2009年3月17日号(20か国財務大臣・中央銀行総裁会議、世界水 フォーラム、合同勉強会案内、他)

                      2009年3月17日発行
                     http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:

    「20か国財務大臣・中央銀行総裁会議」
    「TICAD閣僚級フォローアップ」
    「世界水フォーラム」 他

【2】 4月11日(土)DC開発フォーラム/国連フォーラム共催
 勉強会ならびにオフ会のお知らせ

【3】 国連フォーラム:
「国連職員NOW!」
 世界保健機関(WHO) 一盛和世さん
 国際労働機関(ILO) 一戸良江さん
「国連でインターン」
 国連グローバル・コンパクト事務所 菅原絵美さん

【4】 GRIPS開発フォーラム:Discussion Paper No.18、
    Policy Minutes No.23、ウガンダ出張報告

【5】 イギリス通信 -英国開発学勉強会(IDDP)-
「大学・大学院紹介」

[編集後記] 「民主化と経済発展、50年間の議論」

今週は国連フォーラムの大槻佑子さんの担当です。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

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-日本関連-
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● ロンドンで開催された20か国財務大臣・中央銀行総裁会議(G20)の声明のポイントが発表されてい
ます。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/g20_210314.pdf

●同会議から貸出の回復―金融の修復と回復のための枠組みが発表されています。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/g20_210314-2.pdf

● G20のウェブサイトはこちらからご覧になれます。
http://www.g20.org/index.aspx

● 今月21日、22日にTICAD閣僚級フォローアップ会合がボツワナで開催されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/3/1189423_1094.html

● TICAD IVフォローアップの実施状況が発表されています。 
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/pdfs/tc4_follow_up.pdf

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-マルチ・ドナー関連-
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● ロンドンで開催されたEBRD総裁の世界金融危機に関する講演の記録が発表されています。
http://www.ebrd.com/new/speeches/mirow/090310.htm

● 世銀で金融サービスへのアクセスを取り上げた会議が開催されました。http://econ.worldbank.org/conferences/access-finance

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-国連・関連-
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● 世界水フォーラムがトルコのイスタンブールで開催されています。
http://www.worldwaterforum5.org/

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-シンクタンク関連-
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● 米国シンクタンクCGDからワーキング・ペーパーRice Crisis Forensics: How Asian Governments
Carelessly Set the World Rice Market on Fireが発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/1421260

● 英国シンクタンクODIからValue chain analysis and poverty reduction at scaleが発表されています。 
http://www.odi.org.uk/resources/details.asp?id=2675&title=value-chain-analysis-poverty-reduction-at-scale

● ICGからレポートGuinea: The Transition Has Only Just Begunが発表されています。 
http://www.crisisgroup.org/home/index.cfm?id=5960&l=1

● 同じくICGからAfghanistan: New U.S. Administration, New Directionsが発表されています。   
http://www.crisisgroup.org/home/index.cfm?id=6007&l=1

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【2】 4月11日(土)DC開発フォーラム/国連フォーラム共催
勉強会ならびにオフ会のお知らせ
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4月11日(土)にワシントンDCで行われます、DC開発フォーラムと
国連フォーラム共催の勉強会ならびにオフ会のご案内です。

今回は、日本国際協力機構(JICA)米国事務所の山本愛一郎さん、
世界銀行の黒田和秀さん、そして国連開発計画(UNDP)の児玉千佳子さん
を講師にお招きし、「平和構築−復興から開発への移行」をテーマに、
講師と参加者間での活発な意見交換を行う予定です。なお、勉強会の
後にはオフ会を予定しておりますので、皆様奮ってご参加ください。

1.勉強会概要
日時:2009年4月11日(土)13:30から16:00
テーマ:「平和構築−復興から開発への移行」
講師:山本愛一郎さん(JICA米国事務所)、黒田和秀さん(世界銀行)、
児玉千佳子さん(UNDP)
司会:田瀬和夫さん(国連人道問題調整事務所)
会場:日本国際協力機構(JICA)米国事務所内
1776 I Street, N.W., Suite895 Washington, D.C. 20006

(講師略歴)山本愛一郎(やまもと・あいいちろう)さん
JICAアメリカ合衆国事務所長。東京外国語大学英米語学科、米国コロン
ビア大学国際行政大学院卒。1979年JICA入団後広報課長代理、国際緊急
援助隊業務課長、評価監理室調査役、 国連 東チモール暫定行政機構
上級民政官、英国事務所長、アフリカ部調査役などを経て現職。

(講師略歴)黒田和秀(くろだ・かずひで)さん
世界銀行脆弱・紛争影響国家ユニット上級社会開発専門家。カナダで
物理学を修め、経営学修士号(MBA)取得後、オランダ、フランス留学
等を経て国連競争試験に合格。前国連災害救済調整官事務所ジュネーブ
本部、前国連人道問題局(DHA)ニューヨーク本部(いずれも現国連人道
問題調整事務所・OCHA)に勤務後、98年世界銀行に入行。社会開発局
紛争予防復興ユニットを経て現職。

(講師略歴)児玉千佳子(こだま・ちかこ)さん
2009年1月よりUNDP/日本Women in Development基金プログラム・マネジャー
(Bureau for Development Policy/Gender team)。それ以前
はUNDPパレスチナ人支援プログラムでガバナンス/危機予防・復興担当、
およびUNアフガニスタン地雷対策センター勤務。国連に入る前は外務省
で約8年間勤務。その間、経済協力局でUNDP担当官、ODAに関する中期政策
「平和の構築」部分取りまとめを担当したほか、在アフガニスタン日本
大使館、在マレイシア日本大使館で勤務。カールトン大学Norman
Paterson School of International Affairs国際関係修士号取得。

(司会略歴)田瀬和夫(たせ・かずお)さん
国連事務局人道問題調整事務所(OCHA)人間の安全保障ユニット課長。
東大工学部卒、同経済学部中退、ニューヨーク大学法学院客員研究員。
外務公務員I種試験合格後、92年外務省に入省。国連政策課、人権難民課、
国際報道課、アフリカ二課、国連行政課、国連日本政府代表部一等書記官
を歴任。2001年より緒方貞子氏の補佐官として「人間の安全保障委員会」
事務局勤務。2004年より国際連合事務局・人道調整部・人間の安全保障
ユニットに出向。2005年11月外務省を退職、同月より現職。外務省での
専門語学は英語、河野洋平外務大臣、田中真紀子外務大臣等の通訳を
務めた。

2.お申し込み
出席希望の方は、4月6日(月)までに、国連フォーラム勉強会担当
(宮脇:unforum-benkyokai@hotmail.com)宛に、
(1)ご氏名、(2)ご所属先、(3)お電話番号、(4)メールアドレス、
(5)オフ会参加の有無をご連絡ください。また、オフ会のみのご参加も
歓迎致しますので、その場合も同様に出席のご連絡をお願い致します。

3.集合方法
参加者は、JICA米国事務所の1F受付に13:10にご集合ください。

4.オフ会概要
日時:2009年4月11日(土)16:30から18:30頃
会場:Thai Kingdom
2021 K Street NW Washington DC 20006 
Tel. (202) 835-1700
オフ会だけの参加でも結構ですので、皆さんのご参加をお待ちしております。

5.当日やむを得ない事情で 遅刻・欠席される場合は、勉強会担当・
宮脇(917-318-4688)までご連絡頂きますようお願い致します。

(国連フォーラム 宮脇・大槻)

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【3】 国連フォーラム:

「国連職員NOW!」
世界保健機関(WHO) 一盛和世さん
国際労働機関(ILO) 一戸良江さん

「国連でインターン」
国連グローバル・コンパクト事務所 菅原絵美さん
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●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第98回では、
世界保健機関(WHO)本部にお勤めの一盛和世さんに
お話を伺いました。寄生虫などの昆虫を専門にされ、
マラリアやフィラリアなどの世界的な制圧や根絶のために
闘っておられます。人々の生命を脅かす非常に重要な
地球規模の課題である熱帯病は、同時に「顧みられない
熱帯病」ともよばれ人権問題にも関わってくる、と
語ってくださいました。
http://unforum.org/unstaff/98.html

第99回は、ジュネーブの国際労働機関(ILO)にお勤めの
一戸良江さんにお話を伺いました。国際労働機関の
職場環境はとてもよく、何のために働いているかという
職員の意識も高いとおっしゃる一戸さん。世界中で
ディーセント・ワーク(decent work:働きがいのある
人間らしい仕事)を実現するために日夜努力して
いらっしゃいます。
http://unforum.org/unstaff/99.html

●「国連でインターン」第29回は、国連グローバル・
コンパクト事務所(GCO)で3ヶ月間のインターンをされた
菅原絵美さんです。国連が推進する唯一の企業の
社会的責任(CSR)イニシアチブと称される「グローバル・
コンパクト」を推進するため、人権チームの一員として、
また日本企業と「グローバル・コンパクト」を結ぶ
架け橋として精力的に活動された菅原さん。国連と
企業との連携における最前線で働かれた今回は、
前回のOHCHRでのインターンとは違い、日本人としての
役割が非常に求められる仕事であったそうです。
http://unforum.org/internships/29.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html

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【4】GRIPS開発フォーラム:Discussion Paper No.18、
    Policy Minutes No.23、ウガンダ出張報告
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●今般、GRIPS開発フォーラムでは、Discussion Paper No.18
「アフリカの成長戦略をめぐる議論と日本の取り組みへの示唆
―成長研究レビューと事例分析に基づく考察―」を刊行いたしました。
成長診断等の成長分析ツール、インフラ支援や産業政策のあり方等、
アフリカ成長戦略をめぐる国際潮流や主要研究のレビューおよび
事例分析を行い、日本がアフ リカ支援に積極的に取組むための
考察を試みています。これら文献・事例の多くは、当フォーラムが
「アフリカ成長支援の具体化」検討会を踏まえて昨年8月に公表した
「新しいアフリカ成長支援イニシャティブの提言」の策定過程において
参照・紹介したものです。ぜひ関連サイトと併せてご覧ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf09/dp18.pdf 
(Discussion Paper No.18、pdfファイル、1,116KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/africa.htm 
(関連サイト:GRIPS開発フォーラム「アフリカ成長支援」ページ)

●昨年11月27日にJICA研究所と行ったGRIPS-ODI-JICA合同セミナー
”African Growth in the Changing Global Economy”の議事録を発行
いたしました。変化する世界経済とアフリカの成長、TICAD IV
フォローアップをテーマにした同セミナー報告書では、英国海外開発
研究所(ODI)Simon Maxwell所長やH.E. Mtango駐日タンザニア大使
による発表、また当フォーラムの細野昭雄による、過去に経済危機を
克服したアジアと中南米の経験にもとづくアフリカへの示唆など、
発表者の全プレゼンテーションも掲載しています。ぜびご一読ください。
http://www.grips.ac.jp/forum-e/pdf_e08/PM23.pdf 
(Policy Minutes No.23、pdfファイル、3,548KB)

●先般2月23日〜26日にかけて、当フォーラムの大野健一、細野昭雄、
大野泉はウガンダを訪問し、財政計画経済開発省および国家計画局の
関係者から現在策定中の国家開発計画(NDP)の方向性をヒアリング
するとともに、当方より東アジアの開発経験を紹介し意見交換を行いました。
今回の訪問は、ウガンダ政府の要請に応じて当フォーラムの活動として
企画したものです。併せて、日本のODA関係者や英国DFIDから
対ウガンダ援助動向について、フェニックス・ロジスティックス社の
柏田社長から繊維産業育成に対する政府の取組みについても伺いました。
報告書をウェブに掲載しましたので、ぜひご覧ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf09/uganda(Mar).pdf 
(出張報告書、pdfファイル、33KB)

(GRIPS開発フォーラム:岩橋 美智子)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【5】イギリス通信 -英国開発学勉強会(IDDP)-

「大学・大学院紹介」
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○●○●○●○●○大学・大学院紹介●○●○●○●○●

新たに、5大学17コースの紹介をウェブに掲載しました。

イギリス留学をお考えの方は、ぜひイギリス通信をご一読ください。
今後も随時更新していく予定です。

記事は以下のリンクからご覧いただけます。
http://iddp.dreamblog.jp/28/61/

■掲載大学

・イースト・アングリア大学:2コース
・LSE (ロンドン大学):2コース
・SOAS (ロンドン大学):4コース

・UCL (ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン):2コース
・サセックス大学:7コース

(イギリス通信担当:松月さやか)
 http://iddp.dreamblog.jp/

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編集後記  民主化と経済発展、50年間の議論
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「あれから20年、我々は民主化について何を知っただろうか?」
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授、バーバラ・ゲデスは、
1999年に発表した論文でこう問いかけました。この論文は、開発
途上国を中心とする世界の各国で「第三の波」と呼ばれる民主化
が起こった1970年代以来20年間にわたり、多くの学者が民主化に
ついて熱心に研究してきたものの、民主化のメカニズムはまだほ
とんど解明されていない、という問題意識に基づいて書かれたも
のです。

それからさらに10年が経ち、その間に数々の新しい理論が発表さ
れましたが、民主化に関する最も基本的なテーマの一つである
「民主化と経済発展の関係」についてさえ、議論は収束すること
なく続いています。この分野における主要な論文の一つが1959年
に発表されていることを考えれば、20年どころか、「あれから50
年、我々は民主化について何を知っただろうか?」と問い直さな
ければならないでしょう。

その一方、世界では今も多くの人が懸命に民主化に取り組んでい
ます。文字通り命を懸けて民主化と経済発展を達成しようとする
人々の傍らで、真実に少しでも近づこうと50年間同じテーマを議
論し探究し続けること。それが、学問の意義でもあり、また限界
でもあるのかもしれません。

(大槻)

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  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
     「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
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本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
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いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川元貴/江尻由美
編集後記:大槻佑子
発行:ワシントンDC開発フォーラム