3/09付


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ワシントン DC開発フォーラムの皆様、

今回のご連絡(3/9付)は以下の10点です。

【1】DCフォーラムウェブ更新:「戦後日本の生活改善運動と途上国の農村
開発」「日本の国際開発コンサルタント」「多角協力の意味合いと方向性
を考える」
【2】地球に乾杯!NGO:ドナーの事情/コーディネーターの役割
【3】イギリス通信更新情報:「都市開発計画」「環境と持続可能な発
展」
【4】ジェンダーJネットワーク更新情報:「ジェンダーと開発」ワークシ
ョップ
【5】教育ネットワークウェブ更新
【6】バングラデシュ・モデル:セクター別検討会、BRAC体験記
【7】FASID BBL:「日本のシビル・ソサエティの対外協力の課題と展望」
(3/25:東京)
【8】FASID開発援助情報システムDAKIS最新情報のお知らせ
【9】GRIPS開発フォーラム:「Vietnam Development Forum (VDF)」
【10】オックスファム・ジャパン「私たちは世界を変えられる ―NGOの可
能性」(3/13:東京)

[編集後記]

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【1】DCフォーラムウェブ更新:

以下の通り、フォーラムのウェブを更新しましたのでお知らせします。

1.3月2日BBL「戦後日本の生活改善運動と途上国の農村開発−日本型貧困
削減アプローチは可能か−」の概要を掲載しました。
http://www.developmentforum.org/records/summary040302.htm

2.2月12日BBL「21世紀に於ける日本の国際開発コンサルタントの役
割」の概要を掲載しました。
http://www.developmentforum.org/records/summary040212.htm

3.1月28日BBL「多角協力の意味合いと方向性を考える」の概要を掲載し
ました。
http://www.developmentforum.org/records/summary040128.htm

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【2】地球に乾杯!NGO: ドナーの事情/コーディネーターの役割

新たに次のコラムを掲載しています。

●3月8日/ドナーの事情と農村開発プロジェクト支援 (杉原 ひろみ)
→NGOや現地コミュニティが実施機関となって行う農村開発プロジェクト
 (草の根無償資金協力)の発掘・支援業務が一番難しいと感じた理由を、
 政府開発援助(ODA)が抱えるジレンマ、草の根無償資金協力の特殊性、
 ドナーとNGOとの関係から分析。
 http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/040308hs.html

●3月1日/コーディネーターの役割 (岩岡 いづみ)
→米国NGOのボランティアプログラムで1年ジンバブエの農村に住む中、
 外務省・草の根無償資金協力の支援を得て、教育開発プロジェクトの
 コーディネーターを行う。地方政府と日本大使館の間に入り、数々のジレ
 ンマの中で苦悶を強いられたが、双方が最も有益に働くよう調整すること
 がどういうことか学ぶことができた。
 http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/040301ii.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net

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【3】イギリス通信更新情報

第8回 都市開発計画 〜急速な都市化が生む諸問題の解決〜(山崎 江利
奈)

2003年9月に終了したMSc in Urban Development Planningの修士課程には、
15名の学生がおり、アジア出身者が半分を占めていました(日本人は2人)。
このコースの特色は、開発の対象を都市部としていることです。多くの途上
国では、急速な都市化が社会・経済・政治的な変化を生み、人々の生活環境
を悪化させているという事態が見られます。その改善や解決のために開発計
画、都市政策はどう対応すればよいのか、それを研究することがコースのテ
ーマです。都市部という社会・経済・政治活動の集積した環境において、そ
こで生活する全ての人々が食事や仕事、住宅や交通、上下水道、医療や教育
といった公的なサービスにアクセスするためには、どのような政策や計画が
必要で、またいかに実施されなくてはならないかー。その中で、都市計画
家の役割とは、その限界と可能性とは何かといったことを理論と実践の側面
から研究します。http://www.developmentforum.org/uk/008.htm

第9回 環境と持続可能な発展(望月由美香)

University College Londonの修士課程Development Planning Unitの
Environment and Sustainable Developmentプログラムで、私は開発学の理論
を様々な方向から(環境、環境政治、環境法、ジェンダー、社会開発、貧困
との関係など)学ぶと同時に、ロンドン東部の未開発地域やガーナでのコン
サルティング研修を通じ、理論と現実の狭間で生じるギャップをどのように
埋めるか、といった、実質的な活動をしました。地元の団体や地域の人々と
のインタビューでは、開発を進めるにあたって生じる衝突、地元住民への配
慮の不足、住民の本音などを聞くことができ、とても貴重な経験となりまし
た。特にガーナでの視察では衝撃的な現実を前に、言葉を失いつつも、短期
間で行った地元民とのインタビューを通じ、彼らの切実な思いを知り、環境
、経済、政治、社会の4方向からのコンサルティングを進め、最終報告書を
製作しました。修士論文では、ブラジル、ポートアレグレの住民参加型環境
予算政策を研究し、開発における地元住民の参加の重要性、及びそれに伴う
地域の特性や地元民の要求に柔軟な開発計画の有効性を学びました。
http://www.developmentforum.org/uk/009.htm

(イギリス通信担当 灘本)

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【4】ジェンダーJネットワーク更新情報

2004年2月28日(土)にIDDP主催で行われましたワークショップ「ジェンダー
と開発−教育・保健・貧困・グローバリゼーションを通して考える−」の資
料を一部掲載しました。
http://www.developmentforum.org/gender/index.htm

1. 第一部 プレゼンテーション
アイスブレ−キング「ジェンダーと開発クイズ」(日西)
http://www.developmentforum.org/gender/material/genderquiz.ppt

「ジェンダーと開発WIDからGADへの潮流(PPT46KB)」(灘本)
http://www.developmentforum.org/gender/material/gad.ppt

2. 第二部 スモール・セッション(グループ討論)
教育(木村、松林、中尾)
http://www.developmentforum.org/gender/material/education.doc

保健「アフリカにおけるHIVエイズの女性化現象を考える」(灘本)
http://www.developmentforum.org/gender/material/hiv.doc

参考資料:ボツワナ国別情報
http://www.developmentforum.org/gender/material/Botsuwana.doc

グローバリゼーション(日西)
http://www.developmentforum.org/gender/material/gender_globalisation.
doc

(ジェンダーJネットワーク担当 灘本)

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【5】教育ネットワークウェブ更新

□People who are concerned about education issues

JBICの木村出さんが新しく参加してくださいました。木村さん
は、現在JBICのマニラ駐在員事務所にいらっしゃいます。木村
さんがお書きになった論文の中には高等教育支援について、東
南アジアの教育の研究などがございます。

今回メーリングリストの方にも入っていただきましたので、こ
れから木村さんからご意見をいただけるのを大変楽しみにして
おります。

木村出さんのページ
http://www.developmentforum.org/education/Kimura.htm

People who are concerned about education issuesのページ
http://www.developmentforum.org/education/people.htm

□Norragについて。

リンク先にNorragを追加いたしました。
Norrag はSwiss Agency for Development and Cooperation(SDC
), Swedish International Cooperation Agency(Sida) そ
して イギリスのDepartment for International Development
(DFID)の支援によって成り立つ、開発に興味を持つ人たちの
グループです。ウェブサイトから無料で会員になることができます。
Norragのページ
http://www.norrag.org/index.php

GEFAのリンクのページ
http://www.developmentforum.org/education/link.htm

☆Norragの情報は神戸大学の小川先生からいただきました。

GEFAのウェブサイトのURLは以下の通りです。
http://www.developmentforum.org/education/

以上です。ご意見ご感想お待ちしております。

GEFAフォーカルポイント 利根川佳子
(yoshikom55@yahoo.co.jp)

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【6】バングラデシュ・モデル(現地機能強化):国際機関、民間セクター
開発、アイデンティティ、ストリートチルドレン、現地ODAタスクフォース

●2月23日開催の開発援助勉強会「対バングラデシュ援助戦略と各国際機関
から見た日本のODA」の議事録をウェブサイトに掲載しました。UNDP、
UNESCO、UNICEF、FAOの現地での活動状況の紹介や日本への提言(「『ドナー
は元気で留守がいい!?』から・・・もっと元気で『うるさい』ドナーへ」
など)、更に国際機関間の活動の重複、国際機関と日本のODAの連携、日本の
ドナー会合への対応等についての議論がありました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/040223minutes.htm

●2月29日開催のJICA民間セクター開発調査団ワークショップでは、民間セ
クター開発分野での日本の対ASEAN支援の経験を踏まえ、バングラデシュへの
支援のあり方を検討しました。調査団プレゼン資料は次の通りです。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/Workshop%202004_02_29.ppt

●日本・バングラデシュ交流メールマガジン第2号(3月4日付)では、バ
ングラデシュの国民的アイデンティティの課題やストリートチルドレンにつ
いて取り上げています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/mailmagazine02.htm

●3月5日開催の現地ODAタスクフォース関連会議(於パリ)で、在バングラ
デシュ大の紀谷より「現地ODAタスクフォースは何を目指すのか−バングラデ
シュ・モデルの経験から考える−」と題しての問題提起を行いました。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/odatf.kiya.doc

(バングラデシュ・モデル運営委員会:紀谷)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/

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【7】FASID:第119回Brown Bag Lunch(BBL)のご案内
日本のシビル・ソサエティの対外協力の課題と展望

近年、対外協力において、政府、企業、シビル・ソサエティ等による各
主体の得意分野を活かしたパートナーシップの重要性が強調されている。
そうした中で、シビル・ソサエティの対外協力活動は極めて活性化してお
り、シビル・ソサエティの対外協力における役割はますます重視されるよ
うになってきている。

今回のBBLでは、山本正日本国際交流センター理事長を講師にお招きし、
「日本のシビル・ソサエティの対外協力の課題と展望」をテーマにご講話
いただきます。

講 師: 山本正氏(日本国際交流センター理事長)
日 時: 2004年3月25日(木) 開場 12:00 講演 12:30-14:00
場 所: FASID 4階研修室(千代田会館4階)
東京都千代田区九段南1-6-17 千代田会館
地下鉄九段下駅4番出口徒歩5分
地 域: http://www.fasid.or.jp/map.html
言 語: 日本語
参加費: 無料
申込締切日:3月23日(火) 

参加ご希望の方は、お名前、ご所属先名、電話番号を添えて、
bbl@fasid.or.jp
までお申込下さい。なお、昼食は各自ご持参して下さい。

お問い合わせ先
財団法人国際開発高等教育機構(FASID)国際開発研究センター(IDRI) 
担当:大原・笠原
〒102-0074 千代田区九段南1-6-17 千代田会館5階 地下鉄九段下駅4
番出口徒歩5分
Tel. 03-5226-0306/Fax. 03-5226-0023 /Email: bbl@fasid.or.jp

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【8】FASID開発援助情報システムDAKIS最新情報のお知らせ

国際開発高等教育機構(FASID)国際開発研究センターでは、国際開発援助動
向研究と題し、世界及び我が国の主要な開発援助機関における開発援助の戦
略およびプロジェクトの動向について調査研究を行い、我が国の開発援助コ
ミュニティにその成果を発信しています。

開発援助情報システムDAKIS(Development Assistance Key Information
System) (URL: http://dakis.fasid.or.jp/) は国際開発援助関連情報を簡潔
に整理し、日本の開発援助コミュニティに提供することを目指した情報シス
テムです。以下が最新の掲載情報となっています。

<>

■「国際開発援助動向研究会」会合の議事録
平成16年1月14日開催 第24回会合「Learning Network for Program-Based
Approaches(LENPA)の会合報告」
古田茂樹 国際協力機構企画・評価部援助協調室長代理
林薫 国際協力銀行開発セクター部長
http://dakis.fasid.or.jp/report/minutes.html

■課題別基礎情報 :「平和構築」、「農村開発」、「イギリス」
http://dakis.fasid.or.jp/report/information/index.html

■最新開発援助動向レポート:
No.11「第5回GDN年次会合(於ニューデリー)の成果」
http://dakis.fasid.or.jp/report/report.html

■開発援助の新しい潮流:文献紹介
No.36「UNFPA・Alan Guttmacher Institute, Adding It Up:The Benefits of
Investing in Sexual and Reproductive Health Care」
http://dakis.fasid.or.jp/report/reference.html

お問合せ:
国際開発高等教育機構(FASID)
国際開発研究センター
〒102-0074
東京都千代田区九段南1-6-17 千代田会館5F
Phone: 03-5226-0305/6
FAX: 03-5226-0023
E-mail: dakis@fasid.or.jp

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【9】GRIPS開発フォーラム

GRIPS開発フォーラムでは、ベトナム国民経済大学(NEU)との
共同研究プロジェクトとしてハノイに研究拠点「Vietnam Development Forum
(VDF)」の設置を進めてきましたが、このほど正式にオープンいたしました。
VDFではベトナム人の若手研究者の育成を図りながらも、
JICAーNEUプロジェクトで行われてきたベトナムの産業政策研究を
引き継いでいく予定です。その他、開発援助、社会政策、経済政策分野
での研究活動も行っていきます。

VDFのウェブサイトも一般公開になりましたので、是非お立ち寄り下さ
い。

●Vietnam Development Forum (VDF) ウェブサイト
http://www.vdf.org.vn/

(GRIPS開発フォーラム:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【10】特定非営利活動法人オックスファム・ジャパン 
設立記念シンポジウム&レセプションのお知らせ
「私たちは世界を変えられる ―NGOの可能性」

日本ではオックスファムの理念に共感する市民によりオックスファム・
インターナショナル日本事務所をベースにオックスファムのネットワー
クを利用した普及啓発活動、緊急救援の募金活動が続いていましたが、
2003年末にオックスファム・ジャパンとして特定非営利活動法人化され、
本格的に事業が始まりました。今回日本法人として新しい一歩を踏み
出したオックスファム・ジャパンの設立記念シンポジウムとささやかなレ
セプションを開催することとなりました。お誘い合せの上、ぜひお越しく
ださいませ。

 *準備に必要な人数把握のため、事前の申し込みをお願い致します。

http://www2.odn.ne.jp/oxfam/seminar/oj_symposium.htm#moushikomi

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[編集後記]

英国サセックス大学のIDSが発行するid21というメルマガがあります。
毎回、開発分野のさまざまな学術研究を実務者向けに咀嚼して報告し
てくれるなかなか読み易いメルマガの一つです(時間のある方には
Eldisのメルマガもお薦めです)。先週は、IDSのBob Baulch氏の‘Aid
for the poorest?’というペーパーが紹介されておりました。Baulch氏は
米国、日本、世銀などの主要ドナーのデータを基に、被援助国における
総貧困者数が世界の総貧困者数に占める割合とその被援助国へのド
ナーの予算配分を比較して、各ドナーがいかに貧困削減へ援助を集
中させているかを分析しております。Baulch氏の分析によると、総貧困
者数の多い国・最貧国により多い援助額を割り当てているドナーはオラ
ンダ、英国といった国で、米国、日本のODAは世銀、国連機関の援助
よりも貧困削減への集中度が低い(regressive)ということです。日本の
ODAに関して言えば、ヴェトナム、インドネシア、フィリピン、タイとい
った国が、世界の総貧困者数に占める割合に比べてはるかに多い援助
を受けているということが明らかにされております。これは、決して真新
しい指摘ではないようですが、最近の新ODA大綱の導入などを考える
と、今後も十分に議論されるべき点であるような気がいたします。(早川)

id21 Society & Economy Research
http://www.id21.org/society/s9cbb1g1.html

**DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と「メーリングリス
ト(Devforum)」**

ワシントンDC開発フォーラムのBBL関連情報(案内・レジュメ・議事
録)を
はじめとする活動情報に加え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに
関する主要な情報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途に送付していま
す。本情報サービスに記事掲載をご希望の方は、ニュース・トピック・人材
募集などを簡潔にまとめinfo@developmentforum.orgまで連絡いただければ幸
いです。また、本サービスにご意見やご示唆等ありましたら、お気軽に御連
絡下さい。dev-infoバックナンバーはこちらです。
http://www.developmentforum.org/mail/

また、「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」で
は、毎回のBBLについての意見交換の他、以前取り上げたテーマを含め、
より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する意見交換や情
報交換を行っております。相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意
見交換を確保するため、メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らか
にするとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用がされな
いようご配慮いただきます。本メーリングリストへの加入をご希望の方
は、info@developmentforum.orgまで御連絡下さい。

――――――――――――――――
編集担当:野口泰
編集担当補佐:早川元貴
発行:ワシントンDC開発フォーラム