2009年7月7日号(G8サミット、国連報告書ミレニアム開発目 標2009、国際協力3フォーラム合同・夏のオフ会(7/31・於東京)、 他)

                      2009年7月7日発行
                     http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:
   「G8サミット」
   「国連報告書ミレニアム開発目標2009」
  「オックスファム報告書 ‘Suffering the Science’」

【2】  国際協力3フォーラム合同・夏のオフ会(7/31・於東京)

【3】  パリDAC通信:
      第98回 援助量、援助効果向上、政策一貫性への取組の必要性を再確認〜OECDの閣僚会合

【4】  国連フォーラム:
    「国連職員NOW!」
     UNESCOカイロ事務所 守屋美夏子さん
     国連事務局広報局 九島伸一さん
     UNIDOタイ事務所兼地域事務所所長 藤野あゆみさん
     勉強会のお知らせ:7月15日(火)ニューヨークにて
    「女性差別撤廃条約の30年−成果と課題」

【5】  GRIPS開発フォーラム:第6回「アフリカ産業戦略勉強会」のご案内

【6】  FASID 国際開発研究センター最新情報:    
     「Journal Express最近号のご紹介」
     「第190回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内」

【7】  財務省国際局開発機関課:任期付職員の募集

[編集後記]「エチオピアの電気事情」
       今週は教育ネットワーク担当の利根川佳子さんの担当です。 

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

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-日本関連-
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●G8サミットがイタリアのラクイラで7月8-10日に開催されます。
http://www.g8italia2009.it/G8/G8-G8_Layout_locale-1199882116809_Home.htm

● 6月25-27日に開催されたG8外相会合の概要が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/italy09/index.html

●保健分野における日米パートナーシップ・新アクションプランの概要が発表されています。
http://www.jica.go.jp/topics/2009/20090707_01.html

┏━━━━━━━━━━━┓
-マルチ・ドナー関連-
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● アジア開銀から報告書Aid for Trade in the Asia and the Pacific: An Updateが発表されています。
http://www.aric.adb.org/aid-for-trade-asia/pdf/Report%20to%202nd%20Global%20Review.pdf

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-国連・関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

● 潘基文(パン•ギムン)国連事務総長の訪日の概要が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jp_un/kaidan_0907_gh.html

● 6月24-26日、NYにて開催された世界金融・経済危機と開発への影響に関する国連ハイレベル会合
の概要が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/seimu/minorikawa/kaigo_09/gh.html
http://www.un.org/ga/econcrisissummit/

●国連からミレニアム開発目標の報告書が発表されています。
http://www.un.org/millenniumgoals/pdf/MDG%20Report%202009%20ENG.pdf

●ジュネーブでAid for Tradeイニシアティブのレビュー会合が開催されました。
http://www.wto.org/english/tratop_e/devel_e/a4t_e/global_review09_e.htm

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-シンクタンク関連-
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● 英国シンクタンクODIからブリーフィングペーパーMaking elections count が発表されています。
http://www.odi.org.uk/resources/details.asp?id=3287&title=elections-donors

● 国際開発NGOオックスファムから報告書 ’Suffering the Science’が発表されています。
http://www.oxfam.org.uk/resources/policy/climate_change/suffering-science-climate-change.html

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【2】国際協力3フォーラム合同・夏のオフ会(7/31・於東京)

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国連フォーラム、ワシントンDC開発フォーラム、Club JPOの
国際協力3フォーラムは、海外からの一時帰国者が多い
年末・年始と夏休みの時期に合わせて、1年に2回程度の
ペースで、東京でのオフ会を開催しています。

昨年末の12月27日(土)の昼に新宿で開催された年末オフ会は、
国内外の国際機関・在外公館・企業・研究機関・大学・メディア等
の関係者約90名が参加し、その後の二次会も含め、熱気に溢れた
楽しい会となりました。
http://www.unforum.org/offkai/4.html
(それ以前のオフ会の報告もウェブに掲載しています。)
http://www.unforum.org/offkai/top.html

来る夏のオフ会は、仕事やご家族のある方も比較的参加しやすい
金曜日の晩とし、また会場も約200名を収容できる東京・広尾の
JICA地球ひろばの講堂で開催することとしました。

このオフ会が、世界各地の前線で国際協力に取り組む人たちと、
日本で国際協力の基盤を支える人たち、
そして将来日本から世界に羽ばたこうとする人たちの
出会いと交流の場となれば幸いです。

また、このような形で、私たち3つのフォーラムとその参加者が
お互いに知り合う機会も提供したいと考えています。
メーリングリストでの情報のやりとりだけでなく、
実際に顔を合わせて出会いと交流を深めることは、
本当に大切で有意義なことだと思っております。

ご関心のある方はどなたでも参加を歓迎しますので、
お誘い合わせの上お気軽にお越しください。

1.日時:2009年7月31日(金)19:00〜21:00 (18:30受付開始)

2.場所:JICA地球ひろば・講堂
(東京都渋谷区広尾4-2-24、電話03-3400-7717、
 東京メトロ日比谷線・広尾駅下車(3番出口)徒歩1分)
[地図はこちら↓]
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

3.参加費:社会人2500円、学生2000円
(カフェ・フロンティア(JICA地球ひろば)のエスニック料理・
カレー、ビール・ワイン・ソフトドリンク等(立食形式)を含む)

4.参加方法:参加をご希望の方は、7月24日(金)夕刻までに、
以下のウェブサイトに、お名前(フリガナ)、ご所属、
電子メールアドレス、自己紹介・活動紹介のメッセージ
(出席予定者リストに掲載)、社会人・学生の別を記入して、
申し込み願います。
http://www.formzu.net:80/fgen.ex?ID=P57128656
(注:会場の定員は約200名と比較的余裕はありますが、
定員に達した場合には、海外からの一時帰国者を除き、先着順にて
締切とさせていただきたく、ご理解いただければ幸いです。)

出席のご連絡をいただいた皆様には、前日にリマインダーを兼ねて
出席予定者リストをお送り致します。
また、キャンセルをされる方は、7月28日(火)夕刻までに、
3フォーラム合同オフ会専用アドレス( offkai_3forum@yahoo.co.jp )
宛てにご連絡ください。

オフ会企画担当一同、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

国際協力3フォーラム合同・夏のオフ会in東京企画担当
小谷瑠以・柴土真季・佐藤萌(国連フォーラム)
紀谷昌彦・灘本智子・利根川佳子(ワシントンDC開発フォーラム)
二井矢洋一(Club JPO)

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【3】 パリDAC通信:
第98回 援助量、援助効果向上、政策一貫性への取組の必要性を再確認〜OECDの閣僚会合
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OECDの閣僚会合は、7年ぶりに発出した結論文書において、援助量、援助効果向上、
政策一貫性への取組の必要性を再確認するとともに、DACハイレベル会合アクション
プランを歓迎しました。

(続きは以下のリンクから)

http://www.devforum.jp/paris/
http://www.devforum.jp/paris/backnumber/098.pdf

(パリDAC通信担当:吉田 徹)

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【4】 国連フォーラム:

「国連職員NOW!」
UNESCOカイロ事務所 守屋美夏子さん
国連事務局広報局 九島伸一さん
UNIDOタイ事務所兼地域事務所所長 藤野あゆみさん

勉強会のお知らせ:7月15日(火)ニューヨークにて
「女性差別撤廃条約の30年−成果と課題」
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●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第105回では、
UNESCOカイロ事務所の守屋美夏子さんにお話を
伺いました。日本の銀行で総合職として働かれていた
守屋さんは、今では国連で「アラビア人よりも
アラビア語がうまい」と評価されるほどの言葉の力を
身につけられ、子どもたちのために日夜奔走されています。
http://unforum.org/unstaff/105.html

第106回では、国連事務局・広報局でご活躍されている
九島伸一さんにお話を伺いました。進化し続ける
情報技術社会において、仕事の鍵とも言える情報の
入手・管理という点から国連の業務をサポートされている
九島さん。「国連のために」から「世界の人のために」と
感覚が変わったことなど、常に「人」を中心に仕事を
なさっている温かさがインタビューから伝わってきます。
http://unforum.org/unstaff/106.html

第107回では、国連工業開発機関(UNIDO)タイ事務所
兼地域事務所所長の藤野あゆみさんにお話を伺いました。
所長として忙しい毎日を過ごす中、趣味のダイビングなど
仕事以外の活動も活発にこなす藤野さん。とても
親しみやすいお人柄で、前向きに何事にも取り組む
お姿が印象的です。
http://unforum.org/unstaff/107.html

●7月15日(水)、ニューヨークで国連日本政府代表部と
国連フォーラムの共催による勉強会が開催されます。
講師には現在国連の女性差別撤廃委員会委員を
務めておられる弁護士の林陽子さんをお招きし、
「女性差別撤廃条約の30年−成果と課題」をテーマに
お話を伺う予定です。詳細及びお申し込み方法については
下記リンクをご覧ください。
http://unforum.org/lectures/notice_59.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html

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【5】GRIPS開発フォーラム:第6回「アフリカ産業戦略勉強会」のご案内
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GRIPS開発フォーラムにて、本年1月より開催しております「アフリカ
産業戦略勉強会」第6回会合のご案内を申し上げます。本勉強会においては、
実務へのインプリケーションを念頭におき、産業戦略に関心の高いアフリカ諸国
の事例研究、国際的な潮流や主要ドナーのアプローチの分析等を通し、日本が
成長の加速化支援を実施する際にとるべき行動・アプローチについて国内関係
者間の理解を深めることを目指しています。併せて、関係者間の知的ネットワー
クの構築を図ることを目的としています。

アフリカの産業戦略にご関心・ご経験をお持ちの皆様のご参加を、お待ちいたしております。

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第6回「アフリカ産業戦略勉強会」

■日時: 
2009年7月22日(水)18:30〜20:00

■スピーカー:
本間 徹氏
(NEPAD-OECDアフリカ投資戦略、投資部門、プロジェクトマネージャー)

■テーマ: 
「開発のための投資:NEPADD-OECDアフリカ投資イニシアティブの取り組み」

2001年のNEPAD発足以降、OECD内でもアフリカを対象とした様々なイニシアティブ
が進められています。今回のテーマであるNEPAD-OECDアフリカ投資イニシアティブ
とは、金融企業局投資課とDACの連携により進められてきた「開発のための投資」
イニシアティブに端を発したものであり、アフリカ政府やドナー、国際機関、民間
企業等を巻き込んだ議論・取り組みが行われています。アフリカ向け投資の促進は、
TICAD IVの横浜行動計画でも重視されており、今回のプレゼンテーションを通し、
投資促進に向けた取り組みや課題などについて自由に意見交換を行う予定です。

■会場:

*今回の会場は第1回〜5回までの勉強会会場とは異なります。
お間違えの無い様、お気を付け下さい。

政策研究大学院大学1階 会議室1A
〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
a.都営大江戸線 六本木駅 徒歩5分
b.東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩10分
c.東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩6分
http://www.grips.ac.jp/forum/contact.htm
(お車でお越しの際は、本学の駐車場の関係上、車種、ナンバー及びお車の色を事前に江川までご連絡ください)
(o-egawa@grips.ac.jp)

■関連Web:
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/industrialstrategy.htm

(過去に開催した会合資料・議事録がご覧いただけます)

ご出席いただける方は、7月17日(金)までに、江川まで
(o-egawa@grips.ac.jp) ご連絡ください。
また、勉強会の内容に関するご質問は、GRIPS開発フォーラム・上江洲(うえす)
(s-uesu@grips.ac.jp) までご連絡くださいます様、宜しくお願いいたします。

http://www.grips.ac.jp/forum/

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【6】FASID 国際開発研究センター最新情報:    
    「Journal Express最近号のご紹介」
    「第190回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内」
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●Journal Express最近号のご紹介
Journal Expressは、最新の海外主要ニュースメディア・シンクタンク・雑誌情
報などを抜粋・編集した週刊国際開発情報誌(和要約付)で、毎週水曜にDAKIS
(開発援助情報システム)サイトに掲載するサービスです。
今回は、最近2号分の見出しとURLを新しい順にご紹介します。

○JX 4:7 (09.7.1) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx4-7.pdf
スミソニアン協会と世銀、絶滅危機のトラ保護/最貧国へのワクチン提供を阻む
制度/インド貧富の差拡大で成長に影/ポス「京議」:日本、アジア4国に気候
変動融資/MDGの難題/2009年破綻国家指標/出版:2009年世界開発金融(WB);
雇用と社会保障の軽視(OECD/DAC)/会議:国連ハイレベル会議報告

○JX 4:6 (09.6.24) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx4-6.pdf
シティ銀、世銀IFCと12.5億ドルの世界貿易促進資金を提携/ワクチンのための
事前購入制度AMCに進展/会議:世界金融危機と開発への影響を考える国連ハイ
レベル会議;第10回OECDフォーラム/焦点:食糧/ポス「京議」:ボン事前会合、
進展なく閉幕/出版:天然資源の保有権と貧困削減(SIDA);2009年アフリカ経済
の見通し/NGO:2009年DATA報告

● 第190回ブラウン・バッグ・ランチ・セミナーのご案内
第190回Brown Bag Lunch Seminar
『深刻化する世界の食料不安:食料価格高騰の経験と教訓』
講師:横山 光弘氏 / 国際連合食糧農業機関(FAO)日本事務所所長
日時:2009年7月17日(金)開場12:00 講演 12:30-14:00
場所:FASID 第1研修室(千代田会館5階)
言語:日本語
申込: 参加ご希望の方は、7月15日(水)までに、BBLウェブサイトの参加申込みフォーム
https://form.fasid.or.jp/forms/form4/)よりお申し込みください。
なお、昼食は各自持参してください。
詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/annai_190th.html

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【7】 財務省国際局開発機関課:任期付職員の募集
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財務省・国際局は、国内外の情勢分析や他の職員への助言を行う
「開発」の専門家として、国際局開発機関課の開発金融専門官
(課長補佐クラス)を募集しています。
http://www.mof.go.jp/saiyou/honsyo/2106_2_bosyu.htm
(募集締め切りが7月10日になっていますが、これを過ぎていても、
御関心のある方は御相談ください。国際局・緒方(kentaro.ogata@mof.go.jp)
にメールいただければ結構です。)

具体的な業務内容は、「開発」には様々な業務があるため、国際局と
してのニーズと採用される方の専門分野の組み合わせによって決定し
ていくことになりますが、一般的には、開発金融政策に関する調査・
分析、職員への助言を想定しています。世界銀行等の開発を専門とする
国際機関における専門分野での勤務経験のある者、開発における強い
専門的なバックグラウンドがあり国際舞台で活躍してきた者など、
開発に知見があり、財務省の業務への貢献が期待できる者を広く募集
するという趣旨です。

募集の趣旨は、下記の事務次官会見の模様も御参照ください。
(財務省・大臣等会見のページ)
http://www.mof.go.jp/kaiken/kaiken.htm
(6月11日事務次官会見)
http://www.mof.go.jp/kaiken/jimu/jim20090611.htm

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編集後記 「エチオピアの電気事情」
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博士論文の調査のため、2年ぶりにエチオピアへ戻った。
4か月間の滞在であったが、以前滞在した時と異なり、停電が多いのに驚いた。
3月の時点では週2回のペースで朝7時頃から夜7時まで停電となっていたが、6月
には隔日になり、そして時間も遅い時には夜11時までに延びて、状況は悪化して
いった。

エチオピアの電力源の85%は水力発電で補われているため、昨年の降雨量の少な
さが影響し、昨年から電力を調整するための計画停電が続いているという。(計画
停電といっても、特に事前に知らされるわけではないのだが。。)雨季になる直
前の6月は、ダムの水量が一番少ないギリギリの状況だと言える。

また、エチオピアにおいて電力の消費量が上がったことも停電に影響しているよ
うだ。2年前と比べても、首都や大きな地方都市ではビルがたったり、店が増え
ているし、切り花等の産業も増えている。実際に今年の経済成長率は前年比6.5
%といわれているが、2005年から2008年までは毎年10%を超えている。

私にしてみると、電気がないと何にもできず、とても不便で、ロウソクで夕食を
食べた後とりあえず寝て、深夜に電気が戻ると布団から出てパソコンに向かうという
不規則な生活を送った。

そんな中で、地方の学校の調査時にそこの先生に招かれて夕食を御馳走になっ
た。夜になっても暗いので、「また停電か」と思ってみると、その家には電気は
通っていなかった。

後になって知ったことだが、エチオピアでは電気供給率がわずか6%。また、エ
チオピアでは、たとえ近くに電線が通っていても、自分の家まで引くための費用は
自己負担しなければならない。そのため、多くの田舎の家では電気がないのが当たり前。
学校の先生やその地域の人たちは、ずっと昔から夜になるとロウソクで過ごして
いて、その状況は今も変わらない。
電気がなくてもたくましく生きている人たちがいるのだ。

皆さんは電気なしで耐えられますか。(私は耐えられませんでしたが。。。)

参考:Study on the Energy Sector in Ethiopia (Japanese)
http://www.et.emb-japan.go.jp/electric_report_japanese.pdf

(利根川)

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  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
       「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

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info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
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本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
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るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
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で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
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編集担当:早川元貴/江尻由美
編集後記:利根川佳子
発行:ワシントンDC開発フォーラム