2005年11月15日号(「ほっとけない」25万ドル寄付、APEC 閣僚会議、他)


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2005年11月15日発行
       http://www.developmentforum.org/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

    「「ほっとけないキャンペーン」世界基金に25万ドル寄付」
  「APEC閣僚会議」
  「ユネスコGlobal Monitoring Report 2006」
    「情報社会世界サミット」
 
【2】 ワシントンDC開発フォーラムウェブ更新情報

【3】 地球に乾杯!NGO:行動変容

【4】 保健ネットワーク最新情報:
保健MDGハイレベル・フォーラム、世銀アフリカアクション・プラン、
TIME Global Health Summit、他

【5】 国連フォーラム:
ODAと安保理改革、スマトラの災害復旧のその後、
国連フォーラム勉強会記録、第3回「フィールド・エッセイ」 他

【6】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
   貧困削減戦略(PRS)実施フォーラムへの貢献、
   現地ODAタスクフォース遠隔セミナーの開始

【7】 GRIPS 開発フォーラム最新情報:
    アフリカの森、開発プロセス管理と援助マネージメント

[編集後記]  「日本の教育に必要なものは?」

今回の担当は、フライデー・ワールド(www.fridayworld.org)の山崎 泉
さんです。

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘info@developmentforum.org までご連絡ください。

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  −日本関連−
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●「ほっとけないキャンペーン」から世界エイズ・結核・マ
ラリア対策基金に25万ドル寄付が発表されました。
http://www.hottokenai.jp/news/index.html

●政府開発援助(ODA)白書2005年版 本編が発表されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/whats/051104_01.html

●アジア太平洋経済協力(APEC)閣僚会議が14日から韓国
の釜山で開催されています。
http://www.apec2005.org/

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 −マルチ・ドナー関連−
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●”Creating Jobs to Fight Poverty and Strengthen
Democratic Governance”をテーマに米州サミットが4日から
開催されました。
http://www.summit-americas.org/NextSummit_eng.htm

●OECD/DACからポリシー・ブリーフ“Culture, Gender and
Growth”が発表されています。
http://www.oecd.org/dataoecd/55/50/35636812.pdf

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  −国連関連−
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●ユネスコから「万人のための教育」に関する年次報告書
“Global Monitoring Report 2006 − Literacy for Life”
が発表されました。
http://portal.unesco.org/education/en/ev.php-URL_ID=43009&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

●ICTの世界経済へのインパクトを分析した報告書
Information Economy Report2005がUNCTADから発表されまし
た。
http://www.unctad.org/Templates/WebFlyer.asp?intItemID=3591&lang=1

●国際連合情報社会世界サミットが16日からチュニジア、チ
ュニスで開催されます。
http://www.itu.int/wsis/

● 来年度の戦略、プログラムをまとめたGlobal Appeal 2006
がUNHCRから発表されています。
http://www.unhcr.ch/cgi-bin/texis/vtx/template?page=publ&src=static/ga2006/ga2006toc.htm

● Africa Renewal information programmeからウェブページ
“Africa, the UN World Summit and Beyond”が立ち上げら
れました。
http://www.un.org/ecosocdev/geninfo/afrec/worldsummit/index.html

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  −ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−
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●英国シンクタンクODIからWTOポータルが発表されていま
す。
http://www.odi.org.uk/wto_portal/index.html

●同じくODIのHumanitarian Policy GroupとCenter on
International Cooperationからポリシー・ブリーフ“The
currency of humanitarian reform”が発表されています。
http://www.odi.org.uk/hpg/papers/Humanitarian_reform.pdf

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【2】 ワシントンDC開発フォーラムウェブ更新情報
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以下の通り、フォーラムのウェブに掲載させていただきまし
たのでお知らせします。

9月6日BBL「国際的な援助潮流と我が国のODAへのチャレンジ」
記録(レター) http://www.developmentforum.org/records/050906oda.doc
記録(A4)   http://www.developmentforum.org/records/050906oda_A4.doc

10月24日BBL「復興支援における教育協力のありかた
-アフガニスタンにおける日本の協力を例として-」
記録(レター) http://www.developmentforum.org/records/051024afghan.doc
記録(A4)   http://www.developmentforum.org/records/051024afghan_A4.doc

〈ウェブ担当:灘本智子〉
http://www.developmentforum.org/

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【3】 地球に乾杯!NGO:行動変容
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新着コラムは下記のとおりです。

●11月14日/行動変容へのあくなき挑戦 (位田 和美)
→セネガルへ赴任して1年半が経過。ここにきて「啓発活動」の限界を感じ始めてい
る。村人への知識伝達がある程度達成できたと感じられる現在、もう一歩踏み込ん
で村人の「行動変容」への動機づけを目標としている。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/051114ki.html
http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/2005/11/post_7b7a.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net
 http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/

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【4】 保健ネットワーク最新情報:
保健MDGハイレベル・フォーラム、世銀アフリカアクション・プラン、
TIME Global Health Summit、他
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以下の投稿がウェブサイトのBlogに掲載されて います。

● WHOと世界銀行共催の保健のミレニアム開発目標に関する
会合、High-Level Forum on the Health Millennium
Development Goalsが今週月曜日からパリで開催されます。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=127

●9月に世銀理事会が承認したアフリカアクションプランが
紹介されています。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=126

●米誌TIMEマガジン、ゲイツ財団主催のTIME Global Health
Summitが、世界各地から保健・医療の専門家、著名人、財
界、メディア関係者を集めてニューヨークで開催されまし
た。
http://dev-health.jugem.jp/?eid=118

(保健ネットワーク担当:大野尚子・早川元貴・吉田友哉)
http://dev-health.jugem.jp/

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【5】 国連フォーラム:
ODAと安保理改革、スマトラの災害復旧のその後、
国連フォーラム勉強会記録、第3回「フィールド・エッセイ」 他
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●以下の投稿がウェブサイト(URL下記)に掲載されています。

(1)ODAと安保理改革
http://blog.unforum.org/archives/50169646.html
(2)勉強会「PKOの3つの視点―ミッション、国連本部、安保理」へのコメント
http://blog.unforum.org/archives/cat_1495822.html
(3)勉強会「1994年カイロでの国際人口開発会議(ICPD)後の
UNFPAを取り巻く環境の変化について」記録
http://www.unforum.org/meetings/2005-11-1.html
(4)スマトラの災害復旧のその後
http://blog.unforum.org/archives/50188666.html
(5)第3回「フィールド・エッセイ:タンザニアの援助協調の現状と
UN/UNDPの役割について」
http://blog.unforum.org/archives/50188685.html

(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/
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【6】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化)
貧困削減戦略(PRS)実施フォーラムへの貢献、
現地ODAタスクフォース遠隔セミナーの開始
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●11月15〜17日、バングラデシュ貧困削減戦略(PRS)実施フォーラム
が開催されています。議題は、(1)PRSP実施、(2)社会開発、
(3)貿易・投資・民間セクター開発、(4)ガバナンス、
(5)調和化・援助効果向上です。日本は(5)のとりまとめを担当
している他、(1)と(3)でも主要論点の問題提起も担当しています。
大使館・JICA・JBICで議題毎に分担し、ドナー調整過程で準備文書に
日本のメッセージを盛り込むことができました。フォーラムの様子は、
追って現地ドナー調整グループ(LCG)のウェブサイトに掲載される予定です。
http://www.lcgbangladesh.org/

●同じく11月15日、現地ODAタスクフォース・遠隔セミナーが、
世界銀行東京開発ラーニングセンターとJICAバングラデシュ事務所を
結んで開催されました。
「案件形成のためのナレッジ・シェアリング・セミナー」と銘打って、
第1回目は教育セクターを取り上げ、外務省、JICA、JBIC、大学、
ユニセフ等、教育開発に関係する多くの組織のキーパーソンに参加
いただきました。今後、保健やガバナンスなども取り上げたいと
考えています。このセミナーは、
(1) セクター毎に日本が持っている実践的かつ最新の情報・
知見について、特に現地ODAタスクフォースのニーズを踏まえて
整理し、幅広く共有すること、
(2)東京と当地の対話を通じて、スキーム間連携や援助協調を
活用したプログラム化を推進するための具体的方策を検討すること、
の2点を主な目標にしています。
資料や議事録は、世界各地の現地ODAタスクフォースのために、
追ってFASIDのウェブサイトに掲載される予定です。
http://www.fasid.or.jp/oda/index.html

(バングラデシュ・モデル担当:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/
http://www.kiya.net/

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【7】 GRIPS 開発フォーラム最新情報:
    アフリカの森、開発プロセス管理と援助マネージメント
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●今般、GRIPS開発フォーラムでは「アフリカの森」ページを企画しました。感想文
コーナーとして、開発分野に限らないアフリカについて書かれている研究図書を読ん
でどのような政策インプリケーションがあるかを探ってみたり、また、海外の援助機
関が公表するブリーフィング・ペーパーを簡単な日本語でまとめつつも独自の分析を
加えてみたりと、新しい切り口でアフリカ情報を紹介してみよう!というページで
す。将来的にはいろんな企画が盛り込まれそうな気配もしています。まだ情報が乏し
く砂漠状態ですが、今後、「森」にしていきたいと思いますので、宜しくお願い致し
ます。
http://www.grips.ac.jp/forum/africa/index.htm

●GRIPS開発フォーラムでは、今年度の研究テーマの一つとして、タイ・マレーシ
ア・フィリピンを対象に彼らが自国の開発と外部からの援助を過去どのように管理し
てきたかを探り、現在の途上国によるキャパシティ・ビルディングへの取り組みに対
する示唆を得るための調査を開始しました。今般、その予備調査と位置づけてGRIPS
チームが10月2日から15日まで3カ国を訪問しました。調査TORと出張報告をウェブに
掲載しましたのでご覧下さい。また、本調査におけるコメントも受け付けております
ので是非どうぞ。

出張報告(pdfファイル、112KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/AidMgt/ASIAmission0509.pdf

調査TOR(和文、pdfファイル、30KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/AidMgt/AidMgtTor.pdf

調査TOR(英文、pdfファイル、81KB)
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/AidMgt/AidMgtTorEn.pdf

(GRIPS開発フォーラム担当:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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[編集後記]   「日本の教育に必要なものは?」
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現在、途上国の教育政策に関わっているのであるが、自分が
日本人であるということから、日本を軸にして各国の教育シ
ステムを吟味することも多く、そうすると、日本の外を見れ
ば見るほど、日本が気になってくる。そして、最近は心配に
なってきた。

最近の青少年の自殺や犯罪の報道を知るたび、また教師の友
人達の壮絶な体験談を聞くたびに、日本の教育システムも、
質は違えど途上国と同じくらい課題が山積みなのではないか
と思えてくる。

ゆとり教育の弊害といわれる学力低下や競争力のための人的
資源開発というのも大きな課題である一方で、私は特に、そ
れらの土台となるもの、対人能力、精神力、体力、規律とい
うものが、従来に比べて低下していてそれが大きな問題では
ないかと思っている。

これらの基礎的な能力が低下した原因は何であろうか。

戦後、日本は高度経済成長を経、物質的に非常に豊かな社会
になり、それに伴い、核家族化や、夫婦の共働き、従来の地
域社会の崩壊が生じた。

核家族化や共働き自体が「悪」というのではないが、子ども
の成長過程に関わる人間が減ったのは確かではないだろう
か。それが、親の子育ての負担を増やし、母子癒着やニグレ
クトのような問題も生み出しやすくしたのではないだろう
か。

戦争を経験し戦後日本を支えた世代の多くは自分達の子ども
には豊かな暮らしをさせようと頑張ったわけであるが、それ
が子どもを甘やかすことにもつながり、その子どもがさらに
甘い子育てをしているという指摘も多くある。

また、子どもが「キレル」のは、不規則な食生活にあるとも
いわれている。情報社会で頭ばかりを使い身体を使わず、ア
ンバランスな体の使い方をしているのが問題だという指摘も
ある。

このように、原因について考え出せばきりがないのである
が、この問題や改善策についてもっとじっくり探っていきた
いと考えている今日この頃である。そして、日本を含め先進
国の教育におけるこうした経験も、開発において生かせるよ
うにしたいものだと思う。(山崎)

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    「メーリングリスト(devforum)」
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編集担当:早川 元貴
編集後記:山崎 泉
発行:ワシントンDC開発フォーラム
DC開発フォーラム