2008年10月14日号(IMF世銀年次総会、新JICA誕生、他)

                      2008年10月14日発行
                     http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

     「IMF世銀年次総会」
     「新JICA誕生」
     「MDGs達成に向けた日本の取り組み」

【2】 国連フォーラム:
    「国連職員NOW!」第84、85回
    「国連でインターン」第25、26回
    「フィールド・エッセイ」第24回(特活)テラ・ルネッサンス
    ウガンダ駐在代表小川真吾さんから

【3】 GRIPS開発フォーラム:
    「新しいアフリカ成長支援イニシャティブ」の提言(英文)発表

【4】  FASID 国際開発研究センター最新情報:
    「Journal Express;カリブ地域への気候変動の経済的影響 他」
    「第179回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内」
    「第180回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内」

【5】 世界銀行東京事務所よりお知らせ

【6】 パリ通信: 第81回 ODA増額の切り札となるのか〜
     開発のための革新的な資金調達方法

【7】 環境ネットワーク: ブログ更新のお知らせ
    「金融危機と環境問題」

【8】 イギリス通信 −英国開発学勉強会(IDDP)−    

【9】 イベント案内:
     「日・ASEAN大学間パートナーシップと科学技術」
     〜経済社会開発と地球規模課題の解決に貢献する知的公共財〜

[編集後記]     牛肉とアルゼンチン

今週はラテンアメリカ・ネットワークの舩串 知恵さんの担当です。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

┏━━━━━━━━━━━┓
-日本関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

●10月6日、ロバート・ゼーリック世界銀行グループ総裁は
「新たな国際協調と市場の革新を」と題するスピーチを行い
ました。
http://go.worldbank.org/3KAF80AHN0 (日本語)
http://go.worldbank.org/VKPKBWVWI0 (英語)

●第63回(平成20年)IMF・世銀年次総会における白川日銀
総裁総務代理演説
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/imf_wb_201013st.pdf (日本語)
http://www.mof.go.jp/english/if/imf_wb_081013st.pdf (英語)

●第78回世銀・IMF合同開発委員会における日本国ステートメント
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/wb_imf_201012st.pdf (日本語)
http://www.mof.go.jp/english/if/wb_imf_081012st.pdf (英語)

●第18回IMF国際通貨金融委員会における日本国ステートメント
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/ko_201012st.pdf (日本語)
http://www.mof.go.jp/english/if/ko_081012st.pdf (英語)

●平成21年度一般会計予算(概算要求)における政府開発援
助(ODA)予算の集計結果が公表されています。
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/press/release/h20/10/1183814_918.html

●11月27日、外務省主催によるシンポジウム、「NGOと企業
のSR (Social Responsibility) ― WIN-WINの関係を構築
するアカウンタビリティとは―」 が開催れます。開催要項
および応募方法はこちらから。
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/gaiko/oda/annai/ngo_as20sp.html#pg

●10月1日(水曜日)、「独立行政法人国際協力機構
(JICA)法の一部を改正する法律」(改正JICA法)の施行に
より、新JICAが発足しました。
http://www.jica.go.jp/

●「ミレニアム開発目標の達成に向けた日本の取り組み」が
発表されています。
http://www.g8summit.go.jp/doc/pdf/20080929_01.pdf

┏━━━━━━━━━━━┓
-バイ・ドナー関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

●今回の金融危機に際して、グリアOECD事務総が「世界経済
とOECD」についてスピーチをおこないました。
http://www.oecd.org/document/12/0,3343,en_2649_34487_41420876_1_1_1_1,00.html

┏━━━━━━━━━━━┓
-マルチ・ドナー関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

●10月11日ー13日、ワシントンDCにてIMF世銀年次総会
が開催されました。
http://www.worldbank.org/ambc/
http://www.imf.org/external/am/2008/index.htm

●第78回世銀・IMF合同開発委員会コミュニケ(ポイント)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/wb_imf_201012c.pdf (日本語)
http://www.mof.go.jp/english/if/wb_imf_081012c.pdf (英語)

●20か国財務大臣・中央銀行総裁会議(G20)コミュニケの
ポイント
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/g20_201011.pdf (日本語)
http://www.mof.go.jp/english/if/g20_081011.pdf (英語)

●第18回IMF国際通貨金融委員会コミュニケのポイント
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/ko_201012c.pdf (日本語)
http://www.mof.go.jp/english/if/ko_081012c.pdf (英語)

●7か国財務大臣・中央銀行総裁の行動計画
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/g7_201010.pdf (日本語)
http://www.mof.go.jp/english/if/g7_081010.pdf (英語)

●第63回国連総会が開催されました。
http://www.un.org/ga/

┏━━━━━━━━━━━┓
-シンクタンク関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

●米国シンクタンクCGDから、IMF世銀総会にあたり、
記事、CGD Experts Urge IMF to Include Developing
Countries in Re-Write of Financial Rulesが発表されてい
ます。
http://www.cgdev.org/content/article/detail/260326/

●同じくCGDからエッセイFrom World Bank to World
Development Cooperativeが発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/14625/

●イギリスの開発研究所、ODIからオピニオン・ペーパー
Is the global food system broken?が発表されています。
http://www.odi.org.uk/resources/odi-publications/opinions/113-global-food-system.pdf

●同じくODIからブリーフィングペーパーAchieving the
MDGs: The fundamentalsが発表されています。
http://www.odi.org.uk/resources/odi-publications/briefing-papers/43-mdgs-fundamentals-poverty-social-protection.pdf 

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【2】  国連フォーラム:
    「国連職員NOW!」第84、85回
    「国連でインターン」第25、26回
    「フィールド・エッセイ」第24回(特活)テラ・ルネッサンス
    ウガンダ駐在代表小川真吾さんから
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●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第84回では、
国連東ティモール統合ミッション、ガバナンス部長・
首席ガバナンスアドバイザーの井上健さんに
お話を伺いました。国連平和維持活動の第一線で
長年ご活躍されてきた井上さんに、紛争地域で
生活を楽しむ工夫やフィールドで感じ る国連の
魅力について語っていただきました。
http://unforum.org/unstaff/84.html

第85回では、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
駐日事務所法務部・法務官補佐の金児真依さんに
お話を伺いました。難民に対する想い、仕事を
こなすうえで経験されたご自身の葛藤や喜びなど、
難民支援への強い信念が伝わってくるインタビューと
なりました。
http://unforum.org/unstaff/85.html

●「国連でインターン」第25回は、日本ユニセフ協会の
「国際協力人材養成プログラム・海外インターンの
ユニセフ現地事務所派遣事業」を通じて、2007年夏に
UNICEFバングラデシュ事務所で3ヶ月間の
インターンシップをされた内川明佳(さやか)さんに
バングラデシュでのご経験を執筆いただきました。
http://unforum.org/internships/25.html

第26回は、2008年5月から8月までの3カ月半、
UNHCRイエメン事務所のプロテクション(保護)ユニットで
インターンシップを経験なさった池田直史さんに、
難民の方々とのカウンセリング業務の様子や
UNHCRが果たす役割の重要性について
執筆いただきました。
http://unforum.org/internships/26.html

●現場からの声をお伝えする「フィールド・エッセイ」
第24回は、「(特活)テラ・ルネッサンス」ウガンダ
駐在代表の小川真吾さんに執筆いただきました。
NGOの立場でウガンダの元子ども兵への支援活動を
行っている小川さんに、子ども兵をめぐる現状と
日々の活動の様子、NGOと国連の連携・役割分担に
関するお考えなどをエッセイにまとめていただきました。
http://unforum.org/field_essays/24.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html

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【3】 GRIPS開発フォーラム:
   「新しいアフリカ成長支援イニシャティブ」の提言(英文)発表
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先般8月に発表しました「新しいアフリカ成長支援イニシャティブ」の提言の
英文が完成いたしました。この提言は2008年4月から6月にかけて
アフリカ成長支援に関心をもつ日本政府、援助実施機関、国際機関、
研究者、民間セクターの有志が行った集中討議(「アフリカ成長支援の
具体化」検討会)の議論をふまえ取りまとめたもので、選択と集中、
東アジア的な発想に基づく成長支援の充実、多様なアクターとの連携
などを軸として、日本のアフリカ支援の活性化を目指すものです。
全文を掲載しましたので、ぜひご一読ください。

http://www.grips.ac.jp/forum-e/pdf_e08/African%20growth%20initiative.pdf
(「新しいアフリカ成長支援イ二シャティブ」の提言、pdfファイル、208KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/af-growth/proposal(Aug.08).pdf
(「新しいアフリカ成長支援イ二シャティブ」の提言、pdfファイル、32KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/af-growth/index.htm
(「アフリカ成長支援の具体化」検討会ウェブサイト)

(GRIPS開発フォーラム:岩橋 美智子)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【4】  FASID 国際開発研究センター最新情報:
    「Journal Express;カリブ地域への気候変動の経済的影響 他」
    「第179回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内」
    「第180回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内」
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●Journal Express最新号のご紹介
Journal Expressは、最新の海外主要ニュースメディア・シンクタンク・雑誌情
報などを抜粋・編集した週刊国際開発情報誌(和要約付)で、2006年5月から
DAKIS(開発援助情報システム)に加わったサービスです。
今回は最近2号分の見出しとURLをご紹介します。

○JX 3:21 (08.10.1) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx3-21.pdf
カリブ地域への気候変動の経済的影響/WFP、貧困農家から食糧調達する事業開
始/国連ハイレベル・イベント/米金融危機の途上国への影響/出版:欧州委員
会によるMDGs進捗検証/2008年腐敗認識指数(CPI)/ブレトンウッズ機関/ドー
ハ最新:瀕死のドーハラウンド論尽きず

○JX 3:22 (08.10.8) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx3-22.pdf
日本の援助機関再編で世界最大に/科学技術分野でEUとAU協力/米民主党副大統
領候補の開発費倍増公約に陰り/NGO:援助の透明性向上キャンペーン/頭脳流
出の移出国への好影響/イスラムの開発を妨げる制度の罠/出版:2008年MDGs報
告(UN);2008年開発効果の調査報告(WB/IEG);ADB内部監査機関OEDの調査報告

● 第179回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内
第179回Brown Bag Lunch Seminar
『イスラマバードから見たパキスタン – 国際社会の期待とパキスタンの現実』
講師:小島 誠二 氏/前在パキスタン大使(現外務省科学技術協力担当大使)
日時:2008年10月27日(月) 12:30〜14:00 (開場12:00)
場所:FASID 第1研修室(千代田会館5階)
申込:参加ご希望の方は、10月24日(金)までに、お名前、ご所属先名、
電話番号を添えて、bbls@fasid.or.jp までお申し込みください。
会場の都合でご出席頂けない場合のみ、事務局よりご連絡いたします。
なお昼食は各自ご持参ください。
詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/annai_179th.html

● 第180回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内
第180回Brown Bag Lunch Seminar
『国際開発援助の動向と展望 – 英国の視点から』
講師:Matthew Sudders 氏/DFID ドナー国関係課長
日時:2008年10月29日(水) 12:30〜14:00 (開場12:00)
場所:FASID 第1研修室(千代田会館5階)
言語:英語(通訳なし)
申込:参加ご希望の方は、10月28日(火)までに、お名前、ご所属先名、
電話番号を添えて、bbls@fasid.or.jp までお申し込みください。
会場の都合でご出席頂けない場合のみ、事務局よりご連絡いたします。
なお昼食は各自ご持参ください。
詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/annai_180th.html

(FASID国際開発研究センター担当:土岐啓道)
http://www.fasid.or.jp

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【5】 世界銀行東京事務所よりお知らせ
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10月6日(月)〜17日(金) 新JICA活動紹介パネル展@PIC東京
http://go.worldbank.org/DPGAB2H5H0

10月15日(水) お・手洗いから世界をのぞく〜
10月15日はグローバル・ハンドウォッシング・デイ♪
http://go.worldbank.org/IT5HOVV050

10月16日(木) 新JICAで働く〜キャリアシリーズ第14回
http://go.worldbank.org/S88IUM02D0

10月20日(月) ジャスティン・リン世銀チーフエコノミスト講演
http://www.adbi.org/event/2730.lin.distinguished.speaker/

10月21日(火) 転換を迫られるインドのインドベーション政策
http://go.worldbank.org/2N71LCJXO0.

10月20日(月)〜31日(金) パネル展 東南アジアから日本へ
海を越えてやってくる野生動物 (コーヒーアワー10月22日)
http://go.worldbank.org/6TYOHMOC10.

10月23日(木) ナレッジベース社会・経済の実現のためのフレームワーク
http://go.worldbank.org/IRWESF9660

11月4日(火)〜28日(金) 月風かおり風書展〜アフリカの風
(月風かおりトークセッション 11月26日)
http://go.worldbank.org/6TYOHMOC10

11月21日(金) 連続シリーズ 地震の被害から身を守るために 第1回
http://go.worldbank.org/ZRU0YGLBD0

世界銀行東京事務所ウェブサイト
http://www.worldbank.org/japan/jp

(世銀東京事務所: 大森功一)

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【6】  パリ通信: 第81回 ODA増額の切り札となるのか〜
    開発のための革新的な資金調達方法
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ODAの増額が伸び悩む中、従来の歳入を超えた開発ための
革新的な資金調達方法が模索されています。
http://www.devforum.jp/paris/

(パリDAC通信担当:吉田 徹)  

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【7】  環境ネットワーク: ブログ更新のお知らせ
    「金融危機と環境問題」
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世界中に広がった金融危機を伝えるメディアの報道を見ていると、
これはcrisis というよりもmeltdownなのでは、と思うほどである。
911テロが起きた直後もそうだったが、こうした非常事態が起きた時には
こうなると環境にお金をまわす余裕はなくなるよね、という人が出てくる。
現在の景気後退が問題であるのは確かだし、非常事態は非常事態として
きちんとした対応がされるべきなのは当然だが、
それは環境問題は後回しでよい、ということではない。

続きは、環境ネットワークHPでご覧ください。
(環境ネットワーク担当:小林隼人)
http://www.devforum.jp/network/env/

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【8】イギリス通信 −英国開発学勉強会(IDDP)−    
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■ テーマ
「援助効果向上に関するハイレベルフォーラムについて」

■ 日時
2008年10月 24日(金) 18:00 — 20:00
勉強会終了後、懇親会を予定しております。

■ 講師
古川 光明 氏 (独立行政法人国際協力機構 英国事務所長)

■ 講師経歴
清水建設(株) 勤務を経て 1989 年より、国際協力事業団に入団。
アジア・太平洋地域国際災害救助暫定議長、タンザニア事務
所(1997−2001)次長、外務省経済協力局政策課国別
計画策定室課長補佐(2001−2002)、JICA 本部無償資
金協力部計画課課長代理(2002—2003)、総務部総務
グループ総合調整チーム長(2003-2005)、国際協力客員専
門員(2005-2006)を経て 2007年1月より現職。
米国デューク大学大学院公共政策学部(国際開発政策)修了。
論文に「アフリカを取り巻く援助動向とその対応(一考察)」(JICA 2004)など。

■ 会場
英国 ロンドン
30 Buckingham Gate, London, SW1E 6NN UK
JICA英国事務所内会議室
http://www.jica.go.jp/uk/office/index.html

詳細地図
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=30+Backingham+Gate,+London&ie=UTF8&z=15

■ 講演内容
2005年、第二回援助効果向上に関するハイレベルフォーラム
でパリ宣言が採択され、被援助国のリーダーシップが開発援
助改善のために不可欠とされるようになりました。それから
3年が経ち、先月初旬にガーナのアクラで第三回ハイレベル
フォーラムが開催されました。

「パリ宣言」に基づくこれまでの取り組みを中間評価し、
2010年までの行動計画を採択するとともに、先進国、途上
国、国際機関、NGO等が集まって援助効果向上のための各種
取り組みのあり方について議論されました。食料危機や燃油
高騰、自然災害など途上国の発展に対し様々な問題が挙がっ
ている今、援助はどう効率化されたのか、また更なる改善点
などについてお話しして頂きます。

■申し込み方法
2008年10月22日(水)までにお申し込みください。当日参加も可能ですが、資料部数の都合で講演資料をお渡しできない場合もありますので、予めご容赦願います。

IDDP第一回勉強会参加登録フォーム
—————————————————————
お名前(漢字):
お名前(ローマ字):
ご所属:
懇親会: 参加  不参加
—————————————————————
懇親会の場所に関しましては、決まり次第お知らせ致します。



■参加費
無料(IDDP運営費カンパ歓迎)


■お問い合わせ
iddp_uk@yahoo.co.jp
(受付担当:能勢)



主催:
英国開発学勉強会(本団体は独立した勉強会であり、特定組織・団体には所属しておりません)

WEBサイト: http://iddp.dreamblog.jp/ 

 


(イギリス通信担当 石原 麻己)

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【9】  イベント案内:
     「日・ASEAN大学間パートナーシップと科学技術」
     〜経済社会開発と地球規模課題の解決に貢献する知的公共財〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎日、どこかの新聞やテレビで目にする「地球規模課題」や「産官学連携」。
このホットな課題にどのように対応するか「日本とASEANの大学間パートナーシッ
プ」をキーワードに探る国際シンポジウムを以下の通り開催いたします。
是非ご参加下さい!

==プログラム概要==
経済社会のグローバリゼーションが急速に進み、また、地球規模課題が顕在化す
る中、
日本とASEANの大学間連携を地域の公共財としてとらえ、
産業発展や地球規模課題の解決に活用するための方策を議論します。
その中で、「アセアン工学系高等教育ネットワーク(SEED-Net)」のような
具体的活動を伴う大学間連携枠組みの意義・有用性・課題について議論します。

Key Words:
大学間連携 産官学連携 地球規模課題

**********************************************************

タイトル:
「日・ASEAN大学間パートナーシップと科学技術」
〜経済社会開発と地球規模課題の解決に貢献する知的公共財〜

【プログラム】※同時通訳あり(日本語・英語)
1) 開会挨拶(JICA理事・上田善久)
2) 基調講演:「日・ASEAN大学間パートナーシップの戦略的活用に向けて」
  (木村孟氏 大学評価・学位授与機構長)
3) 事例発表:「SEED-Netの成果・メリット・課題と可能性」
  ・メンバー大学:Dr.Rowena Guevara氏 フィリピン大学ディリマン校工学部

  ・国内支援大学:大垣眞一郎教授氏 東京大学大学院工学系研究科
4) パネル・ディスカッション(フロアからの質疑応答も含む)
  「日本とASEANの大学間パートナーシップの推進と経済・外交・学術面での活
用可能性」
  ・Dr.Pinity Ratananukul氏 ・ASEAN University Network(AUN)事務局長
    視点- ASEANの経済社会開発と統合推進に向けた日・ASEAN間大学連携へ
の期待
  ・文部科学省高等教育局
    視点- 日本の大学の国際化推進と高等教育の活性化
  ・外務省アジア大洋州局
    視点- 日本のASEAN外交における日・ASEAN域内協力支援の意義
  ・産業界
    視点- ASEANの工学系人材育成と技術開発への産業界としての期待
※パネルについては、国会・外交日程の関係で変更になることがございます。予
めご了承ください。
【日時】  2008年10月23日(木)9:30〜12:30(9:00開場)
【会場】  JICA研究所(旧IFIC国際協力総合研修所)2階 国際会議場
【主催】  独立行政法人国際協力機構(JICA)
【チラシのダウンロード】
http://www.jica.go.jp/event/pdf/081023.pdf
入場無料(先着200名・要予約)
【予約方法】
電子メールにて?お名前、?ご所属先、?ご連絡先を明記の上、お申し込みくだ
さい。
宛先E-mail: jicahm-education4@jica.go.jp
【締め切り】 10月15日(水)
【お問い合わせ先】
人間開発部高等教育・社会保障グループ高等・技術教育課 上田大輔/石阪/辻

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編集後記       牛肉とアルゼンチン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

アルゼンチンに赴任してから、約半年が経過。アルゼンチン
と言えば、サッカー、タンゴ、ワイン、肥沃なパンパ、牛肉等
を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。事実、アルゼ
ンチンの濃厚なワインを堪能しつつ、サッカー観戦、タンゴ鑑
賞は、こちらでしかなかなか経験することができなく、この機
会を存分に楽しんでいます。

牛肉に関しては、アルゼンチン国民は、本当によく食べる。
アルゼンチンは、世界有数の牛肉消費国で、昔は、年間一人約
100キログラムを消費していたらしいです。最近は、食の多
様化もあり、年間一人約70キログラムに減ってきているよう
ですが、日本人一人の年間の消費量が、約5.5キログラムで
あることを考えると相当なものです。「アサード」と言って、
炭火で焼いた牛肉を塩で味付けて食べるのが一般的。シンプル
ですが、肉本来の美味しさが味わえる。私自身、日本にいる時
は、魚がメインで、ほとんど肉を食べなかったのですが、こち
らに来てから、よく牛肉を食べるようになり、と言っても、い
つも全部は食べ切れませんが、“肉そのもの”の美味しさを味
わっています。

そんな牛について最近学んだことが、牛のゲップによる地球
温暖化への影響。牛は消化の過程で出るメタンガスをゲップと
して空気中に放出しているが、メタンガスは、二酸化炭素より
も地球温暖化に与える影響が約23倍あるとのことです。その
ため、牛が排出するメタンガスを減らす研究もなされているそ
うです。(舩串)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
         「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川 元貴/江尻 由美
編集後記:舩串 知恵
発行:ワシントンDC開発フォーラム