2009年6月23日号(「 Dead Aid論」、「世銀プロ」他)


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2009年6月23日発行
                http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:
    
   「第5回アフリカ・アジア・ビジネスフォーラム」
   「世界開発金融2009会議」
  「潘基文国連事務総長来日」

【2】   国連フォーラム

「国連職員NOW!」
     UNDPケニア事務所からのフィールドエッセイ
     倉内裕子さん

【3】   パリDAC通信:第95回
 
開発と環境の連携の最前線〜開発と環境の合同閣僚会合

【4】  FASID 国際開発研究センター最新情報:      
    
   「Journal Express;アフリカの汚職深刻化、他」

【5】  平和構築フォーラム

     3周年記念セミナー&平和構築人材育成事業説明会(7月3日・於東京)
    「平和構築のためのパートナーシップを考える
    −大学・国際機関・NGO・政府から更なる連携に向けて−」

【6】   イギリス通信 -英国開発学勉強会(IDDP)

     「2009/2010年度新規スタッフ募集」

【7】 「世銀プロ」ウェブ公開のお知らせ

[編集後記]    「Dead Aid論」

今回はアフリカ・ネットワークの粒良 麻知子さんの担当です。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。

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-日本関連-
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● 6月15-17日、第5回アフリカ・アジア・ビジネスフォーラムが開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/fuku/hashimoto/uganda_09/gaiyo.html

● 6月29日、東京にて平成21年度「国連持続可能な開発のための教育(ESD)の10年円卓会議」が開催
されます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/esd_entaku0906.html

● 外務省より、「経済協力調整員」募集要綱が案内されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/annai/boshu_090713

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-マルチ・ドナー関連-
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● 世界銀行による世界開発金融2009会議にて、現在の世界経済危機が途上国の資金フローへ与える深刻な影響について話し合われました。
http://go.worldbank.org/ITBBVD3SA0

● 世界銀行とSmithsonian Institutionが協力して、絶滅品種である野生の虎の保護に乗り出します。
http://go.worldbank.org/UYWAI3VVA0

● ゼーリック世界銀行総裁が、世界経済危機がなお継続するにつれ、貧困国がよりサポートを必要としてくるだろうとスピーチしています。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:22209360~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html

● IMFが、国際貿易政策への今後の関り方ついて発表しています。
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2009/pr09211.htm

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-国連・関連-
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● 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が2009年6月下旬に日本を公式訪問する予定です。
http://unic.or.jp/unic/press_release/1182

● 6月24-26日、NYにてUnited Nations Conference on the World Financial and Economic Crisis and Its Impact on Developmentが開催されます。
http://www.un.org/ga/econcrisissummit/

● 国連環境計画が、温暖化を悪化させるガスについての科学者グループによる警告を発表しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=31233&Cr=unep&Cr1=climate+change

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-シンクタンク関連-
┗━━━━━━━━━━━┛

● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD)からワーキングペーパーThe Impact of
Microcredit on the Poor in Bangladesh: Revisiting the Evidence が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/1422302/

● 同じくCGDより新出版、Performance Incentives for Global Health: Potential and Pitfalls が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/1422132

● 同じくCGDの研究員、David Roodmanが新しい著書の執筆に先立ち、マイクロファイナンスについての意見交換をオープンブログで展開しています。http://www.cgdev.org/content/opinion/detail/1422315/

● 6月20日は「世界難民の日」でした。英国のシンクタンクOverseas Development InstituteがブログにてHidden lives: refugees in the citiesを発表しています。
http://blogs.odi.org.uk/blogs/main/archive/2009/06/19/world_refugee_day.aspx

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【2】  国連フォーラム
「国連職員NOW!」
     UNDPケニア事務所からのフィールドエッセイ
     倉内裕子さん
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●フィールドエッセイ第31回は、国連開発計画(UNDP)
ケニア事務所の乾燥地域開発センターで活躍されている
倉内裕子さんです。気候変動に関する政策の策定から
イベントの企画、災害支援プロジェクト実施まで
幅広い活動内容で乾燥地帯の諸問題に取り組む
倉内さんは、その問題の困難さの中にありながら、
フィールドの人々との心のふれあいを大切にしつつ
乾燥地域の可能性を実現するため尽力されています。
今回は、乾燥地域の問題点についての概要から
ご自身が取り組む活動まで詳しくまとめてくださいました。
http://unforum.org/field_essays/31.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://unforum.org/index.html

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【3】   パリDAC通信:第97回
開発と環境の連携の最前線〜開発と環境の合同閣僚会合
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今回は、OECDにおいて3年ぶりに開催された開発と環境の合同閣僚会合は、
環境と開発の連携について主に以下の4つの分野に取り組んでいく重要性を
確認したというお話です。

http://www.devforum.jp/paris/
http://www.devforum.jp/paris/backnumber/097.pdf

(パリ通信:吉田 徹)

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【4】  FASID 国際開発研究センター最新情報:
   「Journal Express;アフリカの汚職深刻化、他」
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●Journal Express最近号のご紹介
Journal Expressは、最新の海外主要ニュースメディア・シンクタンク・雑誌情
報などを抜粋・編集した週刊国際開発情報誌(和要約付)で、毎週水曜にDAKIS
(開発援助情報システム)サイトに掲載するサービスです。
今回は、最近2号分の主な見出しとURLを新しい順にご紹介します。

○JX 4:5 (09.6.17) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx4-5.pdf
アフリカの汚職深刻化/世界食糧援助の資金不足/気候変動支援への新アプロー
チ/焦点:グローバリゼーションと貿易/出版:保健と経済成長(スペンス委員
会);DAC加盟国の援助管理(OECD)

○JX 4:4 (09.6.10) http://dakis.fasid.or.jp/report/jxpdf/jx4-4.pdf
世銀次期総裁にルーラ・ブラジル大統領?/参加型開発への異論/出版:世銀
IDA内部管理体制の調査;世界の貧困と気候変動への対応(英国際開発委員会)
/南アジアの女性や子供への経済危機の影響(UNICEF)/ドーハ最新:米通商代
表、ドーハ進展行脚/ポス「京議」最新:COP15事前会合ボンで開催

(FASID国際開発研究センター担当:中野明彦)
http://www.fasid.or.jp

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【5】  平和構築フォーラム
    3周年記念セミナー&平和構築人材育成事業説明会(7月3日・於東京)
    「平和構築のためのパートナーシップを考える
    −大学・国際機関・NGO・政府から更なる連携に向けて−」
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内戦後に和解や復興を進め、平和な社会を築くための「平和構築」は、
国際社会の重点的なアジェンダとして大きな注目を集めています。
平和構築に関する(1)情報や知見の共有、(2)政策や活動に向けた
新アイディアの検討、(3)人材育成のために、組織横断的な情報交換
やネットワーキングの場として、2006年の春に「平和構築フォーラム」
が発足しました。
http://www.peacebuilding.jp/seminar/060531minutes.htm

今般、本フォーラムの3周年に当たって、平和構築を巡るこれまでの進
展と成果を総括するとともに、平和構築のためのパートナーシップ、特
に大学・国際機関・NGO・政府から更なる連携を進めるための方途につ
き議論を深めるためのセミナー(今回で第20回)を開催します。併せ、
本年度より本格化する外務省の平和構築人材育成事業についての説明会
も行います。平和構築に関心をお持ちの皆様におかれては、是非参加い
ただければ幸いです。

日時:7月3日(金)17:30-20:00
場所:キャンパス・イノベーションセンター(東京地区)多目的室2
〒100-6011東京都港区芝浦3-3-6
(JR山手線・京浜東北線 田町駅下車・徒歩1分、
都営三田線・浅草線 三田駅下車・徒歩5分)
http://www.isl.or.jp/campusinnovation.html

テーマ:平和構築のためのパートナーシップを考える
−大学・国際機関・NGO・政府から更なる連携に向けて−

第1部 パネルディスカッション(17:30-19:00)
星野俊也(大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)
岸守一(国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所副代表)
熊岡路矢(日本国際ボランティアセンター理事/前代表)
木山啓子(特定非営利活動法人ジェン(JEN)事務局長)
紀谷昌彦(外務省総合外交政策局国連企画調整課長)

第2部 平和構築人材育成事業説明会(19:00-20:00)
中込正志(外務省総合外交政策局国際平和協力室長)
上杉勇司(広島平和構築人材育成センター・プログラムオフィサー)
荒川奈緒子(平和構築人材育成事業第1期生・外務省国際協力局多国
間協力課)

*平和構築人材育成事業ウェブサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/peace_b/j_ikusei.html
*広島平和構築人材育成センター・ウェブサイト
http://www.peacebuilderscenter.jp/index_j.html

参加費:無料
申込締切:7月1日(水)まで(注:会場定員が約60名のため、先着順
にて定員で締切とさせていただきたく、ご理解いただければ幸いです。)
申込・問合せ先:「平和構築フォーラム3周年記念セミナー参加申込」
(または問合せ)と件名に記入し、氏名、所属、電子メールアドレスを
ご記入の上、 info@peacebuilding.jp (担当:宮川)までメールをお
送りください。

主催:平和構築フォーラム

(平和構築フォーラム担当:紀谷 昌彦)
http://www.peacebuilding.jp/

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【6】  イギリス通信 -英国開発学勉強会(IDDP)
    「2009/2010年度新規スタッフ募集」
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●○●2009/2010年度新規スタッフ募集○●○

この度、英国開発学勉強会(IDDP)は、2009/10年度(本年9月開始予定)運営のための
新規スタッフを募集致します。

対象は、イギリスに本年9月以降在住予定の「国際開発」に関心のある方です。
2008/2009年度は、大学院(修士課程、博士課程)、学部、ファンデーションコースにて、
国際開発におけるキャリア形成を目指すスタッフを中心に活動しておりました。
IDDPの主な活動は、ロンドンでの定期的な勉強会の開催、イギリス通信の発行、です。
スタッフの方には、こうしたイベントやスタッフミーティングへの原則参加をお願いしていますが、
あくまでも学業優先で、各人のできる範囲内で広報やWeb作成などの役割を担当し、
IDDPの活動を支えて頂きます。
スタッフに参加ご希望の方は、お気軽に下記webフォーマットにてご連絡ください。
■Webフォーマット:http://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=cld0RVZnTUcyWDI3RjYtQ0h3U0hxcmc6MA..

これまでのIDDPの活動については、ウェブサイトをどうぞご覧下さい。URLは以下の通りです。
http://iddp.dreamblog.jp/
IDDP 2008/09年度スタッフ一同

(イギリス通信担当:松月さやか)

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【7】   「世銀プロ」ウェブ公開のお知らせ
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本日、世界銀行プロフェッショナル(「世銀プロ」)のウェブサイトを開設しました
のでお知らせいたします。http://www.wbpro.jp/

世銀プロは次世代の開発援助のリーダーを目指す若者を支援するために
立ち上げられた世銀日本人スタッフ有志が運営するイニシアティブです。
高校生、大学生•院生などを主な対象に、高度な専門知識、戦略的思考、
リーダーシップを兼ね備えた開発援助の専門家、特に、将来、世界銀行などの
国際開発機関で幅広く活躍できる人材の支援を目指します。

ウェブサイトでは世界銀行の組織、活動、就職方法などをわかりやすく
説明しています。また、世銀スタッフのインタビューシリーズ「世銀スタッフの横顔」
では世界中で活躍する世銀スタッフの仕事、世銀という国際機関で働くことの楽しさ、
成功する秘訣、学生時代の話や私生活の様子について、スタッフの生の声を
レポートします。

ウェブサイトと平行して開設されているブログサイトでは、毎週、世界中に
散らばる世銀スタッフが仕事から開発問題、生活文化など個人の資格で気軽に綴ります。
http://wbproblog.sblo.jp/

世銀プロではボランティアで世銀プロの活動を支援してくださる方を常時募集
しております。ボランティアの仕事は幅広くあります。基本的に、年齢、職業に関わりなく、
国際開発問題や世界銀行などの国際開発機関に興味があり、やる気のある方
なら何方でも参加していただけますが、現在、1)米国ワシントンDC周辺在住で
スタッフインタビューをお手伝いしてくださる方、2)同じくDC周辺在住で
世銀プロのウェブマスターを担当してくださる方、3)日本、海外の高校・大学で
日本人学生の方に世銀プロの活動について宣伝してくださる方、を急募しています。
ご興味のある方は volunteers@wbpro.jp までお気軽にお問い合わせください。

その他の世銀プロに関するお問い合わせ、ご意見、ご感想は info@wbpro.jpへご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

世銀プロ
タスクチーム一同

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編集後記     「Dead Aid論」
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私が最近気になっているのは、Dambisa Moyo女史の本「Dead Aid」に関する
議論が続いていることです。ルワンダのカガメ大統領がFinancial Timesに
「Dead Aid」に賛同する記事を投稿したり、サックス教授が反論記事を出したり、
BBCの番組がMoyoさんとODI所長を招いて援助について議論したり・・
と広がっていて、「Dead Aid」が援助否定論の代名詞となりつつあるのかもしれません。

この流れを見ていると、同書は、2015年が近づき、金融危機があって、
援助のやり方が見直されている中で、よいタイミングで出てきた本だという気がします。
議論の内容は新しくなくても、援助は役に立ったのか?今のやり方でいいのか?
いつまで続けるのか?など、「Dead Aid」が投げかける問いは、
援助業界の中にいる人たち(私含め)が、今の援助について再考し、
再定義するよい機会を与えているように思います。(粒良)

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    DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
         「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(
info@devforum.jp )まで電子メールアドレスをご
連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
ーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している
「devforum参加者の共通理解」に目を通していただいた上
で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ
いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。
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編集担当:早川 元貴/江尻 由美
編集後記:粒良 麻知子
発行:ワシントンDC開発フォーラム