【dev-info】2015年9月29日号(グローバルフェスタ開催間近、国際機関合同アウトリー チ・ミッション、国連総会がSDGsを採択 他​)


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2015年9月29日発行

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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

 

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    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。

 

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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック 

 

   「グローバルフェスタ開催間近」

   「国際機関合同アウトリーチ・ミッション(事前申込10月5日締切)」

   「国連総会がSDGsを採択」他

 

【2】 国連フォーラム

 

勉強会開催速報(9月20日ニューヨーク)

記事掲載「国連でインターン・駐日事務所シリーズ」金子梓さん(国連WFP世界食糧計画)

 

【3】 GRIPS開発フォーラム

 

「途上国への社会的投資:社会的インパクト評価をめぐる国際潮流と実践」

 

【4】 東京発~世界銀行からのお知らせ

 

セミナーのご案内

 

【5】 ワシントンDC開発フォーラム

 

第35回ワークショップ(9月3日)開催「開発における防災最前線」議事録掲載のお知らせ

 

【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り

 

「空前の経済発展を遂げたペルー」表将幸(DC開発フォーラムdev-info編集幹事/ペルー・リマ在住)

 

 

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック

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– 日本関連 –

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平和安全法制関連二法が成立しました。これに関連し、国家安全保障会議及び閣議において、平和安全法制の成立を踏まえた政府の取組について決定がなされました。

http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/housei_seibi.html

 


安部総理は、ニューヨークにおいて、国連総会、各国首脳会談、そのほかの会合に出席しています。29日には一般討論演説を行います。

http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201509/25_a.html

 


安倍総理は、ニューヨークの国連本部で、アフリカ地域共同体の議長国首脳会合に出席しました。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK27H05_X20C15A9000000/

 


安倍総理は、米CNNに「より良い世界のための教訓」を寄稿し、難民問題に対する日本の取り組み、安全保障関連法等について言及しました。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ip/page4_001391.html

 


日本は、ネパールにおける地震による被災者に対する人道支援物資輸送を支援するため、国連世界食糧計画(WFP)に対し、100万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002460.html

 


日本は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)及び国連開発計画(UNDP)を通じて、レバノンのシリア難民及びホストコミュニティーに対する200万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000104.html

 


日本は、中東から大量の難民が流入し、困難に直面しているセルビア共和国及びマケドニア旧ユーゴスラビア共和国等に対し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際移住機関(IOM)及び国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を通じ、総額約200万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000103.html

 


国際協力機構(JICA)とJFA(公益財団法人日本サッカー協会)、Jリーグの三者は、サッカーを通じた開発途上地域の発展に向けて連携協定を締結しました。

http://www.jica.go.jp/press/2015/20150918_01.html

 

● JICA青年海外協力隊、シニア海外ボランティア2015年秋募集情報を公開しました。

http://www.jica.go.jp/volunteer/index.html

 

● JICAは国際協力専門員を募集しています(応募締切10月1日)。

http://www.jica.go.jp/recruit/senmonin/index.html

 

● JICAは、海外長期研修の応募を受け付けています(締切10月14日)。

http://jica-partner.force.com/organizationdetail?id=a0O1000000fdVUaEAM

 

● JICAは、インターンシップ・プログラム(医療職型)、インターンシップ・プログラム(一般型/開発コンサルタント型)を募集しています(10月13日締切)。

http://partner.jica.go.jp/RecruitSearchForPrsn#RecruitSearchForPrsnPage:j_id36:pager:j_id143:TopControl

 

● IMFは、博士号取得のためのJAPAN-IMFスカラシップ・プログラム(JISP)奨学金の応募を受け付けています(応募締切2016年1月31日)。

http://www.imf.org/external/np/ins/jpn/pdf/jisp2016-2018j.pdf

 


グローバルフェスタJAPAN2015が10月3・4日お台場で開催されます。

http://gfjapan2015.jp/

 


国際機関人事センタートワイライト・トーク(国際機関への就職について肩の力を抜いて考えてみる会)が10月22日に東京で開催されます(申し込み締切10月18日)

http://www.mofa-irc.go.jp./dl-data/twilight.pdf

 

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– バイ・ドナー関連

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米国務省は、国連総会におけるケリー国務長官のスピーチを公開しています。

http://www.state.gov/secretary/travel/2015/t20/index.htm

 

● USAIDは、シリアとイエメンに対する追加人道支援援助を発表しました。

https://www.usaid.gov/news-information/press-releases/sep-16-2015-us-announces-additional-humanitarian-aid-yemen

https://www.usaid.gov/news-information/press-releases/sep-21-2015-united-states-announces-additional-humanitarian-aid-syria-crisis

 


米国ミレニアム挑戦公社(MCC)は、リベリアに257百万米ドルのCompact、モロッコに450百万米ドルのCompact、シエラレオネに44.4百万米ドルのThreshold
programを承認したと発表しました。

https://www.mcc.gov/news-and-events/release/mcc-board-of-directors-approves-liberia-and-morocco-compacts-sierra-091715

 


英政府は、今後5年間で650万人の女児が学校へ通えるように支援することを発表しました。

https://www.gov.uk/government/news/britain-to-help-65-million-girls-in-poor-countries-go-to-school

 


欧州委員会(EC)のミミカ開発担当委員がケニア・ルワンダ・ウガンダを訪問しました。

http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-5631_en.htm

 

● GIZの機関誌、akzenteの最新号が発表されています。今回の特集は、気候変動の緩和です。

http://www.giz.de/en/mediacenter/34803.html

 


韓国国際協力事業団(KOICA)は、パレスチナの観光業推進に関するJICAとの連携について紹介しています。

http://www.koica.go.kr/english/board/press_releases/1320597_3534.html

 

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– 国際機関関連 –

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アフリカ開発銀行、アジア開発銀行、欧州復興開発銀行、欧州投資銀行、米州開発銀行、世界銀行、IMFは、国連サミットで採択された新開発目標実現のため引き続きコミットしていくと発表しました。

http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2015/pr15438.htm

 


アフリカ開発銀行は、エネルギーに関する“New Deal for Energy in Africa”を発表しました。

http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/afdb-unveils-new-deal-for-energy-in-africa-14694/

 


アフリカ開発銀行は、セイシェルの民間セクター開発に対する1000万ドルの融資を承認しました。

http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/afdb-approves-us-10-million-loan-to-seychelles-for-private-sector-development-14715/

 


アジア開発銀行は、気候変動関連の年間支援額を2020年までに60億ドルに増やすと発表しました。

http://www.adb.org/news/adb-double-annual-climate-financing-6-billion-asia-pacific-2020

 


アジア開発銀行は、”Asian Development Outlook 2015 Updat” を発表しました。

http://www.adb.org/ja/news/developing-asia-s-growth-outlook-pressured-prc-india-moderation-adb

 


米州開発銀行は、ラテンアメリカ・カリブ海地域の労働市場に関する報告書” Jobs for Growth”を発表しました。

http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2015-09-21/study-jobs-for-growth-explores-labor-policies,11250.html

 


米州開発銀行は、ボリビアの道路の質と安全性向上を目的とする1億8,000万ドルのプロジェクトを承認しました。

http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2015-09-24/network-of-paved-roads-in-bolivia,11258.html

 


世界銀行は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)に関する報告書” Going universal: how 24
developing countries are implementing universal health coverage reforms from
the bottom up ”を発表しました。

http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2015/09/22/universal-health-coverage-programs-that-cover-one-third-of-world-are-transforming-care-for-poorest-most-vulnerable

 


ゲイツ財団、世界銀行、WHOは共同で、プライマリーヘルスケアに関する新しいパートナーシッ”the Primary Health Care
Performance Initiative (PHCPI)”を立ち上げました。

http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2015/09/23/new-partnership-to-help-countries-close-gaps-in-primary-health-care

 

● OECDは、OECD加盟国が直面する移民、難民問題に言及し、ニーズに対する早急な対応及び現地化支援という長期的課題には包括的かつ協調した国際的対応が求められていると指摘しています。

http://www.oecd.org/newsroom/comprehensive-and-co-ordinated-international-response-needed-to-tackle-refugee-crisis.htm

 


国際金融公社(IFC)は、ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)の応募を受け付けています(締切10月5日)。

http://www.ifc.org/wps/wcm/connect/careers_ext_content/ifc_external_corporate_site/ifc+careers/recruitment+programs/globaltransactionteamprogramsdefaultcontent

 


国際機関合同アウトリーチ・ミッションが、10月13日から15日に訪日します(事前申込10月5日締切)。

http://www.mofa-irc.go.jp./dl-data/2015outreach.pdf

 

● IAEAの総会が開幕し、開会挨拶の中で天野事務総長は持続可能な開発目標(SDGs)達成のために科学技術が重要な役割を果たすことを強調しました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51866

 

● FAOは、エルニーニョ現象発生に伴う乾燥気候によって中央アメリカで穀物の生産高が減少し、農家への支援が必要になると予想しています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51864

 


国連南南協力の日に当たり、バン事務総長はSGDs達成のために南南協力が重要な役割を果たすことを強調しました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51860

 


国際民主主義の日に当たり、バン事務総長は民主主義達成のために市民社会が重要な役割を果たすと述べました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51873

 


国連の第70回総会が開幕しました。開幕挨拶の中で行動を起こすことが緊急で求められていると強調しました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51882

 


国連は新しい報告書の中で、新たな技術を活用してSDGsを達成するためにはGlobal Partnershipの若返りが必要だと述べています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51913

 

● UNICEFとWHOは、マラリアの発生件数が過去15年で60%減少したものの依然として30億人の人がマラリアの危険にさらされ、向こう15年間でこれを90%減少させるために資金が現在の3倍必要であると報告しています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51898

 


ケニア政府とUNAIDSは、ケニアでAIDSの被害を2030年までに終わらせるための新たな取り組みを始めました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51899

 


国連の安全保障理事会は、リベリアでのUNMILの活動を人数を減らしつつも、1年延長することを決定しました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51905

 

● UNISDRは、チリでの地震に関して5年前の同規模の震災と比べて死亡者が激減しており、防災への取り組みが功を奏したと述べています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51907

 

● UNICEFは、ボコハラムによる暴力により、ナイジェリアとその周辺国で140万人の子どもたちが難民となっていると報告しています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51909

 

● WHOは、シリア国内での医療計画で30%、シリア広域医療計画でも17%しか予算がついておらず、大規模な支援が必要であると述べています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51953

 


潘基文国連事務総長は、アフリカ都市アジェンダの会合の中で、2063年までにアフリカ大陸の2/3に当たる25億人が都市サービスを必要とすると、都市計画の重要性を訴えました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51961

 

● UNFPAは、ヨーロッパへ向かう難民のリプロダクティブヘルス支援のために420万US$が必要であるとしています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51940

 

● UNブロードバンド理事会は新たな報告書の中で、世界人口の57%はインターネットへのアクセスがなく、特に最貧国では人口の90%がアクセスがないと報告しています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51924

 


違法取引やテロリストから文化財を守る、Protecting Cultural Heritageイニシアティブが開始されました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51994

 


ビル&メリンダゲイツ財団、世界銀行グループ、WHOは、プライマリーヘルスケアのパフォーマンスを改善することを目的とした新たなイニシアティブを立ち上げました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51993

 


国連は、予防可能な母親・児童・青年の死を撲滅するための、5年間にわたる250億US$の戦略を発表しました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51979

 


国連総会は2030年に向けた持続可能な開発目標(SDGs)を採択しました。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51968

 

● WFPは、マラウイで280万人が飢餓に陥る危険があるとして、8100万US$の食糧支援が必要であると報告しています。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=51967

 

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– シンクタンク・NGO関連 –

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ブルッキングス研究所は、クリスティーヌ・ラガルド専務理事を招いて、セミナー”Implementing the post-2015
development agenda: A conversation with IMF Managing Director Christine Lagarde”を開催し、SDGs達成やSDGsの枠組みにおけるIMFについて議論しました。その様子が公開されています。

http://www.brookings.edu/events/2015/09/22-post-2015-lagarde

 


同じくブルッキングス研究所は、世界銀行が発行した“The Challenge of Stability and
Security in West Africa”の内容に関し世界銀行と共催で、セミナー”Development policies to foster
stability in West Africa”を開催し、西アフリカにおける紛争後の政情安定を支える開発政策(土地所有制度改革、資源紛争防止メカニズム、地方政府のガバナンス向上等)について議論しました。その音声とトランスクリプトが公開されています。

http://www.brookings.edu/events/2015/09/15-development-policies-west-africa

 


ウッドロウ・ウィルソン・センターは、IMFを招いてセミナー”Fair Taxation in the Middle East
and North Africa”を開催し、中東・北アフリカ地域(MENA)における公正な税制度に関して議論しました。その様子が公開されています。

https://www.wilsoncenter.org/event/fair-taxation-the-middle-east-and-north-africa

 

● Center for Global Development(CGD)は、報告書”Doing Cash Differently: How Cash
Transfers Can Transform Humanitarian Aid”を発表し、cash transferの効果を高める上で重要な点について提示しています。

http://www.cgdev.org/publication/doing-cash-differently-how-cash-transfers-can-transform-humanitarian-aid

 


フリーダムハウスは、9月末の中国・習近平首相の訪米の際に、中国における人権問題につき米国が明確に警告すべきと主張しています。

https://freedomhouse.org/article/obama-should-raise-human-rights-issues-xi-jinping

 

● OxfamはInequality and the end of povertyという報告書を出版し、経済格差を解消しなければ2億人が極度の貧困状態に置かれたままになると警告しています。

https://www.oxfam.org/en/pressroom/pressreleases/2015-09-21/inequality-trapping-hundreds-millions-extreme-poverty

 


英シンクタンクODIは、気候変動により、7億人以上が極貧に逆戻りするリスクがあると警告しています。

http://www.odi.org/publications/9690-zero-poverty-zero-emissions-eradicating-extreme-poverty-climate-crisis

 


同じくODIは、SDGが2030年に達成できそうかどうかを分析した報告書を発表しました。

http://www.odi.org/publications/9895-sdgs-progress-scorecard-projecting-2030-development-goals

 


英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、グローバルヘルスシステムについての研究報告を発表しました。

https://www.chathamhouse.org/publication/rethinking-global-health-system

 


英Economistが、SDGを取り上げています。

http://www.economist.com/news/international/21664974-targets-intended-shape-development-next-15-years-are-bloated-all-same-they

 

 

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【2】 国連フォーラム

 

勉強会開催速報(9月20日ニューヨーク)

記事掲載「国連でインターン・駐日事務所シリーズ」金子梓さん(国連WFP世界食糧計画)

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●  国連フォーラムでは9月20日(日)にニューヨークにて勉強会を開催しました。

 

今回は「人間の安全保障の実践とMY DREAMプロジェクト」をテーマに、ガーナのNGO「MY DREAM .org」の代表である原ゆかりさんをお招きして、人間の安全保障の概念と、フィールドで実践することの困難さについてご講演いただきました。

 

原さんは外務省・国連政策課勤務時代に「人間の安全保障」及び「保護する責任」をご担当されており、勉強会の前半では「人間の安全保障」という概念が、「恐怖からの自由」及び「欠乏からの自由」の実現を目指したものであり、その手段としての能力強化(empowerment)と保護(protection)のあり方に焦点を充てた考え方であることをご説明いただきました。

 

また、ガーナのNGO設立にあたって地域住民のオーナーシップをいかに促進するか、プロジェクトの持続可能性をどのように担保するかについて、幼稚園の運営、縫製場の建設などを例にお話し頂きました。質疑応答では、開発支援における地域NGOと国際機関、各国開発機関の強みの違いや、地域コミュニティとのコミュニケーションにおける困難さ、NGOの人事・財務マネジメントなどについて積極的に質問がありました。「MY DREAM. org」の詳しい活動についてはウェブサイトも併せてご覧ください。 (http://mydreambridgethegap.webs.com/)

 

今回の勉強会にはニューヨークのみならずボストン、ワシントンDCからも含め合計25名の方にご参加いただきました。勉強会の詳細につきましては、後日、国連フォーラムのウェブサイト(http://www.unforum.org/index.html)に議事録を掲載する予定ですので、ご覧いただければと思います。

 


「国連でインターン・駐日事務所シリーズ、第一回」が掲載されました。

 

今回より、「国連でインターン・駐日事務所シリーズ」が始まります。第一回は、2014年5月から10月までの6ヶ月間、国連WFP(世界食糧計画)駐日事務所の民間連携推進部門でインターンシップした金子 梓(かねこ あずさ)さんです。民間連携推進部門では、民間企業、NGOやNPOなど様々なアクターと関わりながらどのような業務に携わったのか、主に日本国内で行われる国連の仕事に焦点を当て、具体的な経験を書いていただきました。その他、仕事をする上で追求し続けた点についても言及されており、貴重なインターン経験が語られています。是非ご一読ください。

 

記事リンク:http://www.unforum.org/internships/56.html

 

 

国連フォーラムのトップページ:http://www.unforum.org/index.html

 

 

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【3】 GRIPS開発フォーラム

 

9/15開催セミナーの資料を掲載しました

「途上国への社会的投資:社会的インパクト評価をめぐる国際潮流と実践」

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9/15開催セミナーの資料を掲載しました

「途上国への社会的投資:社会的インパクト評価をめぐる国際潮流と実践」

 

GRIPS開発フォーラムは、産官学やNPOなどのマルチステークホルダーによる相互学習、知的ネットワーク構築の場を提供する「開発とビジネス」をテーマとする勉強会を不定期で開催しています。今回は途上国への社会的投資のインパクト評価をめぐる最新の国際潮流、及び日本の組織による実践・経験について、国際開発機構(FASID)の藤田滋氏とARUN合同会社の功能聡子氏にご報告いただき、JICA民間連携部の馬場隆氏からはコメントとJICAの取組についてお話頂きました。

 

セミナー詳細、講演資料は以下よりご覧ください。

http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/development_and_business.htm

 

GRIPS開発フォーラム・飯塚 美恵子

http://www.grips.ac.jp/forum/

 

 

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【4】 東京発~世界銀行からのお知らせ

 

セミナーのご案内

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■開発における防災の主流化に向けたチャレンジ~インフラと防災~

世界銀行東京事務所・東京防災ハブ共催セミナー

 

日時:2015年10月5日 (月) 午後4時から午後5時30分

場所:世界銀行東京開発ラーニングセンター http://ow.ly/Ok6kd

内容:エネルギー・運輸等のインフラ整備において、セクター横断的にレジリエンスを高める目的で実施している南アジアと大洋州地域でのプロジェクトに焦点を当てます。

言語:英語、日本語(同時通訳付)

詳細、参加お申込み: http://ow.ly/SnxbM

 

■「モザンビーク大使と2016年TICAD(第6回アフリカ開発会議)を考える」

TICADセミナーシリーズ第1回

 

日時:2015年10月7日 (水) 午後6時30分から午後8時

場所:世界銀行東京開発ラーニングセンター http://ow.ly/Ok6kd

内容:ベルミロ・ジョゼ・マラテ駐日モザンビーク共和国特命全権大使をお迎えし、TICADのアフリカ開催をふまえたアフリカと日本の新たなパートナーシップの可能性についてお話しいただきます。

言語:英語、日本語(同時通訳付)

詳細、参加お申込み: http://ow.ly/SnxfP

 

(世界銀行東京事務所: 開裕香子)

 

 

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【5】 ワシントンDC開発フォーラム

 

第35回ワークショップ(9月3日)開催「開発における防災最前線」議事録掲載のお知らせ

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現在世界銀行の開発案件において防災を主流化するため、 2006年に設立された世界銀行グローバル防災ファシリティー(Global Facility for Disaster Reduction and
Recovery-GFDRR)において、事前防災から発災後の被害評価にまたがる様々な分野に携わっておられる齋藤恵子さんをお迎えして、9月3日(木)に第35回ワークショップ「開発における防災最前線」を開催しました。

その議事録は以下のサイトでご覧いただけます。

http://www.devforum.jp/events/workshops/0035-minutes

 

ワシントンDC開発フォーラム勉強会企画 荘所

 

 

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【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り

 

タイトル:「空前の経済発展を遂げたペルー」

執筆:(表将幸 DC開発フォーラムdev-info編集幹事/ペルー・リマ在住)

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昨今、ペルーの首都リマでは、重要な国際会議が多く開催されています。昨年12月の国連気候変動会議(COP20・COP/MOP10)に続き、来月の10月9日~11日には、2015年世界銀行グループ・IMF年次総会が開催されます。ラテンアメリカでの開催は、1967年のブラジルのリオ・デジャネイロ以来、実に48年ぶりとのことです。報道されているところによると、これまでのペルーの経済・社会開発の成果が評価されたためとのことです。実際、反循環的なマクロ経済政策が功を成し、ペルーの過去10年の経済成長率は南米諸国ではトップです。

 

私が初めてペルーに来たのは2001年でしたが、当時はかなり物騒で治安が悪く思えたエリアも、今では大型ショッピングセンターが建つなど全く別の雰囲気になっており、ここ十数年の経済発展の成果をまざまざと感じています。

 

1980年代のペルーの歴史に少しでも触れたことがある方ならば、30年後の今の状況を想像するのは難しかったと思います。1980年に12年間ぶりに軍政から民主化を成し遂げたペルーでしたが、第一次アラン・ガルシア政権(1985~1990年)は、経済政策に失敗し巨額の対外債務を抱えました。その措置として、対外債務の支払いを輸出収入の10%以内に限定したことにより、先進国や国際開発金融機関からの資金流入が途絶え国際社会から孤立し、年率8,000%のハイパーインフレーションを引き起こしました。また、1980年の民主化後に武装蜂起し、「南米のポル・ポト」と呼ばれた極左ゲリラ組織センデロ・ルミノソが国内で猛威を振るい、国全体が今後どうなるのかわからない状態でした。

 

しかし、1990年初頭には極左ゲリラ組織の勢力低下に成功し、新自由主義的な経済政策によって経済成長を達成し、国際社会からの信用を取り戻すことに成功しました。現在では、ペルーはラテンアメリカ諸国の中でも特に経済開放政策を採用する国であり、加盟国間の経済統合を目指す太平洋同盟(Pacific Alliance)の創立メンバーです。非常に興味深いことは、あのアラン・ガルシア大統領(第2期:2006~2011年)がメキシコ、コロンビア、チリに本同盟の設立を呼び掛けたことでした。

 

また、来年は大統領選挙がありますが、元アルベルト・フジモリ大統領の長女であるケイコ・フジモリ氏は、2011年の大統領選では決戦投票で現大統領であるオジャンタ・ウマラ氏に僅差で敗れたものの、暫定1位の人気を得るなど、再び日本との関係も一層強化される可能性がある国です。

 

このように、1980年代の経済の大混乱から空前の経済発展を遂げたペルーですが、まだ課題は多くあります。急速な経済発展とは裏腹に、中央レベルと地方レベルの格差が非常に大きいことは昔も今も変わっていません。また、昨今の経済成長の求心力となった鉱山業は、その恩恵や環境への影響を巡って国内紛争を引き起こし、国内政情の不安定要因となっています。経済発展の恩恵が地方も含めた国全体に行き渡るように、少しでも貢献できればと思っています。

 

 

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2015年9月29日発行