March 31: Private Investment for MDGs (April 2), Literacy, GEF, Dev Consultants, NGO, US Assistance, Sri Lanka, Iraq, Africa, IDB Annual Mtg, Gender, Dev Education, Paris, GRIPS, MoFA Reform, Capacity Building, BBL Schedule


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ワシントン DC開発フォーラムの皆様

今回のご連絡(3/31付)は以下の18点あります。

【1】 今週のBBLのご案内:MDGs達成に向けての民間投資促進 (4/2)
【2】 先週のBBLのご報告:識字問題(3/24)、地球環境ファシリティ(3/26)
【3】 BBL議事録の公表:日本の開発コンサルタントに期待するもの(3/5)
【4】 地球に乾杯!NGO:貧困/文化/市民社会
【5】 寄稿:米紙報道に見る米国の対外援助(2001/10〜2002/9)
【6】 紛争と開発ネットワーク:スリランカ平和構築、イラク人道・復興支援
【7】 アフリカ・ネットワーク:イラク戦争の影響、米国の対アフリカ政策
【8】 ラテンアメリカ・ネットワーク:IDB年次総会(3/24〜26)
【9】 ジェンダーJネットワーク:JICAジェンダー・WID研究会
【10】 復活。提案「再」大募集!/子どものための「開発質問箱」
【11】 パリ通信(3/24〜28):調和化、評価、アフリカ貿易投資
【12】 GRIPS開発フォーラム:貧困削減とインフラ、英国援助事情
【13】 外務省機構改革最終報告(3/27)
【14】 国際シンポジウム「能力開発と有効な援助」(1/14〜16)
【15】 JICA研究報告書(客員研究員/準客員研究員制度)
【16】 ワシントン特派員のお粗末な冒険─アルゼンティン取材記─
【17】 dev-info共同編集者募集!
【18】 4月のBBL日程(新日程が加わりました)
―――

【1】 今週のBBLのご案内:MDGs達成に向けての民間投資促進 (4/2)

4月2日(水)に、BBL「ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けて民間投資を如
何に促進すべきか−MIGAでの経験から考える−」を開催します。井川紀道氏
(OECD、ADB、OECF、財務省国際金融局次長等を経て1998年より多数国間投資
保証機関(MIGA)長官)をお招きし、本テーマにつき問題提起をいただいた後、
出席者間で議論を深める予定です。MIGAのウェブサイトは次の通りです。
http://www.miga.org/
案内状は次のウェブサイトまたは本メール末尾をご覧ください。
http://www.developmentforum.org/invitation/030402.htm

出席される方は、4月1日(火)正午までに、本フォーラムBBL担当(江尻)に
氏名・所属先をご連絡いただければ幸いです。
yumiejiridev@aol.com
また、当地以外の方も含め、出席できない方におかれては、関連情報やご意見
を連絡担当までいただければ幸いです。議論に反映させていただきます。
info@developmentforum.org

【2】 先週のBBLのご報告:識字問題(3/24)、地球環境ファシリティ(3/26)

3月24日(月)のBBL「途上国の識字問題に如何に取り組むべきか−文書管理ア
プローチの視点から−」では、中村雄祐氏(東京大学大学院総合文化研究科超
域科学専攻(文化人類学)助教授)、久松佳彰氏(東京大学大学院総合文化研
究科国際社会科学専攻助手)より、ボリビアの現場での研究を踏まえ、ノン
フォーマル教育における識字問題は文書管理という観点から取り組むべきでは
ないかという問題提起をいただきました。これを受けて、ミレニアム開発目標
(MDGs)達成に向けて努力する中で、見逃されがちな視点や問題点をどのよう
に提示していくべきかという論点を中心に、出席者間の議論で様々な意見が出
されました。席上の議論の概要は次の通りです。
http://www.developmentforum.org/records/summary030324.htm
席上パワーポイント資料及びバックグラウンドペーパーは次の通りです。
http://www.developmentforum.org/records/material/030324.ppt
http://www.developmentforum.org/records/material/DfK%20version%202.3.pdf
また、識字問題については、JICA準客員研究員報告書「非識字問題への挑戦−
国際社会の取り組みとフィールドからの活性化の試み−」(2002年3月発行)が
JICAウェブサイトに掲載されましたので、併せご覧ください。
http://www.jica.go.jp/activities/report/kyakuin/200203_04.html

3月26日(水)のBBL「地球環境ファシリティ(GEF)を通じた地球環境保全への
日本の協力」では、中尾文子氏(地球環境ファシリティ(GEF)事務局生物多様
性部山岳生態系プログラム管理官/環境省より出向)より、GEFの経緯と日本
との関わりについての説明の後、日本がGEFを一層活用し、貢献する方途につ
き問題提起がありました。これを受けて、広く日本の地球環境問題における
リーダーシップ・体制のあり方や、バイやマルチの枠組みを補完的に活用する
方策等について、出席者間の議論で様々な意見が出されました。席上の議論の
概要は次の通りです。
http://www.developmentforum.org/records/summary030326.htm
席上パワーポイント資料は次の通りです。
http://www.developmentforum.org/records/material/030326gef.ppt
GEFのウェブサイトは次の通りです。
http://www.gefweb.org/

いずれも現在メーリングリスト(devforum)で議論継続中です。是非ご意見等を
連絡担当までお寄せいただければ幸いです。議論に反映させていただきます。
info@developmentforum.org

【3】 BBL議事録の公表:日本の開発コンサルタントに期待するもの(3/5)

3月5日(水)のBBL「日本の開発コンサルタントに期待するもの」(キックオ
フ:世界銀行東アジア太平洋局都市部門開発部首席業務統括官・鈴木博明氏)
が今般完成し、次のウェブサイトにて公表しました(レターサイズ・A4)。是
非ご一読いただければ幸いです。
http://www.developmentforum.org/records/0305consultant.doc
http://www.developmentforum.org/records/0305consultant-A4.doc
なお、同BBLの席上配布参考資料は次の通りです。
http://www.developmentforum.org/Articles/consultant.doc

【4】 地球に乾杯!NGO:貧困/文化/市民社会

2002年11月〜2003年2月掲載分のコラム集「総集編3」が完成しました。
よろしければダウンロードしてご覧下さい。
http://ngocolumn.hp.infoseek.co.jp/index.html

また、新たに次のコラムを掲載しています。
http://e-NGO.net
●3月31日/ペルー:天国に近い地獄の村(1) (上岡 直子)
→金鉱の村の児童労働プロジェクト。現場は過酷な自然・生活環境、児童
 労働、インフラ未整備など、様々な問題が山積する地獄の村だった・・・
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/030331nk.html
●3月28日/異文化間コミュニケーションを紐解く Vol.3−文化の種類
        (坂本 欣也)
→文化には国・産業・企業・職種・組織・個人といった多様な枠組みがあり、
 異文化コンフリクトの原因究明には多角的・洞察的に人間の心理を分析
 することが大切である。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/030328ks.html
●3月26日/クミ・ナイドゥの講演の意義(2)−市民社会・ガバナンス・
        グローバリゼーション (杉原 ひろみ)
→市民社会活動家、クミ・ナイドゥの講演内容紹介。市民社会組織とその
 役割の変化・問題点、市民社会とグローバリゼーション、ガバナンス概
 念の変化等を指摘。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/030326hs.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
http://e-NGO.net

【5】 寄稿:米紙報道に見る米国の対外援助(2001/10〜2002/9)

今般、米田博氏(JICA米国事務所長)より、「ワシントン・ポスト、ニュー
ヨーク・タイムズに見るアメリカの対外援助(2001年10月〜2002年9月) −ミ
レニアム・チャレンジ・アカウントの系譜−」をご寄稿いただきました。2001
年9月11日のテロ事件後、ドーハWTO閣僚会議、アフガニスタン復興支援会議、
モンテレイ開発資金国際会議等につき、米国での開発問題に関する報道振りを
追ったものです。要約・全文は次のウェブサイトからアクセスできます。
http://www.developmentforum.org/Articles/report.htm

【6】 紛争と開発ネットワーク:スリランカ平和構築、イラク人道・復興支援

(1) スリランカの平和構築へ向けて
スリランカにおける「紛争と開発」への取り組みの情報を集めて、ウェブサイ
トのトピックの頁で紹介しています。内戦後の経済再建と開発を実現し、平和
を定着させるためにODAをどう活用していくか、スリランカのケースを例に考
えていきたいと思います。
http://www.developmentforum.org/conflict/topics.html#srilanka

(2)イラク人道・復興支援の現状と課題
イラクの人道・復興支援について、戦略国際問題研究所 (CSIS)、外交問題評
議会(CFR)の報告書のほか、米国平和研究所や ウィルソンセンターでのイベン
ト概要、インターアクション(米NGO連合団体)やICRC等の情報を集めて、
ウェブサイトのトピックの頁で紹介しています。
http://www.developmentforum.org/conflict/topics.html#iraq
また、イラクの人道情報センターについて最新情報の頁で紹介しています。
http://www.developmentforum.org/conflict/new.html

(紛争と開発ネットワーク・フォーカルポイント:里見陽子)
http://www.developmentforum.org/conflict/

【7】 アフリカ・ネットワーク:イラク戦争の影響、米国の対アフリカ政策

(1)アフリカ関連ウェブサイト新着情報(3/22〜28)をアップしました。
http://www.developmentforum.org/africa/Mar22-28_03.htm
今週も、イラク戦争のアフリカへの悪影響についてのニュースが多かったで
す。観光業や石油への影響の他、NEPADへの世界の関心が下がることが心配さ
れています。ケニア観光局は戦略を練っていますが、こういった特定分野の緊
急事態に対して、援助機関がどのように対応・支援を行う予定なのでしょう
か。
また、USAIDのニュースレターには、大統領による各イニシアティブを含む、
USAIDの最新ニュースがまとまっていますので、ご関心のある方はぜひご覧く
ださい。
http://www.usaid.gov/regions/afr/pubs/docs/usaidafr_w03.pdf

(2)米国の対アフリカ政策
米国の対アフリカ政策関連ウェブサイトのリンク集が完成しました。
http://www.developmentforum.org/africa/USpolicyAfrica.htm
これから各項目にコメントをつけていきたいと思います。今後もアップデイト
を続けます。引き続き、皆様から情報・ご意見を頂ければ幸いです。
tsubura@zae.att.ne.jp

(アフリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:粒良麻知子)
http://www.developmentforum.org/africa/

【8】 ラテンアメリカ・ネットワーク:IDB年次総会(3/24〜26)

第44回米州開発銀行(IDB)年次総会が、ミラノにて3月24日から26日まで開催さ
れました。イグレシアス総裁演説、日本国総務演説、2005年IDB年次総会の沖
縄開催決定等について、関連情報のウェブサイトに掲載しました。
http://www.developmentforum.org/latin/news.htm

(ラテンアメリカ・ネットワーク・フォーカルポイント:大島千枝)
http://www.developmentforum.org/latin/

【9】 ジェンダーJネットワーク:JICAジェンダー・WID研究会

JICAは第二次分野別ジェンダー・WID研究会の第2回及び第3回の議事録を発表
しました。
http://www.developmentforum.org/gender/news/index.htm

1月8日に行われた第2回研究会では、UNDP、UNICEF各機関のジェンダーの取組
みについての説明があり、UNDPは6つの重点分野全てにおいて、ジェンダー主
流化を図っていること、UNICEFからは組織及び現場レベルにおけるジェンダー
主流化が行われていることなどが紹介されました。また、改訂中のODA大綱に
ジェンダーの記述を組み込むための働きかけを、研究会として積極的に行って
いくことが決められました。

1月31日に行われた第3回研究会では、ジェンダー、WID、GADの定義、研修の必
要性、評価に対する取組、組織間の連携や協力などに関して意見交換が行わ
れ、改訂中のODA大綱にジェンダーの記述を組み込むための要望文書案が作成
されました。

ジェンダーJネットワークでは、ジェンダーと開発に関する情報・寄稿などを
募集しております。ウェブに掲載すべき論文、ニュースなどがございましたら
灘本までお送りいただけると幸いです。
genderjnet@aol.com

(ジェンダーJネットワーク・フォーカルポイント:灘本智子)
http://www.developmentforum.org/gender/

【10】 復活。提案「再」大募集!/子どものための「開発質問箱」

昨年12月に「日本の国際協力を良くする提案大募集!」の企画を開始したもの
の、冬の季節を迎えておりました。寒かったワシントンにもやっと春が到来
し、今回久々にいただいたご提案(下記)を機に、息を吹き返したいと思って
おります。詳細はウェブサイトをご参照の上、どしどし提案下さい。皆様から
のご提案をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

(「提案大募集!」事務局:守満美紀)
http://www.developmentforum.org/100ideas/

<新提案>子どものための「開発質問箱」を作ろう!

開発問題を日々の仕事にしているオジサン・オバサン(やオニイサン・オネエ
サン)達は、途上国の貧困やエイズなど大変な状況を良く知っているけれど、
日本で平和に暮らしている子どもは、このような問題についてそもそも知って
いるのだろうか。開発問題のプロ達は、日本の普通の子ども達から、あまりに
遠くに離れてしまっているのではないか。

いろいろウェブサイトを見てみたら、JICAのいろんな事業や、開発教育協会の
活動が見つかったけれど、まだまだ足りない気がする。
http://www.jica.go.jp/classroom/index.html
http://decj.on.arena.ne.jp

もっともっと、大人の方から、子どもの質問を聞いたり、子どもに対して伝え
たいことを心をこめて話さなければいけないと思う。

NHKテレビの「課外授業・ようこそ先輩」や、JICAのサーモンキャンペーンの
ように、直接会って話せれば良いのだけれど、外国にいるとなかなかそういう
わけにはいかない。
http://www.jica.go.jp/classroom/salmon/index.html

かわりといってはなんだけれど、日本の学校の先生と協力して、子どもからの
質問に対して、開発実務者が精一杯の答えを書いてあげたらどうだろうか。
(素直な問いかけを受けて考えさせられるのは、大人の方かもしれない。)そ
れをウェブサイトに載せれば、多くの人が見てくれると思う。子ども達も、遠
い外国からの手紙だと、ワクワクするんじゃないだろうか。それに、一つの質
問にいろいろな答えが返ってくれば、子ども達は喜ぶだろう。(横から眺める
大人も面白いだろう。)

世界と日本の将来のために、子どもを育てるのは、他人ごとではない。ワシン
トンで、途上国の現場で、開発問題の最前線にいる人達こそ、一番新しいこと
を、直接子ども達に話しかけるべきではないか。

(以上、ワシントン在住・匿名希望)

【11】 パリ通信(3/24〜28):調和化、評価、アフリカ貿易投資

(1) DAC・援助手続き調和化タスクフォース(TFDP)第7回本会合(3/26、
於OECD)
調和化ハイレベルフォーラム(2/24〜25、於ローマ)を受け、今後、如何に調
和化を実施し、またモニタリングしていくか、如何にグッド・プラクティス集
を普及していくかという点を議論するために、3月26日に本会合が開催されま
した。特にモニタリングのための指標の設定が今回の会合の焦点となりました
が、議論は、モニタリングの目的、指標の対象(統一指標・国別指標、プロセ
ス指標・成果指標)、指標の性質(定性・定量)、指標のレベル(インプッ
ト、アウトプット、アウトカム)等の枠組みについて、メンバーがそれぞれの
考えを述べるに留まり、具体的には今後引き続き検討されることになりまし
た。TFDPは今回の開催をもって終了です。次回からはDACの新しい下部機構が
調和化のフォローアップを行う予定です。また、TFDP議長のリチャード・マニ
ング(英DFID)は、6月よりDAC議長に就任する予定です。
http://www.oecd.org/EN/document/0,,EN-document-731-nodirectorate-no-21-39450-15,00.html

(2)DAC・評価作業部会(3/27〜28、於OECD)
2年に3回のペースで行っている本会合が3月27〜28日にOECDにて開催され、各
メンバー本国より評価担当者が出席しました。今次会合では、評価における被
援助国の役割など同作業部会における取り組みについて議論がなされた他、各
メンバーの評価関連活動の紹介がありました。DFIDからは、財政支援の評価手
法に関する研究について紹介があり、2月のグラスゴーでのワークショップ
(日本も出席)の結果、今後関心ドナーが協力して研究を進めていくことが紹
介されました。関連情報は次の通りです。
http://www.odi.org.uk/pppg/activities/aid/budget.html

(3)OECD・貿易と投資に関するアフリカ会議(4/23〜26、於ダカール)
4月23〜26日に、セネガルのダカールにて、アフリカを対象とした貿易と投資
に関する国際会議が開催され、アフリカの官民、ドナー、有識者等が参加し、
アフリカの貿易と投資の促進にかかる障壁、官民連携の具体的な取り組み等が
議論される予定です。我が国は本会合を支援するために資金拠出を行いまし
た。また、日本人参加者によるプレゼンテーションも検討しています。
http://www.investrade-inafrica.org/

(パリ通信担当:菅原卓也)
http://www.developmentforum.org/paris/

【12】 GRIPS開発フォーラム:貧困削減とインフラ、英国援助事情

(1)貧困削減におけるインフラ整備の位置づけ:世銀との意見交換
GRIPS開発フォーラムは、PRSPプロセスに具体的施策を盛り込む段階で、貧困
削減効果の観点から大規模インフラをどのように位置づけるべきかという課題
を掘り下げるため、3月9〜14日に世銀関係者と意見交換を行ったところ、その
結果をご紹介します。皆様からのコメントをお待ちしています。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf02/0303_mission.pdf

(2)英国援助事情:アフリカを忘れないで!
JICA英国事務所長・山本愛一郎氏の英国援助事情3月25日付「アフリカを忘れ
ないで!」をGRIPS開発フォーラムのウェブサイトに掲載しました。
http://www.grips.ac.jp/forum/britain.htm

*先日、国連大学で行われた公開シンポジウム、「アフリカにおける『平和の
定着』を求めて」に出席したのですが、アフリカ諸国が直面している問題の大
きさに改めて気づかされました。分離してしまった国民の絆をいかにして深め
るのか、元兵士の社会復帰をどう促すのか、犯罪者(元兵士)に罰を与えずに
受け入れる時「正義」という概念は犯されないのか、手続き作業だけ民主化し
ても国民がそのなかに「Legitimacy」を見出さなければ民主化は根付かない、
など中身の濃い議論が聞けて大変勉強になりました。この夏はTICADIIIが開催
されますので日本の貢献に期待したいです。

(GRIPS開発フォーラム・ウェブ担当:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

【13】 外務省機構改革最終報告(3/27)

3月27日、川口が言う大臣は画言う小機構改革の最終報告を発表しました。記
者会見記録は次の通りです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/gaisho/g_0303.html#10

同最終報告書では、改革の柱として(1)外交戦略策定機能の強化、(2)日
本国民の保護と危機管理、(3)情報収集・分析能力の強化、(4)新たな国
際的枠組みの構築、(5)平和構築・定着に向けてのイニシアティブを掲げて
います。

開発関係では、「外交戦略策定機能の強化」の一環として、経済協力局につい
て次の通り言及があります。
「(前略」日本の外交政策の主要な手段であるODAに関する政策策定機能を抜
本的に強化する。(中略)
経済協力局―ODAの政策立案、実施に当たっては、外務省が中核となり各省間
の連携強化を図るため、ODAを担当する副大臣を置くとともに、経済協力局に
関係府・省調整担当の審議官、同政策課に関係府・省連携担当の企画官を置
く。また、被援助国の現状に応じ、『国別援助計画』を核として政府全体の政
府開発援助(ODA)政策を立案し、これを戦略的・効果的に実施するため、ス
キーム別の課編成から地域別重視の体制に移行する。(この体制への以降のう
ち、可能なものについては、平成16年度を待つことなく、15年度より前倒しし
て導入を図る。)」

また、「新たな国際的枠組みの構築」の一環として、「地球規模問題戦略本
部」を設置するとしています(同本部は人間の安全保障のための連携も担当し
ます)。

更に、「平和構築・定着に向けてのイニシアティブ」の一環として、経済協力
局と国際社会協力部併任の審議官を設置し、同審議官を長として関係局部によ
り構成される「平和構築調整委員会」を設置するとしています。

以上に基づく組織・機構改革の具体的措置も最終報告に盛り込まれています。

【14】 国際シンポジウム「能力開発と有効な援助」(1/14〜16)

1月14〜16日にマニラで開催された国際シンポジウム「能力開発と有効な援
助」(JICA・UNDP・世銀・CIDA共催)の報告が、JICAフロンティア3月号に掲
載されています(JICA企画・評価部企画課・岩崎英二氏執筆)。アフリカを中
心にセクター・ワイド・アプローチやコモン・ファンド等新しいタイプの援助
が模索される中で、日本として自らの経験を一層体系化し、国内と世界に向け
て発信し、援助の枠組み作りに積極的に貢献しようとする動きです。また、自
らも一層の改革が必要としています。
http://www.jica.go.jp/jicapark/frontier/0303/07.html

【15】 JICA研究報告書(客員研究員/準客員研究員制度)

JICAでは研究者の方に委嘱して研究報告書を作成しています(『客員研究
員/準客員研究員制度』)。これまでに完成した報告書は以下に記載したとお
りで、これらはJICAホームページからダウンロード可能ですので、皆様の
研究テーマとの関連でご関心がありましたら以下にアクセスしてみて下さい。
http://www.jica.go.jp/activities/report/kyakuin/index.html#02
また、客員研究員/準客員研究員に応募されたい方はこちらを御覧ください。
http://www.jica.go.jp/recruit/kenkyuin/index.html

【ダウンロード可能な報告書】
保健医療分野の援助指標に関する研究
自由貿易時代の投資法制の課題−直接投資促進型の制度インフラへ向けて−
ラオスの経済関連法法制の現状と協力の焦点
人口問題に関する総論と課題(前編)
−総論、出生率とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ、死亡率とHIV/エイズ−
人口問題に関する総論と課題(後編)
−人口高齢化、国際人口移動、都市化/国内人口移動− 
ヨード欠乏症に対するODAの役割に関する検討
ソーシャル・キャピタルの実際と運用
非識字問題への挑戦−国際社会の取り組みとフィールドからの活性化の試み−
「貧困」「法」「文化」−貧困層の正義へのアクセスをいかに伸ばすか−
人口問題に関する国際会議の論点の評価・分析
−リプロダクティブ・ヘルス/ライツの議論を中心に−
中近東諸国における身体教育の特質と国際協力のあり方に関する研究
現代インドネシア地方分権・自治の研究
平和構築のための教育協力に関する基礎研究
開発福祉支援事業にかかる事業モニタリング、成果測定/評価手法の研究
紛争と開発
南部アフリカ地域の中小零細企業育成に関する調査
−主要援助機関およびNGOの事例研究−
アフリカの地方分権化
−南アフリカ共和国の財政地方分権化と予算配分の公正に関する考察−

【16】 ワシントン特派員のお粗末な冒険─アルゼンティン取材記─

JICAフロンティア3月号に、時事通信ワシントン支局・中野哲也氏による「ワ
シントン特派員のお粗末な冒険─アルゼンティン取材記─」が掲載されまし
た。援助の「現場に人材がいるなあ」との率直な感想を述べる一方で、ODA政
策・戦略面での意識改革の必要性を訴え、またODAが「援助屋」の内輪話にと
どまらず、東京・新橋のガード下でサラリーマンが議論する日が来てほしいと
述べています。
http://www.jica.go.jp/jicapark/frontier/0303/06.html

同氏による昨年12月のアルゼンティン記事(世界週報)は次の通りです。
http://www.developmentforum.org/Articles/argentina.htm

【17】 dev-info共同編集者募集!

ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)の共同編集者を募集
します。

dev-infoは、日本の援助機関等で勤務している人に日本の他機関の動向や世界
の動向を伝達し、また国際機関等で勤務している人に日本の動向を伝達するこ
とにより、関係者間の情報・知見・問題意識の共有を推進することを目的とし
ています。

このdev-infoでカバーしているような情報につき興味があり、目的に共感して
いただける方、是非編集にご協力ください。編集する過程で、自分にとっても
大変勉強になります。また、編集した成果は広く関係者に共有され、ウェブに
も掲載されます。とりあえず、国内諸機関、他のドナー国・機関の公開情報確
認が一層入念にできれば、dev-infoの質が上がると思っております(今はなか
なか手が回っていません)。その他、関連テーマの記事執筆や連載とりまとめ
なども歓迎します。ご関心のある方は、連絡担当(紀谷)までご一報いただけ
れば幸いです。
info@developmentforum.org

【18】 4月のBBL日程(新日程が加わりました)

当面の本フォーラムBBL日程は次の通りです。4月9日にODA大綱、30日に
HIV/AIDSについてのBBLを新たにアレンジしました。ご関心とお時間のある回
に是非ご参加いただき、皆様のご意見を伺えれば幸いです。

4月2日(水)
「ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けて民間投資を如何に促進すべきか
 −MIGAでの経験から考える−」
キックオフ:井川紀道氏(多数国間投資保証機関(MIGA)長官)

4月9日(水)
「ODA大綱はいかにあるべきか−DC開発フォーラムからの貢献−」
キックオフ:紀谷昌彦氏(在米日本大使館一等書記官)

4月16日(水)
「2003年IMF・世界銀行春会合の評価と今後の課題」
キックオフ:
吉田正紀氏(世界銀行日本理事室理事代理)
三好敏之氏(IMF日本理事室審議役)

4月30日(水)
「HIV/AIDSの課題−米国と日本の果たすべき役割は何か−」
キックオフ:Dr. Constance A. Carrino (Director, Office of HIV/AIDS,
USAID / former Counselor & USAID Representative, US Embassy in Tokyo)
(この回は英語で行います)

[開催要領(各回とも)]
時刻: 12:15-14:00
(次第)12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
    12:30頃から キックオフ
    13:00頃から 自由討議(14:00終了)
場所: JICA米国事務所・会議室
    1776 Eye Street, N.W. Suite 895, Washington, DC, USA
    Tel: 202-293-2334、Fax: 202-293-9200
出席方法:会場準備等の関係上、開催前日正午までに、本フォーラムBBL担
当(江尻)に出席を希望する回と氏名・所属先をご連絡ください。
yumiejiridev@aol.com

―――
このワシントンDC開発フォーラム・情報サービス(dev-info)では、ブラウン
バッグランチをはじめとする本フォーラムの活動情報や、より広く開発戦略と
日本の関わりについての主要情報を、週1回を目途に送付していきます。皆様
方におかれては、掲載すべき情報等ありましたらご示唆いただければ幸いで
す。本情報サービスをご希望の方は、下記連絡担当まで、氏名・所属・電子
メールアドレスをご連絡ください。

ワシントンDC開発フォーラム(連絡担当・紀谷)
http://www.developmentforum.org
info@developmentforum.org
dev-infoバックナンバーはこちらです。
http://www.developmentforum.org/mail/index.htm