでは、最近号の
見出しとURLをご紹介します。
注)JX 2:44が本年度最終号です。来年度4月半ば頃再びJXでお会いしましょう!

○JX 2:43 (08.3.19) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx2-43.pdf
ジンバブエ、外資の株式保有制限/米財務長官へのADB評価基準修正案に反対す
る圧力/世銀、途上国農業融資を倍増/ボリビアの天然ガス、恩恵期待はずれ/
インド経済減速/人口抑制がアフリカ開発の最大の鍵/出版:DFIDと世銀;地方
電化の効果;複雑系科学の開発への適用/ドーハ:農業交渉難航

○JX 2:44 (08.3.26) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx2-44.pdf
世銀融資に思わぬ需要増/ADB、比アロヨ政権へ腐敗対策強化の要求/TICAD IV
ガボン準備会議/ポス京議:千葉「G20対話」難航で閉幕/会議:DFIDとアフリ
カ開発銀行;4月国連総会でのMDG会合/BoP市場への投資成功例/出版:米次期
大統領へ援助改革提案;社会正義を開発政策の焦点に

(FASID国際開発研究センター担当:土岐啓道)
http://www.fasid.or.jp

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【4】GRIPS開発フォーラム:コラム「アメリカ援助事情」第6号
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当フォーラムでは、JICA米国事務所長としてワシントンに滞在中の山本愛一郎氏よ
り、『アメリカ援助事情』についての現地リポートをお送りいただいています。今回
のタイトルは「ビル・ゲイツ氏の正体」。途上国支援に莫大な私財を投げ打つ慈善事
業家として知られるようになった彼が、「世界から遅れつつあるアメリカの科学技術
を再生するためにはどうしたらよいか」という米下院議会科学技術委員会での喚問で
挙げた2つの提案。本委員会を傍聴された山本氏ご自身から、この提案に対する出席
者の反応をご報告いただきました。毎号、アメリカ現地の援助事情を臨場感溢れる言
葉でまとめてくださる同氏のコラムを、ぜひご一読ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/USA/No.6.htm

(GRIPS開発フォーラム:岩橋美智子)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【5】 パリDAC通信第67号「アクラHLFの採択文書はAAA」
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アクラハイレベルフォーラムで採択される予定の文書AAA
(Accra Agenda for Action)のドラフトが公開されました。
http://www.devforum.jp/paris/068.htm

(パリDAC通信担当:吉田 徹)

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【6】 国連フォーラム:
   「国連職員NOW!」第68回
    国連児童基金(UNICEF)の戸田淳子さん
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●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第68回では、
国連児童基金(UNICEF)の戸田淳子さんに
お話を伺いました。安全保障の研究活動など
豊富なご経験に基づき、緊急事態の対応と対策に
取り組んでおられる毎日の中でのご自身の挑戦や、
国連の新たな課題について語っていただきました。
http://unforum.org/unstaff/68.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html

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【7】アフリカネットワーク:TICADへの考察
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今年5月に控えたTICADIVを前に、開催予定地であります、横浜NGO
連絡会の飯山亮平さんより、市民社会の参加という視点から見た
コラムをいただきました。下記のブログをご参照ください。

アフリカネットワーク ブログ:http://blog.livedoor.jp/dev_africa_network/

5月のTICADIVへの建設的かつ生産的な議論を展開すべく、ご意見・
ご教示いただけると幸いです。

(アフリカネットワーク担当:粒良、位田)

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【8】 『国連ウォッチング』No.8発行のお知らせ
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今回の国連日本政府代表部の外交官によるリレー・エッセイ
「代表部便り」では、岸本康雄氏(国連政府代表部一等書記官)
に、国連邦人職員の現状をテーマに論じて頂きました。

↓本文を読むにはこちらをクリック
http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=229

(蓮生郁代(法学博士)大阪大学大学院客員准教授)

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編集後記  「片足のドライバー」 
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出張で一月の末から南スーダンのジュバに滞在しています。
最近、乾期が終わり雨期が始まったということもあり少し
過ごし易くなった気がいたしまが、やはり日中は36度く
らいに気温が上がります。公共の交通手段が存在しない
ジュバでは何をするにも車は必需品となっております。
勤務するオフィスには専属のドライバーがいますが、他の
スタッフと共有しなければならないため、私は個人専属の
ドライバーを雇っています。私のドライバーは地元のタク
シー会社から配属されているのですが、内戦中に地雷で
左足を失ったということです。そのため、移動の際には
松葉杖を使い、運転は片足で器用にしています。いつも
明るく笑顔を絶やさないのが非常に印象的です。「戦争が
終わってうれしい。自分には妻、4人の家族がいて幸せだ」
と誇らしげな、彼の姿にはいつも元気をもらっています。
(早川)

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  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
     「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
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本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm

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いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。

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編集担当:早川元貴/江尻由美
編集後記:早川元貴
発行:ワシントンDC開発フォーラム