2011年2月15日号(世銀 アフリカ支援戦略、「武力紛争から国家建設 へ」、他)


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2011年2月15日発行
http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:
    
    「食料価格高騰による貧困層拡大」
   「世銀、新たな対アフリカ支援戦略」、他

【2】  国連フォーラム
     「国連職員NOW!」 
      国連事務局・内部監査局 中岡道子さん
     UNDP管理局財務部統括室 稲葉光彦さん

【3】  GRIPS開発フォーラム:
     第10回エチオピア出張報告書掲載のお知らせ
     第12回アフリカ産業戦略勉強会(特別企画)配布資料掲載のお知らせ

【4】  東京発〜世界銀行からのお知らせ
     (1) セミナー・イベントのご案内
     (2) 最近の活動から

[編集後記]    「日本人留学生の減少」

今回は、ラテン・アメリカネットワークの大島千枝さんに書いていただきました。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

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-日本関連-
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● チリの大地震から一年が経ち、国際協力機構(JICA)を通じて行われている日本の地震・津波
防災にかかる経験や教訓の提供がまとめられています。
http://www.jica.go.jp/press/2010/20110214_01.html

● JICAが、サブサハラ・アフリカの水・衛生セクターに関する業務連携を図るため、ドイツ国
際協力公社(GIZ)と業務協力協定に署名しました。
http://www.jica.go.jp/press/2010/20110214_02.html

● JICA研究所主催の公開シンポジウム「武力紛争から国家建設へ」が3月10日にJICA研究
所 国際会議場で開催されます。
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/announce/international_symposium_state-building_in_conflict-prone_countries.html

┏━━━━━━━━━━━┓
-バイ・ドナー関連-
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● 英国は、アフリカとの貿易拡大を目指して新たにThe African Free Trade initiative
(AFTi)を開始しました。同イニシアティブを通じて、インフラ投資や、税関手続きなどに関する
技術協力を実施する見通しです。これに関連して、東アフリカを対象としたTrade Mark East
Africa (TMEA) も発表されています。
http://www.dfid.gov.uk/Media-Room/News-Stories/2011/UK-Government-ramps-up-trading-in-Africa/
http://www.dfid.gov.uk/Media-Room/Press-releases/2011/UK-Government-minister-launches-new-trade-initiative-to-pull-millions-of-Africans-out-of-poverty/

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-マルチ・ドナー関連-
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● ゼーリック世界銀行総裁が、中東地域の状況について、ロイター通信のインタビューに答えています。
http://af.reuters.com/article/algeriaNews/idAFN0224044020110202

● 世界銀行は2011年3月、新たな対アフリカ支援戦略を発表します。
http://go.worldbank.org/0956AKF510

● アディスアババにて開催されたアフリカ連合(AU)の会議において、世界銀行のンゴジ・オコンジョ・イ
ウエアラ専務理事が演説しました。
http://go.worldbank.org/KN1D2JH4U0

● アフリカ開発銀行が、革命後の移行期におけるチュニジアへの支援を表明しました。
http://www.afdb.org/en/news-events/article/afdb-commits-to-support-tunisias-transition-7729/

● アジア開発銀行が、気候変動からくる移住問題について、初の国際的プロジェクトを発足させました。
http://www.adb.org/SocialDevelopment/climate-migration/default.asp

● 近年の食料価格の高騰により、世界的に貧困層が拡大したと、世銀が報告しています。
http://go.worldbank.org/OFGV8BZN20

● 日本政府・世界銀行による共同奨学金プログラムの今年度募集の締め切りは3月31日です。
http://go.worldbank.org/43T2QBJFR0

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-シンクタンク関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

● 英国シンクタンクOverseas Development Institute (ODI)から、人道支援とそのリスクに関
するペーパーが2点、”Security, humanitarian action and development”と “Risk in
humanitarian action: towards a common approach?”が発表されています。
http://www.odi.org.uk/resources/details.asp?id=5415&title=stability-humanitarian-action-security-development-fragile-states
http://www.odi.org.uk/resources/details.asp?id=5463&title=risk-common-action-humanitarian-approach-management

● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD) からワーキング・ペーパー
Learning about Schools in Development が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/1424678/

● 同じくCGDからMubarak Is Out: What Lessons for China, Africa, and Western Donors?が
発表されています。
http://blogs.cgdev.org/globaldevelopment/2011/02/mubarak-is-out-what-lessons-for-china-africa-and-western-donors.php?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+cgdev%2Fglobaldevelopment+%28Global+Development%3A+Views+from+the+Center%29

● 同じくCGDより、世界食料価格の高騰について記事が発表されています。
http://blogs.cgdev.org/globaldevelopment/2011/02/another-food-price-spike-weather-again-to-blame-for-wheat-corn-pushed-by-even-worse-ethanol-policies.php

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【2】  国連フォーラム
    「国連職員NOW!」 
    国連事務局・内部監査局 中岡道子さん
    UNDP管理局財務部統括室 稲葉光彦さん
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●国連職員の方々の生の姿をインタビュー形式で
お伝えする「国連職員NOW!」第133回では、
国連事務局・内部監査局で監査担当官をされている
中岡道子さんにお話を伺いました。MBA、公認会計士資格を
お持ちで国連の監査担当官をされていますが、英語以外の
言語も多く習得され、また、ケーキづくり、編み物、
折り紙などもプロ級の腕前をお持ちの「マルチタレント」で
いらっしゃいます。今回のインタビューでは「職務上
なかなかお話できることがない」とおっしゃりつつ、
実に楽しいエピソードをたくさん教えていただきました。
http://www.unforum.org/unstaff/133.html

第134回では、国連開発計画(UNDP)管理局財務部
統括室顧問をされている稲葉光彦さんにお話を伺いました。
日本及びアメリカの投資銀行で財務分析に携わった
経験を活かしながら、国連において財務・ロジスティクス管理
という専門性を磨かれてきた稲葉さん。華やかな
投資銀行勤務時代の生活を180度変更なさって、
国連を志望されるようになった三つの理由を率直に
語ってくださいました。また、国連という職場の魅力と課題は、
「皆が少数派で、主流派がいないこと」に起因すると
おっしゃいます。プログラムの成功に欠かせない
後方支援業務の重要性とやりがいを、タンザニア、
ラオス及びニューヨークで一貫して財務・ロジスティクス業務に
携わってこられたご経験を踏まえて語っていただきました。
http://www.unforum.org/unstaff/134.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/index.html

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【3】  GRIPS開発フォーラム:
    第10回エチオピア出張報告書掲載のお知らせ
    第12回アフリカ産業戦略勉強会(特別企画)配布資料掲載のお知らせ
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●● 第10回エチオピア出張報告書掲載のお知らせ●●

GRIPS開発フォーラムの大野健一・大野泉はJICAの派遣により、2011年1月16日〜21日にエチオ
ピアを訪問し、日エ間の産業政策対話を継続実施しました。昨年10月に発足したメレス第3次政権の
下で新任の工業大臣や都市開発建設大臣、首相顧問等と関係構築を行い、さらにメレス首相との会見
や第7回ハイレベルフォーラム等において、今までの政策対話で明らかになったエチオピア政府の産業
戦略の策定方法の課題について(カイゼン制度化や零細小企業政策を含め)、率直な意見交換をしまし
た。メレス首相からは、明治日本や韓国が外国技術を導入・習得した経験についても強い関心が示され
ました。ぜひご一読ください。

http://www.grips.ac.jp/forum/af-growth/support_ethiopia/document/2011.01_ET/report.pdf
(出張報告)

http://www.grips.ac.jp/forum/af-growth/support_ethiopia/support_ethiopia.htm
(エチオピアとの産業政策対話HP)

●● 第12回アフリカ産業戦略勉強会(特別企画)配布資料掲載のお知らせ●●

去る1月31日(月)、第12回アフリカ産業戦略勉強会の特別企画が開催されました。今回は、国内でも
関心の高いBOPビジネス(あるいはInclusive business)に関するテーマをもとに、官民学で自由に討論
を行いました。当日は80名以上の参加者が集まり、活発な意見交換が行われました。アジェンダと配布
資料を掲載しましたのでご覧ください。議事録は近日中にUPする予定です。
「アフリカ産業戦略勉強会」HP
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/industrialstrategy.htm
(過去の勉強会の議事録や資料を掲載しております)

(GRIPS開発フォーラム: 林田篤子)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【4】  東京発〜世界銀行からのお知らせ
    (1) セミナー・イベントのご案内
    (2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内

■ 学生にもできる社会貢献とは
学生医療支援NGO〜GRAPHIS〜、世界銀行情報センター(PIC東京)共催コーヒーアワー

日時: 2011年2月18日(金)午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) 
http://go.worldbank.org/6IWNFK59C0
内容: 今、学生の間では「国際貢献」に関心が高まっています。
2004年に医学生を中心に設立された学生医療支援NGO
〜GRAPHIS〜副代表、明治大学の深澤恵さんから活動内容、
そこで得たもの、苦労した点などについて、現場の生の声
を紹介いただきます。国際協力に興味はあっても、やり方
がわからないという方も是非ご参加ください。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://go.worldbank.org/Z1RH3PA9Z0

■ 絶滅危惧のヘラシギの回復に向けて −日本と世界の湿地とをつなぐ渡り鳥−

写真パネル展『ウェットランドへようこそ〜ラムサール条約と日本の湿地』

日時: 2011年2月21日(火)から3月4日(金)まで 
午前10時から午後6時(土日祝閉館) 入場無料
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) 
http://go.worldbank.org/6IWNFK59C0
概要: 湿地とはどんな場所か、その保全はどのようにあるべきか、
ラムサール条約の理念や取り決めなどとともに、分かりや
すくご紹介いただきます。

コーヒーアワー『絶滅危惧のヘラシギの回復に向けて −日本と世界の湿地とをつなぐ渡り鳥−』

日時: 2011年2月21日(月)午後6時30分から午後8時まで
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) 
http://go.worldbank.org/6IWNFK59C0
内容: ラムサール・ネットワーク日本共同代表の柏木 実さんから、
200番(つがい)以下と推定されるヘラシギの現在についてお
話しいただきます。この種と生息地の回復に向けた取り組み
は待ったなしです
言語: 日本語
詳細、参加お申込み:http://go.worldbank.org/1KAC0FF0S0

(2) 最近の活動から

■ 1月26日、日本経団連自然保護協議会(KNCF)、タイガの森フォーラム、世界銀行情報センター(PIC東京)
共催コーヒーアワー「アムールトラの棲む森タイガと私たちのつながり」を開催しました。

http://go.worldbank.org/K9VWX0SPX0

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編集後記   「日本人留学生の減少」
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先日のファイナンシャル・タイムズ紙で、海外留学する日本人が近年減少している
という記事を読みました。1990年から2004年の期間に海外留学する日本人の割合が
200%増加したのに対し、2004年から2008年の期間に海外留学する日本人の割合は
20%も減少したそうです。

ワシントンDCにいると日本人の学生に会う機会がよくあるので、ここまで日本人留学生が
減っているとは気が付きませんでした。この減少傾向の理由のひとつは、比較的安全で
居心地の良い日本を離れたくないという若者が増えているからとのこと。

もちろん、日本の居心地の良さは私も時々恋しくなる要素ではありますが、若いうちに
言葉があまり通じない国で悪戦苦闘しながら困難を乗り越えるという経験は将来のためにも
とても貴重だと思うのです。

あと、日本にいると、似たもの同士(同じような大学出身で同じような企業に勤めている友人)
と付き合う傾向にあるような気がしますが、留学してみると年齢や職業の枠を超えて
様々な文化、宗教、経験を持った人たちと出会い、そこから多くのことを学ぶことができます。

グローバル化が進む中で、日本に進出する外国企業が更に増えて自分の上司が
中国人だったりアメリカ人だったりすることも増えてくると思うので、留学して家族や
友達もいない環境で困難を克服したり様々なバックグランドを持った人たちと出会って
国際感覚を養うことは将来のためにとても役立つことだと思います。

その記事には、留学費用が高いというのも日本人留学生が減っている別の理由とあるので、
もっと日本政府が留学支援(奨学金や低利子の学生ローンなど)を積極的に行ってほしいと願います。
(大島)

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編集担当:早川 元貴/江尻 由美/小林 隼人
編集後記:大島 千枝
発行:ワシントンDC開発フォーラム